7日、プノンペンのトゥールスレン虐殺博物館での合同企画展開幕式典で、あいさつする沖縄県平和祈念資料館の呉屋禮子館長(共同)
【南風原】県平和祈念資料館の研修事業で来沖しているカンボジアのトゥール・スレン虐殺博物館員4人は24日、南風原町の翔南小学校5、6年生約170人に平和講話をした。館員らはポル・ポト時代の虐殺やカンボジアの風土・文化を紹介。同小の児童たちは独自に調べた沖縄の戦後や原爆について発表し、互いに平和を願う気持ちを交錯させた。
同館はポル・ポト時代に実際に虐殺に使用された施設を博物館にした。講演では館員のハン・ニサイさん(26)がポル・ポト時代を振り返り、1975年から79年までに約300万人の住民が犠牲になったことや重労働を強要されたことを報告。拷問の器具やその様子を写真や絵で説明した。
同小の二人が平和学習の成果を発表。津嘉山瑠南さん(6年)は1969年に米軍知花弾薬庫から毒ガスが漏れた事故や70年のコザ暴動など、沖縄の激動の戦後史を報告。大城桜さん(同)は今年8月に町の平和学習事業で広島や長崎を訪れた経験を述べ「戦争という争いで解決するのでなく、話し合いで解決をするべきだ」と訴えた。
4人の児童が感想を発表、比嘉琉渡さん(5年)は「まだ不発弾や地雷が残り、関係ない人がけがをしていることを知った」と話し、船越涼香さん(6年)は「沖縄戦でたくさんの人が犠牲になった。カンボジアのことを調べてこれからの勉強につなげたい」と決意表明した。
ケ・ソパンナカ館長は「沖縄とカンボジアは似た経験をしていて、すごくみなさんの思いやりを感じた。平和な世界をつくっていきましょう」と呼び掛けた。
☆ パオルポとの何であるかをよく理解も出来ない子どもたちに「沖縄とカンボジアは似た経験をしていて、」などと印象操作をし、「残虐非道の日本軍」はポルポトに負けない「住民虐殺」を行ったとでもいいたいのだろうか。 子どものうちから残虐と憎悪を植えつけて、一体どうするつもりなのか。 さらに一年遡ると、カンボジア「住民虐殺」展がなぜか石垣市で行われていたことがわかる。 「全体主義の島」と呼ばれる沖縄でも特に石垣市は、長年の極左市長の独裁政権の残滓(「ゾンビの会」など)多く見られる石垣市は、やはtり外来異種が増殖する地域なのでこのような「反日企画」がやりやすいのだろうか。 ■八重山毎日 2010年10月21日 10月 21日 2010 「住民虐殺」テーマに写真展
カンボジアのポル・ポト政権下で起きた住民虐殺などをテーマにした写真展「カンボジアの歴史と文化展」が21日に八重山平和祈念館で始まるのを前に、国立トゥール・スレン虐殺博物館の職員3人が20日、石垣入りし、展示の準備作業を行った。
同博物館のスタッフは2009年から3年間、JICA(国際協力機構)の事業で、平和に関する博物館の管理や運営について研修。今回石垣入りした3人は今月12日から来月5日まで県内に滞在し、県平和祈念資料館を拠点に資料の展示や館外での移動展、平和学習のノウハウを学んでいる。
今回の展示では、3人が同資料館の職員から助言を受けながらパネルの配置を考え、来館者が見やすいように工夫。住民虐殺や世界遺産のアンコール・ワットなどをパネル約50枚で説明している。29日まで。
カンボジアでは学校で平和学習を行う仕組みが整っていないため、3人は沖縄で行われている平和学習についても研修。21日には八重山農林高校で平和に関する講話を行うことにもなっている。
チェイ・ソフィルン副館長は「カンボジアでは学校のカリキュラムに平和学習が組み込まれていない。沖縄戦のことを後世にどのように伝えているのか学びたい」と話した。
ポル・ポト政権下の住民虐殺は75―79年に起こり、犠牲者は170―300万人と推定されている。同博物館はポル・ポト政権当時、虐殺が行われていた収容所「S21」の建物を使用している。
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