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琉球新報 2011年11月5日
≪ 【八重山】来年度から中学校で使用する公民教科書の採択が同一地区内で割れている八重山教科書採択問題で、将来、石垣市教育委員会が採択した教科書を使用する予定の石垣市内の小学生2人とその保護者らが、石垣市教委を相手に東京書籍版公民教科書の無償給付を確認する行政訴訟を提起する意向を固めた。保護者を支える市民が原告団を組織し、来週半ばにも那覇地裁に提訴する。教科書採択手続きの是非を問う行政訴訟は全国で初めて。≫
八重山教科書問題はこじれにこじれている。 いくらきれいごとをいっても、純粋な教育問題を逸脱してしまった。
裁判沙汰ともなれば、いまや政治問題に発展していることは誰の眼にも明らか。
裁判は恥の上塗りだと書いたが、原告が小学生が2人だと聞いて驚くと同時に呆れ果て絶句した。
子どもを政治活動に利用するのは左翼の専売特許といわれるが、2007年の「11万人集会」でも男女高校生に「オジーオバーがうそつくはずがない」などと演説させたり、今回の教科書問題でも八重山高校生の投書を琉球新報等に使いまわしし、集会でも利用して顰蹙を買ったことは記憶に新しい。
石垣市教委を相手取って行政訴訟して提訴するのが小学生2人だというのには愕然とするが、追い詰められた左翼勢力は、頭が可笑しくなったのか。
子供を裁判に利用することの愚かしさは、かの悪名高き八重山毎日でさえも 、10月22日の社説で「■教育に訴訟はなじまない」と正論を述べていたではないか。
≪住民団体は教科書採択の展開次第によっては行政訴訟を模索しているようだ。しかし、それは止した方がいい。教科書問題の解決に裁判はなじまない。思考力、判断力の十分に伴わない中学生、教科書を使用する当事者を脇に置いて市民運動の立場からの大人の争いにこれ以上子どもを巻き込んではいけない。≫(八重山毎日 10月22日社説)
恥も外聞もなく、己のイデオロギーのために、
子どもを裁判に利用する卑劣な「プロ市民」。
彼らに怒りを覚える方、
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【おまけ】
≪ 『昨日、東京での「さようなら原発」の集会と行進には、大江健三郎さんらの呼びかけで大勢が参加した。壇上から作家の落合恵子さんが訴えたように、平仮名しか読めぬ子が「ほうしゃのうこないで」とおびえる現実、捨て置けない』
これは21日の天声人語の一節であります。幼児が「ほうしゃのうこないで」とおびえるのは、大人がそのように教えるからで、幼児が見えない放射線を判断できるわけがありません。オームに「ほうしゃのうこないで」と教え、オームさんも言っているよ、というのと同じです。
わけのわからない子供の投書をとりあげ、自社の主張に利用するというのは朝日がよく使う手口です。今回、反原発の集会から、特にこの部分を取り上げたのは子供を利用するクセがついているためでしょう。けれど、この手口はいささか卑怯な感じがします。
情緒に訴えるやり方は、理をもって理解することの嫌いな人間を説得するには有効なのかもしれません。しかし原発をどうするかという問題は情緒で判断すべきだとは思えません。逆に子供を利用するような反対運動はその誠実さが疑われ、主張まで胡散臭いものに見えてしまいます。≫
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