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石垣保護者、提訴へ!「玉津悪代官」を

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8月以来延々と同じテーマの「八重山教科書問題」をエントリーし続ける当日記に対し、よくネタが続くものと呆れ返る友人知人が多い。 ネタが続くのは発狂3紙が入れ替わり立ち代り発狂してくれるから。

発狂の名に相応しいデタラメ記事を提供してくれるので、書きたくとも他のテーマを書く余裕がない、というのが本音である。 無理やり長期連続のギネス記録を狙っているわけではない。

その一方で、延々と続く八重山教科書騒動を、逆転、再逆転で下手なドラマを見るより面白いと不謹慎な発言をする友人知人もいる。

なるほど登場人物も悪徳奉行に悪代官、ヒトラーや夫唱婦随の移住活動家それに「ゾンビの会」といった魑魅魍魎が登場する現実を見ればマイケルジャクソンの「スリラー」見る思いで、興味は尽きないのであろう。

知人が小説より奇なりと興味本位になるのもむべなるかな、ではある。

さて、今朝の沖縄タイムスは久々に一面と社会面トップに「発狂見出し」が躍り狂っている。

★一面 トップ

≪石垣保護者、教委提訴へ≫

全員協議の有効性確認

東京書籍無償給付求め

★社会面トップ

玉津氏、本音と建前

≪教科書「裏の話 全部は見られない」≫(※【おまけ】参照)

採択協会議緑 県不信あらわ

住民不在に最終手段

石垣教委提訴 生徒へ配慮必要

【追記】10:45⇒八重山教科書:石垣の保護者、教委提訴へ

 

ひと言で言えば、「恥の上塗りをするつもりか、県民として恥ずかしい」ということである。

その一方で、いっそのこと法廷の場で「極悪複合体」が長年行ってきた「旧悪」の数々を白日の下に晒し、沖縄の教育界を駄目にしてきた「極悪複合体」を一気に壊滅に追い込む絶好のチャンスだと考えなくもない今日この頃である。

江川前教育長の旦那さんの必死の呼びかけで行政訴訟を決行とのことだが八重山教委を指導した文科省を提訴の相手にするかと思いきや、市教委を提訴の相手に選んだのには驚いた。

相手が文科省では荷が勝ちすぎると思ったのかだろうか。

それとも、玉津氏を徹底的に悪者に仕立て上げて、最終的にはお決まりの「県民大会」で脅しをかけるつもりなのか。

見出しを見る限りでは、扇動されて原告になる予定の保護者も、訴える相手を誰にすべきかで混乱しているようである。

提訴が実行されたわけではないので、訴状もできていない段階で、この発狂見出しには苦笑させられるが、仮に被告側の玉津教育長に「全員協議の有効性確認」「東京書籍無償給」という要求を突きつけたら、玉津氏も目を白黒して「お門違いだ」と呵呵大笑するだろう。

「全教委の無効性」も「竹富町の有償給付」も監督官庁の文科省の指導助言であり、指導される側の玉津氏側に文科省の責任を追及されても「お門違い」以外に言葉は見つからないだろう。

原告(とされる)側が新聞の第一面では文科省の責任を追及し、第三面では玉津氏の「強引な」教育改革を追求しているが、これは原告側の意見が二分してその混乱振りをうかがわせる。

三面では久々登場の又吉嘉例支局長が玉津氏の「協議規約の強引な変更」、「会議録や委員の非公開」、「無記名投票」、「教員が推薦しなかった育鵬社版公民教科書の選定、採択」など取り上げ解説をしているが、玉津氏の一連の教育改革を「強引」とは「違法だ」とはひと言も言っていない。

それはそうだろう、玉津氏の改革は又吉記者にとっては強引に見えるだろうが、それは又吉記者の思い込みであり、適法に規約改正等をした玉津氏の手法には悪徳奉行と悪代官の県教委さえも瑕疵を認めていない。

結局又吉記者は久々に登場しても負け犬の遠吠えのような解説では、良識ある読者の涙を誘うだけである。

昨日のエントリーで紹介した八重山毎日の読者・市原由香里さんの「本当のことが知りたい!」という誤解は、次に紹介する八重山日報の仲新城記者の懇切丁寧な記事を読めば全て解消するはずである。

これを機会に購読を八重山日報に変更したらどうだろうか。

 

■八重山日報 11月4日

混乱の早期収束を
文科省、ギリギリの妥協案

 八重山地区の公民教科書問題で中川正春文科相は、竹富町に対
し、来春以降使用される公民教科書を無償給与しない方針を示し
た。しかし県教委、竹富町教委は文科省方針に抵抗する構えを見
せており、混乱の収束は先送りされている。
 混乱が長引けば長引くほど「子どもの手に教科書が届かない」
恐れが現実化しかねず、自己の主張の正当化にこだわる県や町の
姿勢は疑問だ。
 義務教育は無償と定めた憲法の理念にのっとり、教科書は国が
自治体に無償給与することになっており、教科書無償化措置法な
どで手続きが定められている。
 だが同法では、採択地区(石垣市、竹富町、与那国町)は協議
して同一の教科書を採択することを求めている。石垣市、与那国
町は育鵬社版、竹富町は東京書籍版を採択しており、採択地区内
で採択教科書が食い違うと言う同法違反の状態だ。文科省は竹富
町が「違法状態」だと判断した。
 経緯を振り返ると、八重山採択地区協議会は、事前に定められ
たルールにのっとり、8月23日の協議の結果、育鵬社版を選定し
た。9月8日の3市町全教育委員による協議では、市教委、与那
国町教委の合意がないまま、多数決で東京書籍版を選定した。
 採択地区協議会の選定に対しては「会長の独断で規約が変更さ
れた」「教科書選定について実質的な議論がなかった」として、
不公正だとする指摘がある。
 しかし規約変更は会長の独断ではなく、総会で承認された。教
科書選定の実質的な議論がなかったというのであれば、全教育委
員による協議も同じだ。
 全教育委員のよる協議は、民主主義とは似て異なる手法で進め
られた。文科省が採択地区協議会の選定に軍配を上げたのは当然
といえる。
 ただ文科省は、竹富町教委の教科書採択権に配慮し、育鵬社版
の採択を強制できないと判断した。文科省方針に対し、育鵬社版
の反対派からは「憲法違反」、賛成派からは「違法状態の放置」
という批判が上がっている。双方とも納得していない。
 しかし現行法上の限界だというのであれば、文科省方針は、混
乱の収束に向けたギリギリの妥協案だといえる。県と町は採択の
やり直しか、教科書の自費購入を決断し、すみやかに混乱の幕引
きを図るほかない。
 文科省は今回のような事態の再発防止に向けて、関係法の改正
を検討する考えも示している。
 しかし、見過ごされがちなもうひとつの問題点は、今回の騒動
を通じ、育鵬社版の反対派、賛成派の駆け引きが、空虚なイデオ
ロギー闘争に終始したことだろう。
                    (仲新城誠)

          

【独り言】

あれほど「識者」たちが声高に叫んでいた「憲法違反」は、

一体どこへ消えたのでしょう。(笑)

 

【おまけ】

沖縄タイムスの「裏取り」無視の記事についてオトシタレの読んだか?ブログさんが皮肉っています。

※⇒沖縄タイムスは早急に不発弾の処理を   子どもを巻き込むのは左翼の得意技、原告は小学生!(怒)

                       ★

 

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八重山教科書 保護者と2小学生、石垣市教委を提訴へ

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