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中国!中国!前石垣市教育長夫妻の呟き

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昨日のエントリーで八重山教科書問題は左右両陣営から裁判の話しが持ち上がっていると書いた。

裁判沙汰の話は、八重山地区の良識を代弁する元小・中学校の校長・鳩間昇さんが、9月2日付八重山日報で既に次のように予見していた。

鳩間さんの慧眼は3ヶ月も前から問題の本質をお見通しだったようである。

■ 八重山日報 9月2日

寄稿  『教科書問題に思う』 鳩間 昇

 今回の教科書採択問題は第二の教科書騒動と思っている。第一は検定そのものを違憲として争った家永教科書裁判である。しかしこの裁判は殆どが家永側の敗訴であったことは周知のところである。
 なぜ裁判を持ち出すか、と言われるかも知れないが、今回の問題もいつもの圧力団体のパターンがこれまでと酷似しており裁判まで行き着くであろうと思うからである。

ウルトラCか?全教委登場!

八重山毎日は裁判沙汰は避けるべきと主張していたが、文科省の「竹富町有償」の見解が出るや、一変して行政訴訟を扇動する記事を掲載し始めた。

■八重山毎日 10月3日

緊急!教科書問題勉強会?
教科書無償制度を法的に考える
住民の視点で教科書をえらぶ会

≪(前略)この問題は市議会でも取り上げられました。 住民運動も続いています。 しかし石垣市の教育長は間違っていることを認めません。 石垣市と与那国町の教育委員間違っていることをしながらそれがまかり通ってしまうのでしょう。 市民は行政が決めたことを黙って認めなければいけないのでしょうか。
では教育行政の間違いはを私たちはどのようにすれば是正できるのでしょうか。 その手段の一つが行政訴訟です。 日本は三権分立の体制がとられています。そこでは行政の違法性は司法機関が判断してチェックできることになっています。そして司法機関に行政の違法をチェックしてもらうのは市民の役割なのです。行政訴訟というのは民事訴訟とは違います。行政が違法なことをしているかどうか国民自身が裁判所に判断してもらうことなのです。(中略)
私たちは現在の問題点とその解決を模索するために専門家をお招きして3回目の勉強会を開きます。 多くの市民の皆様のご参加をお待ちしています。(文責・江川義久)≫

詳細は後述するが、とりあえず文末の(文責・江川義久)に注目しておいて欲しい。

何故この人物が、石垣市教育長と与那国町教育長をこれほどまでに断定的に間違っていると発言するのか。

石垣市民ならこの名前にピンとくるだろうが、それは伏せてしばらく読んで欲しい。

鳩間さんが指摘する「いつもの圧力団体」とは沖教組・高教組等の「いつもの団体」が大声を張り上げているが、特に今回八面六臂の大活躍をしているのは歴代教育長で構成する「住民の会」を騙る「ゾンビの会」である。 

16年もの長きにわたる極左前市長の庇護の下、違法行為を続けてきた歴代教育長が、「玉津教育改革」により、「旧悪」が露見するのを恐れ必死に妨害行動に出た一環が上記江川義久氏の「アジ演説」ということが出来る。

歴代教育長の中でも、玉津教育長の前任の教育長は、自分の時代に公然と行われてきた調査員(教員)による「順位付け」「足きり」などは、教員による違法な事実上の採択が黙認されていただけに、「玉津教育改革」に戦々恐々と言われている。

そこで登場したのが元英語教員の江川義久氏。

そう、江川三津恵・前石垣市教育長の旦那さんである。

ご夫婦揃って教員出身の江川夫妻は、自衛隊や同盟国の米軍に猛反対であるが、尖閣諸島を虎視眈々と狙う中国にはいたって寛大で、ご夫婦で散歩するときも「中国、中国」と呟きながら散歩するというから、その「中国への思い入れの激しさには恐れ入ってしまう。

■チューゴク!チューゴク! (『邂逅』19号)----------

P1010026

 

 昨日の八重山山日報には教科書関連の記事はなかったが、「竹富町有償給付」の政府方針で、窮地に陥った八重山毎日は「ゾンビの会」などを総動員で、読者の誤誘導に必死のようである。

次の投稿文は八重山毎日のデタラメな記事を読んで教科書問題について混乱させられた読者の典型的な誤解を表していて興味深いが、誤解に一々反論する余裕はないので、太字強調で読者の注意を喚起しておく。


■八重山毎日 10月3日

本当のことが知りたい!    市原 由加里
 
私は、一連の八重山教科書問題に、市民として、とても関心を寄せている一人である。そして、私たちの知らないところで、何かが決められようとしていたことに危機感を覚えている。
 私の記憶では、竹富町教育長の「理解はしているが、納得はしていない」という発言を新聞で読んで、何かが起こっていると認識したように思う。気づいたときには、公民の教科書採択について問題が起こり、住民運動が起こっていた。
 そして、ぐっと関心を引き寄せられたのが、石垣市教育長の言動の数々である。文科省から助言を受けた県教育委員会の立ち会いの下、9月8日の八重山地区教育委員13人による教科書採択の一本化を図る協議の場が設けられた。その場で、採択方法をめぐって、「採択方法を多数決で決めてはならない」と猛反発し、協議の場から退席。そして、与那国町教育長も「(多数決は)数の暴力!」の発言。問題点があったとされた初めの教科用図書八重山採択地区協議会(8月23日)でも、無記名投票(多数決)による数で自分たちの意に即してように決まってきたのではないのか?規約改正についてもそれが言えるのではないか?あらためて、民主主義について考えさせられた。
 私たちは、日本国憲法により、思想等々さまざまな自由が認められている。だから、一人ひとり考え方や意見が多様な中、協議において全員合意は、まず難しい。だからこそ、十分な協り、最終的に多数決という手法をとるのだと理解している。選挙も多数決ではないのか?全員合意を主張する与那国・石垣両教育長の言動は、自分の意に添わない結果が導き出されることに対する詭弁(きべん)のように聞こえて仕方がなかった。
 しかし、一度は、教科用図書八重山採択地区協議会で決まったのかと思われた答申である。それを覆すそれなりの理由があったと思われるが、私たち市民には、その詳細が見えてこない。
 石垣市教育長の強引な手法、ルール違反、ルールが三度も変わった、委員の構成員が変わった、初めに育鵬社ありきのシナリオ通り等々、聞こえてくるが、その議事録は開示されず、市民にはその詳細はつかめないままだ。しかし、委員の構成、採択の方法によっても、導き出される答えは違ってくるのだということは分かる。
 そして、市議会でも与党多数(多数決)によって選任された自分が推す「育鵬社」を「民意」と理解しているという発言。ならば、教育行政を市民に公開することなく、不透明に進めていく手
法も民意なのだろうか?一方で多数決に反対し、一方で多数決を肯定する石垣市教育長の真意がつかめない。
 与党派議員が多数を占める市議会だが、自分たちの政権(主義・主張)を守ることではなく、市民の視点に立ち、不透明な部分が明らかにされることを市議会に期待した。しかし、野党議員
から提案のあった調査特別委員会の設置が「内容は明らか」と与党議員多数により否決されたことを新聞で知って、私たち市民は、ただ指をくわえて見ておくしかないのかと、がくぜんとし
た。
 すると翌日の新聞で、一市民が市教委に対し、8月23日の議事録開示を求めて請求ができること、情報公開条例があること、行政がその責任を果たしているのか問う行政訴訟というものがあることを知った。そうか!そういう権利が市民(国民)に与えられているのだ…民主主義社会の国民主権がここにあり、中3の公民で学んだ言葉として知っているだけだった三権分立(立法権、行政権、司法権)が、身近なものとなった。
 そして、先日、文科大臣の発言に衝撃が走った。これは、教科用図書八重山採択地区協議会の答申が有効とみなすような発言だ。私たち市民に、いくつかの矛盾点を残し不透明な部分が明らかにされないまま、それが有効だと国に決められようとするのは、
民主主義といえるのだろうか?
 育鵬社か?東京書籍か?という前に、私は、不透明な部分、矛盾点の本当のことが知りたい!
 文科省のホームページより文科省からの各都道府県教育委員会への通達を見つけた。「平成23年4月7日付23文科初第50号」「平成24年度使用教科書の採択について(通知)」より抜粋、「教科採択は、採択権者の権限と責任のもと、教科書の内容についての十分な調査研究によって、適切な手続きより行われるべきものであることを踏まえ、適正かつ公正な採択の確保を徹底するようお願いします。また、開かれた採択を一層推進するなど、引き続き、これらの趣旨を踏まえた改善を図るとともに、これらのことについて、域内の市町村教育委員会に対する適切な指導をお願いします」とあるように、問題ありと言われていた教科用図書八重山採択地区協議会は、規約改正も含め、教科書の内容についての十分な調査研究によって、適切な手続きにより行われていただろうか?開かれた採択の確保であっただろうか?
 私はそこの本当のことが知りたい!高3の城所愛美さんの「八重山の民主主義は大丈夫?」の問いかけは、有権者である市民一人ひとりに投げかけられている言葉だと私はとらえている。
 大人たちの見解の違い、主義主張の争いと片付けられてはいけない。私たち市民の知らないところで何かが決まろうとしていた事実に目を向けること。何が起こっているのか積極的に知ろうとすること。健全な民主主義社会は、そこから始まるのだと思う。
その責任は私たち大人一人ひとりに課せられている。子どもたちは私たち大人を見ている!

              ☆

ここでは反論しないといいながら、あまりにも八重山毎日のデタラメ報道に洗脳されすぎた投稿に一つだけ言わしてもらう。

>私たちの知らないところで、何かが決められようとしていたことに危機感を覚えている。

これまで極左前市長の16年間の間は、はたして教科書採択の様子は市民に知らされていたのか。

今回の教育改革で法令で定められている教科書展示会の存在さえ知らなかったという市民が多くいた。 いやそれどころか当事者の教員さえ展示会のぞんざいを知らぬ者いたことが報じられている。

圧力団体が罵声を上げる会場で静謐(せいひつ)な議論はできないというのは文部省の見解でもあるし、八重山協議会は教科書が正式に採択された後、公開すると言っているではないか。

>本当のことが知りたい! 

本当のことが知りたかったら、即刻八重山毎日を解約して、八重山日報に切り替えることをお勧めしたい。

念のために申しそえるが、当日記は八重山日報とは何のゆかりもない。


まぁ、いずれにせよ行政訴訟でもやって恥の上塗りをするのがオチだろうが沖縄県民としては恥ずかしい話である。

 

 江川義久氏のチューゴク!チューゴク!の情報は石垣市民と思われるオトシタレの読んだか?ブログから引用させてもらいました。

以下全文引用です。

10月16 チューゴク!チューゴク!

チューゴク!チューゴク! (『邂逅』19号)----------

 妻と街中を歩いているとき、またはスーパーで買い物をしているとき、彼女から、「チューゴク!チューゴク!」と声をかけられることがある。妻は中国人でもないし、周りに中国人らしき人、観光客もいない。もちろん、彼らのように大声で叫ぶわけでもないから私にしか聞こえない。むしろ子どもを諭すように小声で私にささやくのである。だから、私たちがこんな秘密めいた声のやりとりをしているのを誰も知らないであろう。しかし従順な息子のように私はかるくうなずき、その「暗号」に反応するのである。それを見て、妻は満足げに私に微笑み返すのだ。なにも惚気ているわけではない。夫婦間には社会的な約束にそわないコミュニケイションがある例を述べているのである。

 ウメボシ、という言葉を聞けば日本人ならおおかた唾液が出かかり、ひょっとこ口になるだろう。さて、「中国」はどういう反応をよびおこすだろうか。

 2010年の現時点で言えばやはり「尖閣諸島」、「中国漁船衝突事件」であろう。そこからは容易に「反中国」、「先島防衛」、等にイメージを高める(?)人たちも多いだろう。

 妻と私はさいわいもっと皮膚感覚で中国(人)をとらえている。

「反日暴動」が沈静化した2005年、上海、桂林を旅する機会を得た。マスコミが報じた反日の嵐はどこにも感じることはなかった。その逆に親しみと好奇心を示してくれた人が多かった。親近感と敬愛の念をもって彼らを見ると、日本人が学ぶべきものを多く持っていることに気づく。

 そのひとつが、皮膚感覚で言うと彼らの歩く姿勢であった。旅行中私たちは背筋をぴんと伸ばして颯爽と歩く若者を多く見かけた。私も時々妻から注意されるのだが、私たちの多くは背中を丸めてうつむき加減に貧相に歩く。あの旅行以来、「中国」という言葉は背筋を伸ばして歩くことを意味するように二人で決めたのである。

 いいイメージをもつ言葉を口にすることは生活を豊かにすると信じたい。
                                           江川義久

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 江川義久。江川・・・。すぐにピンとくる方もいるだろうが、あの方の旦那さんである。
 この夫妻は、「チューゴク!チューゴク!」とささやきながら街を散策するのだそうだ。微笑ましいものである。漁船体当たり事件があっても、2人の「皮膚感覚」では中国に対し最大の評価をしている。
 「2010年の現時点で言えばやはり『尖閣諸島』、『中国漁船衝突事件』であろう。そこからは容易に『反中国』、『先島防衛』、等にイメージを高める(?)人たちも多いだろう」とわざわざクエスチョンを付けているが、これが普通の「皮膚感覚」なのである。

 また、「親近感と敬愛の念をもって彼らを見ると、日本人が学ぶべきものを多く持っている」ことがわかるらしい。何かというと「彼らの歩く姿勢であった。旅行中私たちは背筋をぴんと伸ばして颯爽と歩く若者を多く見かけた」とのことだ。中国人は姿勢がよく、「私たちの多くは背中を丸めてうつむき加減に貧相に歩く」とし、日本人と中国人を比較する。この比較をどうこう言うつもりはないが、なぜ中国人は姿勢がよく颯爽と歩いているのか。それは自分に自信、あるいは自国に誇りを持っている、「つまり中国人でよかった」と思っているからだ。骨格が違うということではない。

 あの方はかつて教育長であった。中国人の「自信・誇り」に注目して、石垣市でも実践してゆけばよかったのである。「チューゴク!チューゴク!」と私生活でささやくのは構わないが、あの方はかつて教育長であった。子どもたちに「背筋をぴんと伸ばして颯爽と」歩いてほしいと思うなら、教育で変えたらよかったのである。自分の旦那さんだけ「背筋をぴんと伸ばして颯爽と」歩いてほしいというわけではないだろう。


 あの方が教育長を退任したあと、教育長に就任したのが玉津教育長である。八重山採択協議会で「公共」を重視した育鵬社の公民教科書を選定した。この教科書で学べば、「チューゴク!チューゴク!」ではなく、「ニッポン!ニッポン!」とささやく日も来るのであろう。その確証は無いが、「いいイメージをもつ言葉を口にすることは生活を豊かにすると信じたい」ものである。


自国への誇り、もっとも高い国は豪、中国は7位、日本は最下位



P1010026

 ■引用修了

                   ★

 

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