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「戦場にさせないぞ」=市民団体が抗議−沖縄
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201204/2012040300799&rel=j&g=soc
地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の装備品一式を搭載した民間フェリーが入港した沖縄県浦添市の那覇港浦添埠頭(ふとう)では3日午後、市民団体や労働組合のメンバーら約50人が集まり、配備に反対する抗議活動をした。
午後4時すぎ、PAC3を積んだ貨物船が港に接岸。船に積まれた装備品が次々と車両で陸揚げされた。
埠頭内に入って作業の様子を遠巻きに見ていたメンバーらは、横断幕を掲げ「沖縄を戦場にさせないぞ」「PAC3配備反対」と搬入に合わせ、一斉に声を上げていた。
一方、宮古島市の平良港にある下崎埠頭にも同日夕、海上自衛隊の輸送艦からPAC3の装備品が運び込まれた。反対する市民ら約70人が集まり、埠頭の入り口で「宮古を軍事の島にしないで」と訴えていた。
(時事通信2012/04/03-20:35)
☆
今朝の沖縄タイムスの見出し案内
■一面トップ
PAC3本当・宮古到着
北朝鮮「衛星」迎撃用
石垣で自衛官200人宿営
■三面トップ
「衛星」防災無線で伝達
国「万が一に備える」
■社会面トップ
≪備え先行 島緊張≫
石垣で自衛隊展開
PAC3 敢行影響懸念の声も
宮古では抗議集会
■第二社会面トップ
≪軍事の影「怖い」≫
港出入り規制 58号移動
配備着々 市民不安げ
★社説抜粋
PAC3沖縄配備 政府のとるべき道は・・・
<北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「人工衛星」をめぐって、きな臭い動きが続いている。>
<北朝鮮はこれまで一度も、「長距離弾道ミサイルの発射実験」と入っていない。地球を周回する観測衛星「光明星3号」を運搬ロケット「銀河3号」で打ち上げるーというのが公式発表だ。>
<北朝鮮の「衛星打ち上げ=事実上のミサイル発射」に対しては、多くの県民が不安を抱いている。 と同時に、PAC3の配備に対しても、心穏やかでない気持ちを抱いている。 このままだと、日米一体化となった軍事要塞化が進むのではないか、との懸念が強い。 沖縄におけるこれ以上の軍備強化は沖縄のためにならない。 それは負担軽減の流れに逆行するだけでなく、標的になる不安を高める。>
☆
沖縄タイムスの対米軍観、対中・朝感は伊波洋一元宜野湾市長と同じである。
「米国は脅威だが、中朝には親しみを感じる」(伊波洋一氏)
沖縄タイムスが大見出しや社説を駆使して読者に言いたいことは次のようなこと。
「北朝鮮が観測衛星と言っているのだから素直に信じましょう」
「米国の扇動に乗ってPAC3など配備して日米同盟を強化するのは止めなさい」
「信じる者は救われる」
【おまけ】
八重山教科書問題では、「証拠捏造」までして張り切っていたQABテレビ。
裁判が原告の仮処分却下などで不利になってきたら、お得意の沈黙を守ったまま。(笑)
その鬱憤を晴らすように一部のプロ市民の反対をレポートする記者。
自分の声で興奮しているのでは。
QABテレビ 2012年4月3日 18時34分
【動画あり】hPAC3配備 抗議の声の中 那覇に到着 PAC3の配備がちゃくちゃくと進んでいます。PAC3を積んだ民間のコンテナ船が3日午後、那覇港に接岸しました。
市民団体が配備反対の声を上げるなか、コンテナは自衛隊の那覇基地と南城市の知念分屯地に向かいました。
石垣市には3日朝、民間の貨物船で自衛隊のトラック8台が運び込まれました。
一方、国は3日午後、県や市町村の防災関係者などを集め北朝鮮が衛星と称するミサイルを発射した際の連絡体制などについて説明しました。
今回は、エムネットと呼ばれるシステムで官邸から直接緊急情報を伝達、また、市町村の防災無線などを自動的に立ち上げるシステムを使って国民に情報提供するとしています。また防衛省は連絡要員として、陸上自衛隊の隊員を多良間村に派遣することも明らかにしました。[
【追記】13:20
石垣市民よりのコメントの紹介です。
☆
昨日、石垣島地方、爽やかな南風が吹いている、と書きましたが、
昨日の午後から夜間にかけ、本土各地に春の嵐が吹き荒れ、各地で
相当な被害との報道に接しました。
被災地の方々にお見舞い申し上げます。
4月4日(水)、カレンダーより
塀の向こう側にあるりんごがいちばんうまい
(G・ハーバート 1593〜1633 イギリスの詩人、神学者)
う〜んと考え込む、
「塀の向こう側にあるりんご」は、なぜ「いちばんうまい」か?
りんごの木は、どちら側にあるのか?
詩人は芸術家で、しかも神学者の言葉。簡単に理解できそうですが、
考えれば考えるほど難しいですね。
詩人の中には、意識的に難しい言葉並べ、相手が理解できないのを喜び自惚れる、
そういった捻くれた偏屈者もいますね。ここ八重山にも。
ところで、「塀」っていうと、隣との境界ですね。国でいえば国境ですね。
「塀の向こう側」って、お隣の敷地、国と国どおしでいえば、国境を超えた
他国の領土、領海ですね。そこにある「りんご」が「いちばんうまい」
ウッ、ウー。いや、飛躍した考えかもしれない。???
孫娘と言葉遊び。
隣の芝生はよく見える→よく見えるは、隣の花とりんご→隣の花とりんごは赤い、
→赤い国、○国、北○○→○国は「○○○○」欲しい→守りは必要→守るは国民
→国民守るは自衛隊→いちばんうまいりんご、食べさせない!!
【昨日の続きの追記】
八重山毎日新聞の3年前過去記事から、長くなりますが引用です。
時代の変化、3年で堪えられないほどですから、歴史には到底堪えられない、
ついていけないでしょう。左偏向化石脳の思考停止状態がよく分りますね。
な、な、なんと、前大浜長照市長、「非常事態宣言」を発布す!!とあります。
2011.3.11の東日本大震災でわが国にいち早く駆けつけ、仙台空港の復興など、
災害救助の足がかりとなった在日米軍の「トモダチ作戦」、そして、将来の
在日米軍が果たす役割を見据えずに、その掃海艦2隻の寄航に「非常事態宣言」を
発布するとは、とんでもない判断ですね。将来的思考はなく、過去思考に停止して
市民をミスリードする判断の誤りがあります。
「戦争反対、平和賛成」の過去思考停止の化石左偏向脳と言われる者らに共通の
典型的行動パターンです。新聞の「不連続線」コラムの筆者、前市長とお友達、
同様な思考停止パターンの典型であることが分ります。今もコラム書いてますね。
過去思考停止のままでは将来の時代変化に堪えられない証明です。
・・・・・・八重山毎日新聞過去記事の引用・・・・・・
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13354/
★4月4日2009
米掃海艦2隻が反対押し切り入港 メア総領事らも強行上陸
反対住民とにらいみ合い 怒号、悲鳴で一時騒然
在日米海軍は3日午前、佐世保基地(長崎県)所属の掃海艦
「パトリオット」(1369トン、乗組員85人)「ガーディアン」(同)を石垣港に入港させた。
仲井真弘多県知事の自粛申し入れと大浜長照市長の反対を押し切る形で
「休養と親善・友好」を目的に強行した。ケビン・メア在沖米国総領事と両掃海艦の艦長が上陸後、
埠頭ゲートから出ようとしたが、反対住民らの阻止で5時間近く立ち往生。
最後は警察官の誘導を受けながら徒歩で強行突破を試み、反対住民が激しく抵抗したが、
力づくで押しのけて埠頭外に出た。その際、現場は怒号や悲鳴に包まれ、騒然となった。
大浜長照市長は同日午後、「強行的に実施された寄港に強い怒りを覚える」と
抗議声明を出し、「無用な不安と混乱を与える形での友好交流はありえず、
一方的な押しつけ。寄港中は石垣市にとって非常事態と言える状況にある」と
“非常事態宣言”を行った。
埠頭内で会見したメア総領事は、港湾管理者である市長が同意しないまま
入港したことについて「日本政府から寄港については安全保障上、権利をもらっている。
法律上もまったく問題ない。歓迎する人もいっぱいいる」と主張。
パトリオット艦長のロバート・シュウ少佐は「今回の寄港は日本と東アジア全体に対する
アメリカのプレゼンスを示している」と述べ、安全保障上の通常の寄港と強調した。
掃海艦はこの日、「米軍は帰れ」「米軍の横暴は許さない」などとシュプレヒコールが
響くなか、パトリオットが午前8時20分ごろ接岸、約1時間後に続けてガーディアンが
パトリオットに横付けされた。
メア総領事とシュウ少佐、ガーディアン艦長のセオドア・エッセンフェルド少佐らが
車両3台で第2ゲートを出ようとしたが、反対する市民の抵抗に遭い、
長時間のにらみ合いのあと徒歩で突破した。
乗組員は上陸後、観光や食事などをする予定だったが、この日は抗議団の阻止で
フェンス外に出ることができないまま艦内で過ごした。
両掃海艦は5日正午に出港予定。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13362/
八重山毎日新聞、3年前の過去記事「不連続線」より
4月6日2009
地元住民らの強い反対を押し切って、3日石垣港に戦後初めて入港を強行した
米軍艦2隻は、小さな島で今は平和に暮らす高齢の人々に60余年前のあの悲惨な
戦争の悪夢をまざまざとよみがえらせ、市民の間にも大きな波紋を残して5日石垣を離れた
▼それにしても07年の与那国への強行入港といい、日米安保を盾に、沖縄県民に刺激的で
不愉快な発言や強権を振りかざすメア在沖米総領事に“キャラウエイ旋風”と呼ばれ、
1961年から64年まで沖縄を強権で支配したキャラウエイ高等弁務官を重ねた人もいるだろう
▼今回の寄港では、大浜石垣市長がいつになく強い姿勢で反対運動の先頭に立った
▼これに来年の5期目の市長選を意識したパフォーマンスと冷めた見方をする人もいる。
しかしこれが革新首長としては当然のあるべき姿だろう▼キャラウエイの強権支配は、
皮肉にも当時の本土復帰運動に逆に赤々と火をつけ、親米政党を弱体化させた。
今回の米艦船強行も、来年の市長選に向けて革新勢力の勢いを強め、保守陣営には
迷惑な状況になったかもしれない▼メア総領事は今回も「寄港を歓迎する人もいる」と言った。
しかし実際は県政与党でさえ批判的だ。日米安保の前に沖縄の平和の声は届きにくい。
それでも絶えず声を上げ続ける必要がある。(上地義男)
・・・・・・引用終わり・・・・・
石垣島読者より
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