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竹富町の子どもたちが、四月からの教科書を「確保」するには、他人様のお情けな縋らなければならない状況になった。(寄贈)
「子供たちのため」などと空念仏を唱えながら自分のイデオロギーをごり押しし、その結果子ども達に「他人の施し」を四年間も仰がなければ教科書が手に入らないような最悪の状況にした慶田盛竹富町教育長。
自分がしでかした愚挙をどのように弁解するかと思ったら・・・。
今朝の沖縄タイムによると、教科書の購入を「篤志家による寄贈」の形でまかなうことに決めたことを、「教科書確保へ『保険』」だと強弁している。(涙)
憲法で保障された教育を平等に受ける国民の権利を自ら放棄し、「保険」を掛けなければ教科書が「確保」出来ない程惨めな状況に子供たちを陥れたのは誰だ。
「沖縄のヒトラー」といわれる男だろうが。
慶田盛氏の罪は万死に値する。(怒)
さらに育鵬社版教科書を希望する保護者に、嫌がらせでもしようものなら億死に値する!
慶田盛氏の辞書には「恥」と「責任感」という文字はないのだろう。
【採択の危機】
教科書は寄贈で調達 町費使えず「無責任」批判も 竹富町
産経新聞 2012.2.22 18:55 (1/2ページ)
沖縄県八重山地区(石垣市、与那国町、竹富町)の教科書問題で、採択地区協議会の答申に従わず、独自の教科書を採択したため文部科学省から自費購入を求められていた竹富町教育委員会は22日、町民から教科書の寄贈を受けることを決めた。町民の理解が得られず、町費から支出できないための苦肉の策だが、関係者からは「無責任」と批判の声も出ている。
採択地区協議会は昨年8月、来年度から使う中学公民教科書に育鵬社を選定。石垣、与那国両市町は答申通りに採択したが、竹富町は東京書籍を採択し、地区内で同一の教科書採択を求めた教科書無償措置法に違反する状態になった。
このため文科省では県教委を通じ、竹富町に育鵬社を採択するよう指導。育鵬社を採択しない場合、無償措置の対象外とする方針を示す一方、東京書籍の自費購入案も提示したが、竹富町はあくまで東京書籍の無償供与を求めてきた。
しかし、文科省も方針を変更するつもりはなく、このままでは最悪、生徒たちの手元に教科書が届かない事態となりかねないため、竹富町教委は現実的な対応を模索してきた。
町教委によると、東京書籍版教科書の購入費は21冊でわずか約1万5千円。教育委員からは「文科省の言いなりになる」と自費購入への反対意見が出る一方、「5人の教育委員の責任で購入して寄贈してはどうか」という意見も出たが、慶田盛(けだもり)安三教育長は「責任を取らされたような形になる」として認めず、寄贈を受けることに決めた。
慶田盛氏は「引き続き、文科省に無償供与を求めていく」としているが、地元採択関係者は「ルール違反を犯しながら他人のお金でしか解決できないとは教育行政の責任者としてあまりに無責任」と批判した。
☆
八重山教科書騒動の元凶は、発狂新聞のキャンペーンに迎合し、指導すべき相手を間違えた県教委である。
だが、実際には「沖縄のヒトラー」といわれる慶田盛竹富町教育長が先頭を切って騒動を巻き起こしたのは周知の通り。
この慶田盛氏のルール破りの行動を、教科書関連法規に詳しい藤岡信勝拓大客員教授は、犬と尻尾に例えて次のように論じている。
産経新聞・【正論】拓殖大学客員教授・藤岡信勝 沖縄県教委の指導はなぜ違法か
≪正規の手続きで行われた市長選の結果が気に入らないとして、県の選挙管理委員会が乗り込んできて選挙の規則を変更させ、選挙をやり直しさせて別の候補を市長に当選させたとしたら、誰もがそれは違法であり、その県は行政の恣意がまかり通る無法地帯となってしまっていると断じるだろう。それと同じことが沖縄県の教科書採択で起こっている。違法行為の主体は沖縄県教育委員会である。≫
≪尻尾が犬振り回す非民主性≫
≪・・・沖縄県教委義務教育課は7日夕、「説明資料」なる文書を発出して、8日に開催される八重山教育委員協会を無償措置法第13条4項に定める協議として位置づけるとし、当日は前述の通り、職員4人が乗り込んできて、その旨を宣言した。県教委は「指導・助言・援助」の枠を超えた、違法な介入を行ったのである。
猪俣智・同課課長は「3つの教委の全委員がそろっており、最も民主的だ」と述べたが、民主主義を言うなら、人口4000人の竹富町の教育委員5人が、5万人以上の他地区にその意思を押しつけた非民主的結論と見るのが至当だろう。県教委の介入は問題を無用に混乱させた違法行為である。≫
☆
そう、普通は犬の動きに合わせて尻尾は動く。
だが慶田盛氏は尻尾の動きに犬本体を動かそうとしている。(喜んで尻尾を振ったらどうなるのだ)
オブザーバーのはずの県側が数々の越権行為をしたことは、昨日引用した八重山日報「逆転採択の現場」?で明らか。
ところが東京の自民党本部で9月13日に開催された文部科学部会に、文科学省スタッフと共に参加した県狩俣智義務教育課長は、8日に行われた3教委協議会総会の招集はあくまで、協会側が自主的に開催したものであり、県側は指導・助言のための交通整理役として参加したと主張し、必死の自己保身に走った。
ところが3教委協会総会を招集させたのも、
総会を途中から採択委員会に変更したのも、
さらに拒否する玉津、崎原両教育長を威嚇しつつ強引に多数決採決に持ち込んだのも、
すべての采配は県教委の「指導・助言」によるものである。
それを証明するのが八重山日報の連載特集≪不採択の現場≫シリーズである。
狩俣課長のあからさまな越権行為が見事に描き出されている。
■責任逃れに必死の県教育庁■
当時の沖縄タイムスから県側のコメントを拾い読みしたら、8日の「ペテン会議」で狩俣課長の「朕はルールブックなり」といわんばかりの傲慢不遜な言動とは裏腹に責任逃れに汲汲としているのがうかがえる。 県教育庁のコメントを記事から拾うとこうなる。
諸見里明教育指導統括監
「3市町の地区協議会が答申を出し、決定権は各協議会にある。採択一本化に向け、県教育委員から3市町村の教育委員長に宛てた文書では『皆さんが主体となってやってください』となっている」
山里統括監
「法解釈を説明するたオブザーバーとして参加した」
QABテレビの取材に、県教育庁はこうコメントしている。
「協議の場では指導助言をしただけで介入ではない」という見解を示しました。
■県の越権行為!その動かぬ証拠
県側がどんなに責任逃れをしても、その罪は免れられない。
その動かぬ証拠を、八重山日報が記事にしている。
それが、これだ!
■八重山日報社 9月13日
「最も民主的な協議の場」
ちらつく ” 多数決 ” カード
育鵬社版に嫌悪感あらわ
< 逆転不採択の現場 ▼2▼ >
市教委、与那国町教委はすでに、採択地区協議会の答申に従った教科書採択
を終了している。新たな「採択協議」は認められないと、玉津教育長が反論した。
玉津教育長 「(この場を)教科書無償措置法の協議会にするには、各教育委員会がお互いに
合意しなくてはならない。(各教委で)3つに分かれて話し合いをしま
しょう。文科省のある課長補佐からの情報だが、協会を協議会に変える場合
は、それぞれの教委が合意した上でないとできないという回答だ」
慶田盛教育長 「(教育委員が)全員集まっているから協議の場だ」
強く協議入りを求める慶田盛教育長を、狩俣課長が再び「援護射撃」する。
狩俣課長 「ここに教育委員会の全委員がそろっている。最も民主的な協議の場だ。ここで
話し合いをしていただきたいというのが県教委の希望だ」
育鵬社版の採択に賛成した市教委の徳松節子委員が異議を挟む。
徳松委員 「私たち(市教委)は2時間近く議論を重ねて採択した。それが最終のものだ
と思っている。民主主義は多数決原理だと思うが、今回は多数決の原理を超
えて、それぞれの主義主張が出た。こういうところで1つにまとめましょう
ということに対して、最初から大変無理があると思う」
異論があるにもかかわらず、仲本委員長は、協議入りに固執する。
仲本委員長 「この場を13人の委員の責任と英知によって、協議の場とすることについて、
採決にもっていきたい」
早くも「多数決」のカードをちらつかせる仲本委員長。崎原教育長、玉津教育長が猛烈と抗議すると
崎原教育長 「竹富町のように、協議会では多数決で負けたから、帰って覆すという民主主義
がどこにあるのか」
玉津教育長 「すでに8月31日で協議会の業務は終了している。今後、協議会を開くことには
賛成できかねる。仮に協議会をやるのなら、これは各自、教育委員会に持ち
帰って、13人の場を協議会にするかどうか、改めて話し合いをやるべきだ。
県教委のご意見もうかがいたい」
狩俣課長が「指導助言」に立つ
狩俣課長 「3教育委員会には協議をする責任と義務がある。ぜひ協議してほしい。全員が
参加しているこの形が最も望ましい。もし協議ができないということであれ
ば、県として招集しないといけなくなる。そういう事態は避けたい」
県教委による教育委員の「招集」まで持ち出し、協議入りを迫る狩俣課長。協議は休憩に入った。協議の再開後、議長役は竹盛委員長に交代する。委員が一人ひとり意見を述べる。
崎原教育長 「今回に限り、竹富町が協議会の答申を受け入れなかったことが疑問。復帰後、
ずっと答申案の通りやっている。文科省も静ひつな環境の中で、他人の圧力に
屈しない判断をしなさいといっている。(竹富町は)まともに判断したとは思
えない。世間の圧力でそういう結果になった。外部の圧力ではなく、子どもた
ちの目線で判断してもらえるか聞きたい」
育鵬社版教科書は、文科省の検定をパスした7社の教科書の1冊だ。与那国町の具志堅学子委員、石垣市の石垣朝子委員は、育鵬社版教科書を擁護する。
具志堅委員 「『この教科書は子どもたちに渡せない』というが、なぜ国も県も認めて、この
地区に来たのか。公正な目で見てほしい。私自信は、協議会の答申が民主主義
だと思っている。それを重視してほしい。」
石垣委員 「市教委で2時間余に及ぶ話し合いをし、結論が出た。一生懸命やって採択したも
のを、ノーと言うことはできない」
竹富町の内盛正聖委員が、育鵬社版に反対意見を述べる。
内盛委員 「文科省が認めているのに何の問題があるのか、1つだけ言う。育鵬社の公民に
『私たちは両親のもとに生まれ育ち、家族の一員として助け合いながら生活を
営んでいます』とある。本当にそうでしょうか。違いますよね。片親の家庭も
ある。さびしくなる子もいませんか」
崎原教育長 「両親から生まれないで誰から生まれるのか。ばかなことを言うな」
強引な論理に、崎原教育長が思わずあきれ声を上げる。内盛委員は別な角度から、育鵬社版が協議会で選定されたことに異論を訴える。
内盛委員 「どういう経緯で育鵬社の本が上がり、どういう議論があったのか、きょうまで
に説明があっても良かった。調査員の推薦がない本が議題に上がったのはどう
いう経緯なのか。説明してほしい」
竹富町の大田綾子委員は、現場教員である協議会の調査員が育鵬社版を推薦しなかったことを指摘。
育鵬社版の採択に反対する。
大田委員 「子どもたちに恥じることのない説明責任を持ちたいと常に思っている。調査員
の先生の調査資料を大切にしたい。それが現場の先生に指導意欲、子どもたち
に学ぶ意欲をつけることだと信じて教科書を選んできた」
協議会委員でもある大田委員はさらに、協議会での選定の内幕も明かす。
大田委員 「私は協議会で、歴史と地理について、かなりの時間とエネルギーをかけて発言
してきた。その発言が公民の中にも生きてくると信じていた。しかし、それが
覆されてしまった。公民が選ばれたときは、ショックで血の気が引いて、身体
が震えるほどだった」
育鵬社版へ嫌悪感をあらわにする大田委員。批判は、他の委員からもなおも続く。
☆
昨日の内幕シリーズ(1)と併せて読めば、オブザーバーのはずの狩俣課長が、玉津、崎原両教育庁にあからさまに圧力を加えて越権行為を公然と行っていることが一目瞭然。
狩俣課長の越権行為は多数あるが、特に次に挙げる発言は、県にはその権限がないにもかかわらず、ウソをついてまで恫喝する様は、まさに「朕はルールブックなり」を地で行く独裁者そのものではないか。(怒り)
狩俣課長が「指導助言」に立つ
狩俣課長 「3教育委員会には協議をする責任と義務がある。ぜひ協議してほしい。全員が
参加しているこの形が最も望ましい。もし協議ができないということであれ
ば、県として招集しないといけなくなる。そういう事態は避けたい」
県教委による教育委員の「招集」まで持ち出し、協議入りを迫る狩俣課長。
八重山日報の内幕シリーズはまだ続くが、上記記事の狩俣課長の発言だけでも、懲戒免職もの。世間を誤解と混乱の坩堝(るつぼ)に巻き込んだ責任は極めて重い。
県教育庁の大城教育長と狩俣義務教育課長そして慶田盛竹富町教育長は、腹を切って県民に、そして全国民に詫びるべきだ!
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【おまけ】
改めて「ペテン会議録」を「読み返してみると、下手なドラマを見るよりよっぽど面白い。
特に、一見ウミンチュ(漁師)に見える崎原与那国町教育長の発言はいずれも短いが、寸鉄人を刺すような真理を含んでおり、誰も反論できないのは興味深い。
いかにもプロ市民丸出しの内盛委員の長演説に対する崎原教育長の「ばかなこと言うな」のひと言とには思わずコーヒーを吹いてしまった。
「両親から生まれないで誰から生まれるか」の後に、「お前はキリストか!」と付け加えれば満点でしたが・・・。
内盛委員 「文科省が認めているのに何の問題があるのか、1つだけ言う。育鵬社の公民に
『私たちは両親のもとに生まれ育ち、家族の一員として助け合いながら生活を
営んでいます』とある。本当にそうでしょうか。違いますよね。片親の家庭も
ある。さびしくなる子もいませんか」
崎原教育長 「両親から生まれないで誰から生まれるのか。ばかなことを言うな」
【おまけ】2
教科書問題で記者会見する住民の会メンバー=20日午前、市役所昨日のエントリーで紹介した「ゾンビの会」らプロ市民グループの断末魔の記者会見の写真を見て、石垣市在住の読者が開設メールが入りましたので以下に紹介する。
☆
本日(22日)の写真の登場人物、左から順に
?「とんぼの眼鏡」の「渡辺先生」、元高校生物科教師、トンボ研究一筋。
?「大浜某」、昨年3月上旬の休養目的のイージス艦の「自衛隊員」の上陸地で
動画、恥さらし者どもの前面で口汚く罵っていた大写し主役気取りの人物?
奇しくもその3月11日、東日本大震災の発災、東北地方の自衛隊災害救助活動、
在日米軍「トモダチ作戦」について尋ねても、おそらく当時の新聞論調と同様で
しょう。聴くだけ無意味の左化石脳の人物。
?仲山忠亨共同代表、ご存知、仲山弁護士の長兄。元高校教師(世界史)、
八重山高校校長→前大浜長照市長時代、初当選時?に「石垣市教育長」
うるわしき兄弟愛、でもお二人の「思想」が、・・・ね。・・・。
?「村田栄正」元中学校校長→前大浜市長時代の「石垣市教育長」
失礼ですが、ボーとした表情のニコニコ顔、というだけの印象でしたね。
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