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県教委の大失態!文科相通達を把握できず

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発狂新聞が、八重山教科書問題で「不都合な真実」を徹底して隠蔽していることは今では大方の読者の知ることであるが、その一方そのため「現場の専門家の教員が教科書選定するのが正しい」と今でも思い込んでいる県民が多い事も事実である。

文科相は平成17年、日教組による独善的教科書採択を是正すべく各都道府県の教育委に通達を出していたが、沖教組のお仲間の県教委は今年の8月、通達の意味をよく理解できず、通達に従って教育改革を試みた八重山採択地区協議会に不当な圧力を加えていたが、これは重大な県教委の判断ミスであった。

実は、これこそが今回の八重山教科書問題のそもそもの発端であった。

 八重山教科書:竹富教委に「責任」迫る
 沖縄タイムス  2012年1月7日 09時40分

 【東京】八重山地区の中学公民教科書採択問題で、中川正春文部科学相は6日、竹富町教育委員会に対しあらためて教科書無償措置法による無償給与はできないとした上で「(町教委には)責任を取っていただくことになる。子どもたちに具体的に支障が出ない措置を考えていただきたい」と述べ、町教委が自費購入した教科書を無償で生徒に配布するよう求めた。閣議後に会見した。

 同省は、町教委が地区協議会の答申(育鵬社版)と異なる東京書籍版の採択を堅持する姿勢を示していることから、町教委に対し、昨年末までに対応方針を報告するよう県教育委員会を通じて求めていた。町教委は県を通じて同年12月28日に従来の採択を変えない方針を報告。中川氏は同日付で「適切に対応していただきたい」と連絡したとしている。

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文科相の「責任を取っていただくことになる」という厳しい発言に対し、慶田盛竹富町教育長のコメントは取材されいない。

この時期になっては慶田盛氏が何を言っても、引かれ者の小唄にしか聞こえない。

7日付け八重山毎日によると、慶田盛氏は中川文科相の発言を受けて「なぜ、無償措置法で竹富町だけを有償とするのか。憲法で定められている義務教育の無償を守ってほしいと思っておりこの点で疑問を感じている。県教委と話し合いをしながら対応したい」とコメントした。≫

教育行政の最高責任者に「責任を取っていただくことになる」といわれては、後は頼みの綱の県教委に縋る以外に打つ手はないだろう。

だが、その県教委が当初から文科省の通達の意味を理解しておらず、結果的に通達違反の不当な介入を八重山採択地区協会に行ってきたことは、8月の時点で産経新聞の取材で明らかになっている。

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今回の八重山教科書問題でも仲井真県知事は、部下である大城教育長や狩俣課長の明らかに沖教組の影響を受けた政治的言動に対し、我関せずの態度を貫いてきた。 石垣市では、1人奮戦する玉津市教育長を与党である石垣市議が強力に支援したが、県レベルでは県議会の与党である自民党県議は、同じく「教育の政治的中立」を盾に、玉津氏を支援するどころか足を引っ張る発言をする有様であった。

だが教育が、国家の基本的かつ最重要の政治課題であることは論を待たない。

筆者は今回の教科書騒動の間、首長が教育に無関心を装うことこそおかしいと述べてきた。

選挙で有権者の支持をうけた首長が教職員組合や労働団体に迎合して教育に対する意思表明を遠慮するとしたら、この首長は当初から重要政治課題である教育を、無責任にも、放棄したことになる。

従って中山石垣市長が教育改革に意欲を見せる玉津氏を、三顧の礼を尽くして教育長に抜擢したことは、市長の政治に対する強烈な意思の表れと見ることが出来る。

勿論、玉津教育長の登場は石垣市民の民意の現れである。

これは、石垣市民が支持した大浜前市長が、沖教組寄りの歴代教育長を任命したことと同じ民意の表れである。

中山石垣市長は、長年ペンギン市長の意を汲んで沖教祖の言い成りになることを職務としていた歴代市教育長に代わって、玉津教育長という代理人を通じて閉塞した八重山地区の教育界に大きな風穴を開けることに一応の成功を果たしたことになる。

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「反育鵬社派」が繰り返す「教員による一社絞込み」について、県教委は文科省の通達をうけ、県下の各教育委に対し、「是正通知」を出しておきながら、県教委自身が「是正通知」の意味をよく把握していなかった。

つまり県教育委員会が平成17年に1社に絞り込む形での採択をしないよう求める通知を出していながら、この通知の意味をよく把握せず、今回の採択から不適切な採択方法を改善しようとした八重山採択地区協議会に対し、「混乱している」として採択延期を求める不当な「介入」をしていたのだ。

教この部分は県教委が文科省の通達をそのまま各地区の教委に通知しておきながら、不勉強と不作為のため通達とは逆の指導をし、八重山採択地区協会の適法な選定にいちゃもんをつけたことを示す重要部分であるため、昨年の8月にエントリリーした記事を再度掲載する。

特に、「8・23協議会」の前日22日付け産経記事は、県教委の違法行為を示す重要な証拠である。

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≪南の島で16年の長期にわたり、極左政権をしいたペンギン市長の遺した異物が腐敗し臭気を放ってきた。

いち早くその異臭に気がついた玉津教育長は腐敗物の除去という教育改革に取り掛かった。

その手始めが、今回の教科書採択に関する沖教組の違法な採択法である。

だが腐敗が続くと腐臭に麻痺して腐敗に気がつく人は少ない。 

「腐敗臭 みんなで腐れば臭くない」とでも言おうか。

 八重山地区の教科書採択を正常化しようとする玉津教育長の試みは、沖教組と沖縄2紙の異常な報道により、連日の激しいバッシングを受けた。

さらに沖縄2紙の恫喝に怯えた県教育委が、石垣市にわざわざ乗り込んで異例の「指導」をしようとした。

が、玉津会長の改革こそが腐敗を除去する正常化の改革であるため、大義を失った県教育委は、玉津会長に拒否され会議を傍聴するだけで追い返された。

県教育委は何の自主判断もなく沖縄2紙に従ったため、面目を潰され世間の物笑いとなった。

だが、本来8月4日に決まる予定の教科書選定を、23日まで延期させた事実は、誰が見ても明らかに県の不当介入である。

沖縄紙は県の不当介入が国会で追及されている事実を一切報道しない。

さらに県の狩俣課長は八重山地区で行われていた教員の「順位付け」で独断的に教科書選定していた事実を違法と認識していなかったというから言葉を失う。

職務怠慢ともいえる県の態度には驚かされるが、産経新聞が、県教育委員会が平成17年に1社に絞り込む形での採択をしないよう求める通知を出していたことを追求すると、「初めに採択する教科書を決めておいて、1つだけを答申したら問題だ」と説明を一転させたというから何をかいわんやである。

県教育委は、おっとり刀で石垣市に駆けつけ、「違法な指導」をしようとし拒否され大恥を晒したが、担当課長が違法の事実さえ把握していなかったとは、とんだ恥の上塗りをしてくれたものである。

これではまるで、ヤクザを取り締まるべき警察がヤクザの先棒を担いで、ヤクザに立ち向かおうとする人々に圧力をかけるに等しいではないか。

こんな恥さらしは前代未聞だある。

これも沖縄紙が大騒ぎしてくれたおかげでペンギン市長が残した腐敗物が炙り出された想定外の成果といえる。

沖教組、教育委、沖縄メディアがグルになってこれまで独占してきた違法な教科書採択法。

これが白日の下に晒されたことは今解の教科書騒動の大きな成果ということが出来る。

沖縄2紙が騒げば騒ぐほどボロが出る、というのが沖縄左翼の現状である。

■県教委の失態を示す重要記事

産経新聞 2011.8.22 21:37
沖縄県教委、自らの通知把握せず 「1社絞り込み是正を」 八重山の教科書採択
 来春から使う中学校教科書の採択をめぐり、沖縄県の八重山採択地区協議会が、採択権限のない現場の教員らが1社に絞り込んだ答申を基に教科書を採択していた問題で、県教育委員会が平成17年に1社に絞り込む形での採択をしないよう求める通知を出していたことが22日、分かった。ところが県教委はこの通知を把握せず、今回の採択から不適切な採択方法を改善しようとした同協議会に対し、「混乱している」として採択延期を求める「介入」をしており、矛盾した対応は批判を招きそうだ。

 県教委が17年3月に県教育庁義務教育課長名で、各採択地区協議会と各市町村教委あてに出した通知は、「地区採択協議会における調査会などで、いわゆる『1種絞り込み』を是正すること」と求めていた。

 八重山採択地区協議会は通知から4カ月後の同年7月の中学校教科書採択と、昨年の小学校教科書採択で、教員ら調査員が「採択教科書」として1社に絞り込んだ答申書を作成、その通りに教科書を採択していた。

 県教育庁義務教育課の狩俣智課長は、今月19日に産経新聞が同協議会の1社絞り込みによる採択方式について、是非を尋ねたところ、「決め方について国も県も定めておらず、その地区の協議会が了とすれば、それも一つの決め方だ」とし、通知と矛盾する認識を示していた。

 しかし、22日に通知の存在を指摘すると、狩俣課長は担当課長としてこの通知を把握していなかったことを認めた上で、「こまごまとしたところまで把握することはできない。担当が把握していると思う」と釈明。「初めに採択する教科書を決めておいて、1つだけを答申したら問題だ」と説明を一転させた。
             

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玉津会長は騒動の当初から、従来の教科書採択法を改革するとは言ったが、特定の教科書を採択するという予見はただの一度も発言していない。

どの教科書が採択されるかは今の段階では、筆者にも不明だが、問題は、どの教科書が採択されるかを通り越して、民主主義とは何であるかという教育の根幹に関わる問題にまで発展している。

県教育委の狩俣課長は、沖縄メディアのデタラメ記事が正しいと信じ込んで、違法行為を是正しようとする玉津会長ら八重山協議会に不当な圧力を加えた。

少なくとも4日に決定予定の教科書採択を23日まで延期させた罪は大きい。

無能な公務員は「不作為」という過ちをしばしば犯す。 

だが狩俣課長は不作為どころか、違法行為を護持しようとする勢力に加担し、これを是正しようとする玉津会長らに不当な圧力を加えた。

「不作為」ならともかく公務員が違法行為に加担することは、紛れもなく犯罪である。

狩俣課長をはじめ、八重山地区協議会の教育改革に圧力を加えた県教育委の担当者らは、当然相応の処分を受けてしかるべきと考える。

県民に重要情報を与えず、デタラメ記事を垂れ流して、県民を惑わした沖縄タイムスなど沖縄メディアの罪が限りなく大きいことは言うまでもない。

「子供たちの視線」云々を叫ぶ沖教組や沖縄メディアが、協議会委員の投票という極めて民主的な手法で選定した教科書に「座り込み」などで反旗を翻すとなると、子供たちに「自分の気に入らないものは暴力ででも反対してよい」と教師自らが示すことになる。

こんな皮肉が通用するのも「ペンギン王国」の遺産なのだろう。

無理が通れば道理引っ込むとは、県教委の不当介入のことである≫

 

 

【おまけ】

■八重山毎日 2012年1月7日

「竹富町の適切な対応を」
中学校公民教科書問題
会見で中川文科相
 八重山地区の中学公民教科書問題で中川文科相は6日の記者会見で
「竹富町が規定に基づき多数決で決めた方針に従わないであれば、
責任をとっていただくということになると思う。適切に対応してい
ただきたい」と述べた。
 会見で中川文科相は「竹富町教育委員会が無償措置法の規定によ
る協議の結果と異なる採択をするということであれば、当該教科書
(東京書籍)については無償措置法により、国が無償給付をするこ
とができない」と従来通りの見解を示し、「子どもたちに具体的に
支障が出ないような措置を竹富町で考えていただきたい」と町の対
応を求めた。
 中川文科相の発言を受け、同日午後、慶田盛安三竹富町教育長は
本紙の取材に「なぜ、無償措置法で竹富町だけを有償とするのか。
憲法で定められている義務教育の無償を守ってほしいと思っており
この点で疑問を感じている。県教委と話し合いをしながら対応した
い」とコメントした。
 

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