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犬が人を咬んでもニュースにならないが、人が犬を咬むとニュースになるという。
ならば、中国で汚職が蔓延してもニュースにはならないと思うのだが・・・。
中国の腐敗はニュースになるの?NHKさん。
中国 公務員など14万人超処分
NHK 1月7日 1時21分
中国共産党は、去年1年間で14万人を超える公務員や党の幹部を規律違反で処分したと発表し、経済発展の影で官僚の腐敗が深刻化していることを改めて示しています。
公務員の汚職などを監督する中国共産党中央規律検査委員会の発表によりますと、規律に違反したとして処分された公務員や党の幹部は、去年1年間だけで14万2000人余りに上りました。処分された人数が14万人台となったのは2年連続で、経済発展の影で官僚の腐敗が深刻化していることを改めて示しています。違反の内容別の処分人数は明らかにされていませんが、商取引を巡る収賄が際立って多く、土地や資源の開発を巡る汚職もかなりの数に上るということです。記者会見した中央規律検査委員会の幹部は、腐敗の背景として、取締りのための法律と体制の不備や幹部の資質の問題を挙げたうえで、「短期間で腐敗を根絶させるのは難しい」と述べました。中国では、共産党から独立した司法機関がないなど、外部からの監督機能が働かないため、大きな職務権限を持つ官僚が不正に手を染めやすく、国民の不満が広がっています。
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昨年起きた中国の「パクリ新幹線事故」は、腐敗の積み重ねの結果だと書いたが、その時も中国の腐敗については、以前に書いたブログを引用し次のように書いた。
《いまさら腐敗を認めるなんて、笑わせてくれるぜ。
中国共産党90周年式典で腐敗など社会の問題認める (07/01 14:56)
これってブラックジョークの一種? だって中国の存在そのものが腐敗ではないか。
腐敗を撲滅するには、中国そのものを撲滅せねばならならぬだろう。》
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中国が一党独裁を維持したまま腐敗を根絶させるなんて、ブラックジョークに過ぎない。
>共産党から独立した司法機関がないなど、外部からの監督機能が働かないため、大きな職務権限を持つ官僚が不正に手を染めやすく
人治国家の中国がいくら法治国家を気取って腐敗役人を処分しても、所詮はトカゲの尻尾きりに過ぎず、人治国家中国の本体そののものを解体させなければ、中国の腐敗は根絶できない。
そもそも最高権力者だった江沢民一族や、?小平一族の腐敗は一体誰が追及できるのか。
ついでだから中国の腐敗の結晶といわれた「パクリ新幹線事故」についての当時のエントリーを抜書きしておく。
≪パクリ新幹線を予定より前倒しで6月30日に開業させたのは、7月1日の」中国共産党90周年式典に」間に合わせ、世界に中国の威信を示すためであった。
ところが、皮肉なことにその式典で、改めて中国社会に腐敗が存在するのを認め、腐敗の撲滅を宣言せざるを得ぬほど中国社会は腐敗しきっていた。
(中略)
果たせるかな事故翌日の夜、中国当局は、中国東部の大半を管理している上海鉄道局の局長、副局長、共産党書記を解任したと発表した。
具体的な解任の理由は明らかでないが、事故について聴取されるとしているという。
開業前の2月には、高速鉄道を推進していた劉志軍鉄道相が汚職捜査の対象になって解任されている。
汚職まみれの鉄道相の下で推進してきたパクリ新幹線に手抜きがなかったと断言できる人が果たしているだろうか。
中国政府当局も証拠隠滅に必死である。≫
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漢字や仏教を筆頭に中国の真似をした近代までの日本ではあるが、宦官制度と科挙制度だけは導入しなかった。
わが国のの先人には取捨選択の知恵があったといえばそれまでだが、宦官はともかく科挙制度は身分出自を問わず科挙試験を通ったものは国の高級官僚になれるという点では明治期の文官試験や現在の公務員一種試験等に通じるものがあった。
だが、科挙には試験内容の問題の他に、一旦官僚になれば一族が末代まで食えるという中国本来の汚職体質がセットになり、皮肉にもわが国が近代国家を目指して高等文官試験を実施した明治期に、中国は(清朝)は科挙制度を廃止している。
わが国は中国が科挙制度を廃止したほぼ同じ時期に科挙と類似した高等文官試験制度を導入したが、士農工商の身分制度を配し、努力するものは報われるという近代思想に基づいていた。
そしてその精神は脈々と現在の公務員制度に受け継がれ、選抜された優秀な公務員がわが国発展の重責を担ったことは紛れもない事実である。
中国と違って、わが国は正直で勤勉な国民性と明治期以来の議会制立憲君主制により、法治国家を全うしたため、現在の中国のような腐敗国家とは比べ物にならない世界にも類を見ない腐敗の少ない国家となった。
ただ、明治期以来の公務員制度も一世紀以上経つと制度疲労が生じ、政治を差し置いて高級官僚が政治を動かすという弊害が生じ、政治家主導による「公務員制度改革」が叫ばれて久しい。
公務員改革を掲げた民主党政権も見掛け倒しで終わりつつあるが、橋下大阪市長率いる大阪維新の会が大阪という一地方ながら公務員改革に真正面から取り組んでおり、その勢いは燎原の火のごとく中央へそして全国へと飛び火する勢いである。
おっと、脱線が過ぎたが橋下徹大阪市長について論じると、脱線も止まる所を知らず・・・・で、本日のテーマは一体何の話だったか?
そうそう、中国の腐敗だった。(笑)
収拾が付かなくなるのでこの辺で終止符にしたい。
【おまけ】
■八重山毎日新聞 2012年1月6日
教科書訴訟の期日決定
那覇地裁で2月8日
八重山地区の公民教科書問題で、石垣市内の児童生徒の保護者2人
が2011年9月8日の全教育委員協議の有効性の確認を求めて石垣市
教育委員会(玉津博克教育長)を相手に起こした行政訴訟は5日まで
に、公判期日が那覇地裁で2月8日午前11時と決まった。9・8協議
の有効性をめぐる議論は、法廷の場で決着する見通しとなった。同
協議が、無償措置法13条4項の「協議」に当たるかどうかが争点と
なる。
記者席
今年初の朗報
△…石垣市長室を訪れ、中山義隆市長と面談した広島カープの嶋重
宣選手は「全国ニュースにもなりましたよ」と仲嶺忠氏ら市議2
人の「尖閣上陸」に言及した。親交のある仲嶺氏との電話での
やりとりで「おれだよ」と告げられとことを報告しながら「ま
さか、本当とは思わなかった」。身近かな人の動向を全ニュー
スで知ったことに驚きの様子だった。
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