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表題の仲本英立氏
QABテレビ
八重山地区の公民教科書の採択を巡る問題で、県教育委員会は週明けにも3市町の教育長を集め、今後の対応を決めることになりました。
県教育委員会は11月16日の定例会で、3市町教育委員会に対して再協議して決めた教科書を採択することを改めて求めることを確認しました。そして県教育委員会は、週明け28日に県庁で意見交換会を開く提案を3市町の教育委員会に文書で行ったということです。
慶田盛竹富町教育長は「待っていた。(県は)慎重を期しての、これ(意見交換会)だったのかと」と話し、また石垣市の玉津教育長は「教科書採択の現状を話すだけだ」と述べ、与那国町の崎原教育長も、意見交換会に出席する考えを示しました。
文部科学省は必要な教科書の数の報告期限を11月末としていて、ぎりぎりまで調整が続きます。
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この重要時期に仲本氏が辞任することは「東京書籍派」にとっては大きな衝撃であろう。
表題の仲本英立氏といっても誰かよく分からない読者も多いことだろうが、「東京書籍派」の最高責任者であり、玉津市教育長の上司であるあることだけを押さえて読み続けてほしい。
レイムダックとは辞任が決まった首相など政治的影響力を失った政治家のことを指すが、既に結論が確定している案件を体裁上再協議することは定めし「レイムダック会議」とでも呼ぶべきか。
8月一杯で法的手続きを全て終了し、監督官庁の文科省がこれを合法的と認め、さらに閣議決定で結論を出した案件を、発狂新聞に迎合する県教育委員会は再度「レイムダック会議」を開けというのである。
「レイムダック会議」に招集を受けた3教育長のコメントを今朝の沖縄タイムスから拾ってみる。
★玉津石垣市教育長:「市の採択は既に終わっている、という現状について報告するだけだ」「県は(協議会答申に沿った採択を求める)文科省の方針に従い、同一の教科書を採択していない(竹富町)教育委員会を指導して欲しい、と求めたい」
★崎原与那国町教育長:「なぜ竹富町だけを指導しないのか、県の言い分を聞きたい。 意見交換は(文科省が設けた)『11月末までの一本化』という期限を前に、3教育長に話し合いをさせた、という県教委の既成事実づくりではないのか」
★慶田盛竹富町教育長:「とにかく一本化を図りたいが、教科書の内容が全然違う。話し合っても道筋を見出せるかは分からない」「再び3市町の全教育委員が集まって協議する以外にないと思うが、同じことを繰り返す恐れもある。 どんな方法があるのか見当もつかない」
慶田盛氏は自分がごり押しした後の「協議」が「同じことを繰り返す」などともっともらしいことを言っているが、8月の時点で、崎原与那国町教育長は、慶田盛氏のごり押しを認めたら「堂々巡りになる」と喝破していたではないか。
慶田盛氏の一連の発言を見ていると、よっぽど頭が悪いのだろうか、さもなくば極左思想に骨の髄まで染まってしまったイデオロギーのためには法律も踏みにじる確信犯ということが出来る。。
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沖縄タイムスの最近の関心事は八重山教科書問題から「地位協定見直し合意」にシフトしたようで、今朝の一面、社会面トップは地位協定関連の大見出しである。
で、教科書関連の見出しを紹介すると社会面左トップがこれ。
一本化見通し不透明
3教育長、主張並行
一本化の見通しははっきりしており、竹富町がごり押しを引っ込め育鵬社版を採択するか、ごり押しを続けて、東京書籍版を有償給付にするの二つに一つしかない。
この期に及んで一本化を「不透明」などと寝言をいうのは沖縄タイムスの目がイデオロギーで曇ってしまい、明瞭な事実が曇ってしか見えないからであろう。
明瞭に事実を把握している崎原教育長の「意見交換は(文科省が設けた)『11月末までの一本化』という期限を前に、3教育長に話し合いをさせた、という県教委の既成事実づくりではないのか」という言葉を読み返してほしい。
無為無策で時を貪る県教委のアリバイ作りに玉津、崎原両教育長が公費を使ってお付き合いする、と言いたいのだろう。
不都合な事実はスルーしたい沖縄タイムスは、重要ニュースをベタ記事でごまかすのが常套手段。
上記大見出しの下に隠れるようなベタ記事に注目してほしい。
石垣市教育委員
仲本氏が辞任
東京書籍を押していた仲本英立前市教育委員長が任期を一年以上残して石垣市教育委員を辞任するという。
タイムス記事が姑息なのは仲本氏が教育委員を辞めると書いてはあるが、仲本氏が石垣市教育委員長を努め、問題の「9・8全教委協」を召集した時の総責任者であることにはひと言も触れていないことである。
仲本氏は市教委委員長の時、「3教育委員会協会」の会長を務めていたが、県教委の指導(圧力)を受け、法的権限のない「全(3)教委協」の臨時総会を招集し、同協会が教科書採択には法的権限のないのを承知の上で召集に応じた玉津、崎原両教育長をだまし討ちのようにして急遽、同協会の協議を「採択協議と看做す」と多数決で決め、同席していた県の狩俣課長にお墨付きを貰い強行採択した経緯がある。
その後仲本氏は事務方の責任者である玉津市教育長の公印のない公文書を文科省に送付し、それが公文書偽造の疑義を受け、慌てて市教育委員長を辞任したが、教育委員の地位には任期まで留まると思われていた。
⇒公文書偽造疑惑!仲本教育委員長に、砥板氏が追求その仲本前市教育委員長が、任期を残して教育委員を辞任するというのは、「東京書籍派」の教育委員にとっては大きな衝撃となることは間違いない。
仲本全教委区委員長は仮にも玉津教育長の上司である。
これが逆に、玉津教育長が任期半ばにして辞任したならどうなっていたか。
おそらく「発狂3紙」は玉津の首、じゃなく、鬼の首でも取ったように狂喜乱舞し、各紙面のトップを「玉津氏辞任!強引な採択の責任を取って!」などの大見出しで飾っていだろう。
新聞が報道しないので気がつかないだけだが、仲本全教委区委員長は、県教委の手先となって一連の違法な採択の執行上の責任者でもあるのだ。
その責任者の任期満了前の辞任が、見落としがちなベタ記事であるところに「不都合な真実」が見え隠れするのである。
仲本氏は違法な「9・8全教委協」を召集した責任者として、県教委の強引且つ違法な「協議」を目の当たりにした張本人であり、おまけに公文書偽造までして県教委に協力してきた。
が、冷静に考えると竹富町のごり押しを支援し続ける県教委に疑問を抱いての辞任ではないだろうか。
少なくとも学習能力があり、良心の欠片でも残った人物なら、この重大な時期に敢えて教育委員を辞任する仲本全教育委員長の心情は理解できるだろう。
そう、「全体主義の島」では、ここて「正論」を述べて村八分に遭うよりも、黙って辞任する以外に選択肢は無かったのだろう。(涙目)
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