中身を見ないで見た目で物事を判断するのは人間の性(さが)。
たどたどしい文字で書かれた駄文でも達筆で書き直されたのを見ると達意の名文に見えるから不思議なものである。
ましてやそれが活字となって新聞に掲載されると、何の疑念も持たず鵜呑みにする人は多い。
いくら雑誌が廃刊に負われていくネット時代といえども、依然として活字の持つ魔力は人間の判断力を狂わすものを持っている。
その活字による情報を伝播する新聞自体が判断力を失い常軌を逸した記事を垂れ流すとなると、新聞の読者に及ぼす害毒を人間の判断力を破壊するという意味では爆弾にも勝る。
故意にデタラメ記事をばら撒く新聞が「紙爆弾」とも最近では「発狂新聞」とも呼ばれる所以である。
一度新聞によって流されたデタラメ情報が後にそれが間違いであると判明しても、それを完全に払拭することは至難の業である。
デタラメ情報がいつの間にか独り歩きを始めし依然として真実として人口に膾炙している例は枚挙に暇がない。
最近では「発狂新聞」とQABテレビがばら撒いた玉津教育長が言ったとされる「教科書は見なくても見たといえばいい」という大噓が、それを言ったとされる会議録を石垣市教委が検証した結果、間違いだと認めているにも関わらず、ウソ記事の発進元である沖縄タイムスはこんな投稿文を平気で掲載する破廉恥振りである。
歴史隠ぺいの教科書はいらなぬ
K・M =47歳 (浦添市、医療職)
前略・・・過去の過ち(自虐史観)を、次世代に教えるのは許せないと考える政治家が自民党をを中心に他の政治家にも少なからずいる。
それに連動するのが元新しい歴史教科書を作る会系の学者や漫画家たちである。 地方議会や教育委員会に働きかけ、非民主的な手法を入れ知恵するなど歴史隠ぺい教科書の普及に躍起となっている。 本紙が報じた八重山採択地区協議会の会議録を読めば、いかにでたらめな手法で教科書が採択されたのか一目瞭然だ。
それにつけても「全部の教科書に目を通さなくても見たことにすればよい」との発言にはあぜんとする。
一部の人たちの勝手な思想を強制する教科書は断固拒否しよう。(沖縄タイムス 11月17日 オピニオン面)
☆
玉津教育長が言ったとされる問題の発言がデマだったことは少なくとも11月10日の時点で明らかにされている。
にもかかわらず、沖縄タイムスはその一週間後の紙面で、卑怯にも読者の投稿文を使ってデタラメを撒き散らすという恥知らずである。
事実は事実として淡々と報道する八重山日報の11月11日の記事が、間接的ではあるが沖縄タイムスの発狂振りを証明して余りある。
事実を報道するのは右でもなければ左でもない。
これをバランスの取れた中立な報道という。
■八重山日報 11月11日
教育長、改めて発言否定
「教科書読んだと言えばいい」
教科用図書八重山採択地区協議会会長の玉津博克石垣市教育長
が「教科書を読んでいなくても読んだと言えばいい」と発言した
と一部マスコミで報じられたことについて、玉津教育長は10日の
記者会見で「(発言は)存在しない」と述べ、報道を否定した。
協議会会合の議事録では、玉津教育長に該当する発言はなかっ
たことが確認された。(略)
【おまけ】
巨大ブーメランの逆襲!会議録公開!☆
■普天間基地の危険性除去シンポジウム■
〜危険性除去道筋への第一歩〜
開催日: 11月23日(水) 開場:12:30 開演:13:00
会場:総合結婚式場 ジュビランス 4階ホール(宜野湾市役所・市民会館道向かい)
※会場定員の500名に達し次第、受付終了致します。また、駐車場に限りがございます。
講演会プログラム
■【一部】小川和久氏講演会
?.普天間の歴史
?.普天間の危険性
?.普天間危険性除去の為の道筋
■【二部】パネルディスカッション
パネラー
小川和久氏(国際変動研究所理事長・ 軍事アナリスト)
島尻安伊子氏(参議院議員)
コーディネーター
玉寄 将 JC沖縄地区協議会 副会長
主催:公益社団法人 日本青年会議所 沖縄地区協議会
お問合せ:098-858-1110
担当:沖縄人未来創造会議 議長 岸本 功也
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