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八重山教科書問題について、地元テレビのQABテレビが発狂新聞に負けじと暴走しているのに対し、NHK沖縄は何時もの偏向放送には珍しく、静観している感があったが、先ほど地元局製作の沖縄・きんくるが「徹底検証"八重山教科書問題"」と題する特集を組んだ。
今回は、八重山地区の教科書の採択問題です。
問題が表面化してから約2カ月。
石垣市、竹富町、与那国町の各教育委員会で意見が分かれ、
来年度から中学校の「公民」で使う教科書が今も決まっていません。
番組では、意見が対立している石垣市と竹富町の教育長へインタビュー。
背景にある沖縄戦・領土問題などをめぐる考え方の違いを取材し、問題を検証します。
徹底検証“八重山教科書問題”
放送:10月21日(金) 午後7時30分〜午後7時55分
☆
やはり偏向放送というより、「悪代官・玉津石垣市教育長」の印象作りの発狂放送といったほうが相応しい番組であった。
現場の教師がマイナス点をつけた教科書を選定した玉津会長は、独断専行の悪玉である。といった視点で編集されていた。
教科書問題に詳しい識者として出演した新城俊昭沖縄大学客員教授の名を見ただけでが番組の意図は容易に読み取れる。
番組の中立性を擬して高橋明星大学教授がビデオ出演し、反自衛隊を唱える平和教育だけでは、現在の危機から国を守れないと発言すると、真っ赤な思想の新城氏は現在の平和教育でも足らないくらいと解説するのには恐れ入った。
この新城氏は元宜野湾高校の教員だったが、教員というより平和活動家として有名だと思っていたら、しばらく見ぬうちに大学教授になっていたとは驚いた。
「全体主義沖縄」では同じ高校教員でも玉津氏のような異論を唱えるとバッシングを受けるが、新城氏のように反戦平和を唱えておれば定年後でも大学教授になれるのか、と考えたりもする。
沖縄の大学が左翼の巣窟と言われるゆえんである。
新城氏について、当日記はかつて「金城氏の偽証濃厚! 父親殺害で」で次のように書いている。
デタラメの証言を授業で取り上げ、生徒に「日本兵への憎悪」を植えつけようというのだ。
☆
「集団団自決裁判」が実施される日の前後には、必ずといっていいほど応援団の「場外乱闘」の記事が出てくる。
この先生は高裁どころか最高裁の判決を待たずに「集団自決は軍によって死を強制・誘導されたもの」と「軍命令」を結論付けてる。
こんな先生に洗脳される生徒がかわいそうだ。
沖縄史、若者に照準 新城俊昭教諭・沖縄歴史研究会代表 (2008.9.9)
「沖縄の若い世代や本土の多くの人々に琉球・沖縄をよく知ってほしい」と話す新城俊昭教諭=宜野湾市の宜野湾高校
沖縄の歴史教科書や副読本づくりに取り組む新城俊昭宜野湾高校教諭(沖縄歴史研究会代表)が、中学生以上の若い世代向けに「ジュニア版琉球・沖縄史―沖縄をよく知るための歴史教科書」を作成している。(略)
新城教諭は「沖縄だけで戦争があったと思っている子どももいる。(1931年の満州事変に始まる)15年戦争からの流れが分かるようにしている。『集団自決』ではその悲惨さを伝えるために金城重明さんの手記を引用した」と説明。(略)
◇
この方の歴史観は日本が憎くてたまらぬ「恨みの歴史」のようだ。
歴史の授業で「方言札」をわざわざ取り上げ、沖縄の識字率の向上に努めていた当時の明治政府への憎悪を煽る理由はどこにあるのだろう。(「クイズで学ぼう 琉球・沖縄の歴史」新城俊昭著)
授業で引用するという金城重明氏の手記がウソまみれで、法廷での証言にも「偽証罪」の可能性があるということも授業で話してほしいもの。
★
NHKの番組は「玉津教育長の横暴」の印象つくりに編集されていたため文科省の見解や閣議決定による政府見解など、法律的見地は完全スルーであった。
そうしなければ県教育委やそれを支持する新城教授の立場がなくなるからであろう。
現在膠着状態にある八重山教科書問題は、従来沖教組が独占的に行ってきた「違法な教科書採択」に対する玉津氏の教育改革の挑戦である視点を欠くと、同番組のような「現場教師の専門的意見を排除する悪代官玉津」といった編集に行き着くのである。
八重山教科書問題はイデオロギー問題から法律の問題に土俵を移している現状をNHKは故意にスルーしたのである。
これについては明日のエントリーで触れる予定である。
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