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県に訴訟扇動!琉球新報が

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今や、八重山教科書採択問題で「発狂新聞」の報道を信じる人が、少なくなりつつある現状で、唯一県民の知る権利を守り続けている八重山日報の昨日の記事。

■八重山日報 8月18日

 16日は教科書無償措置法に基づき、県教育委員会が文部科学省に
来年度から使用する教科書の数や種類を報告する期限だったが、県は
期限内に八重山地区の公民教科書を一本化して報告できなかった。教
科書問題で八重山地区は、全国でも前例のない違法状態に突入。文
科省は石垣市教委と与那国町教委、県教委は竹富町教委の立場を事実
上支持しており、国、県、3市町の全面的な対立に発展しかねない深
刻な事態になった。

△具体策示さぬ県教委
 文科省は15日、県教委に対し、文書で「八重山採択地区協議会の
規約に従ってまとめられた結果に基づいて、採択地区内で同一の教科
書を関係市町教育委員会が採択を行うよう」指導することを求めた。
「結果」とは8月23日、協議会が育鵬社版を選定した答申を指して
おり、森裕子文科副大臣もそのことを明言。事実上、文科書が県教委
を通じ育鵬社版を不採択とした竹富町教委に採択のやり直しを求める
内容だった。しかし県教委の大城浩教育長は16日の記者会見で「結
果という言葉が何を意味しているのか、さまざまな解釈がある」と述
べ、育鵬社版を不採択とした8日の全教育委員による協議の結果も
「想定される」と強弁。協議の無効を訴えた玉津博克石垣市教育長と
崎原用能与那国町教育長の文書も「不適切」と断じるなど、文科省の
指導とかけ離れた発言を繰り返した。県教委は全教育委員による協議
でも事実上、主導的な役割を果たしており、こうした言動を重ね合わ
せると、当初から「育鵬社版を不採択にさせる」意図を持って、3市
町に指導助言を繰り返していた可能性も濃厚になる。市教委幹部は
「『私はジャッジ(審判)です』と言って、強引な指導を繰り返し
た」と県教委を批判する。記者会見で大城教育長は、文科省の方針に
「困惑している」と反発。事態の責任を取ろうとせず、地元に再協議
を求めただけで、早期収拾に向けた具体策を何一つ示さなかった。

△対立が対立生む
 玉津教育長「竹富町教委が自分たちで教科書の選択までやって、東
京書籍を採択したことは由々しき事態だ」
慶田盛安三竹富町教育長「石垣市教育長の話は許されない。非常識な話はするな」
8日の全教育委員による協議で、玉津教育長と慶田盛教育長は激しく応酬した。
報道陣に対しても相互に批判を繰り返しており、教科書をめぐり、教
育行政のトップ同士が真っ向から対決する事態。両者の関係悪化は、
八重山の教育に暗い影を落としかねない。町は開会中の9月議会で、
30日で教育委員の任期切れになる慶田盛氏の再任を提案。慶田盛氏
が今後も教育長として続投の見通しになり「教科書問題で、町は慶田
盛氏を支持する姿勢を明示した」という観測も流れている。「竹富町
は違法行為をしていない」。再三強調する慶田盛氏の背景には、町や
県教委の「お墨付き」があると言う見方も強い。一方、開会中の市議
会で、野党は教科書問題を集中的に取り上げ、玉津教育長を追求する
方針。これに対し中山義隆市長は、玉津教育長を擁護する構え。反目
する国と県、県と市、市と町、町と町、与党と野党。仲裁役となるべ
き県教委が、かえって混迷に拍車を掛け、対立が対立を生む構図になっている。

       ☆

沖教組が肩入れする竹富町教育委。

それを支援する県内マスコミ。

そのマスコミを恐れ、最初から竹富町教育委をあからさまにバックアップし、お墨付きを与えた県教育委。

一方、八重山採択地区協議会の決議には文科省、森文科副大臣、中川文科大臣がお墨付きを与えている。

南の島八重山地区に起きた教科書採択騒動は、一地域の問題では収束することなく、大臣を巻き込んで、全国的大問題に発展した。

そもそもことの発端は、竹富町が八重協議会が合法的に決議した結果を拒否したことにある。一本化をするなら竹教委が八重山協議会の結果を受け入れるべきだ。

だが16日発表のの大城教育庁のお墨付きを得て、任期間際の慶田盛教育長が続投に意欲をもやしているという。

慶田盛竹富町教育長は、狩俣悪代官のお墨付きだけでなく、その上役も大城悪徳奉行のお墨付きまで得て意気軒昂なのだろう。

■悪徳奉行と悪代官のツーショット■(八重山毎日新聞)

 八重山地区教科書問題で文科省からの通知を受け会見する大城浩県教育長=16日、県庁

(八重山地区教科書問題で文科省からの通知を受け会見する大城浩県教育長=16日、県庁)  事態は、一本化どころか、さらにこじれ泥沼化の様相を呈してきた。

狩俣課長は「裁判を念頭に発言している」と、13日の自民党文京部会で文科省役人の前で発言していたが、この有様では県が文科省を訴えるという最悪の事態にもなりかねない。

これに対しては琉球新報が、17日の社説で国を訴えるようにけしかけた。

何を血迷ったのか、狂気の沙汰とはこのことだ。発狂新聞の面目躍如というところである。

≪県教育庁は、国地方係争処理委員会に持ち込んで争っていい。≫(琉球新報社説 17日)

                ☆

真っ赤に染まった脳ミソでは、ものの道理も常識もない。

民主主義も法治主義さえも何処かへ消し飛んでしまった。

デタラメな社説で吠える暇があれば、次に引用の鳩間昇さんの疑問に答えて頂きたい。

■八重山日報 八月18日 投稿

県教委の措置に疑問 元小・中学校長 鳩間昇

本地区の教科書採択に因んで、八重山日報紙をおかりして所見を述べてきたところであるが、文科省の見解も出た所で,県教育委の対応を考えるとき、更なる疑問が生じているので私見を述べ、心ある市民、郡民とともに考えてみたいと思う。

(一)、まず教科書採択については、8月23日に採択され、その答申に基づいて石垣、与那国の両教育委は採択決定した。竹教委がそれに背いたことが、そもそもの始まりである。しかし、文科省もこの採択協議会の決定に沿うことが正しいとの見解を示したのである。 

(二)、全教育委員による会合は、県教委指導課長の要請により、石教委の委員長が教委協会として総会を招集して、委員会に切り替えたことに対し、県教委義務教育課長は、答申には拘束力はなく、この合同会議が拘束力があると明言している。 ところで私は、本地区は3市町独立した教育委会を持っている。教育組合ではないから、合同の委員会というものは存在しない、ましてや、採択協議会で決議したことを覆すなど、そのような権限はないであろうことを述べてきた。文科省の指導もそのような主旨と考えられない。

(三)、しかし、16日の報道では県教育委は、この合同委員会を有効として、文科省へ報告したとのことである。 一方採択協議会の答申には拘束力がないと言っておきながら、両方有効だという。 そして地区で一本化して欲しいという。 県教委指導助言が方向性がいずこにあるのか、ピンボケしている。 有効ということは拘束力があるということではないのか。小生の頭脳では判断しかねる。 両方立てて一本化はできないからである。

(四)、何度も言ってきたが、採択協議会の決議を受けて、各市町教委は決定すべきである。 どちらも検定済教科書である、しかも今回の調査方法を改定し、選択の序列を廃し、教育委員会の採択を明確にしたことは立派で、各地区の採択もそうあって、と識者の評価も出ている。

(五)、そのような中で、どうして県教委ははっきりした指導助言をしないのであろうか、採択協議会も有効、合同の教委会(小生はこれは違法と思っている、各教委の権限を侵害していると考える)も有効では指導助言にはなるまい。 

問題の発生は、竹教委が採択協議会のを尊重せず反する決定をしたことにある。決定したことは守るべきか、いやなら従わなくてもいいのか、誰が考えても全くあきれた事柄である。県教委の指導の、竹教委に向けられるべきではないのか、それがあえてなされない理由はなんであるのか、疑問は次々と沸く、竹教委の指導なくして本問題の解決はないであろう。 竹教委の言い分は、地教行法によるとだけいっている。 これについては先日にも片手落ちであろうと述べた。 地教行法と、教科書無償措置法の両法律を遵守する責任がある。県教委は今一度熟慮の上指導対象を定め、指導して欲しいものである。 石垣市平得282

             ☆

【おまけ】

【主張】
沖縄県教委 協議会の採択を尊重せよ
2011.9.19 03:10
 中学公民教科書の採択問題で、沖縄県教育委員会が石垣市と竹富、与那国両町の3教委に再協議するよう求めた。

 3市町の教科書採択協議会は、正式な手続きで育鵬社版教科書を選定し、文部科学省もこれに基づいた採択を行うよう指導している。なぜ問題を蒸し返すのか。県教委は不法な介入をやめ、協議会の決定を尊重しなければならない。

 この夏は、来春から中学校で使う教科書を選ぶ採択が各地で行われた。その結果は、今月16日までに文部科学省に報告することになっていた。3市町での採択が締め切りを過ぎて混乱した最大の責任は、採択ルールを無視して再三、介入した沖縄県教委にある。

 義務教育段階の小中学校の教科書を無償配布するための教科書無償措置法により、人口規模などが小さい町村は、単独ではなく、郡単位で、あるいは近隣の市などと採択協議会をつくり、教科書を選定することとされている。

 石垣市など3市町は先月23日、教委代表から成る「八重山採択地区協議会」を開き、公民教科書に育鵬社版教科書を選定した。これに竹富町だけが反対し、協議会の正式な手続きを経た決定に従わない違法な状態が続いている。

 沖縄県教委は協議会の決定当初は、「各教委は協議会の決定を踏まえ採択しなければならない」としていた。しかし、竹富町に従うよう指導しなかったばかりか、3市町の教育委員全員による新たな協議を行うよう求め、今月8日の協議の結果、育鵬社版が逆転不採択となった。法的に採択権限のない協議を持つよう求めた県教委の指導は、明らかにおかしい。

 中川正春文科相も、新たな協議について「無効」と明言し、文科省は協議会の正式な選定に基づいて採択をするよう文書で指導していた。にもかかわらず、16日の記者会見で、県教委は「3市町に改めて教科書一本化に向けて協議するよう助言していく」とした。

 堂々巡りになりかねない指導であり、断じて認められない。8日の協議についても、「判断は当事者(3市町)がすべきだ」とし、文科省の指導に反している。

 3市町の協議会は、採択権限のない教師らの意向で教科書が決められていた従来の採択方式を見直し、委員自らの見識で育鵬社版を選定した。県教委はこの決定に従うよう竹富町を指導すべきだ。

 

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