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2011.7.17 産経
産経・市民の党“機関紙” 菅首相、30年前から寄稿 よど号犯やポル・ポト派幹部も
菅直人首相の資金管理団体が、日本人拉致事件容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」(酒井剛代表)から派生した政治団体に計6250万円の政治献金をした問題をめぐり、菅首相が約30年前から、市民の党の“機関紙”に寄稿したりインタビューに応じたりしていたことが17日、産経新聞の調べで分かった。同紙には長男の父親であるよど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーが、北朝鮮から寄せたメッセージも掲載。市民の党側が、菅首相や拉致容疑者側と長年近い関係だったことが伺える。
問題の新聞は「新生」というタイトルで、昭和54年から月2〜3回刊行されていた。平成14年以降は休刊状態となっている。題字横には「市民の党をつくる新聞」とあり、酒井代表が主筆を務めていた。市民の党が推す議員らの選挙を詳しく報じるなど、事実上の機関紙として機能していた。
菅首相が2期目に挑戦した昭和58年の衆院選を前に同紙は、菅首相を「市民派の象徴というべき人物」と紹介し、インタビュー記事を掲載。菅首相は軍縮に絡んで、「レーガン米大統領とアンドロポフソ連書記長をスペースシャトルに乗せて青い地球を見せる」と自説を語っていた。
さらに菅首相は、59年1月の紙面に「“市民政治”の芽を太い幹に」との見出しのメッセージを寄せ、「労働運動と市民運動が両輪となるような運動のあり方をぜひ追求したいと思う」などと抱負を述べている。
一方、同紙はよど号犯にも近いスタンスを示している。63年4月には、田宮元リーダーが北朝鮮から送った文章を掲載。「チョソン(北朝鮮)に来てから、これまでの18年間は自己を革命化する日々だった」などとつづられていた。同紙は田宮元リーダーの著書「わが思想の革命」の書評にも大きく紙面を割いている。
市民の党は今年4月の東京都三鷹市議選で、田宮元リーダーの長男を擁立したが、落選している。長男の母親は、55年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして、結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子(よりこ)容疑者(58)。森容疑者は北朝鮮にとどまっているとされる。
同紙は世界の共産主義勢力と親密な関係を構築していたとみられ、58年にはカンボジアのポル・ポト派幹部のイエン・チリト元社会問題相からもメッセージを受け取っていた。イエン氏は、今年6月に始まったポル・ポト派の大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷に被告として出廷している。
菅首相の資金管理団体「草志会」は、市民の党から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」に、平成19〜21年に計6250万円を寄付。民主党からは同時期、草志会へ計1億4980万円が献金されていた。献金の意図について、菅首相は7日の参院予算委員会で「政治的にいろいろな意味で、連携をすることによってプラスになると考えて寄付した」などと答弁している。
☆
世界の七不思議に数えられても不思議でない状況が、今わが国で静かに進行している。
自国の国民を拉致した犯罪者グループに共感を持つグループの機関紙に、あろうことか拉致犯を逮捕すべき立場の菅首相が多額の献金をしているだけで驚天動地の出来事であるが、産経以外の各メディアが報道しないのはどういうことなのか。
献金の意味を問われた菅首相が「政治的にいろいろな意味で、連携をすることによってプラスになると考えて寄付した」などと答弁しているが、この答弁だけでも大問題ではないのか。
盗人を逮捕すべき警察が、盗人の支援組織に巨額の寄付をし、その意味を問われ「提携することによってプラスになる」などと答弁したら警察庁長官は即刻首であろう。
驚きはこれだけではない。
拉致犯支援組織の機関紙に菅首相が寄稿したり、インタビューに応じたりしているというから、半端な驚きでは済まされない。
驚きは、寄稿した原稿の内容を知ると、さらに倍加する。
菅首相は、59年1月の紙面に「“市民政治”の芽を太い幹に」との見出しのメッセージを寄せ、「労働運動と市民運動が両輪となるような運動のあり方をぜひ追求したいと思う」などと抱負を述べている。
なるほど、菅首相が「反原発」で市民運動に火をつけたことを考えれば、三つ子の魂百までの例えどおり、現在の菅首相の言動は活動家首相の面目躍如ではないか。
さて、ここで驚きの連続が終わると考えるのは、素人のアカサカミツケ、ではなく、垢沙汰那覇魔、でもなく、とにかく驚きはまだ続くのである。
寄稿者は菅首相の他に、錚々たるメンバー登場する。
63年4月には、日航機ハイジャックの田宮元リーダーが北朝鮮から送った文章を掲載し、「チョソン(北朝鮮)に来てから、これまでの18年間は自己を革命化する日々だった」などとつづられていた。
さらに驚くべきことに、ポル・ポト派の大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷に被告として出廷しているポル・ポト派幹部のイエン・チリト元社会問題相からもメッセージを受け取っているというのだ。
これらの出来事が報道されているというのに、国民は全く無関心で「首相退陣」のデモ一つさえ起きていない。
これも活動家・首相が行っている新種の革命の成果なのなのか。
これだけの菅首相の確信犯的な親「拉致犯」的行動が露見しては、シンガンスの釈放嘆願書に署名したことも、「知らなかった」で済まされる問題ではない。
一国の首相が、これほど「反国家的行動」をしているというのに、ほとんどのマスコミが全くこれに無関心というのは、世界の七不思議だといわれても仕方がないだろう。
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