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昨夜はこれまで何度か触れた高校時代の同級生の毎月の例会だったが、何時ものむさくるしいジジーだけの集まりには珍しく、麗しい美人のゲストを迎え何時になく華やいだ飲み会であった。
この美人のゲストについては、これまでにチラっと触れてあるので注意深い読者なら、筆者が那覇の農蓮市場の某食堂に通った話を想いだし、あのときの美人かと気がつくだろう。
その美人が、いかにも似つかわしくない薄汚いジジーの飲み会に参加したわけについては次回に詳しくご報告するとして、今回はその酒席でも話題になった「茶番国会」についてである。
先ず「本物大悪党」のあだ名を菅首相に引き継いだ小沢氏のあだ名何と言うか」という問いには、いざと言うと時にはお家芸の「雲隠れ」あるいは「敵前逃亡」が出てくるので、「本物の臆病者」で衆議一決した。
ところが、菅首相が鳩山氏を騙したことについては、「本物の馬鹿」が騙されるのは当たり前だとして、特に驚くことではないという向きもあった。
なるほど日本の政治史を紐解いてみると、権力闘争では悪党と馬鹿の騙し合いの歴史だと言えなくもない。
ただ今回のように同じ民主党前首相が現役に首相に対してあのような人格誹謗も含む罵詈雑言を浴びせても国民の神経が麻痺し驚かなくなることは異常dと前エントリーで書いた。
こんなとき海外メディアはどのように報じるかとウォールストリートジャーナル日本版を覗いてみたらこんな記事があった。
<菅首相が鳩山氏を出し抜いて当惑させたこと自体は、それほど驚くに価しない。それより不思議なのは――なぜ多くの民主党員が、指導力があるとは思えない鳩山氏に付き従っているかだ。>
★「本物の大悪党」と「本物の馬鹿」
REUTERS 鳩山前首相(画面手前)と菅首相(2日)なるほど、国際的にも「ルーピー」と馬鹿にされ、当日記でも「本物の馬鹿」と嘲笑する鳩山氏に、なぜ多くの民主党員がついていったのか。
「鳩山・菅合意」で一夜にして」意見を変え、不信任案否決に廻った多くの民主党員は「本物の馬鹿」の上を行く「真性大ばか者」と言うことになる。
菅首相:8月までに退陣 首相のクビかけ綱引き 野党は前倒し要求
. 菅直人首相が8月までに退陣する見通しになったのは、野党が首相の「居座り」批判を強めるなか、11年度予算の執行に不可欠な特例公債法案と、第2次補正予算案が成立しなければ、東日本大震災の復興に支障が出るのは避けられないとの懸念が、政府・民主党執行部の間で高まったためだ。「首相のクビ」と引き換えに両法案の成立を図る戦略だが、野党は退陣時期のさらなる前倒しを求めており、退陣時期を巡る駆け引きは収まりそうにない。首相が退陣しても明確な「ポスト菅」の姿も描けておらず、今後の政権運営の見通しは不透明なままだ。【須藤孝、シンガポール矢野純一】
「首相が政治決断をしていただければ、野党には、財政的に不安定な歳入の部分も安定させてもらい、大きな区切りにしてもらうことが重要だ」。安住淳国対委員長は4日、東京都内で記者団にこう語り、首相退陣と引き換えに特例公債法案の成立を野党側に求める考えを示した。
内閣不信任決議案が2日に否決された後も、菅首相と鳩山由紀夫前首相が「合意した」とされる退陣時期を巡り党内は混乱。野党側も、自民党の石原伸晃幹事長は4日のBS放送の番組で、首相が今国会の大幅延長に触れたことについて「延命のための延長だ」と述べるなど、政権批判をさらに強めていた。
枝野幸男官房長官ら政府・民主党執行部が4日、首相の早期退陣に一斉に言及したのは、退陣時期が遠くないことを示し、野党の批判を和らげる狙いがある。
党幹部の一人は「税と社会保障など、中長期の課題は与野党合意が前提だから、次の人でなければできない。党内のほとんどはこれでよい」と説明。小沢一郎元代表のグループ幹部も「(首相は)目いっぱい要求を野党に出してから辞めないと、辞め損だ」と歩調を合わせた。
だが、首相の早期退陣に対する疑心暗鬼は根強く、退陣の前倒しを求める声が早くも出ている。鳩山グループの中山義活経済産業政務官は4日のテレビ朝日番組で「6月の後半か7月の初めだ」と発言。同グループ幹部は「夏まで待つ必要があるのか」と語った。
一方「ポスト菅」はねじれ国会を踏まえて、自民、公明両党などと協力態勢を築けることが前提になる。民主党内では、後継に野田佳彦財務相、枝野氏、仙谷由人官房副長官らの名前が挙がっているが、誰が後継になっても、子ども手当など個別の政策をめぐる与野党協議の見通しが立つというわけではない。北沢俊美防衛相はシンガポールで会見し、次期代表選について「国会議員だけで選んだら、党員サポーターは到底承服しない」と述べた。
自民党の石原氏は4日のBS番組で「今いる人間の中で互いに『この人ならだまさない』という人で進めなければいけない」と語ったが、自民党内にも大連立をめぐる意見対立が残り、今後の展望にはもやがかかっている。
当の菅首相は、4日の復興構想会議に出席した後、公邸で五百旗頭真議長と面会。「いろいろあったが、変わることなく(議論を)進めてもらいたい」と語った。
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◆今後の主な政治日程◆
<11年>
6月 5日 青森県知事選投開票
8日 菅政権発足1年
22日 通常国会会期末
下旬 復興構想会議が第1次提言取りまとめ
下旬 税と社会保障の一体改革取りまとめ
下旬 ワシントンで日米安全保障協議委員会(2プラス2)
8月? 11年度第2次補正予算案編成
9月前半 首相訪米、日米首脳会談(ワシントン)
下旬 国連総会(ニューヨーク)
10月17〜23日 東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(インドネシア、バリ)
11月12、13日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(ホノルル)
12月 東京電力福島第1原発事故調査・検証委員会が中間報告
<12年>
1月 東京電力福島第1原発の冷温停止(東電工程表の目標)
毎日新聞 2011年6月5日 東京朝刊
☆
民主党内部からも8月退陣説が出始めたようだが、その根拠が「首相退陣と引き換えに特例公債法案の成立を野党側に求める」と言うことらしい。
いずれにせよ辞めると決まったのなら8月と言わずに即刻辞めるのが最良であるが、何しろ「本物の大悪党」を継承した菅氏のこと、8月になったらどんな大嘘をついて延命を図らないとも限らない。
仮に菅首相が更なる大嘘をついて結局任期一杯首相を務めた場合、そのこと自体がわが国の復興・復旧に大きな損失を与えたことになる。
だが、ひとつだけ菅首相は国民に大きな貢献を果たしたことを忘れるべきではない。
どんな貢献か。
国民が選んだ不適格な首相を辞めさすのには、このように困難が伴うと言うことを国民に知らしめたことだ。
政権交代と言うマスコミの甘言に騙されて、民主党に政権をゆだねた国民は深く反省し、2度と同じ間違いを犯してはいけない、
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【おまけ】
この期に及んで、敵前逃亡をした「本物の臆病者」の指導力に期待するブログもあるようだが、
これも「本物の馬鹿」か小沢カルトの類である。
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