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メア発言の火付け役が沖縄で講演!共同通信の石山記者

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共同通信の石山さん「メア発言」で講演

琉球新報 2011年5月29日      

 石山永一郎さん
 「沖縄はゆすりの名人で怠惰」など、ケビン・メア前米国務省日本部長の発言内容を初めに報道した共同通信社の石山永一郎編集・論説委員を招いた講演会が28日、宜野湾市の沖縄国際大学で開かれた。石山さんは、メア氏の発言録を作成したアメリカの学生たちやメア氏を直接取材した立場から、「あれはまさに正確であり完全だ。(メア氏は)捏造だと言っているが、裁判をやるとも言っていない。決着がついているとみている」と語った。
 辺野古移設に固執する日本政府や官僚については「戦後日本外交がずっと陥っている思考停止の延長だ」と指摘し、「日米と友好的な関係を築くのは重要だが、日本外交の基軸はアジアに向けていくべき」「軍事的存在が抑止力になるという発想を捨てて、外交が本来的な機能を発揮すべきだ」と語った。
 講演会は市民団体「ネオキの会」が、「普天間から震災まで〜全国メディアが伝えなかったこと」と題して開催。屋良朝博沖縄タイムス論説県編集委員が聞き手を務めた。

             ☆

大江健三郎氏や故筑紫哲也氏のような沖縄贔屓の文化人が、沖縄に関して、ピント外れではあっても、ことさらに同情的発言をすることを、ルポライターの佐野眞一氏は著書『沖縄ーだれにも書かれなかった戦後史』の中で「大文字言葉」と見事に表現した。

その一方でメア氏のように沖縄を知り尽くした人物が、沖縄に関して、多少耳は痛くとも、核心に触れる発言をすることを「小文字言葉と」と表現している。

佐野眞一氏の表現に従えば、メア氏は、「大文字言葉」でこびるのではなく「小文字言葉」で本音を直言することで知られ、沖縄在任中からしばしば沖縄左翼とバトルを行いしばしば新聞種となっていた。 

だが、ここでいう核心に触れる「小文字言葉」と、今回の「メア発言騒動」で問題になった「侮辱的発言」が、全く別次元の問題であることは論を待たない。

メア氏が沖縄在任中に伊波洋一前宜野湾市長等の左翼勢力とバトルをするたびごとに、メア氏の理詰めの議論に左翼の批判は粉砕され、感情的に「差別だ」とか「沖縄人を馬鹿にしている」といった常套句を叫ぶのが常だった。

しかしメア氏は議論のたびに急所を突く発言はしても、一度も侮辱的発言はしていない。 したがって今回のように地元紙がメア氏を集団リンチでバッシングすることはなかった。

メア氏が今回民間人となって反撃を開始して以来、沖縄2紙はこれまでの狂ったような大バッシングがまるで嘘のように静かになっている。 そんななかでメア発言の火付け役となった共同通信の石山永一郎氏が沖縄で講演会を開いたという。

石山氏は、左翼学生が持ち込んだ「講義メモ」では記事にすることは不可能と判断し、複数の学生による「作文」を入れ知恵した人物であるが、これで石山氏も「大文字言葉」を共有する文化人の殿堂入りをしたことになる。 石山氏は仮に共同通信を辞めることがあっても沖縄のどこかの大学が教授としての地位を用意してくれることは間違いない。

沖縄の大学が左翼の掃き溜めといわれる所以である。

  

さて、引用の石山氏の講演だが、ずい分と県民を舐めた発言でっはないか。

先ず「メア氏の発言録を作成したアメリカの学生たちやメア氏を直接取材した立場から」ともったいぶっているが、左翼学生たちに直接取材をし「講義メモ」を持ち帰って作文」にするように入れ知恵を授けたのは事実だとしても、肝心のメア氏に「対する直接の裏付け取材は怠っているではないか。

次にこれだ。

>「あれはまさに正確であり完全だ。(メア氏は)捏造だと言っているが、裁判をやるとも言っていない。決着がついているとみている」

発言者のメア氏自身が捏造だと否定しているのに、本人に取材することもなく、正確であると断言する根拠を、今度は「裁判をやるとも言っていない」からだというから驚く。

こんな奇妙な理屈で県民を納得させると本気で考えているのなら、石山氏こそ県民を愚弄しているといわざるを得ない。 もっともこんな屁理屈を恥じもなく平気で掲載する琉球新報も県民をバカにしているのだが。

同じ日の沖縄タイムスは、石山氏の講演の記事で、メア発言には一切触れずに、もっぱら普天間基地の抑止力についての発言のみを書いている。

さすがに「裁判がないからメア発言は正確である」という石山氏の屁理屈を、真顔で記事にするのは恥ずかしかったのだろう。

 

沖縄2紙から大バッシングを受けたときは、メア氏は外交官という公務員であり記者会見等による名誉回復の機会を失っていた。

だが、今回民間人となってからの沖縄2紙のメア氏に対する報道が、以前に比べてまるで腰が引けてしまっているのは、メア氏が再バッシングに対しては、裁判も辞さない覚悟を示しているからではないのか。

沖縄2紙の火付け役を演じた石山氏が「(メア氏が)裁判をやるとも言っていない」のを理由にメア発言を正確だというなら、再度沖縄2紙に火をつけて「メアバッシング第二弾」でも企画してみたらどうだ。

今度は間違いなくメア氏は名誉毀損で沖縄2紙を提訴するだろう。 そのために国務省も辞任し、身軽な一民間人になったはずだから。

 

また沖縄2氏も他人の発言を引用しての反論という姑息な記事は止めて、自分のペンで堂々とメア氏の再批判をするべきではないのか。

何よりも地元のテレビ局のRBCが連続二日にわたり、いわゆるメア氏の独占インタビューを放映し、メア氏はいわゆるメア発言を全面否定し「作文」をした学生集団は米軍基地に反対運動をしている特殊なグループであると発言しているのに、沖縄2紙が一行の反論記事も掲載していないのはおかしいではないか。

少なくとも以前のように沖縄四世のトーリ・ミヤギ氏に対しては電話取材くらいして記事にして反論の機会を与えるべきではないのか。

 2ヶ月前にはミヤギ氏の発言をこのように大々的に報じていたではないか。


 

(沖縄タイムス3/8)





 

(沖縄タイムス3/10)

 もっともミヤギ氏も自分たちの悪意ある「作文」の事実が露見した現在、メア氏に訴えられるのが怖くて逃げ回っているというのが実情だと想像するのだが・・・。

 

【参考】⇒罠にかかったケビン・メア氏、大バッシングの真相

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