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国歌斉唱、教育は強制を伴う!

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君が代起立条例に反対声明 教員ら「強制は教育なのか」
2011年5月25日

 大阪府内の教員、弁護士でつくる「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪のメンバーが24日、「大阪維新の会」が府議会に議員提案する予定の「君が代起立条例」に反対するアピールを出した。「不起立を選択せざるを得なかった教職員の心情を無視し、自分に逆らっている者への敵意があるだけ」として反対の声を上げるよう呼びかけた。

 ホットラインは12年前の国旗・国歌法制定をきっかけに開設。毎年の入学式、卒業式の前後に教員らの相談に乗ってきた。だが法律の制定後、国歌斉唱時に起立しない教員への処分が進むにつれ、近年は相談件数も減って事務局の担い手も高齢化。学校現場でも団塊の世代の退職とともに「君が代」を歌うことに抵抗がない若手教員が採用され、斉唱時に立たない教員はごく少数になったという。

 メンバーの一人である府立高校教諭(52)は、特攻隊に志願した父が「教育にだまされた」と語るのを聞いて育ち、君が代は歌わないと決めた。国歌斉唱が導入された2000年度以降不起立を貫いてきた。

 だが橋下知事が不起立の教員を免職することも辞さない姿勢を打ち出すと、教員仲間から、「免職されては元も子もない。教師でい続けることを選ぶべきだ」と心配されたという。「私はもはや少数派かもしれないが、いろいろな考えがある中で、強制するというのはそもそも教育なのだろうか。ただ黙っていることはできません」と話した。(阿久沢悦子)

               ☆

去る5月15日、かでな文化センターでは祖国復帰39周年を祝賀する県民約850名が演壇に張られた国旗を前に全員規律し国歌を斉唱した。

同じ15日宜野湾市に赤鉢巻で集結した市民団体は、国旗で祖国復帰を祝賀するどころか赤旗を翻し口々に「屈辱の日」を叫び祖国復帰に怒りを表した。

そして沖縄2紙は国旗の前で国歌斉唱して祖国復帰を祝賀する県民のことを一行の記事にすることもなく黙殺した。

一方の赤旗の市民団体の「怒りの集会」の記事は写真つきの大見出しで沖縄2紙のトップを飾った。 あたかも全沖縄県民が祖国復帰に怒りを表しているかのように・・・。

来年の祖国復帰40周年記念大会には天皇皇后両陛下がご臨席を賜るとのこと。 そうなれば記念式典では国旗の前で出席者は起立の上国歌斉唱で祖国復帰を慶賀することになるだろう。

思想・信条の自由が認められるわが国では、国歌斉唱を拒否する自由はあるが、記念式典に参加しないで別会場で拳を突き上げてインターナショナルを歌う自由もある。

だが祖国復帰を祝する会場に潜入して厳粛な式典を妨害する自由や権利はないはずだ。

同じように生徒や家族が入学や卒業を祝して行う厳粛な式典の進行を妨害する権利もないはずである。

どうしても自分の主義主張を貫徹させたいと思うなら、公務員以外の職種を選択する自由もあるし、最悪の場合でも適当な口実を設けて国歌斉唱の予定されている当日欠勤する選択肢だってあるはずだ。

「強制するというのはそもそも教育なのだろうか」と寝ぼけたことをホザク教員もいるようだが、学校教育、いや教育制度そのものが強制であり、強制の伴わない教育なんて野良犬の養成所になることは教師自身が一番承知しているはずだ。

 
 もうひとつたとえ話を述べよう。

キリスト教信者でも仏式の葬式に参列すれば仏式の儀式に従うべきであり、その逆もある。

信条の自由に反すると言うなら、仏式の葬式には参列しないと言う選択肢を取るべきであり、わざわざ異なる信条の式典に参列し信条の自由を振りかざし厳粛な儀式を妨害するのを認めるほどわが国の憲法は寛容ではない。

 

>「免職されては元も子もない。教師でい続けることを選ぶべきだ」と心配されたという

 教員とは、思想・信条の自由と偉そうなことを言う割には教員という美味しい仕事を失ったら「元も子もない」、と打算的なことを言う卑劣な連中である。

本気で思想の自由を叫ぶなら、命を懸けろとまでは言わないから、

せめて職を賭けて叫んでみよ!

 

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