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万犬虚に吠える・・・と。
沖縄2紙が裏付け取材もしないままメア氏の大バッシングをし、これに応じてメア批判の大合唱をした「識者」の方々は、正に虚に吠える犬の群といわれても仕方が無い。
昨日の沖縄タイムスなどはメア氏が提訴に持ち込むのを恐れたのか、共同正犯ともいえる共同通信の石山永一郎編集委員の署名入り記事でメア氏への反論に代えている。
同じ日の琉球新報もタイムスと一言一句違わぬ共同記事を掲載しているのは大笑いである。
あれほど騒いだ結果が共同記事で責任逃れとは、2紙揃って卑怯にもほどがある。
(琉球新報4/17)
さらに沖縄タイムスの関連記事は、虚に吠える犬の一人の比屋根照夫琉球大学名誉教授の口を借りて、フィリピン建国の英雄ホセリーサールまで引っ張り出し「メア氏の発言は、アジア精神史上の蔑視・怠惰論と同じ」などと小難しいことを書き連ね、反論のつもりらしい。
大学教授の肩書きで、もっともらしい事を言えば畏れ入るるほど最近の読者は甘くは無い。
そもそもメア氏の発言を確認もせず、虚に吠える犬の言葉を借りて何の意味があるのか。
琉球新報はメア氏の反撃後三日になって、やっと社説を書いたようだが、肝心の裏取り取材には一言も触れておらず、米軍統治下のキャラウェイ高等弁務官まで引っ張り出してトンチンカンな言説を繰り返しているが、まさに噴飯ものである。
前のエントリーでメア騒動の仕掛け人は左翼弁護士の猿田佐世だと指摘したが、暇つぶしに英文ネットを検索したら興味深いサイトに遭遇した。
アメリカ外交政策の情報サイトTHE CABLEがそれだが、その中で猿田弁護士とメア発言に関する重要部分を抜粋し引用する。
State Department Japan hand loses post as Campbell goes on Tokyo apology tour Posted By Josh Rogin Wednesday, March 9, 2011 - 7:26 PM(前略)
What Maher didn't know at the time of his meeting was that this was no ordinary group of American University students. One leader of the group was a Japanese activist who works hard to build opposition to any U.S. basing on Okinawa. That activist, Sayo Saruta, was one of two student leaders for the group of mostly American AU students and participated in the meeting at the State Department. Maher didn't know that the group was led by an anti-base activist until the memo was leaked this week.
The State Department could have known Saruta's agenda had they just done a little research. She is a very public critic of U.S. military bases in Japan. The website for the students' Japan trip identifies her as "the leader of the Network for Okinawa, an organization calling for the closure of bases in Okinawa."
Saruta also works with the website closethebase.org, which is run with help from the Institute for Policy Studies, a liberal foreign policy think tank in Washington, DC. John Feffer, who works at IPS and is co-director of their Foreign Policy in Focus project, told The Cable that the purpose of the Network for Okinawa "was to have a U.S. counterpart for the activists in Okinawa." (略)
参考までに次に拙訳を添えておいた。
<メア氏は講義をしたときアメリカン大学の学生たちが普通の学生ではないことに気がついていなかった。 学生グループのリーダーの一人は沖縄のいかなる米軍基地にも激しい反対運動をしている日本人活動家であった。 猿田佐世というこの活動家は、そのほとんどがアメリカン大学の学生で占める学生グループの二人のリーダーの一人であった。 そして猿田佐世は国務省で行われたメア氏の講義にも参加した。
メア氏は、学生の講義メモが今週リークされるまで、この学生グループが反米軍基地の活動家に指導されていることを知らなかった。
米国務省は、簡単な調査さえすれば、猿田氏の主張を知ることができたはずである。 彼女は日本にある米軍基地に批判的意見を公表している。 学生たちの日本旅行のウェブサイトでは彼女(猿田氏)のことを「在沖米軍基地撤去を要求する組織である沖縄ネットワークのリーダーである」と認めている。
猿田氏はワシントンDCにある左翼シンクタンクであるthe Institute for Policy Studiesから援助を受けている。 IPCのFOIF(外交政策の焦点)プロジェクトのディレクターであるジョン・エファー氏は本誌(THE CABLE)の取材に答えて、沖縄ネットワークの目的は「沖縄の活動家と連帯するアメリカ側の同志を作ることである」と述べている。>(訳:狼魔人)
これでメア氏が、当日記の指摘する通り、アメリカン大学にネットワークを張る左翼活動家猿田弁護士の仕掛けた罠に見事に引っかかったことが証明される。
さらにこの記事で新たに判明したことは次の諸点である。
(1)記事の日付から判断して沖縄2紙がメアバッシングを開始した直後には、アメリカの外交関係者の間ではメア氏が日本人の左翼活動家に嵌められたたことは知られていた。
(2)メア氏が講義したのはアメリカン大学の教室ではなく、米国務省内の会議室であり、学生達が訪問して講義を受けた。
(3)仕掛け人の活動家・猿田弁護士も14人の米学生の中に含まれ、国務省でメア氏の講議を受けていた。
なお上記記事の執筆者であるJosh Rogin記者は、猿田弁護士の仕掛けた罠にかったメア氏の脇の甘さを、次のくだりで暗に批判している。
「猿田弁護士は日本にある米軍基地に批判的意見を公表しているので、米国務省は、簡単な調査さえ怠らなかったら、猿田氏の主張を容易に知ることができたはずである」と。
次回は沖縄2紙の扇動に乗って、虚に吠えた沖縄の犬の群の名前を挙げて、「恥さらし識者名簿」でも作成してみる。
沖縄2紙の嘘八百記事を許せない、と思う方
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