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石垣市長の初仕事、自衛隊の承認

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  沖縄県の地元の首長としては初めて尖閣問題の抗議集会に参加予定の中山義隆石垣市長は、 4期に渡る独裁政権の座から大浜前首相を引きずり降ろした保守系市長である。 極左思想に憑りつかれた大浜前市長が16年もの間に培ってきた極端な「反基地・反自衛隊」思想が「自衛隊は殺人集団」という暴言に繋がったわけだが、 中山市長が就任早々市議会で質問を受けたのは、市長の自衛隊に対する認識を問うという異例の質問であった。 大浜前市長は「殺人集団」発言の他にも、自衛隊吹奏部が市民会館を正式に予約していたにもかかわらず、使用者が自衛隊というだけで独断で自衛隊音楽隊の使用を拒否している。 さらに前市長は自衛隊艦船が石垣港に休養のため寄港することさえ拒否していた。 市長に就任早々の第一回市議会で市長の自衛隊に関する認識を質問された石垣市議会の様子を引用する。 ◆石垣市議会第一回定例会 平成22年04月22日−09号

14番(池城孝君) じゃあお伺いします。
             〔(静かにしてください)という入嵩西 整議長〕
 あなたは、チャンネル桜におきまして、こういうことを言っていますね。「この石垣市は、自衛官が尖閣諸島において警備をしてるんだと。その警備をしているのにもかかわらず、現石垣市長は、休養や給油に対して、この石垣港に受け入れないんだ」ということを言いましたよね。これ全国に流れております。だれも見てると思います。その方向性も変わらないですかというのが、今回最初にあなたに求めたところなんです。いわゆる自衛官の休養や、あるいは給油のために、この石垣港に入港することを前市長は拒んでおりました。しかし、あなたが議会で追求をし、自衛隊は法律の中で違憲じゃないという市長の答弁を引き出して、今後、そういうような入港させないというようなことはもう言えませんと。
 ですから私は、私ってあなたのことですよ。「ですから私は感謝の意を込めて歓迎します」ということをはっきり言ってるんですよ。これ、今後とも歓迎するんですか。市長の立場として。それをお伺いします。
             〔何事かいう者あり〕
 これは、一事が万事なんですよ。自衛官と米軍とは共同訓練もします。
             〔何事かいう者あり〕
 よって、よって、こういうような自衛官を入れるということは追って米軍も入ってくるというような考え方を持っております。
             〔何事かいう者あり〕
 ですから、私はそれを聞いているんです。歓迎しますかどうか。
◎市長(中山義隆君) お答えいたします。
 選挙戦の中でも答弁の中であったかもしれませんが、私は、常々日本の安全保障を守っている自衛隊、特に海上自衛隊の皆さんが、石垣の沖合い、尖閣も含めて通常の警備活動を行ってて、それの休養や給油、食料等の補給に関して石垣港を使いたいといった場合には、私は認めます。
 核兵器不積載証明書の条例をそこでつくれとおっしゃるということは、日本が核兵器を持ってるという前提でつくれという話になりますので、全く別の話でございます。
 さらには、日本の自衛隊が米軍と共同訓練をしているからといって、自衛隊と米軍を同一視することは、余りにも飛躍した考え方だと考えております。

                      ◇ 長年の極左独裁市長の洗脳の結果、「自衛隊=悪の集団」といったイメージを植えつけられていた市会議員の初めての質問が、自分たちを守ってくれている自衛隊を認めるかどうかだったのが興味深い。 その後行われた市会議員選挙でも与党の保守系議員が多数派を占め、「南の島の極左王国」は名実ともに崩壊していった。 自衛隊に領海を守られながら、自衛隊を「殺人集団」と貶める大浜前市長の存在は、「安保反対運動」のDNAを今でも引きずっている団塊の世代の菅首相や仙石官房長官を髣髴させる。 軍事評論家・柿谷勲夫氏の次の言葉は、(菅直人氏が首相になる前に書かれた)現在の菅・仙石内閣を見事に言い当てている。 沖縄では次期県知事を狙う伊波宜野湾市長をそのまま当てはまるようでもある。 <(安保)騒動に参加した学生は卒業後、日米安保条約のお陰で米兵と一部の国民(自衛隊官)に国の防衛を委ね、自身は兵役を逃れ、あるものは中央官庁に、ある者は大企業に、ある者は大学教授、政治家、大臣にになって権力を振るい、退官後は多額の年金をもらい、優雅な日々を送っているであろう。 当時の学生には濃淡の差はあるが、DNAに「反安保」「反自衛隊」が摺りこまれ、現在に至るも潜在している。 その例が右に述べた加藤氏(紘一・引用者注)や次の項で述べる鳩山内閣の閣僚である。(雑誌「正論」2010年7月号)> 全共闘崩れの「市民運動家」や「人権弁護士」が、国家観もないまま国家を指導する菅内閣が、中国に対抗できるはずはない。 同じく全共闘崩れの伊波洋一宜野湾市長が県知事として沖縄住民の生命と財産を守れるはずは無い。   なお、16日の「中国の領海侵犯から尖閣諸島海域を守る沖縄県民の集い」には、栗林中将のお孫さんにあたる新藤義孝自民党議員と中津川博郷民主党議員が急遽参加の予定である。             ◇
◎◆中国の領海侵犯から尖閣諸島海域を守る

沖縄県民の集い

○日時:10月16日(土) 午後2時〜4時

○会場:コンベンションセンター 会議場A1 500人

○入場料: 無料

●集会内容

�基調講演…講師・青山繁晴氏(安全保障専門家・独立総合研究所代表)

�各党国会議員 

弁  士  平沼 赳夫氏(日本会議国会議員懇談会会長・たちあがれ日本代表)

衛藤 晟一氏(自民党・組織運動本部地方組織・議員総局長)

山谷 えり子氏(自民党・領土議連会長)

下地 幹郎氏(国民新党幹事長)

中山義隆石垣市長

八重山漁協前会長 新藤義孝自民党議員 中津川博郷民主党議員

○主催 中国の領海侵犯から尖閣諸島海域を守る沖縄県民の集い実行委員会

○事務局・問い合せ先:日本会議沖縄(担当:石田英雄)

〒900−0013 沖縄県那覇市若狭1−25−11波之上宮社務所内 

電話098−868−3697  FAX098−868−4219



◆講演会のお知らせ


◆第三回「正論」セミナー

日時 平成22年10月15日(金曜日) 午前11時半開場・午後2時終了

場所 沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
  (那覇市前島3−25−1 電話0988−860−2111)

講師 宮本雅史・産経新聞那覇支局長 『沖縄リポート』

    阿比留瑠比・産経新聞政治部 『民主党政権と沖縄』

参加費 1500円(昼食費込み)

お問い合わせ 沖縄「正論」友の会 電話098−861−677    よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 
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