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昨日は土曜日。
宜野湾市のコンベンションホールで行われた航空自衛隊・南西航空音楽隊の「第9回定期演奏会」を鑑賞した。
当初、ブラスバンドによるマーチがメインのコンサートと先入観をもって臨んだが、実際のプログラムはビッグ・バンドの巨匠カウント・ベイシー没30年のトリビュートとアフロキューバンジャズ。筆者が高校生~大学生の頃全盛だったビッグバンドの名曲に、しばし半世紀前の青春の想い出に酔いしれた。
後半はゲストにキューバ出身のトランペット奏者ルイス・バシェ氏を迎えアフロキューバンジャズの名曲を楽しませていただいた。 バシェ氏の自在なトランペット奏法にプロとしての余裕を感じ、曲に合わせてスウィングする聴衆から万雷の拍手を得ていた。
宜野湾市のコンベンションホールでのコンサートには久しぶりだが、こんなすばらしい生演奏がメディアの告知がないため一般県民にはあまり知られていないのは残念である。
コンサート終了後、珍しい寿司バーでコンサートの余韻に浸りながら旨い寿司を堪能した。
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昨日の辺野古では防衛局の移設工事は行われず、海保の警備もなかったもよう。 地元紙に「順法精神で紳士的に抗議活動をしている」と報じられている抗議団は「鬼の居ぬ間」に一体何をしたか。
本日の沖縄タイムス社会面の下部にこんなベタ記事が。(一面から辺野古移設関連記事は完全に消えたが)
海上は作業なし
台船に市民上る
「名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは7日、抗議船やカヌーで「臨時制限区域」の内に入り(略)抗議船市民二人が台船の支柱をつたい、作業台船まで上った。」(※文末に【追記】あり)
彼ら「市民ら」の行為は決して誤って制限区域内に入ったのではない。 制限区域内に侵入し作業船に上るという違法行為を犯した確信犯である。
では、これまで沖縄タイムスが抗議団の違法行為を正直に報道したのか。 従来は「紳士的な市民団体vs過剰警備の海保」と報じていたではないか。
その理由は、先月海上保安庁が、辺野古沖の海上警備について全国紙やテレビ各局など在京メディアに、過剰警備を伝える沖縄タイムス、琉球新報の地元2紙の紙面を見せ「誤報」と指摘していたからだ。
⇒辺野古過剰警備、海保「沖縄2紙は誤報」在京メディアに異例説明 沖縄タイムス 2015年2月21日
沖縄2紙は偏向新聞であることは夙に知られた事実である。
だが昨年11月の知事選では、偏向報道を通り越し書きたい放題の捏造報道で翁長氏を知事に当選させた。
以来、「沖縄の民意は新聞が作る」とでも言わんばかりに捏造報道を続け「在京メディア」に「沖縄2紙は誤報」と報じられる前代未聞の状況に陥った。
ネットのない時代ならいざ知らず、ネットが普及した昨今、いくら沖縄2紙が捏造報道を続けても真実はネットの動画などが伝えてくれる。
お気の毒にも沖縄タイムスも真っ赤な嘘のつきにくい時代になったのだ。(涙)
真っ赤な嘘はともかく、グレーの印象操作については昨日の記事で書いた。
辺野古埋め立てに際し、国と県の「事前協議」についてだ。
辺野古実施設計の事前協議 防衛相も必要性認識 沖縄タイムス 2015年3月6日
菅氏、辺野古埋め立て事前協議の知事権限「あり得ない」 - 琉球 ...琉球新報 2015年3月6日
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沖縄2紙から情報を得る限り、辺野古移設に関し菅官房長官と中谷防衛大臣という関係閣僚の意見が全く異なるということになる。
辺野古で警備に当たる海上保安庁が「沖縄メディアは誤報が多い」と発言するのも当然である。
いや、これでも海上保安庁は遠慮して「誤報」としているが、意図せず間違った報道をしたのが「誤報」とするなら、沖縄メディアの報道は確信犯的に間違った報道をしているのが明らかだ。
「捏造報道」とした方が正しいのではないか。
で、実際はどうだったのか。
辺野古でトンブロック再投下 知事の停止指示後初 ⇒琉球新報 2015年3月6日
菅官房長官が昨年の知事選の前の明言していた通り、辺野古移設は国の専権事項として粛々と進行していることになる。
ところが一夜明けた7日の新聞報道の見出しを見ると違った印象を受けるから、沖縄紙は信用できない。
⇒事前協議「当然」も辺野古工事推進 菅官房長官2015年3月7日 08:39事前協議の必要性を否定していた菅官房長官が一夜にして必要性を認めた印象を受ける。
実際はどうなのか。
【東京】菅義偉官房長官は6日の閣議後会見で、名護市辺野古への新基地建設に関し、埋め立て工事の着工前に県と事前協議する必要性を認める一方、協議の結果にかかわらず工事を推進する考えを強調した。実にわかりにくい記事だが、菅官房長官の言いたいことは「事業者として誠実に対応する」立場かから「事前協議の必要性は、認めるが「協議の「結果に関わらず工事は推進する」ということだ。
菅官房長官の意見が一夜にして変わったわけではない。
菅官房長官の意見は昨年11月の知事選の前から、「どなたが知事に選ばれても辺野古移設は粛々と侵攻する」と首尾一貫している。
同じニュースをRBCニュースは次のように報じている。
RBCニュース 2015/03/06 19:23
埋め立て前協議 菅長官「事業者として誠実に対応普天間基地の移設に向けた辺野古の埋め立て工事で、県が本体工事の前に協議が必要だと指摘していることについて菅官房長官は「事業者として誠実に対応する」と述べ協議に応じる考えを示しました。
「この留意事項とされたことについてですね、事業者として誠実に対応することは当然であると思っていますけども」(菅官房長官)
菅官房長官は会見でこのように述べ、県が埋め立て承認の際に留意事項とした本体工事着手前の事前協議に、応じる考えを示しました。
しかし、その上で「結論が変わることはない」と強調し、辺野古移設を粛々と進める方針を繰り返し説明しています。
一方、名護市辺野古沖では6日午前、海底ボーリング調査に使用されるスパット台船に作業員数人が乗り、掘削に向けて準備を進める様子が確認されました。
政府は辺野古沖の水深が深い地点でのボーリング調査を実施したうえで、夏ごろにも護岸の設置など本体工事に着手したい考えです
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米国は脅威だが中国・北朝鮮は脅威ではないと妄信する沖縄タイムスの本日の紙面に尖閣周辺の中国船の暴挙を報じる記事は一行もないが、八重山日報はちゃんと新聞の役目を果たしている。
尖閣周辺で初確認された海警2307(第11管区海上保安本部提供)第11管区海上保安部によると、6日午前8時ごろ、尖閣諸島(石垣市登野城)の領海外側にある接続水域に、中国海警局の船「海警2101」「海警2305」「海警2307」が相次いで入った。中国公船が尖閣周辺を航行するのは2月28日以来、6日ぶり。海警2307は尖閣周辺で初確認の船。
3隻は7日も2日連続で接続水域内を航行。
▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html
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【追記】
「名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは7日、抗議船やカヌーで「臨時制限区域」の内に入り(略)抗議船市民二人が台船の支柱をつたい、作業台船まで上った。」
上記記事の文末にこんなくだりがある。
抗議船には、県議会与党に社民・護憲会派の新里米吉県議ら8人が乗船し、会場の様子を視察。「沖縄の海を壊すな」と抗議の声を上げた。
県議という公職に有りながら、「市民ら」が確信犯的に制限地域に侵入し台船によじ登るという違法行為を目撃していながら、違法行為を止めるように注意をするどころか、彼らに声援を送っている。
次の県議会で「違法行為を奨励する県議」として新里県議らを糾弾すべきではないか。
彼ら違法県議とこれを報じる沖縄2紙の関係は「反戦平和は免罪符」そのものではないか。(怒)
【追記】
辺野古の「平和活動家」たちの確信犯的違法行為。
【おまけ】
県の世論調査によると沖縄県民の約9割は中国人が嫌いであるが、沖縄タイムスは民意に反してこんな人物を過去に支援していた。
以下は過去ブログの再掲である。
米国は脅威だが中国・北朝鮮は脅威でない! 2010-11-26伊波候補が共産党、社民党の支援を受ける極左活動家であることは、日米安保に反対し、米軍基地反対、自衛隊配備反対という政策を見ても明らかであるが、「中国、北朝鮮は脅威ではないが米国は脅威である」と公言するとは、信じれられない県民も多いだろう。
だが、伊波候補は海外特派員境界で記者会見をした際、外国人記者から
「北朝鮮と中国は脅威か?」と質問されると、
伊波市長は「脅威ではない。脅威なのは米軍。中国とは何千年もの経済・文化の交流がある」、と答えている。
伊波候補は同盟国の米国を敵と看做し、尖閣はおろか沖縄の領有権も主張する中国や、無法国家の北朝鮮に親しみを感じる極左思想の人物である。
宜野湾市長「ノーと言い続けることが最大の抵抗」
伊波洋一・宜野湾市長。米軍再編の流れの中で普天間移転を考える必要性を説いた。【16日、海外特派員協会=東京・有楽町=。写真:筆者撮影】
世界一危険な飛行場と言われる米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長が16日、海外特派員協会で記者会見を開いた。市長はグアム移転の妥当性を強調した。
伊波市長が先ず挙げたのは普天間基地の実情と日本政府の認識のギャップである。「『普天間は即時閉鎖すべきである』というのが米国の基準を知る者にとっては常識」。
ところが「岡田外務大臣は『辺野古(滑走路)が出来なければ普天間は動かない』と言って憚らない。危険性を14年間放置しているが、『そのままにしていていいんだ』ということが当り前に語られる、この落差」。
市長は「ここ(落差)をしっかり見つめていかなければならない」と力を込めた。
伊波市長の持論は「米軍再編の流れの中で普天間基地の移設を考える」だ。
「『(グアムの)アンダーセン空軍基地に海兵隊のヘリ部隊が来る』と4月に地元市長が記者会見で明らかにしている。米軍はテロとの戦争のために同盟国との関わりを重視している。日米安保条約は第3国の軍隊を日本の基地に入れることを禁止しており、沖縄では多国籍軍の訓練はできない。米軍は多国籍軍のためにテニアン、グアム、マリアナを中心に基地を作ろうとしている」。
伊波市長は上記の事実を踏まえて「普天間問題」の解決策を鳩山政権に提言したが……。「グアム移転の詳細を明らかにし普天間、辺野古の問題を解決するための資料を(官邸に)提供したが活かされなかった」。
伊波市長によれば、鳩山首相周辺にブロックされて秘書官にも渡らなかったという。
鳩山前首相の「最低でも県外」発言は、寝た子を起こしてしまったと言える。伊波市長は次のように話した。
「基地は容認しないが発展するために受け入れて行こうという自公系の首長が基地反対に変わった。容認派の首長も『基地を支えよう』という心が折れた。今さら受け入れてくれと言っても無理。大きな変化を防衛大臣も外務大臣も官房長官も読めなかった。菅総理はそこをしっかり受け止めて対処しなければ決して前に進むことはできない」。
外国人記者から「北朝鮮と中国は脅威か?」と質問されると、伊波市長は「脅威ではない。脅威なのは米軍。中国とは何千年もの経済・文化の交流がある」。
記者会見が終わった後、筆者は伊波市長に「誰が知事になっても辺野古の『埋め立て許可』のサインはできないでしょう?」と尋ねた。海面埋め立ての許認可権限は県知事が持つ。市長は「県民がノーと言い続けることが最大の抵抗」。基地の島に生まれ育ってきた闘士ならではの答えが返ってきた。 ★
■祖国再生運動 IN 沖縄■
皆様
本土では、反日左翼が闊歩する沖縄というイメージがあるようですが、これは5~6年前の事。今や沖縄は全国でも有数の保守運動の盛んな地域となっています。以下は一般参加で行われるイベント等の紹介です。都合が宜しければ参加下さい。
3月8日 「尖閣問題、教育問題を考える講演会」総合教育研究所15時~ 会費500円
3月9日 新日本沖縄史教育研究会講座 パレット久茂地9F 18時30分 会費500円
3月14日 第2回沖縄戦を考える集い 県立博物館講堂 18時30分~ 会費500円
ニシコリ拝
著者/訳者:チャンネル桜
出版社:ビジネス社( 2015-02-20 )
単行本 ( 207 ページ )
本号の内容
戦後70年の日本
安倍昭恵 内閣総理大臣夫人
「本当の世界平和を構築できるのは日本だけです」
萩生田光一 安倍総裁特別補佐
「『戦後レジームからの脱却』を目指す安倍政権の姿勢は不変」
有村治子 女性活躍担当大臣
「すべての女性が生き方に自信と誇りを持てる社会に」
なでしこ日本~日本女性のあり方
杉田水脈・川口マーン惠美・クライン孝子・有本香・福島香織・河添恵子・桜井裕子
戦後日本の現状をどこまで認め、どこまで否定するのか?
山正之・三橋貴明・中野剛志・小川榮太郎・馬渕睦夫・関岡英之・西部 邁・東谷 暁
田村秀男・伊藤 貫・上島嘉郎・渡邉哲也・佐藤健志・田中英道・日下公人・西尾幹二・小堀桂一郎
徹底分析「朝日新聞第三者検証委員会」
西岡 力・水間政憲
いま、沖縄が本当にあぶない!
惠隆之介・手登根安則・江崎 孝
経済成長と財政再建の両立は可能である
藤井 聡
「死にますわ」ジャーナリズム本来の面目
水島総
発行:日本文化チャンネル桜 発売:ビジネス社
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新しい「言志」は、直接、チャンネル桜でもお買い求めいただけます。
(電子書籍販売やデータ通販等はございません)
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ご希望の方は、下記情報をチャンネル桜(info@ch-sakura.jp、FAX 03-3407-2432)までお送りいただき、
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(読み:カ)ニホンブンカチャンネルサクラ)
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[口座名義]言志(読み:ゲンシ)