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本日の話題
(1)「菅vs翁長」=「粛々と着手vs基地作らせぬ」
(2)県連内部のユダは誰か
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2014年11月19日
海上基地建設に反対する市民らにあいさつする県知事選で初当選した前那覇市長の翁長雄志さん=19日午後2時28分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前
【辺野古問題取材班】16日の県知事選で当選した翁長雄志さんが19日午後、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前を当選後初めて訪れ、座り込みを続ける市民らを前に、新知事として普天間飛行場の名護市辺野古移設にあらためて反対していく意志を示した。
市民らの握手や激励の声に囲まれながらあいさつした翁長氏は当選への力添えに感謝した後「保革を乗り越えて辺野古を許さないと訴えて当選した。基地は沖縄の経済発展の最大の阻害要因だ。官房長官は粛々と進めると言っているが、沖縄から本当の民主主義国家とは何かを発信していきたい」と話した。
また同日午前、資材搬入のトラック7台がゲート内に入るのが確認された。市民らがトラックの進入を阻止しようとしたため、警察官と民間警備会社の警備員がトラックの通路を確保するため市民らを囲い込んだ。このため警察官らと市民らがもみ合い、現場は騒然となった。【琉球新報電子版】
☆
■「菅vs翁長」=粛々と着手vs基地作らせぬ
普天間移設の事実上の最高責任者である菅官房長官は「誰が知事になっても辺野古埋め立ては粛々・・」と何度も公言している。
一方、新沖縄県知事の翁長氏は具体的手法には触れず「保革を乗り越えて辺野古を許さない」などと相変わらずのアイマイ発言。
今朝の沖縄タイムスの見出しが官房長官と新沖縄知事の対立構造を見事に浮き出してくれた。
一面トップ
埋め立て22日着工
辺野古 海上作業再開
防衛局 砕石敷き桟橋へ
「基地作らせぬ」
社会面トップ
「反基地の民意」排除
作業再開 知事選直後「ふざけている」
シュワブ前 市民抗議
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仲井真知事の「公約違反」と言われる 「辺野古埋め立て承認」の取り消し・撤回が困難なことを一番承知しているのは他ならの翁長氏自身であると何度も書いた。どこまで曖昧発言でマスメディアを欺き通せるか疑問だったが、知事選で勝利した気の緩みか当選後のテレビインタビューで早速本音を披露してくれた。
翁長氏の化けの皮が一枚剥げた瞬間である。
翁長氏はこう述べている。
「普天間の県外国外は現実的には厳しいかもしれないが、その気持ちを失ったら沖縄は終わりだ」(RBC Nスタより)
「県外国外がベストだが現実的には辺野古移設容認」と繰り返した現実主義者の仲井真氏と重なる発言だ。
翁長氏は、気持ちは「県外国外」だが、「現実的には厳しい」と、認識しているようだが、これでは仲井真氏と全く同じではないか。
さすが4年前の県知事選挙の際、仲井眞選対本部長として「県外移設は相手候補の主張をぼかすための方便である」と発言しただけのことはある。
投票日までは「県外国外」の理想論で県民を欺き、当選するや現実主義者に豹変し、仲井真氏の「現実路線」を踏襲するつもりかも知れぬ。
何度もいうが、これでは支援した共産党、社民党、社会大衆党はいい面の皮である。
RBCテレビでは、翁長氏が政府方針に逆らって、瑕疵がなくとも恣意的に「撤回」「取り消し」を強行した場合、安倍政府による沖縄県知事を被告にした訴訟が起きる、との「識者」の意見を紹介している。2014/11/19 18:58 レポート・特集 基地問題 政治・経済
【動画】特集:埋め立て承認今後の行方は 翁長さんは、普天間基地の名護市辺野古への移設を止める手段として埋め立て承認の「取り消し」あるいは「撤回」を掲げています。
この「取り消し」、「撤回」とはどういう手続きなのか。
手続きが進んでいけば国との訴訟に発展すると指摘する声もあります。専門家に聞きました。
翁長氏の選択肢は次の二つしかない。
(1)県民、共産党ら支持団体を裏切って仲井真氏の現実路線を踏襲する。
(2)承認撤回・取り消しで政府との訴訟合戦の挙句⇒「大田不況」の再現⇒「翁長不況」
■県連内部のユダは誰か
チャンネル桜沖縄の声に出演したとき、仲井真敗戦の原因の一つに支援団体の作戦・戦略のデタラメを挙げた。
自民党本部か送られた選挙資金が沖縄県連で滞って、選対本部まで流れなかったことはその最たるものだる。
では、金の流れを塞き止めた犯人はだれか。
翁長雄志氏の影響下にある人物がユダであると推測できるが、それが誰か特定できる証拠は今のところ入手していない。
だが、昨年12月のエントリー翁長県連会長が引責辞任!「オール沖縄」の終焉 2013-12-02
を読み返して見ると、大方の推測はできる。
引責辞任した実力者の県連会長が依然として副会長の座に止まったらどうなるか。
しかも後任の県連会長が国会議員で、事実上は副会長が采配を振るうとしたらどうなるか。
あくまでも推測にしか過ぎないが、「翁長県連会長が引責辞任!「オール沖縄」の終焉」を一部抜粋、その中でユダ容疑者を赤文字にした。
以下は引用。
・・・県連の方針変更の衝撃は予想以上に大きいようで、二面と三面のトップには次の大見出しが躍っている。
会長辞任に県連衝撃
役員ら、慰留の構え
自民 翻意困難の見方強く
移設容認「言葉遊び」
翁長市長「寂しい思い」
翁長県連会長が引責辞任!「オール沖縄」の終焉
「オール沖縄」の幻想を撒き散らし沖縄を混乱に陥れたW翁長の1人翁長政俊自民党沖縄県連会長がついに辞任を表明した!
だが今頃の辞任では遅きに失した感は否めない。 本来なら参院選で「県外」を主張する安里候補を立て敗北した時点で、己の判断ミスの責任をとって辞任すべきであった。 それを「県外と主張したからあの程度の敗北で済んだ」などと寝言を言って会長の座に居座り続けたのが問題だった。 だが、これを看過してきた自民党本部の責任も重い。 その責任の重さをいくらかでも軽減させるには、一刻も早い島袋氏による候補者の一本化である。 そうそう、県連顧問で元県議会議長の「毒おむすび男」こと仲里利信氏も県連の心変わりに怒り心頭で、県連顧問を辞任し、フリーハンドで活動するとのこと。 ゾンビはゾンビらしく墓地に蟄居するほうが沖縄のためになると思うのだが、どうしても活動したいなら、このお方も自民党を離党し、照屋寛徳氏の門を叩き、社民党に入党することをお勧めする。朝日 2013年12月1日21時25分
【山岸一生】自民党沖縄県連は1日の総務会で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題について、「辺野古移設を含むあらゆる選択肢を排除しない」とする方針を正式に決めた。県外移設を求める公約を変更し、政府が進める名護市辺野古への移設を容認した。県連会長の翁長政俊県議は、公約変更の責任を取って会長を辞任する意向を明らかにした。
翁長氏は総務会後の記者会見で「会長として県外移設を主導してきたから、責任を重く感じる」として辞意を表明。ただ、国の埋め立て申請への知事判断や、名護市長選が迫る中での辞任には異論も強く、県連は2日に対応を協議する。
総務会には、地元の国会議員5人と県議ら計約30人が出席。西銘恒三郎衆院議員(沖縄4区)が、辺野古容認を迫る石破茂幹事長の意向を紹介し、「原点は普天間の危険性除去だ」と説明した。最後に拍手で公約の変更を承認した。
会見で、宮崎政久衆院議員(比例)は「衆院選の公約で、(私が)『県内移設』を否定したと認識し、支持いただいた方もいる。説明していきたい」と述べた。
☆
>公約変更に慎重だった国場幸之助衆院議員(沖縄1区)は「辺野古が唯一絶対か、正直言ってわからない。県外の選択肢も残した」と説明。
この国場幸之助という人物、県選出国会議員の中では一番若いくせに、沖縄2紙による被洗脳度は一番酷い。 絶えず沖縄2紙の顔色を見ながら発言するので、結果的には社民党や共産党、それに沖縄2紙と同じ意見を吐くことで知られている。 玉津石垣市教育長の言う「平和教育で思考停止」した人物の典型ということができる。
国場氏も仲里氏と手を取り合って照屋寛徳氏の門を叩くことをお勧めする。
絶滅危惧種になった社民党においては党代表を狙う若手のホープとして歓迎されるだろう。
小池百合子元防衛大臣が沖縄2紙を批判したことに対し、国場氏は沖縄2紙を弁護し、小池氏は安全保障を知らないと批判した。
国場議員は所属する党を誤ったようである。
過去記事から国場氏の思考停止した言動を再掲する。
<沖縄タイムス 3月29日「記者席」
問題すり替えにくぎ
○・・・小池百合子元防衛相が自民党国防部会で、普天間飛行場の県内移設について「沖縄メディアが言っていることが、本当に県民を全て代表していると思わない」と述べたことに強く反論した国場幸之介衆院議員。 「メディアうんぬんでなく、沖縄の問題でもなく、日本の問題として、米国との関係をどう構築していくのか、共通意識を持ってほしい」。 移設が進まない理由が県内メディアにあると問題をすり替える小池氏に、日本全体の問題とくぎを刺した。(東京)>
記事を見る限り国場氏は沖縄紙の操り人形に成り下がった模様で、言っている言葉の意味が普通の読者には理解できない。
小池氏が問題をすり替えていると主張するなら、沖縄タイムス紙面で小池氏との公開討論会を申し出たらどうだ。
それが出来ないようなら国場氏は意味不明の妄言で沖縄紙に媚を売るしか能のない「本物のバカ」と認定せざるを得ない。
そうそう、昨日の「記者のメモ」には元祖「本物のバカ」で「ワジワジー」と「ガティンナラン」を繰り返すしか能のない照屋寛徳氏が登場している。
<4月1日「記者のメモ」
小池氏に「妄言」と怒り
○・・・小池百合子元防衛相が「沖縄の先生方(国会議員)が戦っているのは沖縄のメディア」と発言したことに憤る、照屋寛徳衆院議員(社民)。
暴論、根拠のない妄言。 巨大与党の一員としての、おごり高ぶった言い方だと批判している。 「政治家は公人として、メディアの監視、批判を受けるのは当然だ」として「地元2紙を毎日、精読もしないで気分で批判してはいないか」と疑問を呈した。 「小池氏には『おごれる平家は久しからず』という言葉を進呈したい」と怒りは収まらず。>
自民党の国場議員が、社民党で「琉球独立」を唱える照屋議員とコンビを組んだかのように沖縄紙を批判した小池氏に反論するのは、まことに奇妙な絵柄ではある。
沖縄タイムスも小池氏に反論するなら、笛に踊る「本物『バカ」を利用するなど姑息な手法は止めにして、社説を使って堂々と反論を展開すべきではないか。
最近「琉球独立論」に宗旨変えをした照屋氏が自身のブログで、小池氏に意味不明ながらも反論しているのに対し、国場氏はブログでは小池氏の「妄言」に関しては完全にスルーしている。
国場議員が沖縄紙の憑依から解き放たれ、佐喜真宜野湾市長のように、沖縄紙に批判されるようになって初めて、国場議員の「本物のバカ」の称号取り消すことになる。
参考までに、反論にはなっていないが、一応話題に取り上げた元祖「本物のバカ」こと照屋寛徳議員のブログを紹介する。
では新登場の「本物バカ」は誰かって?
勿論、沖縄紙の吹く笛で踊る国場幸之介衆院議員をおいて他にはない。(元祖「本物」にも褒められているくらいだ)
小池百合子議員の沖縄メディア批判の暴論を糾す 2013年03月29日 自民党の小池百合子元防衛大臣が、的外れな沖縄メディア批判をしている。正しい批判は良いが、小池氏の批判は、暴論、根拠のない妄言である。巨大与党の一員としての、又、大臣経験者という驕り高ぶった言い方だ。根っ子には、沖縄蔑視、沖縄差別がある。
小池氏は、3月26日の自民党国防部会・安全保障調査会合同会議で、沖縄の議員が米軍普天間基地飛行場の移設問題で思いを訴えたことを受け、「沖縄の先生方が闘っているのは沖縄のメディア」と述べ、報道が県内移設に反対する論調をつくっているとの考えを示したようだ(3月27日付沖縄タイムス、琉球新報)。
小池氏は、言葉を次いで、「あれ(地元メディア)と闘って今回も当選されてきたということは、沖縄のメディアが行っていることが本当に県民をすべて代表しているとは、私ははっきり言って思わない」との見解も示したようだ。
小池氏は、沖縄のメディアは県民代表ではない、と言いたいのか。沖縄のメディアは、当然ながら公平、中立、客観的報道をしている。私共政治家も公人として、メディアの監視・批判を受けるのは当然だ。
小池氏は、沖縄タイムス、琉球新報各紙を毎日精読しているのだろうか。読みもしないで、気分で批判されたらタマらない。
これらの小池発言に、出席した沖縄選出議員でまともな反論をしたのは、一人國場幸之助衆議院議員のみ。情けない。他の4人の自民党衆議院議員は、沖縄選出の名を汚している。
小池氏には、「驕れる平家は久しからず」という言葉を贈呈しよう。自民党政権下で沖縄を差別し、犠牲を強いた小池議員に沖縄メディア批判の資格など無い。
3月29日 11時5分 ・・・続きを読む・・・
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