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自民党県連は11月16日の県知事選と同時に行われる那覇市長選の候補者として前副知事の与世田兼稔氏を内定した。
本人は意欲を示しているとのことなので、近く選考委員会を開き正式に決定するが、問題は公明党の取り込みだ。
本日の沖縄タイムスには、「自公体制は見通せず」との希望的観測の見出しが躍っているが、照屋守之県連幹事長が公明党の糸洲朝則・県連代表と会談、与世田氏の支援を要請したところ、「検討する」と回答したという。(沖縄タイムス)
捏造記事でも平気で書く沖縄タイムスが、支援要請にたいする公明党の態度を「検討する」としたのは、希望的観測で「前向きに検討する」とした可能性もある。
少なくとも共産党が支援する「翁長・新垣コンビ」を支援することはありえない。
「自主投票」が関の山。
QABテレビ 2014年10月5日 17時47分 那覇市長選 自民党県連が与世田前副知事を擁立へ来月の那覇市長選挙に向け、自民党県連は、きょう与世田兼稔前副知事を擁立することを決めました。
選考委員長國場幸之助衆議院議員「様々な意見を集約した結果、与世田兼稔さんに、役員会(幹事会)の中で、全会一致をみた」自民党県連は、きょう市長選候補選考委員会の幹事会を開き、全会一致で与世田兼稔前副知事の擁立を決めました。
県連では、先月24日に翁長政俊副会長の擁立を決めましたが、翁長副会長がこれを固辞したため、候補者選びが難航していました。与世田さんは、出馬に前向きな意向を示しているということで、県連では、あす選考委員会を開いて擁立を正式決定します。
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さて、一方の県知事選では「オール沖縄」の翁長候補が分裂したことを書いたが、明日(7日)那覇で行われる予定の「植草氏シンポジウム」で、出演者の1人の真喜氏好一氏がドタキャンとの情報が飛び交っている。
一旦分裂した喜納陣営の有力な支持者が脱落したとなると、「オール沖縄」はますます収集が付かなくなる。
植草氏が本日のブログで弁解しているので、引用する。
10月7日沖縄シンポ開催経緯と10月3日講演内容10月7日(火)に沖縄県那覇市で開催されるシンポジウム
に参加することになっていた真喜志好一氏がシンポジウムへの参加を辞退されたことがネットで伝えられているが、私のところには何の連絡もない。
シンポジウムは喜納昌吉氏が知事選に出馬を表明する前に開催が決まったもので、もちろん、私も喜納氏の知事選出馬意思表明はまったく想定していなかった。
私としては、知事選を通じて辺野古米軍基地建設を阻止してゆくためには、米軍基地建設阻止を訴える候補者が、仲井真知事の埋立申請承認を取消又は撤回することを確約することが必要不可欠で、このことを確約する候補者に辺野古米軍基地建設阻止を希求する県民が投票を一本化するべきであるとの考えを有している。
これまでの事態の経緯を踏まえれば、翁長雄志氏が埋立申請承認を取消又は撤回することを確約することが最も望ましいと考えている。
この確約が確保されれば、喜納氏は出馬を取り止めて翁長氏を支持することになると考えている。
シンポジウムでは、埋立申請承認の撤回または取消を公約に明記することがなぜ大事であるのかを考察したいと考えている。
シンポジウム開催の目的、主旨は、当初から一切変更がないなかで、出席を表明されていた方が、もし本当に不参加を決められてしまうのであれば、大変残念なことだが、私の主義主張、スタンスには一切のブレがないので、シンポジウムには予定通り参加させていただく意向である。
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当日記は、これまで、翁長候補の「辺野古埋め立て」に関する曖昧発言に疑念を抱く「純粋革新派」と思われる方の意見を紹介してきた。
本日は仲井真県知事が下した「埋め立て承認」が、県行政の最高責任者として行政法上他に選択肢のない「覊束裁量」であったことを詳しく解説したブログを紹介する。
なお同ブログ発表の時点では喜納昌吉氏の立候補は全くに想定外だったようだ。
農と島のありんくりん 仲井真知事vs翁長市長普天間移設問題は沖縄の縮図のような部分があって、登場人物も実にコユイのです。
現時点で11月の沖縄県知事に向かって3候補が名乗り出ています。予定されているのはこの3名です。
・仲井真弘 ・・・現職(無所属)
・翁長雄志 ・・・那覇市長(自民)
・下地幹郎 ・・・元国民新党幹事長(元民主党政権閣僚)
・革新陣営 ・・・翁長氏に相乗りの模様
今までの県知事選で必ず対立候補を立ててきた革新陣営は、現時点では独自候補を立てていません。
というのは「自民党所属」の翁長市長に一本化して圧勝したいからです。
この絵図面を書いたのはどうせ翁長氏でしょうが、これが成功すると、保守票は分裂するか翁長氏が丸ごと引っさらってしまい、革新が圧勝することになります。
各候補の辺野古移転の姿勢は以下です。
・仲井真・・・埋め立て申請承認
・翁長・・・移転反対という当初の立場から、「承認撤回を望む県民の声を尊重」に路線変更
・下地・・・「承認撤回」について県民投票
仲井真氏の立場は既に去年暮れから明らかになっています。「知事として埋め立て申請承認」で、すでに承認は終了して、実施段階に入っています。
したがって、仲井真氏は11月知事選において、辺野古移設問題は争点になるはずがないというのが持説です。
下地氏の県民投票はいかにも鳩山政権で閣僚を努めた人らしい発想です。
法的根拠がなにもありませんし、第一国の安全保障事案を住民投票で決められるはずもないので、仮にしたとしてもそのような結果を政府は無視するしかないでしょう。
政府が県に対してはできることは、「丁寧に説明して協力してもらう」こと以上でも以下でもありません。
こう言うと必ず、「現地の声を聞くのは民主主義の根幹だ」と言うマスコミがいますから、ならば名護市役所前で止まらずに、そのまま東に向って山を越えて「本当の現地」の辺野古地区で、その「現地の声」とやらを聞いて来て下さい。
さて問題は本命と見られている翁長氏の立場です。この人がいちばんわからないのです。
当初、翁長氏は革新陣営とまったく同じ「移設反対」を唱えて、これに革新陣営が乗った形になっていました。
しかし、今頃になって「移転反対」ですかですか、もう1年前に県知事が申請を精査して承認してしまっているでしょう、という話です。
この人は県知事は地方自治体の行政官だという立場を忘れています。翁長氏に限らず、沖縄の革新陣営には、県知事の職能に関して妙な幻想があるようです。
県知事は自治体行政官として防衛省が3月22日に提出した公有水面埋立法(公水法)に則った沖縄県知事あて埋立承認申請願書についての審査権しか持っていません。
政府の埋め立て申請に嘘偽りがないか、誤りがないか、環境対策が万全かなどを事務的にチェックして承認か否かを決定するだけの権限しか持っていません。
公水法によれば、県が埋め立てを拒否できるのは、審査で書類の不備や環境保護など工法上の問題点が見つかった場合のみです。
申請をいったん県知事が受理すれば、後は事務的な承認作業が待っているだけです。
知事の主観で承認、不承認を左右できないのです。考えてみれば当たり前の話です。
もし知事の主観でどうとでもなるのなら、埋め立て賛成知事だったならば、なにがなんでも承認したいために、申請内容がデタラメであってもオーケーを出せてしまいますから。
これについては先日、仲井真知事が淡々と記者会見でこう指摘しています。
「仲井真知事は今日の定例会見でこのように述べ、法律に則り辺野古の埋め立てを承認したことで行政手続きは完了し、工事は進み始めていると指摘しました」(沖縄テレビ 8月1日)
その上で知事は、そもそもこれが11月沖縄県知事選挙の争点になるのかと疑問を呈しています。
「(辺野古埋め立てを)実行するのは防衛局でそういう方向にもう進み始めた。辺野古の問題がどういうことで、どう争点になるか、私にはちょっと分かりにくい」と11月の知事選での争点に上るのか、疑問視した」(沖縄タイムス14年8月1日)
翁長氏という長年与党にいた古狸ならば、当然政府が今さら申請取り下げに応じるはずがないのは百も承知のはずで、「移転反対」はいわば選挙用スローガンだと割り切っているはずです。
そのためか翁長氏は、革新陣営との協定を結ぶ段になって、重要な公約文言の修正を行なっています。
「翁長氏側と協定を結ぶ予定の基本姿勢は辺野古の「埋め立て承認を撤回する」という文言を修正し、「承認撤回を望む県民の声を尊重し、辺野古新基地は造らせない」に変える方向で調整している」(琉球新報7月28日)
主語が「県民の声」というあいまい模糊としたものに替わり、「新基地は作らせない」という決意表明、あるいは努力目標に終わっています。これでは具体的公約にはなりません。
たぶん新知事になった場合に「承認拒否」というスローガンを掲げていたのでは、自民党県連・政府と革新陣営に挟まれてニッチもサッチも行かなくなり公約違反を責められることから、このように曖昧な表現となったようです。
いずれにしても、翁長氏にとってこの「移設反対」は、革新票を取り込むための疑似餌にすぎないのです。
下は翁長氏が流した最大級の疑似餌で、去年のオスプレイ反対東京直訴団の時の沖タイの1面です。
なんか「しんぶん赤旗」みたいな紙面ですが、最近知られるようになりましたが、沖タイと琉新は一般紙というより「反安保機関紙」で、政治的には赤旗の左に位置しています。
このところほとんど全頁ぶち抜きで仲井真潰しの記事になっていて、仲井真さんにいわせると「コマーシャルペーパーみたい」だそうです。
彼はこの団長役を努め、鼻高々に官邸に乗り込みましたが相手にされませんでした。
今は大衆的人気のようなものに押し上げられていますが、本質的に革新陣営とは大きな意見の違いがあります。
翁長氏は朝日新聞のインタビューでこう安保観を述べています。
「ぼくは非武装中立では、やっていけないと思っている。集団的自衛権だって認める。しかしそれと、沖縄に過重な基地負担をおわせるのは別の話だ」(2012年11月24日朝日新聞)
驚いたことには翁長氏は安保のみならず、集団的自衛権にも賛成しています。
いちおう自称「根っからの保守政治家」ですから。となると、彼が前面に掲げる「過剰な基地負担の軽減」などは、沖縄の政治家の定食的発言に見えてきます。
ここに翁長氏の最大の矛盾があります。革新系候補なら、そもそも政府の安全保障政策の全否定があって移設反対なのですが、翁長氏は「新基地反対」の部分だけで革新系の支持を取り付けているにすぎないわけです。
とすると、知事になった後に、それ以外すべてで革新系と対立する可能性があるということなのです。
第一、仲井真氏が再三指摘するように、移設に関する知事の事務手続きは既に去年暮れに終了しており、今新しい知事がなにかできる条件はありません。
せいぜいがところケチツケ程度です。これは承認を覆すに足る「要件充足性」がないからです。
「政府高官や県幹部によると、行政法の解釈では埋め立て承認という行政処分を撤回できるのは、米政府が辺野古移設を中止するなどの状況の変化があり、「要件充足性」が失われた場合だけだ。現状ではそうした変化はないため撤回は不可能であり、仮に撤回をすれば県は多額の損害賠償も求められ、非現実的な方策だといえる。
翁長氏が「撤回」を公約に掲げることを拒否したのはこのためとみられる。ただ、野党5団体の革新政党の中には、「翁長氏は本気で辺野古移設を阻止するつもりがないのでは」との疑念がくすぶっている」(産経8月8日)
翁長氏は実行不可能な「承認見直し」を公約に掲げないでしょう。
というか、偽装であってもいちおう「保守政治家」と称しているのならば、それが可能かどうかていどは見極めているはずだからです。
「辺野古移設阻止」を正式公約にしてしまえば、仲井真知事の轍を今度は自分が踏んでしまい、「公約違反」を沖タイ、琉新からバッシングされるのは目に見えているからです。
ですから狡猾な翁長氏は、それを巧妙に避けるために、いわば努力目標にダウンするはずです。
たとえば「辺野古移設を全力で阻止する」と言うようなもので、これなら「頑張りましたがダメでした」という言い訳がつきます。もちろん実効性はゼロですが。
そして、彼は従来の意見どおり安保支持・基地容認政策を継続するというわけです。
翁長氏からすれば「オレは何も公約違反していない。誤解したのはそちらだ」ということになります(苦笑)。
これを察した革新陣営からは、元沖縄県知事の太田昌秀氏などから、「翁長はやめろ。革新候補を立てろ」という声が上がったようですが、当然のことです。
しかし、今さら引くに引けず立候補予定日を迎えるのかもしれませんが、今度翁長氏にジョーカーを引かされるのは、革新陣営かもしれません。
自民党を名乗りながら自民党を裏切り続けた背信政治家が、なんの義理もない革新陣営を裏切ることなど屁とも思わないからです。
悪いことは言わないから革新陣営さん、いまでも遅くはないから高良鉄美氏にしておきなさい。絶対に翁長氏に裏切られますよ。
【おまけ】
コメント欄から引用。
<辺野古反対といいながら辺野古移設の工事をする「コウモリ建設」。
その「コウモリ建設」が支援する「隠れ移設派」の翁長を支援する革新団体って、バカなの?>
「隠れ移設派」を妄信、バカ丸出しの行為に走る「プロ市民」の勇姿(幽姿?)をネットから拾いました。
10月 03 2014「プロ市民」という文字に発狂する活動家
ヘイワ運動家らの早朝からの騒音に業を煮やした地元住民が、とうとう独自の横断幕を作成しました。
それを掲げようとしたところ、逮捕歴2回の活動家が大火傷。
住民へ食ってかかっていました。
この連中がとても嫌がるキーワードがあります。
「手当貰っているだろう」と、「プロ市民」です。
平和平和と叫びながら、やることは因縁をつけるゴロツキそのもの。
ビデオカメラ片手に近寄り取り囲んでくるのです。
私たちがここへ現れてからというもの、アメリカ人ではなく、私たちへの抗議活動へと変化してきている気がします。
いい年こいた大人が、首からプラカードを提げ、メガホンで「ヤンキーゴーホーム」
「皆さん見てください、ここにいつ男がオスプレイファンクラブの会長で暴力集団のリーダーです」
やれやれ・・・他に台詞はないのか?
さて、片道40分かけて毎日往復し生活が成り立つなんてすごいですね。
ガソリン代もバカにならないはず。
よほど高額の年金を頂いているのでしょう。
アメリカ施政権下が長かった沖縄では考えられないことです。
一般のオジーオバーは、月額にして3〜4万円くらいが多いのですが・・・・
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第37回世日フォーラム沖縄
沖縄と日本の未来を考える講演会
9月7日の統一地方選挙が終わり、いよいよ11月16日投開票の県知事選挙戦に突入しました。3選を目指す自民党推薦の仲井真弘多知事に対し、「オール沖縄」を掲げて、革新諸派の支持を受けた翁長雄志那覇市長、それに元郵政民営化担当相の下地幹郎氏が出馬表明し、保革中道の三つ巴の様相を呈しています。
そこで当フォーラムでは、全国的に人気の高いブログ「狼魔人日記」の管理人である江崎孝氏を招いて、最近の沖縄情勢から見た知事選の行方について講演していただくことになりました。ご多忙とは存じますが、読者の皆様始め、知人、友人の方、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。
演 題 「沖縄がアジアの中心となる日」
〜沖縄の将来にとって誰が知事にふさわしいか〜
講 師 江崎 孝 氏(コラムニスト)
プロフィール;江崎 孝 えざきたかし
1941年 沖縄生まれ。 慶應義塾大学(経済学部)卒業、
東京にて商社勤務の後、沖縄にて貿易会社経営。
同時に雑誌『WILL』や『正論』などで評論活動開始。
現在人気ブログ「狼魔人日記」の管理人、チャンネル桜沖縄支局
のレギュラーキャスターを務めている。
著書『マルチ商法を斬る』、『沖縄「集団自決」の謎と真実』(共著)
【日 時】平成26年10月12日(日)午後1時30分開場
午後2時開演、4時終了
【会 場】沖縄県立博物館・美術館 講座室
〒900-0006 那覇市おもろまち3−1−1
電話 098(851)5401(博物館班直通)
【会 費】 500円
【主 催】世日フォーラム沖縄
【後 援】世界日報社那覇支局、自主憲法制定沖縄県民会議、勁草会
【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局 電話&FAX:098 (862) 9195
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「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。
狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp
価格850円(税・送料込み)
☆
沖縄の出版界が出版拒否した禁断の書! 『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1800円(税・送料込み)
著者:又吉康隆
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