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沖縄2紙が県知事の「特定団体のコマーシャルペパー」との痛烈な皮肉をものともせず、連日翁長候補支援のキャンペーンで嘘捏造報道に血道をあげていることは何度も書いた。
沖縄2紙は今回の県知事選を「保守分裂」と喧伝してきた。
だが、喜納昌吉民主党県連代表が立候補するに及んで、分裂したのは「オール沖縄」陣営である事が明確となった。
かくして「保守分裂」は沖縄2紙の捏造報道であることが県民に知れ渡った。
同時に沖縄2紙は経済界の一部を指して「経済界も反現職」などの大嘘を撒き散らしていた。
沖縄県知事選:反現職、経済界にも | 沖縄タイムス+プラス 2014年6月13日 ... 11月予定の知事選をめぐり、仲井真弘多知事を支えてきた経済界が分裂の様相を呈し ている。翁長雄志那覇市長の擁立を表明したかりゆし、金秀グループは1998年以降の 知事選で県政与党候補を支援し、経済界の集... ところが昨日の沖縄タイムスにはこんな記事が・・・。 沖縄知事選 経済界11団体が仲井真氏推薦 | 沖縄タイムス+プラス 11月16日投開票の沖縄県知事選で県内の主な経済15団体の動向が2日までにほぼ まとまった。11団体が、現職の仲井真弘多氏(75)を推薦決定か、推薦の方向で調整を 進めている。 県内の主要15経済団体の中で11団体が仲井真知事を支援しており、「特定の候補は支持せず」とした沖縄観光コンベンションビューローなど4団体も事実上は県知事支援。 結局主要経済団体のほぼ100%が県知事支援と見て間違いはない。 そんな中昨夜、信頼できる関係筋から驚天動地のニュースが飛び込んできた。 「金秀建設が辺野古埋め立て関連工事35億円を落札した」というのだ。 金秀建設といえば数少ない翁長氏支援の経済団体金秀グループの一社。 これが事実なら「翁長=トロイの木馬」という「翁長陰謀説」が信憑性をましてくる。 裏付を調査していたら、左翼ブログ「辺野古浜通信」の中で金秀建設のキャンプ・シュワブ内の工事に触れた部分に遭遇した。【立体駐車場新設建築その他工事◆373,024,000◆金秀建設(株)】
以下は辺野古浜通信の引用である。
2013年10月24日 シュワブ陸上での工事進捗について 名護市辺野古のキャンプ・シュワブ内では、新基地建設の工事が進捗している。このことに関して、元名護市議の宮城康博さん作成資料を持ち帰りました。以下・・・・・
防衛省(沖縄防衛局)は新基地建設とは別事業などと言っているらしいが、そんなバカげた詭弁を許してはならない。ざっとネットでも拾える情報を整理しておく。
今年の9月30日には、琉球新報が下記報道をしている。▼ 「辺野古」移設で既に295億 シュワブ陸上で工事
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-213181-storytopic-3.html
【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設関連事業が、2006年の米軍再編合意以降で242件実施され、事業総額は約295億円に上っている。うち172件、192億円が移設先のキャンプ・シュワブの陸上部分の設計業務を含む工事費だ。県が県外移設を強く求めるなど、移設に対する理解が得られない中、政府は移設を前提としたシュワブ陸上部の整備事業を先行させている。 移設事業の実態は笠井亮衆院議員(共産)の国会での質疑や防衛省の提出資料で明らかになった。 事業は辺野古沖の埋め立てに関する環境影響評価(アセスメント)調査費などのほか、シュワブ陸上部分での隊舎や倉庫、管理棟などの建設、造成工事などを実施。13年度予算では訓練施設建設費などで関連費41億円を計上している。(中略) 笠井氏は「移設を前提とした工事を先行して進めることは県民に対する背信行為」と批判し、陸上部分の工事中止を求めているが、防衛省は「陸上工事は代替施設とは直接関係のない建築物を整備している。飛行場区域を除いた区域での実施だ」(左藤章政務官)などと説明している。 実施された関連事業は06年度30億円(30件)、07年度51億円(52件)、08年度86億円(62件)、09年度11億円(10件)、10年度11億円(13件)、11年度50億円(48件)、12年度54億円(27件)。 県内移設見直しを掲げて鳩山由紀夫首相(当時)が就任した09年9月の民主党政権発足後も、陸上部分などの事業が実施されていた。
防衛省の左藤章政務官は「陸上工事は代替施設とは直接関係のない建築物を整備している。飛行場区域を除いた区域での実施だ」と説明しているようだが、2008年8月1日のしんぶん赤旗には次のような記事がある。▼
「新基地工事 前倒し/赤嶺議員ら 米シュワブ基地調査」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-08-01/2008080104_01_0.html
(前略)沖縄防衛局は、「これらの施設の建設は『米軍再編』として行われる米軍基地の再配置の事業の一環であり、普天間飛行場代替施設建設事業とは事業内容も目的も違うため、アセス調査の対象にはならない」と説明しました。
赤嶺議員が「もともと『米軍再編』のロードマップにはシュワブの整備計画はない。新基地建設と密接に結びついた工事ではないか」と追及すると、防衛局は前倒しの建設であることを認めました。(略)
シュワブ陸域で行われている工事には既存施設の解体工事が含まれている。私は詳細を確認していないが報告されている情報では、防衛省の「飛行場施設の位置・形状」図における緑色に塗られた「飛行場区域」で陸域部分にある既存施設の解体工事であるのは間違いない。新基地建設の一環であることは火を見るよりも明らかで、防衛省の詭弁を通用させるわけにはいかない。▼
シュワブ陸上の状況はどうなっているのか。これらの工事の進捗は、だれもみることができない秘密の壁の向こうでの出来事なのか。RIMPEACEが写真等で情報を発信し続けてくれている。海上からも国道沿いからも、明らかに新基地建設工事は進行しているのがわかる。
Cシュワブの施設建設状況(2010-2-14)http://bit.ly/1aH1v8t
Cシュワブの施設建設状況 10.6.13(2010-6-13)http://bit.ly/1aH1yBk
国道側から見たCシュワブの施設建設状況(2010-6-24)http://bit.ly/1aH1xND
キャンプ・シュワブは建築ラッシュ(2010-8-18)http://bit.ly/1aH1AZQ
基地内土木工事が進むC.シュワブ(2013-8-29)http://bit.ly/1aH1Dos
Cシュワブ、国道沿いで工事ラッシュ(2013-10-23)http://bit.ly/1aH1DEZ
なぜ誰も止めようとしないのか、反対する市長、長い間反対し続ける団体、なにが起こっているのだろう。新基地建設事業ではありませんという防衛省の言葉を、鵜呑みにしているのだろうか。
今年3月1日現在の2011/2012年度の工事状況は、71億1千万円の総額で内訳は下記の通り。2013年度は新報報道によると41億円を計上している。▼
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沖縄防衛局キャンプ・シュワブ内建設工事状況 2013(H25)年3月1日現在
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管理棟C(ビジターセンター)等
(H23)厚生施設造成土木工事◆129,225,000◆(株)南西建設
(H23)管理棟(0506)等新設建築工事◆184,327,500◆(株)東開発
(H23)管理棟(0506)等新設通信工事◆105,000,000◆(株)九電工
(H23)管理棟(0506)等新設電気工事◆141,435,000◆(株)奥原電設
(H23)管理棟(0506)等新設機械工事◆116,445,000◆(株)クリマテック九州支店
(H24)管理棟(0506)等新設土木その他工事◆243,285,000◆(有)有志建設
付帯施設(立体駐車場)
(H23)立体駐車場新設造成等工事◆207,671,000◆(株)万田建設
(H23)立体駐車場新設建築その他工事◆373,024,000◆金秀建設(株)
(H23)立体駐車場新設機械その他工事◆91,140,000 沖縄水質改良(株)
(H23)立体駐車場新設通信工事◆121,275,000◆光電気工事(株)
車両整備工場屋外付帯
(H23)工場(0513)新設土木工事◆370,125,000◆(株)丸政工務店
(H23)工場(0513)新設舗装等工事◆389,550,000◆(株)NIPPO沖縄統括事務所
(H23)既設建物解体工事(その2)◆10,290,000◆(株)万田建設
独身下士官宿舎(BEQ)
(H23)隊舎造成土木工事◆544,215,000◆(株)大寛組
(H24)管理棟等造成土木工事◆268,275,000◆(株)屋部土建
(H24)隊舎等造成土木工事◆443,100,000◆(株)國場組
(H24)隊舎(0514)新設建築工事(1工区)◆886,200,000 鉄建建設(株)
(H24)隊舎(0514)新設建築工事(2工区)◆729,750,000 鉄建建設(株)
(H24)隊舎(0514)新設機械工事(1工区)◆453,043,500 新日本空調(株)九州支店
(H24)隊舎(0514)新設機械工事(2工区)◆445,557,000 新日本空調(株)九州支店
(H24)隊舎(0514)新設電気その他工事(1工区)◆308,700,000◆金城電気工事(株)
(H24)隊舎(0514)新設電気その他工事(2工区)◆308,700,000◆金城電気工事(株)
訓練施設
(H24)訓練施設新設設備工事◆51,975,000◆(株)那覇電工
(H24)訓練施設新設土木その他工事◆188,325,900◆(株)ホカマ
合計 7,110,633,900
☆
上記記事はキャンプ・シュワブの埋め立て関連工事の前倒しのようだが、いずれにせよ辺野古埋め立て反対を主張する翁長候補の有力支援団体が、辺野古埋め立て関連工事を実行している事実を翁長候補はどのように説明するのか。
これこそ有権者に対する説明責任が有るのではないか。
一方では「辺野古移設反対」の翁長氏を支援し、前倒しとはいえ、他方では辺野古埋め立て工事を平気で実施する金秀建設。
植草氏の指摘するとおり、翁長氏は「かくれ埋め立て派」なのか。
昨夜の「金秀建設が辺野古埋め立て関連工事35億円を落札した」という情報が益々信憑性を増してくる。
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第37回世日フォーラム沖縄
沖縄と日本の未来を考える講演会
9月7日の統一地方選挙が終わり、いよいよ11月16日投開票の県知事選挙戦に突入しました。3選を目指す自民党推薦の仲井真弘多知事に対し、「オール沖縄」を掲げて、革新諸派の支持を受けた翁長雄志那覇市長、それに元郵政民営化担当相の下地幹郎氏が出馬表明し、保革中道の三つ巴の様相を呈しています。
そこで当フォーラムでは、全国的に人気の高いブログ「狼魔人日記」の管理人である江崎孝氏を招いて、最近の沖縄情勢から見た知事選の行方について講演していただくことになりました。ご多忙とは存じますが、読者の皆様始め、知人、友人の方、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。
演 題 「沖縄がアジアの中心となる日」
〜沖縄の将来にとって誰が知事にふさわしいか〜
講 師 江崎 孝 氏(コラムニスト)
プロフィール;江崎 孝 えざきたかし
1941年 沖縄生まれ。 慶應義塾大学(経済学部)卒業、
東京にて商社勤務の後、沖縄にて貿易会社経営。
同時に雑誌『WILL』や『正論』などで評論活動開始。
現在人気ブログ「狼魔人日記」の管理人、チャンネル桜沖縄支局
のレギュラーキャスターを務めている。
著書『マルチ商法を斬る』、『沖縄「集団自決」の謎と真実』(共著)
【日 時】平成26年10月12日(日)午後1時30分開場
午後2時開演、4時終了
【会 場】沖縄県立博物館・美術館 講座室
〒900-0006 那覇市おもろまち3−1−1
電話 098(851)5401(博物館班直通)
【会 費】 500円
【主 催】世日フォーラム沖縄
【後 援】世界日報社那覇支局、自主憲法制定沖縄県民会議、勁草会
【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局 電話&FAX:098 (862) 9195
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「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。
狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp
価格850円(税・送料込み)
☆
沖縄の出版界が出版拒否した禁断の書! 『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1800円(税・送料込み)
著者:又吉康隆
ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
※↑↑こちらまで住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします