もはや竹富町を支援する沖縄の「識者」は誰もいないのかと思いきや、「竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会」という長ったらしい名前の市民団体が孤立無援の慶田盛竹富町教育長を激励とのこと。
町民の会、慶田盛教育長を激励 是正要求に抗議撤回を求める声明発表 慶田盛教育長を激励した町民の会=19日午後、町教委文部科学省が竹富町教育委員会に是正要求を行ったことを受けて19日、竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会が町教委を訪れ、慶田盛安三教育長に「竹富町教育委員会の一貫した姿勢を断固支持する」とした激励文を手渡した。町民の会のメンバーは、「竹富町の教科書採択に瑕疵はありません。文科省の不当な要求に屈することなく、明日の竹富町を担う子どもたちのために初心を貫いて下さるよう強くお願いいたします」などと激励し、文書やメッセージ入りの横断幕を手渡した。
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「竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会」の会長は仲村貞子氏。(上記写真中央のオバー)
ただこの仲村オバーただのオバーではない。
「回れ左」しか知らないコテコテの反日サヨクオバーである。
民主党政権当時の中川文科相の発言を「回れ右」だと憤ってみせている。
仲村オバーは八重山教科書問題が起きた2011年の段階で、この長ったらしい名前の「町民の会」を立ち上げ、反日サヨクの「県民大会」の開催を目論んだ経緯がある。
仲村貞子オバーを含む八重山地区に巣食う反日サヨク複合体の蠕動を過去エントリー「労組の「政治集会」を「県民集会」だって!! 2011-11-24」の引用で振り返ってみよう。 以下引用。八重山教科書:「子のため」登壇
沖縄タイムス 社会 2011年11月24日 09時53分
八重山教科書問題で、文部科学省が一本化の期限を切った11月末まであと1週間と迫った23日の県民集会。東京書籍版を採択した3市町の全教育委員協議の正当性を確認し、登壇した竹富町の元教員や石垣市民らは、育鵬社版の内容やそれを選んだ八重山採択地区協議会の経過をあらためて問題視した。陸上自衛隊の配備計画も絡んで賛否が二分する与那国町。小さな島がゆえに自分の声を抑え込んできた父親も「子どもたちのために」と初めてマイクの前に立った。
与那国保護者・稲川宏二さん
「素敵な島に嫌な空気」
「自然豊かな島、緩やかな時間が流れる素敵(すてき)な島に、軍事力という恐ろしく嫌な空気が漂ってきています」。与那国町で酒造所に勤める稲川宏二さん(45)は島への自衛隊配備計画と絡めて、小中学生の保護者として育鵬社版の採択反対を訴えた。
大勢の前で意見を述べるなど以前なら考えもしなかった。大阪府出身。サトウキビ収穫のアルバイトで18年ほど前に来島し、北海道出身の妻(45)との結婚を機に本格移住。「人口約1600人の小さな島。しかも自分は外から来たヤマトンチュ。家族や人間関係を守るため、賛否が分かれる問題での発言は避け、距離をわきまえ生活してきた」という。
だが、中学2年の長女(13)、小学6年の長男(11)は、問題の中学公民教科書を来年度から手にする当事者。「軍事力で日本の平和を守っている」という育鵬社版の見方に同意できず、何より選定方法が「ずるい」と感じる。意を決して反対の立場を打ち出した。
島に高校がないため、子どもたちは15歳で島を離れる。「それまでにわれわれ大人は生きる力、生きる目的、生きる素晴らしさを教えなくてはいけない。子どもたちのために何ができるか。ぶれることなく日々暮らしていきたい」と聴衆に語り掛けた。
竹富の会・仲村貞子さん
「回れ右はさせない」
「子どもたちに“回れ右”をさせたくない」―。元小学校教諭で「竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める会」の代表世話人を務める仲村貞子さん(82)=同町=は、自身の沖縄戦体験を振り返りながら言い切った。
子どものころに学んだ教科書は、兵隊を美化し、日本は絶対に負けない神の国だとする内容だった。「教科書で教えられた通りに子どもは進む。私が歩んだような過去ではなく、まっすぐ進んでほしい」と願った。
戦後、教員となり、沖縄本島や西表島で教壇へ。退職後は西表島を拠点に平和学習ボランティアとして戦争体験を語り続けている。
中川正春文部科学相の「竹富は有償」発言を受けて会を発足。「町や国が使う金は八重山の保護者も一生懸命払ってきた税金だ。竹富以外を無償とするのはひいきだ」と憤った。
13日に西表島で開いた町民集会では、島内外から約80人が集まった。「離島が多いので住民が集まりにくい環境だが、文科省に思いが届くまで何回でも集会を開きたい」と今後の活動に意欲を燃やした。
八重山住民の会・藤井幸子さん
「憲法生かす結果作る」
「自衛隊配備、戦争賛美。最初から政治的な思惑があった」
子どもと教科書を考える八重山住民の会事務局の藤井幸子さん(63)=石垣市=は、「憲法改正に肯定的」な育鵬社版公民教科書が子どもたちに渡る懸念を訴えた。
大阪府出身の藤井さんは憲法が施行された1947年生まれ。広島県呉市で原爆被害者の看護に当たった母の経験を聴き、「平和」の大切さを教わった。
父は戦時中の軍作業の無理がたたり、藤井さんが2歳のころに他界。母が女手一つで育ててくれた。
「平和」「男女平等」。中学の授業で学んだ憲法の「尊さ」は「母」と重なった。
基地がなく、豊かな自然が残る石垣島に引かれ6年前に移住。いしがき女性9条の会事務局長として国境に近い八重山でこそ武力ではなく、交流で平和を築くべきだと強く思う。
多感な中学生が使用する教科書に「改正ありき」の内容で記述するのは「次代を憲法を変える方向に導く」という危機感を抱く。
「(石垣市教育長が)自らと異なる意見に耳を貸さないのはおかしい。民主主義、憲法が生かされる結果を作り出すため頑張りたい」と全県的な連携を呼び掛けた。
石垣市立中教諭・上原邦夫さん
「これでは授業できない」
石垣市立中学校で社会科を教える上原邦夫教諭は「八重山は一つという気持ち」を訴え、東京書籍版の無償配布を繰り返し求めた。
今年6月、上原教諭が市教委から各社の教科書の特徴を調べる教科書調査員を依頼された後、一転外されたことが、特定の教科書を採択する動きとして市民が警戒する端緒となった。
上原教諭は、育鵬社版を読み込むうち「いくら何でもこれでは授業はできない」と確信。育鵬社版の前身となる新しい歴史教科書をつくる会系教科書を使った県外のケースを例に「(育鵬社版に決まれば)教員が教材研究して自由に教えることはできない。学校教育に持ち込んではいけない」などと危機感を募らせた。
八重山教科書:県民集会 一本化要求
沖縄タイムス 2011年11月24日 09時49分
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朝のエントリーで沖縄タイムスの記事がウェブサイトに載ったら突込みを入れると書いた。
だが、労組が組織動員で集めた「政治集会」に一々突っ込むのもる疲れるので、スルーすることにして、発言者の名前を拾うつもりでタイムス記事を引用した。
結論が出てレイムダック状況の「県民大会」でいまさら何を決議しようが興味がなくなったのだ。
ところがプロ市民の目取真俊氏がブログで「県民集会」のプログラムを公開したのでそこから名前を拾わせてもらう。
【資料1】
「9月8日八重山全教育委員協議の決定を認めさせる県民集会」プログラム
2011年11月23日(水) 午後2時より
かでな文化センター
司会:平 哲男(高教組)
1.開会のあいさつ
玉那覇 哲(高教組)
2.県民集会実行委員会からのあいさつ
山本 隆司(沖教組)
3.八重山住民のあいさつ
?石垣市〜藤井 幸子(子どもと教科書を考える八重山住民の会事務局)
?竹富町〜仲村 貞子(竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める会代表世話人)
?与那国町〜稲川 宏二(与那国町保護者)
4.八重山の学校現場から
上原 邦夫(石垣市中学校社会科教員)
5.この間の情勢分析と今後の見通し
高島 伸欣(沖縄から平和教育をすすめる会共同代表)
6.出席国会議員・県会議員・首長紹介、メッセージ紹介
7.団体からの決意表明
?玉寄 哲永(9・29県民大会決議を実現させる会世話人)
?高良 恵一(連合沖縄事務局長)
8.アピール採択
井樋口 美香子(統一連)
9.団結ガンバロウ・閉会のあいさつ
崎山 嗣幸(平和運動センター議長)
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「県民集会」と名乗ってはいるが、参加者は県内各労組により組織動員されたプロ市民がほとんどだと書いた。
さて、プログラムから発言者の肩書きを列挙してみよう。
高教組、沖教組、九条の会、「平和学習」語り部、教員、左翼学者、統一連、平和運動センター議長等々・・・
お馴染みの魑魅魍魎勢ぞろいである。
プログラムを一瞥すれば、発言者は1〜9まで見事に組合関係者で占められているではないか。
これでは、あまりにも正直過ぎではないか。(爆)
3は「八重山住民」を騙ってはいるが、3人ともプロ市民であることは言うまでもない。
藤井幸子氏は大阪地区で共産党公認で国政選挙や市長選挙で落選したが、その後石垣市に移住しやえやま九条の会の事務局長を務める左翼活動家である。
仲村貞子氏は元教員で現在は「平和教育」の語り部をしている。
稲川宏二氏は本土よりの移住者で自衛隊反対運動の急先鋒である崎元俊男町議が経営する酒造所のスタッフである。 ちなみに中学校内で自衛隊反対の署名活動をした与那国中学2年生の崎元君は崎元俊男与那国町議会議員のご子息である。
会自衛隊反対集会で演説する誘致反対派の崎元町議会議員
「過去数十年軍隊がなくても国境を守って来ました。」
「なぜ今自衛隊配備が必要なのですか?」 崎元俊男議員
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県内各労組により組織動員された「政治集会」を「県民集会」と名付け、そこで決議したことをあたかも県民の総意であるかのようにデタラメを垂れ流す沖縄タイムスは、労組の宣伝ビラである、
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「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。
書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。
ヒジャイ出版 代表者 又吉康隆
新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
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