八重山毎日新聞 2014年03月15日
選挙終了翌日、本紙が集計した出口調査の結果で見えてきたものがあった。それは敗れた大浜長照氏が、なぜ60代以上の高齢者から50—70%台もの支持を集めたかということだ▼そこには同世代ということだけでなく、米軍基地問題で沖縄の要求を無視する一方、集団的自衛権行使などでかつての「戦争できる国」へ突き進む改憲タカ派の安倍政権に対し68年前の戦争を知る世代として、ことのほか不安と危機感を強めていたことがある▼確かに今の政治家は、安倍首相も中山義隆市長もほとんどが戦争を知らないし、他の若者も同様愚かな戦争への想像力も乏しく、好戦的な政治家も少なくない▼そういう右傾化の中で「中山が勝てば安倍強権政治に弾みをつけ、石垣をはじめ沖縄やこの国がどうなるのか」という不安が、従来は保守系の高齢者も革新の大浜氏に駆り立て、公明も約3割が回った▼結果は周知の通り、「反戦平和では飯は食えない」と経済振興や子育て支援を重視する50代以下の青壮年から中山氏が若さや行動力なども評価され、大差で再選された▼中山市長が言うように選挙が済めば市長は全市民の代表だ。今の政治状況に対する高齢者たちのこうした懸念や思いも中山市長はしっかり受け止め、「戦争再び」に進まないかじ取りをお願いしたい。(上地義男)
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反日サヨクの報道姿勢では発狂2紙に勝るとも劣らない八重山毎日新聞は、先の石垣市長選で当然のごとく破廉恥ペンギン大浜候補を支援した。
大浜候補の戦略としては「婦女暴行疑惑」については徹頭徹尾、「事実無根」を主張し、四年前の記憶の薄れた市民の間には「事実無根」を浸透させる作戦。
一時は「ブログ告発者の悪質な選挙望外である」という噂を信じる保守系市民さえ増え始めた。
ところが、ネットを大浜長照で検索したら「婦女暴行疑惑」の記事であふれており、当日記などは告示日になっても「婦女暴行疑惑」の追及を続けた。破廉恥ペンギン糾弾は投票日当日までやむことはなかった。
仮に大浜候補の主張するとおり「婦女暴行疑惑」が「事実無根」なら、筆者の行った大浜糾弾の記事は名誉毀損か選挙妨害と判断されても仕方がない行為に当たる。
だが、筆者は名誉毀損にも選挙妨害にも当たらないという確信があった。
事実、大浜候補の大敗という事実以外に何事も起こらなかった。
>大浜長照氏が、なぜ60代以上の高齢者から50—70%台もの支持を集めたかということだ▼そこには同世代ということだけでなく、米軍基地問題で沖縄の要求を無視する一方、集団的自衛権行使などでかつての「戦争できる国」へ突き進む改憲タカ派の安倍政権に対し68年前の戦争を知る世代として、ことのほか不安と危機感を強めていたことがある
八重山毎日は、高齢者の支持はあったが戦争を知らない若い世代の支持がなかったのが大浜氏の敗因だと分析するが、実際はネットを使えない高齢者が、ネット上に溢れる大浜氏の「婦女暴行疑惑」を知る機会がなかったから高齢者の支持があったのだ。
一方、ネットを使用する若い世代は、大浜氏の「事実無根」には騙されなかった。
今回の大浜氏の大敗は前回に続いて、新聞世代vsネット世代の戦いに新聞世代が大敗したというのが真実である。
仮に八重山毎日の分析通り、大浜候補の支持者が高齢世代だったことが敗因だとしたら、反日サヨク勢力としてはお先真っ暗だ。
理由は、この世代の有権者は残念ながら年々減っていくのだから。
八重山毎日は、同じ地域をカバーする八重山日報に連戦連敗。
八重山教科書問題然り、そして今回の石垣市長選での大敗然り。
それがこの期に及んで、負け犬の遠吠えとは・・・。
貧すれば鈍するの例え通りだ。
老婆心ながら、八重山毎日は読者が減るのに気を配るべきでは・・・。
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「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。
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発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
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書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。
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新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
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