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昨日の沖縄タイムス第一面左トップは「教科書 県教委反発相次ぐ」などの大見出しだった。
当然下村文科相の目にも「沖縄の反発」は届いていると思われるのだが。
これに対する下村大臣のコメントは今朝の沖縄タイムスは2面の最下部に小さな見出しのベタ扱い。
沖縄側の反発「承知しない」
教科書で文科省
【東京】(文科相の是正要求を受け)・・・県教育委員会の定例会で委員から反発する声が相次いだ事に対し、下村博文文科相は20日の会見で、「現場の反応は承知していないのでコメントできる段階ではない」と述べた。・・・
照屋寛徳先生ら地元選出の野党国会議員が是正要求に対する抗議声明を出したことは紹介した
社民党の照屋寛徳国対委員長ら沖縄県出身の野党国会議員4人は19日・・・・声明には照屋氏のほか、共産党の赤嶺政賢、生活の党の玉城デニー両衆院議員、無所属の糸数慶子参院議員が署名した。(2014/03/19-16:59)
「ガティンナラン」と「ワジワジー」を繰り消すしか能のない照屋大先生が代表のお決まりのメンバーなので、内容はよく読まなかったが、同じニュースを扱った20日付けの沖縄タイムスを見て驚いた。
照屋寛徳先生がとんでもない発言をしているではないか。
該当部分を引用する。
<・・・18日の会見で下村博文文科相が無償措置法が地方教育行政法より優先すると発言したことに対し、照屋会長は「閣議決定された答弁書などでは、どちらが上位や下位に当たるとはいえないと明確に言っている。 大臣の発言は理解できない。 是正要求は国家権力による不当介入だ」と強調した>(沖縄タイムス 3月20日)
おいおい、寛徳先生、勘弁して下さいよ!
記憶喪失にでもなったのですか、それともそろそろアルツハイマーの症状がでてきたのですか。
2011年に質問趣意書を出したのは寛徳先生、あなたですよ。
それに対する政府答弁書には無償措置法が地方教育行政法に優先すると明確に記されていたのではないですか。
当時の琉球新報もこのように報じているではないか。
琉球新報 2011年10月8日
【東京】八重山地区の教科書採択問題について文部科学省は7日、無償措置法が地方教育行政法に対し、部分的に優先するとの見解を示す答弁書を閣議決定した。
照屋寛徳衆院議員の質問主意書に答えた。
教科書採択に関しては、採択地区内で同一教科書の採択を定めた無償措置法と、各教育委員会に採択権があるとする地方教育行政法の2法があるが、文科省はこれまでいずれの法が優先するかは明言を避けていた。
一般的に、一般法と特別法の関係では、特別法が優先すると考えられており、答弁書で無償措置法を「教科書用図書の採択の権限の行使について特別の定めをしている」として、特別法に当たるとしたことで、同法が優先するとの認識を示したといえる。
☆
もっとも沖縄タイムスは答弁書とは真逆の捏造記事を書いたが、それについては次のエントリーで詳述してある。
⇒沖縄タイムスの酷すぎる捏造記事 2014-03-18 弁護士出身の寛徳大先生が政府答弁書を沖縄タイムスのように読み違えるとは考えたくないが、故意に捻じ曲げて解釈したのでなければ、本当にアルツハイマーになってしまったと疑わざるを得ない。 アルツハイマーでありながら国民の血税を歳費として受取っているとしたら、それこそ税金ドロボーですよ! 寛徳大先生と共に文科省への抗議声明に署名をしている共産党の赤嶺政賢氏や社大党の糸数慶子氏も同じ趣旨の質問趣意書を政府に送っている。 やはり彼らもアルツハイマーなのか・・・。 だとしたら、照屋、赤嶺、糸数の3議員も税金ドロボーといわれても仕方がない。☆
【おまけ】
寛徳大先生のブログより
2014年03月15日 教科用図書八重山採択地区協議会(石垣市、竹富町、与那国町で構成)内で異なる教科書を採択していることに対し、文科省が昨日(14日)、「違法状態」にあるとして、竹富町教育委員会に地方自治法に基づく是正要求を出した。国が市町村に直接是正要求を発出するのは初めてのことである。結論を先に言うと、竹富町教育委員会には何らの「違法性」もない。竹富町教育委員会による「東京書籍版」の教科書採択は地方教育行政法に基づき、その採択権限を正当に行使したものだ。今回の文科省の是正要求こそ、教育と教科書に対する国家権力の不当介入であり、正当性はない。
竹富町教育委員会も沖縄県教育委員会も、地方教育行政法に基づく正当な教科書採択権を主張し、教育の政治的中立を守り、教科書を通じて国家政策を強制せんとする文科省に堂々と立ち向かってもらいたい。
ことの発端は、八重山地区教科用図書協議会が中学校公民教科書に「育鵬社版」を答申し、竹富町教育委員会は地方教育行政法に基づく教科書採択権に基づき、「東京書籍版」を選んだことである。
文科省は、竹富町教育委員会が教科書無償措置法に基づく、八重山採択地区協議会の答申に従っていないとして、国の教科書無償給付をしないという不当な扱いをしてきた。
地方教育行政法と教科書無償措置法の法的矛盾を長年放置したのは、国の重大な責任であって、竹富町教育委員会には責められる違法行為はない。
国が中学校公民教科書の無償給付をしないとの一方的な扱いこそ、“義務教育は無償とする”との憲法に反する行為である。結果、竹富町は全国からのカンパで「東京書籍版」を購入して、2012年度からは子供たちに無償給付しているのである。
今回、新年度直前になって文科省が是正要求を発出したのは、安倍内閣の改憲策動、教育委員会制度の改悪、道徳教育の強制など、戦争準備のための教育の国家統制と介入の意図がみえみえである。
戦前のような国会による教育・教科書への国家統制を許せば、新たな悲劇を生むことになる。
竹富町教育委員会の皆さん、文科省の不当な是正要求に屈することなく共に闘っていきましょう。全国から連帯を寄せて下さい。
3月15日
仲井眞弘多知事を支える県庁前集会へのご参加のお願い
『仲井眞弘多知事を支える宜野湾市民の会』
‐普天間の固定化を許さない‐
日時:3月21日(金)15時より
会場:県庁前県民広場にて
県議会では仲井眞弘多知事の普天間飛行場の辺野古地区移転の容認発言の取消しを目指す、県議会野党による攻勢が続いています。本来、地方自治に関する調査を行うべき百条委員会も、野党は議席数の多さという「数の横暴」によって無理やり設置し、知事を喚問するなど、その暴虐ぶりは目にあまるものがあるのではないでしょうか。
普天間飛行場の辺野古移設に対し、まるで全県民が反対しているかのような県議会野党の言動には心底、宜野湾市市民として憤りを感じるほかはありません。
もし仲井眞知事が移設容認を取り消せば、普天間飛行場固定化の犠牲になるのは宜野湾市民にほかなりません。辺野古地区移設は、普天間飛行場を3分の1に縮小し、基地を整理統合することにほかならないのです。宜野湾市のど真ん中に存在するより、はるかに危険性が小さいのです。
そこで宜野湾市民が普天間の固定化を阻止する最後の砦(とりで)と依り頼む仲井眞知事を励まし、支援する集会を県庁前において決行します。その宜野湾市民の切実さを誇示する為、あえて県議会開催中に、県議会周辺において行う予定です。
宜野湾市民の安全を守り、普天間飛行場のより安全な場所への移転を支援する県民、ならびに県外の方々のご支援を心からお願い申し上げ、県庁前集会へのご参加を呼び掛けるものです。
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「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。
書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。
ヒジャイ出版 代表者 又吉康隆
新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp