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名護市長選で稲嶺氏の再選が決まって以来、革新勢力は11月の県知事選を「天下分け目の戦い」と捉え、早々と県知事選を視野に入れた選挙モードに突入した。
その先陣を切っているのが名護市長選ではあからさまに稲嶺支援のキャンペーンをした沖縄の発狂2紙である。
特に辺野古埋め立てに関する県知事の百条委員会招致が決まってからは、まるで鬼の首を取ったかのように連日県知事批判の発狂記事で「県知事は法廷に引きづり出された被告人」であるかのような印象操作に懸命のキャンペーンを張っている。
先ず発狂2紙が県知事選モードに突入したことを吐露する沖縄タイムスのコラムがこれ。
2014年2月22日 06:00 県知事選は沖縄の政治で最大の決戦である。自民党のベテラン県議はかつて「国会の議席を失おうが、知事だけは死守しないといけない」と語っていた▼野党・革新陣営は1998年に現職の大田昌秀氏が敗れて以来4連敗。県政奪還は悲願だ。前回、前々回と革新のエースとも呼ばれた伊波洋一氏、糸数慶子氏が及ばず、その危機感は強い
▼社民、共産、社大、生活の各党と県議会会派の県民ネットは16日、知事選候補を選考する委員会を立ち上げ、本格的に始動した。一部の保守も視野に中道・リベラルの枠組みの構築を目指すとしている
▼焦点の米軍普天間飛行場問題の対応は、県内移設断念とオスプレイ配備撤回を政府に求めた「建白書」が原点。基地問題で保革が対立してきた沖縄で、普天間問題に対する共通の方針を軸に保守を含めた大同団結を試みることは初めてである
▼一部の保守を取り込む戦略自体はこれまでにもあった。2006年の知事選では反自公路線が浮上した。だが、安全保障や自衛隊に対する認識など政策の違いが露呈し、人選は難航。大幅な出遅れが敗因の一つになった
▼候補者との基本政策の調整など実際の擁立までには紆余(うよ)曲折も予想される。「政治はアート」という言葉がある。芸術的といえる政治的技量が野党に求められている。(与那原良彦)
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仲井真県知事を被告人扱いする記事が狂気の沙汰であることは、ザット拾っただけでもこの有様。
言うまでもないことだが、仲井真県知事は事実解明の証人ではあっても被告人ではない。
・≪社説≫ 知事証人喚問 無責任県政極まれり (琉球新報2/22)
・≪社説≫ [知事証人喚問] 政治判断ではないのか (沖縄タイムス2/22)
・≪社説≫ [「辺野古」百条委] 環境軽視に疑念深まる (沖縄タイムス2/21)
・≪社説≫ 辺野古百条委 知事は洗いざらい話せ (琉球新報2/21)
・≪社説≫ [調整メモ作成せず] 承認過程が検証できぬ (沖縄タイムス2/20)
・百条委員会・証人尋問 知事承認の経緯追及 (琉球朝日放送のニュース映像2/21)
・百条委員会3日目 知事尋問?承認根拠?追及 (琉球朝日放送のニュース映像2/21)
・百条委員会 土建部長と農水部長の証人喚問 (琉球朝日放送のニュース映像2/20)
・ 辺野古百条委、知事「適法」繰り返す 承認経緯は不明 (琉球新報2/22)
・ 動画 県議会百条委知事証人喚問 21日午後の尋問 (琉球新報2/22)
・ 動画 辺野古埋め立て 知事証人喚問 午前の尋問 (琉球新報2/21)
・ 知事の埋め立て承認撤回求め抗議 県庁前、平和団体と県議会野党( (琉球新報2/21)
・ 仲井真知事、埋め立て承認の妥当性を主張 百条委員会 (琉球新報2/21)
・ 岩礁破砕に知事権限 農水部長、百条委で証言 (琉球新報2/21)
・ 百条委をネット中継 きょう、新報HP (琉球新報2/21)
・ 土建部長「調整記録作ってない」 県議会百条委2日目 (琉球新報2/21)
・百条委員会「承認」までの経緯で質疑 (琉球朝日放送のニュース映像2/19)
・県議会百条委員会 知事「承認」の経緯を追及 (琉球朝日放送のニュース映像2/15)
・ 知事承認で審議始まる 県議会百条委 (琉球新報2/19)
・ 資料提出めぐり紛糾 知事承認調査の県議会百条委 (琉球新報2/19)
・「辺野古」百条委 21日に知事を証人喚問 (琉球新報2/18)
・県議会が知事「承認」追及へ百条委緊急動議を可決 (琉球新報2/15)
・辺野古承認で百条委 県議会、根拠を追及 (沖縄タイムス2/15)
・承認撤回求め2000人県庁包囲 (沖縄タイムス2/15)
・県庁包囲行動 「辞任を」高々と 連なる抗議のボード (琉球新報2/15)
・≪社説≫ [「辺野古」で百条委] 承認の疑念を解明せよ (沖縄タイムス2/15)
・≪社説≫ 百条委設置 知事は全てを説明せよ (琉球新報2/15)
・辺野古埋め立て承認で 百条委員会 知事を証人招致 (琉球朝日放送のニュース映像2/15)
・県議会野党が緊急動議 百条委員会設置を決議 (琉球朝日放送のニュース映像2/14)
・知事は辞任を 市民ら県庁包囲行動 (琉球朝日放送のニュース映像2/14)
逃げれない仲井真知事 県議会「百条委員会」で追及≪番外編≫ 2014.02.15
これらの狂気に満ちた記事に一々言及・反論する暇はないので読者各自の批判に委ねるが、昨日の琉球新報社説をにひと言と反論しておく。
≪社説≫ 知事証人喚問 無責任県政極まれり (琉球新報2/22)
県知事には二つの顔がある。
県民の投票で選ばれたという政治家の顔と、県庁という巨大な行政組織の最高責任者である行政マンとしての顔だ。
県知事は終始埋め立て申請は申請に瑕疵がなければ「法律に則って適法」に承認したと証言。
これに対し質問者は「承認に政治的判断が合ったのでは」と追求した。
県知事の心の中まで客観的に読み取ることは不可能なので、いくら質問者が「政治的判断では」などと疑念を持ってもこれを証明することは出来ず、県知事の完勝である。
琉球新報は県知事証言で県知事を追い込むのは困難と察し、県環境部の証言を持ち出した。
> 環境が専門の部局が懸念を拭えないと言っている以上、法律にのっとればむしろ不承認しかないのではないか。理解に苦しむ。
県の環境部の立場から言えば何らかの人間の集団が入り込んだら程度の差はさておき、何らかの環境保全に影響があるといわざるを得ない。 極端に言えば環境に一番良いのは沖縄から全住民が県外へ出て行くことである。
したがって環境部の担当職員が職務に忠実なら、環境保全に関して「懸念がある」と述べるのは当然のこと。
それを総合的勘案し。最終判断は知事が法律に則って行うというのも当然のこと。
琉球新報が、「法律にのっとればむしろ不承認しかないのではないか。理解に苦しむ」と言うのは、琉球新報の勝手な判断であり、問題外である。
> 県は行政手続き上避けられないかのように強調するが、経緯を知れば知るほど、知事の政治判断だと考えざるを得ない。それなら知事は堂々と政治判断だと説明すべきではないか。
質問者の新垣清涼県議の「政治的な判断でNOもできる。なぜしなかったのか?」という質問に対し、県知事はこう応えている。(【動画】百条委員会・証人尋問 知事承認の経緯追及)
「政治的な判断といっても一定の限界があると思います。」
「色々な基準に沿って適合していれば承認すると言わざるを得ない」
新垣県議は同じ政治判断でも「承認なら反対」で「不承認なら賛成」と自らのダブスタに気がついていないのは滑稽でさえある。
県知事はあくまで政治家としての立場より法令遵守の行政マンのトップとしての立場を貫いた。
県知事に「政治的判断」があったとは、これまでの県知事の言動から見れば明らかだが、百条委員会の証人としての立場からは「法令遵守の行政マン」の立場を貫いたほうが得策と判断した県知事は流石に老獪な政治家であった。
もう一度言おう。
百条委員会は仲井真県知事の完勝である。
【おまけ】
「百条委員会招致」で、仲井真県知事のイメージダウンに懸命の沖縄メディア
QABテレビ 2014年2月21日 18時26分 【動画】百条委員会・証人尋問 知事承認の経緯追及 県外移設の公約を掲げていた知事がなぜ辺野古の埋め立てを承認したのか。19日からその真相を追及してきた百条委員会で20日、仲井眞知事に対する証人尋問が行われました。委員会は午前10時、仲井眞知事の何も隠さないとの宣誓でスタートしました。委員からは、知事が承認する前に東京で政府関係者と面談したことが、判断に影響を及ぼしたのではないか。また、承認ありきの審査結果だったのではないかなどの質問が飛びました。
嘉陽宗儀県議が「政府の大きな力があったのではないかと疑わざるをえないわけです」と質すと知事は「埋め立てについての話はやっておりません」と応答。渡久地修県議が「辺野古移設を容認した結果こういう審査結果になったと思いますが?」と尋ねると知事は「承認が先にありきではありません。きちっと法律に則った手続きと内容をチェックしながら結論を出した」と話しました。
また新垣清涼県議の「政治的な判断でNOもできる。なぜしなかったのか?」という質問には「政治的な判断といっても一定の限界があると思います。」「色々な基準に沿って適合していれば承認すると言わざるを得ない」と答えていました。
質疑では、入院中の12月22日に菅官房長官と会ったことなどが新たに明らかになりましたが、野党の追及を淡々と交わす知事の答弁からは、承認へと至った核心部分は見えないままでした。
自民の座喜味一幸県議は「環境に対する配慮、法律と各利害関係者、関係市町村との意見もしっかりと聴収されているということで」「非常に丁寧に承認されたというのがはっきりした」と話しています。
一方、社民の仲村未央県議は「一番根底に関わる県民が一番知りたいと思う意思決定過程が明らかにならない。証言でも明らかにならない。記録上も明らかにならないということが今まさに問題ではないでしょうか」と言います。
百条委員会では、週明けの24日に名護市の稲嶺市長らを参考人として呼んだのち、3月12日に調査結果をまとめた中間報告を公表する予定です。
(琉球新報2/18、記事原文はこちら)
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「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。
書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。
ヒジャイ出版 代表者 又吉康隆
新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
狼魔人日記でネット全国販売しています。
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ブログ 狼魔人日記
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