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反戦平和か自衛隊容認か、国防を左右する選挙、明日投開票日

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本日の話題

■沖縄紙の誇大・歪曲報道

■「反戦平和」か自衛隊誘致か、国防を左右する選挙、明日投開票日

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8月8日付地元二紙

嘉手納町議会、ヘリ墜落とオスプレイに抗議   沖縄タイムス 【嘉手納】嘉手納町議会(徳里直樹議長)は9日の臨時会で、米空軍HH60救難ヘリ墜落とCV22オスプレイの嘉手納基地配備計画に関する抗議決議と意見書の両案を全会一致で決議した。ヘリ墜落の決議では「一歩間違えば住民を巻き込む大惨事になりかねない事故であり、町民は大きな衝撃を受けている」と批判。原因の究明や公表までの飛行停止、再発防止策の策定、居住地上空での飛行訓練の禁止などを求めた。                 ☆ 米軍ヘリが墜落炎上した事故で、消火のため出動したのは旧型ヘリCH46であることを報じる新聞はない。   既に賞味期限の切れたこのCH46ヘリが、最新鋭機オスプレイと更新予定の残りの旧機であることは周知の通りである。   新型機オスプレイで消火に当たった方がより安全でより効率的なのだが、オスプレイが出動したら鎮火どころか、新聞が再発狂して火に油を注ぐ状況になる懸念がある。   やむなく、より墜落の危険性のあるCH46型ヘリの出動というから皮肉なものである。   沖縄メディアの米軍ヘリ墜落事故に対する常軌を逸した報道に、西村眞悟さんがコメントしているので抜粋引用する。    No.877 平成25年 8月 7日(水)
                               西 村 眞 悟

 
(2)沖縄のアメリカ海軍HH60救難ヘリの墜落について
 この度、沖縄で墜落したHH60救難ヘリの四人の乗組員は訓練飛行中であった。墜落して、一人は死亡し三人は重傷を負って病院に収容されている。
 日本政府と沖縄県の対応は、HH60の墜落に対してアメリカ軍に「厳重抗議」である。本日(七日)は、外務省高官がアメリカに行って国務省次官に「厳重抗議」したと報道されている。

 一体、「厳重抗議」だけでいいのか。
 このHH60救難ヘリは、二年前の東日本大震災の被災現場に急行し確実に救難活動を実施している。この活動が緊急時に可能なのは平素に日々訓練に励んでいるからである。
 さらに彼らのこの訓練は、現実味をおびてきた尖閣に対する中共軍の侵攻に対処するためのものであり、訓練自体が中共軍の侵攻を抑止している。
 従って、抗議する前に、不幸にして異境で殉職したアメリカ軍兵士への追悼とその家族とその部隊の仲間に対するお悔やみ、そして負傷者の速やかな回復を祈ると、何故、日本政府は、特に防衛大臣は、一言、言わないのか。

 中共の中華帝国主義というべき露骨な軍備増強と武力による威嚇に対して、アメリカとの同盟とその沖縄におけるプレゼンスが、現在の我が国にとって如何に重要であるか、防衛省、外務省そして政治家とマスコミは考えたことがあるのか。

 時あたかも、中共の脅威に対する日米共同機動展開訓練が始まったばかりなのだ。この訓練は、昨年の民主党政権時代には、民主党の言う「政治的理由」で行われなかった。
 しかし、本年六月、アメリカ西海岸でアメリカ軍と陸海空の自衛隊の水陸両用共同訓練が実施された。
 海上自衛隊の輸送艦に乗り組んだ陸上自衛隊西部方面軍の水陸両用戦専門部隊が強襲揚陸訓練をし、海上自衛隊の護衛艦艦上でアメリカ軍のオスプレイの着発艦訓練が行われ、イージス艦「あたご」による対地上陸支援艦砲射撃も実施されている。
 沖縄で訓練に励んでいるアメリカ軍も、これら日米共同訓練に連なる部隊であり、この各訓練が総合されて沖縄そして尖閣が守られているのである。

 よって、我が国の総理大臣と防衛大臣は、これら総体としての日米両軍の訓練の意義を踏まえて、この度のHH60救難ヘリの訓練中の不幸な事故に対するコメントを発するべきである。そうでなければ、いざとなったときに、取り返しがつかない。               ☆  沖縄2紙が米兵が起した事故を狂ったように誇大報道するのは、何も今回のようなヘリ墜落事故に限らない。   沖縄人が起したのならベタ記事にもならない些細な事故を、米兵が起したというだけで誇大報道した例は枚挙に暇がないほどだ。   病院の駐車場に誤って侵入した米兵車両のことを「病院に襲撃をかけた米兵」といった誇大お報道をした例を紹介しよう。   あまりの誇大・歪曲に笑ってしまうほどだ。   その時引用した琉球新報のコラムと今回の「パンドラ訴訟」の「言論封殺」に対する高裁判決を併せて読むと、よくも白々しく「新聞は事実を伝える」などと大口が叩けるものと呆れてしまう。 琉球新報 金口木舌 2010年3月12日

 「真実の報道を」と、言われて戸惑った。新聞は事実を伝えるが、どこまで真実に迫っているのか。事実を積み重ねることで真実に近づくと考えるのだが、同じ事実でも伝え方で印象が変わる・・・続きを読む・・・

いやはや、恥もなこのような文が書けるものだ。

金口木舌とは「きんこうもくぜつ」と読むらしいが、大口を叩く一方で「不都合な真実」(「パンドラ訴訟」の高裁判決など)には黙殺で押し通す破廉恥な態度には、「大口黙殺」(おおぐちもくさつ)の方がお似合いではないのか。

沖縄二紙を称して「裸の王様」と書いたが、このような些細な交通違反をまるで米軍が夜襲をかけたように騒いでみたり、

不良米兵と不良中学生のナンパトラブルを「婦女暴行事件」或いは「拉致事件」として号外を出すようなことを繰り返すなら、そのうち読者が何も信用しなくなる。

それにしても駐車場に迷い込んだだけで、抗議の県民大会を開いて拳を突き上げるような恥晒しは、勘弁して欲しいものだ。

 人命より植木鉢が大事な沖縄タイムスより抜粋。

■人命より大事な植木鉢 

帰宅して確認したところ、震災関連の記事に目を奪われ見落していたが、次のような記事が掲載されている。

米軍の救急車 中学で鉢破損

沖縄市搬送中に誤侵入

19日午後9時過ぎ、米軍の救急車が北谷町の海軍病院から沖縄市照屋の中部徳洲会病院へ患者を搬送中、隣接する同市立安慶田中学校に誤って入り、鉢植えを損壊した。 沖縄署によると、けが人はないという。 同署によると、救急車は中学校の誤進入に気付き、校門付近でUターンした際、プラスチック製の植木鉢8個を車のタイヤで損壊したという。  同署によると、車両は緊急手術を要する患者を搬送中だったという。 19日午前0時ごろ憲兵隊から同署へ通報があったという。(沖縄タイムス 3月20日)

大震災関連記事に気圧されて、米軍嫌いの沖縄タイムスもさすがに交通事故で一面トップを飾ることは無かったが、それでも米軍車両が鉢植えを損壊した事故をしっかり記事にしてある。

県人が起こしたこの程度の事故なら連日数え切れないほど起きており、それを一々記事にしていたら新聞の紙面は何枚あってもたりないはずだ。

それに同じ紙面にはもうひとつの米軍関係者の死亡事故が「米兵バイクで転倒死」という小さな見出しで掲載されているが、自損行為で沖縄側には何の被害も無かったせいか、死亡事故であるにもかかわらず、植木鉢損壊の事故より小さなベタ記事扱いなのには呆れてしまう。 沖縄人の死亡事故なら例え自尊行為でも植木鉢損壊より小さな扱いではないだろう。 

沖縄タイムスにとっては、米軍が沖縄側に損害を与えたのなら、たとえ植木鉢であっても米兵の命より重大だというのか。 はからずもこの二つの記事が、沖縄タイムスが日ごろ声高に叫ぶ「人種差別」を自らの記事で吐露しており興味深い。

「命ど宝」とは沖縄人の命に限る言葉であり、米兵の命など植木鉢より軽いというのが沖縄タイムスの考えとは、とんだ「人種差別新聞」である。

車の運転をするものなら誰でも誤って他人の敷地に誤進入した経験の一度や二度はあるものである・・・・ここまで書いて、昨年同じく米軍車両が病院の駐車場に誤進入し、慌ててUターンをしたとき道路の縁石を損壊し、それを沖縄タイムスが一面や社会面トップで大騒ぎし、社説まで動員したことを想いだした。

おそらくは今回植木鉢を損壊した救急車両の運転手も、その時の新聞の異常なバカ騒ぎが脳裏をよぎり慌てて運転を誤ったものと想像できる。お気の毒に。

昨日の講演会の話から大きく脱線するが、講演会に関しては次の機会に譲るとして、昨年の米軍車両の誤進入についてのエントリー「大爆笑!命の砦 未明の侵入?「診療支障」?

を次に引用する。 たかが道に迷った車両が病院の駐車場に誤侵入しただけで、まるで米軍車両が病院に夜襲攻撃でもしたような誇大報道をみると、この新聞は完全に狂っているとしか言いようが無い。

                 ★

車を運転する者なら誰でも一度くらいは他人の敷地に迷い込んだ経験があるだろう。

通いなれた道ならともかく、知らない町の知らない道で、途方にくれて方向転換をしようと大きな広場に侵入した。 そこが、公道ではなく個人の私有地だと知って慌てて「逃げた」ことは、かく言う筆者も何度か経験がかある。

この場合他人の敷地に無断で侵入したのだから厳密に言えば法令違反になるのだろう。

だが少なくとと道路交通法違反にはならないので、その現場をたまたま警察官に目撃されたとしても違反切符を切られることはない。

ただ、悪意をもった地主が「家宅侵入罪」等で訴えたらどうなるのか。

幸いにして筆者の場合、そんな悪意を持った地主に遭遇しなかったので法令違反で告訴された経験はない。

道路交通法上で日本の公道の通行を認められている米軍車両が、間違って病院の駐車場に迷い込んだ。 

そこが公道でないと知って方向転換して出て行く際、慌てて縁石などに傷をつけてしまった。

ドライバーに問題があるとしたら次の三点が考えられる。

(1)病院の敷地に無断で侵入した

(2)その際、道路の縁石等を破損させた

(3)病院側に連絡をせずそのまま「逃亡」した

他人の敷地に迷い込むことをその度に一々問題化していたら日本の警察は何人いても足りいだろうし、(1)の場合故意ではないので特に問題とは思わないが、(2)と(3)に関してはドライバーが責任を問われても仕方がない。

だが、果たしてこれが連日新聞の一面と社会面のトップを飾るほどの重大問題なのか。 はたまた新聞が社説を掲げて糾弾すべき重大犯罪なのだろうか。

沖縄タイムスの次の大見出しを見たら米軍が病院に夜襲をかけて、病院の設備を破壊し診察業務に支障を来たしたような印象である。

命の砦 未明の進入

「診療支障」

米軍に不信 県立中部病院

命の砦 未明の侵入 「診療支障も」米軍に不信県立中部病院 (2010年03月12日 09:38)

いやはや、恐れ入った。

記者は土地に不案内の米兵のドライバーが病院の駐車場に迷い込んだだけで「命の砦に米軍が未明の侵入」と想像たくましくし、慌てた車両が縁石を破損させただけで「診療支障」と空想する。

沖縄タイムスの記者は空想小説の作家にでもなった方が成功するのではないか。

一方の琉球新報は社説で、県議会で抗議決議をすべしと扇動しているが、これは一昨年年の「米兵女子中学生暴行事件」と同じ構図である。

新聞の扇動に乗った県議会が、不良米兵と不良中学生の単なる「ナンパトラブル」に抗議決議をし、遂には県民大会を開くという恥さらしをしたことは記憶に新しい。

早速、民主党県連の喜納昌吉代表、山内末子副幹事長等が外務省に「地位協定違反」として抗議をしたようだが、

交通違反にもならない些細な事故で「地位協定違反」もヘッタクレもあるはずもなく、ここでも民主党沖縄県連が大恥を晒している。

地位協定違反「当たらない」 中部病院米軍車侵入2010年3月13日

 ■「反戦平和」か自衛隊誘致か、国防を左右する選挙、明日投開票日

明日は「自衛隊誘致」と「自衛隊配備反対」で保革候補が一騎打ちの与那国町長選挙の投開票日だが、沖縄メディアが目論んだ外間町長バッシングによる保守層の分断に失敗した。

分断工作に失敗し、保守系候補の圧勝が予測されているせいなのか、沖縄2紙は、年明け早々の名護市長選挙にも影響する重大選挙であるにも関わらず、冷ややかな対応である。

【今週の政界予報】日本最西端で「国防」左右する選挙告示へ - MSN産経 ... 2013.8.4 20:55 [選挙

 今週は、日本西端に位置する自治体で、日本全体の安全保障を左右する重要な選挙が行われる。

 沖縄県与那国町長選が6日告示され、11日に投開票される。争点は同町への陸上自衛隊「沿岸監視部隊」配備の是非だ。現職の外間守吉町長は条件付きの配備容認派、新人の崎原正吉氏は反対派。選挙戦は2人の一騎打ちとなる公算が大きい。

 与那国島の北約150キロには尖閣諸島(同県石垣市)がある。与那国に沿岸監視部隊が配備されれば、尖閣周辺の領域で活動を活発化させる中国の艦船や航空機をレーダーで捕捉することが可能となる。日本の国防上、不可欠な部隊配備といえる。

 ところが、容認派の外間町長ですら、配備の見返りとして一時、防衛省に10億円の「迷惑料」を要求した経緯がある。町長選の有権者約1200人の判断を注目したい。

                ☆

国境の島に自衛隊配備「容認か反対か」、ときわめて争点の明確な選挙だが、現職町長も町議会も「自衛隊配備賛成」であり、「自衛隊配備賛成」が与那国町民の民意ということができる。

だが、自衛隊反対派の崎原候補は、「自衛隊配備は住民投票にすべき」と主張している。

一報の外間候補は、争点が明確なので、「町長選挙こそが住民投票である」と反論。

さらに住民投票の実施については昨年9月の町議会で多数与党に否決されており、革新勢力がお得意の住民投票の実施は実現性に乏しい。

ちなみに8日付八重山日報の第一面トップは両候補のスローガンを大きく見出しに使っている。

崎原氏 小さな島に基地はいらぬ

外間氏 自衛隊配備強く推進

参院選沖縄区の保革両候補のスローガンより、よっぽどわかり易い。

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(沖縄タイムス8/7)





 

(沖縄タイムス8/8)




 

(沖縄タイムス8/9)

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