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興南高校、初戦突破おめでとう。
春夏連破を目指して頑張って欲しい。
大阪へ嫁いだ筆者の次女が中学、高校と興南出身である。
で、それがどうしたかって?
いえ、ただそれだけのことです。
スミマセン。(汗)
*
北朝鮮 黄海へ130発砲撃 韓国訓練に対抗か
2010年8月10日 毎日朝刊
【ソウル=城内康伸】韓国軍によると、北朝鮮西岸から九日、黄海に向けて砲撃が行われ、韓国の聯合ニュースによると、約百三十発に達した。
韓国が北朝鮮による攻撃と断定した軍哨戒艦沈没事件が起きた三月二十六日以降、北朝鮮の挑発行為は初めて。
韓国軍は九日、哨戒艦沈没事件を受け、黄海で展開していた大規模な軍事訓練を終了したばかり。八日には日本海で操業中の韓国漁船が北朝鮮当局に拿捕(だほ)される事件も起きており、南北の緊張が高まっている。
聯合ニュースによると、砲撃は午後五時半ごろから同六時十五分ごろまで二度にわたり、韓国側が黄海上の南北軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)の韓国側に向かって撃たれた。
砲弾の一部はNLLを越えたが、韓国側に被害はなかった。韓国海軍はただちに警戒態勢を取り、北朝鮮側に無線で警告。韓国軍関係者は砲撃について「黄海での軍事訓練への対抗措置とみられる」と語った。
北朝鮮軍は韓国の軍事訓練に対し、「強力な物理的打撃で鎮圧する」などと猛反発していた。
◇
前稿で「沖縄近海波高し」と書いたが、「日本近海波高し」と訂正せざるをえないくらいだ。
最近の韓国・北朝鮮の確執を見るといつ何時日本に火の粉が降りかかってくるか懸念されるが、これ以上の脱線は止めて、波立い東シナ海、日本海の状況を眺めながら、話題を「沖縄タイムス読者欄」に移す。
仲井真県知事が、普天間基地の移設先を「国外がベストだが辺野古を容認」と主張するのは曖昧に見えて実は正論である。
自国の安全保障は自国の軍隊で護るのが筋であるが、現在の自衛隊の装備や法整備からいってやむなく同盟国アメリカに国防を委ね、その代償として国内に米軍基地を置くということは日米安保体制の下ではやむを得ぬことである。
つまり、将来自衛隊が単独で国防が出来る体制になれば、当然米軍基地は「国外移設」になる。
それが独立国としてはベストであるからだ。
だが、それが出来ない現状では県内移設も容認というのが県知事の主張である。
現在でも米軍基地がカバーできない国境の要所は自衛隊配備でこれを補完するのが独立国としての最低の矜持である。
そもそも自国防衛のため自国の領土内のいかなる地域に自衛隊を配備しても、他国がとやかく言う筋合いのものではない。
が、沖縄タイムス「読者欄」には、次のような「声」も掲載される。
◆沖縄タイムス 8月9日 オピニオン面
国境警備配置 余計な波風に
T・Tさん=37歳 (那覇市、会社員)
防衛省が、陸上自衛隊の国境警備部隊を宮古・石垣へ、同じく沿岸監視部隊を与那国へ5〜8年をめどに配備する方針方針で検討しているという。 これら配備の目的は、先島諸島で最近活発な活動を見せる中国艦艇への警戒心が理由にあるようだ。 しかし、これはあまりにも反応が過剰である。 このようなあからさまな対応で中国との間に余計な波風を生じさせ、無用な緊張状態をつくってどうするつもりなのか。 防衛省には慎重な駆動を期待したい。
尖閣諸島問題を抱えているとはいえ、日本と中国は友好関係にあるはずだ。 ところが、日本はややもすると彼らを敵対視する傾向が見られる。
かつて中国は、戦時中の日本の大罪を大きな心で許した経緯がある。 日本も、もっと広い気持ちで中国と接し付き合っていくのが国防上も一番賢明な方法だと思われる。 ◇ >日本と中国は友好関係にあるはずだ。 「友好関係にあるはずだ」で国防が出来るほど外交は甘くはない。 サヨク新聞が報道しないので無理も無いが、友好という言葉に騙され酷い目に遭った国がどれだけあるか、T・Tさんはご存じないようだ。 沖縄に限ってみてもこんな酷い目に遭っている。⇒消えた友好会館 沖縄と中国 >かつて中国は、戦時中の日本の大罪を大きな心で許した経緯がある。 中華民国と中華人民共和国との区別も分からず、現在の中国(中共)に「戦時中の日本の大罪を許してもらった」とトンチンカンな感謝をするのは、自分の無知を曝け出すだけなので深くは触れないが、これを平気で掲載し読者を惑わす沖縄タイムスの新聞としての矜持を疑う。 突っ込みどころ満載の「声」であるが、ここは堪えてお花畑ファンの読者の鑑賞のためそのまま供したい。 日本の領海等概念図 次に紹介する「声」は、一見T・Tさんへの反論のようにも見えるが、どうも今ひとつ煮え切らない。 ◆沖縄タイムス 8月9日 オピニオン面 武力が背景の国家戦略懸念 U・Aさん=70歳 (宜野湾市) 先日、たまたまテレビで中国の著名なジャーナリストや学者たちの時事問題に関する討論番組を見た。 その中で気になったのは、2020年ごろには中国は経済力、軍事力とも米国に追いつき、空母も5〜6隻は保有することになり、近隣諸国は労せずに中国に屈することになるから、それまでは自重して共同開発等の懐柔政策を続けることが望ましい、と結論付けていたことだった。
このような平時に、公然と武力を背景にした国家戦略が論じられていることに慄然とした。 今、日米安保の行方を最も懸念しているのが東南アジア諸国であることが分かるようなような気がした。 なぜなら東南アジア諸国は、南沙諸島問題で中国の圧力に悩まされ続けているからである。
日米安保の効用は、日本のみならずむしろ東南アジア諸国に大きいようである。 日米安保が壊れたら、当然日本は自主防衛の名の下、核武装に走るだろう。 そうなれば東南アジアは、日米中のせめぎ合いで一気に混迷化するであろう。
◇ U・Aさんの「声」は、論理的部分と文章のニュアンスが微妙に異なる珍しい文章である。 くり返すが筆者は自分の国は自分で守るのが当然と考えるが、現状の自衛隊の装備や法整備を考えれば、当面日米安保に頼らざるを得ないという立場である。 その文脈からこれまでも普天間基地の県内移設に賛成の立場でブログを発信してきた。 従って現在でも宮古島や与那国のような米軍基地がない地域は、当然自衛隊を配備して自国の防衛を計ることに賛成である。 >このような平時に、公然と武力を背景にした国家戦略が論じられていることに慄然とした。 平時に、公然と武力を背景にした国家戦略を論じるのが外交の要諦である。 それどころか論じるに止まらず、沖縄近海に接近し公然と武力による示威活動をする軍事大国がお隣に存在するのも事実である。 中国軍のの最近の動向を見れば、何も今さら論じるだけで慄然とすることもないはずだ。 >日本は自主防衛の名の下、核武装に走るだろう。 このくだりには、「日米安保が壊れたら」という条件がついているので、自主防衛は当然であり、安保の核の傘をでるのなら核武装も当然視野に入る。 だが、この当たり前のことを「自主防衛の名の下に」とか、「核武装に走る」、といった否定的ニュアンスで書く文章と、全般的な安保肯定の論旨とは必ずしも一致していない。
日米安保を「ビンの蓋」として捉えているのだろうか。 読者の意見を待ちたい。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。
尖閣諸島問題を抱えているとはいえ、日本と中国は友好関係にあるはずだ。 ところが、日本はややもすると彼らを敵対視する傾向が見られる。
かつて中国は、戦時中の日本の大罪を大きな心で許した経緯がある。 日本も、もっと広い気持ちで中国と接し付き合っていくのが国防上も一番賢明な方法だと思われる。 ◇ >日本と中国は友好関係にあるはずだ。 「友好関係にあるはずだ」で国防が出来るほど外交は甘くはない。 サヨク新聞が報道しないので無理も無いが、友好という言葉に騙され酷い目に遭った国がどれだけあるか、T・Tさんはご存じないようだ。 沖縄に限ってみてもこんな酷い目に遭っている。⇒消えた友好会館 沖縄と中国 >かつて中国は、戦時中の日本の大罪を大きな心で許した経緯がある。 中華民国と中華人民共和国との区別も分からず、現在の中国(中共)に「戦時中の日本の大罪を許してもらった」とトンチンカンな感謝をするのは、自分の無知を曝け出すだけなので深くは触れないが、これを平気で掲載し読者を惑わす沖縄タイムスの新聞としての矜持を疑う。 突っ込みどころ満載の「声」であるが、ここは堪えてお花畑ファンの読者の鑑賞のためそのまま供したい。 日本の領海等概念図 次に紹介する「声」は、一見T・Tさんへの反論のようにも見えるが、どうも今ひとつ煮え切らない。 ◆沖縄タイムス 8月9日 オピニオン面 武力が背景の国家戦略懸念 U・Aさん=70歳 (宜野湾市) 先日、たまたまテレビで中国の著名なジャーナリストや学者たちの時事問題に関する討論番組を見た。 その中で気になったのは、2020年ごろには中国は経済力、軍事力とも米国に追いつき、空母も5〜6隻は保有することになり、近隣諸国は労せずに中国に屈することになるから、それまでは自重して共同開発等の懐柔政策を続けることが望ましい、と結論付けていたことだった。
このような平時に、公然と武力を背景にした国家戦略が論じられていることに慄然とした。 今、日米安保の行方を最も懸念しているのが東南アジア諸国であることが分かるようなような気がした。 なぜなら東南アジア諸国は、南沙諸島問題で中国の圧力に悩まされ続けているからである。
日米安保の効用は、日本のみならずむしろ東南アジア諸国に大きいようである。 日米安保が壊れたら、当然日本は自主防衛の名の下、核武装に走るだろう。 そうなれば東南アジアは、日米中のせめぎ合いで一気に混迷化するであろう。
◇ U・Aさんの「声」は、論理的部分と文章のニュアンスが微妙に異なる珍しい文章である。 くり返すが筆者は自分の国は自分で守るのが当然と考えるが、現状の自衛隊の装備や法整備を考えれば、当面日米安保に頼らざるを得ないという立場である。 その文脈からこれまでも普天間基地の県内移設に賛成の立場でブログを発信してきた。 従って現在でも宮古島や与那国のような米軍基地がない地域は、当然自衛隊を配備して自国の防衛を計ることに賛成である。 >このような平時に、公然と武力を背景にした国家戦略が論じられていることに慄然とした。 平時に、公然と武力を背景にした国家戦略を論じるのが外交の要諦である。 それどころか論じるに止まらず、沖縄近海に接近し公然と武力による示威活動をする軍事大国がお隣に存在するのも事実である。 中国軍のの最近の動向を見れば、何も今さら論じるだけで慄然とすることもないはずだ。 >日本は自主防衛の名の下、核武装に走るだろう。 このくだりには、「日米安保が壊れたら」という条件がついているので、自主防衛は当然であり、安保の核の傘をでるのなら核武装も当然視野に入る。 だが、この当たり前のことを「自主防衛の名の下に」とか、「核武装に走る」、といった否定的ニュアンスで書く文章と、全般的な安保肯定の論旨とは必ずしも一致していない。
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