Quantcast
Channel: 狼魔人日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9761

「平和学習」の廃止こそ最下位脱出の秘策 

$
0
0
よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします   ブログセンターランキングへクリックで応援願います。   当日記を解説した当初の目的の一つは、沖縄の若者の全国的活躍を応援する、いわばお国自慢であると書いた。  例えばこんな風に⇒名城裕司、来月K―1デビュー 兄と合宿、攻撃に幅 途中から政治ブログに「参戦」する羽目に陥ってしまい、お国自慢が消えてしまった感があるが、当初の気持ちが消え去ったわけでない。 時間的余裕がなくなっただけの話である。 その主旨からいえば、全国学力テストの結果発表は、気が重くスルーしたいニュースだった。 ところが、昨日のテレ朝「スーパーモーニング」が「沖縄の恥」を全国に晒してしまった。 そうとあっては、今さらこれを避けて通るわけにはいかない。 「スーパーモーニング」では、あくまで沖縄側の分析ですよと断りながらも、 沖縄が全国最下位に固定化している理由として、次の諸項目との相関関係を指摘していた。 1)朝ごはん食べない率 2)夜遊び率 3)離婚率 言うまでもなく沖縄ではこれら全てが全国一であり、一方の成績上位が固定化している秋田県では、これはすべて全国最下位だとのこと。 学業成績のみならず沖縄県民としては恥ずべきことである。 昨年はその秋田県から教師を招聘し教育法を学んだようだが、その効果があったのかどうか。 ⇒秋田県に学び学力最下位返上へ 教員人事交流に調印 沖縄タイムスは小学校でブービー賞を取ったのを、この喜びようだ。 ⇒小学校、初の最下位脱出 全国学力テスト全国差5ポイント以内 中学は後退 (2010年07月31日09:51) タイムスは関連の社説をまだ書いてないようだが、琉球新報がもっともらしい社説を書いている。 全国学力テスト 学ぶ環境の土台づくりを(2010.8.1)  考え方を根本から改めない限り劇的な変化は望めない。また改善には時間がかかるものだ。
 4回目の全国学力テストの結果、沖縄県は、小学校で4科目中2科目、中学校で4科目すべて最下位だった。過去の傾向とほとんど変わらない。
 大事なことは、果たして全国学力テストが、子どもたちの「生きる力」を測定する物差しなのかどうかという点だ。
 学校で行われているのは全国学力テスト対策として、いかに点数を上げるためのトレーニングばかりで、本当の学力を伸ばすことになっていないという指摘もある。
 教職員が教育の質を高めるための授業改善も必要だが、問題は家庭の教育力の弱さだ。教育を支える土台は家庭である。この土台が崩れていることこそ問題だ。学校教育の充実の前に、真っ先に取り組まなければならない課題だ。
 親の経済力と家庭での生活習慣は、学力と相関関係があることが知られている。沖縄は失業率が全国一高く、1人当たりの県民所得は全国平均の約7割。
 家計を切り詰めるため、子どもの教育にかける費用を減らさざるを得ない。学ぶどころではない子どもたちが大勢いる。
 「百ます計算」で知られる立命館大学教授の陰山英男さんは「朝ごはんを食べていないと脳がつぶれてしまう」と警鐘を鳴らしている。食以外にも睡眠と家族だんらんが、子どもの教育に必要な三大要因と指摘する。子どもたちの元気の源となる生活習慣の確立こそ急務だ。
 その上で学校の問題に目を向けたい。教職員が忙しすぎる。肝心の子どもと向き合う時間以外の業務に追われ、心身ともに疲れている。早急な改善を求めたい。
 競争効果を狙った全国学力調査は、2007年度から約40年ぶりに復活した。国際学力調査(PISA)で順位を落としたことが背景にある。
 PISA調査は、生きるための知識と技能があるかを測定する物差しだ。上位のフィンランドは、日本のような競争を重視するテストを廃して、子どもの一人一人の状態に応じて力を伸ばす習得主義に徹(てっ)している。
 そうであるなら今回の結果に一喜一憂する必要はあるまい。
 まずは早寝、早起き、朝ご飯など、学ぶ環境の土台をしっかりつくることだ。                        ◇ 一々突っ込みを入れるのも億劫なので、太字強調のみにしておくが、 一読して、教師弁護のための開き直り、言い訳そして責任転嫁の羅列であり、肝心な点の反省がない。 何の反省かって? 一つだけ指摘すると、「教職員が忙しすぎる云々」の言い訳は、全国の教師が言っていることであり、何も沖縄の教師特有のものではない。 沖縄の教師特有の忙しさといえば別にあるが、社説ではあえてこれに触れていない。 で、沖縄の教師が反省すべきは、全国一熱心な「平和学習」ではなかったのか。 基礎学力も応用学力も全国最低の児童に対し、「平和学習」だけを熱心にしたら、どんな結果になるか明らかではないか。 07年の「11万人集会」で、「沖縄のオジー、オバーがウソツキだというのですか」と演説した(させられた)男女高校生が良い見本ではないか。 彼らは自分で考える力を失った「平和学習」の気の毒な犠牲者ではないか。 沖縄の教師が「平和学習」に注ぐ情熱の半分でも減らし、 それを「まともな教育」に注げば、最下位脱出は決して夢ではないはずだ。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします   ブログセンターランキングへクリックで応援願います。  

Viewing all articles
Browse latest Browse all 9761

Trending Articles