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快挙!禁断の書ベストセラーに、

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

このアイテムの詳細を見る   快挙です!   沖縄の出版業界から出版拒否をされた「沖縄に内なる民主主義はあるか」が、沖縄教販でベストセラー3位に躍り出ました!   沖縄2紙と同類項のボーダインク社の新城和博編集長は、同書の「第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない」が自社の方針に合わない、という理由で自費出版の出版拒否をしたという。   言論の自由を標榜する出版社が、自らの手で言論封殺を行ったのである。   ヒジャイさんの快挙により、異論を許さぬ沖縄の閉塞した言論空間に今、 風穴が開きました。

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『沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:税込み1575円

読者の江田さんの書評です

【書評】

「沖縄に内なる民主主義はあるか」を読んで  江田

 元艦艇乗りの海上自衛官として数度沖縄を訪問したことがあり、沖縄には本土にはない独特の文化と歴史があり、夜には泡盛と魅力のあふれた県であるが、いくつかの疑問或いは怒りとも言うべき感情もあり複雑な思いで、普天間基地の辺野古への移転問題、オスプレイ配備反対運動などを見つめてきました。

 私の疑問或いは怒りの一つは、私が初めて摩文仁の丘の戦没者慰霊碑を訪ねた時に感じたものであります、ここには各県の慰霊碑があります。言うまでもなくこれらは大東亜戦争の沖縄戦において勇戦むなしく倒れた日本全国各県出身の兵士の霊を慰めるものであります。しかるにこの慰霊の丘と同一の敷地にある、「沖縄県平和祈念資料館」には、砲弾を撃ち込み、火炎放射器で沖縄の人々を焼き殺したアメリカ兵よりも残虐な存在として日本兵が赤子を抱く母親に銃剣を突きつける蝋人形があった。

日本全国から沖縄戦で亡くなられたであろう夫を父を兄弟を息子を偲んで訪れた多くの本土人にとってこれは何を意味するのであろうか。沖縄人の自己主張のためには他県出身で日本兵というだけで何の縁故もない沖縄のために命を捨てた他県出身者の名誉を損なっても恥じない沖縄人の心根とは一体何なのか、疑問と怒りで震えたものである。

 

本書は、ごく普通の沖縄人である又吉康孝氏が自費出版したものであるが、自費出版というと自分史、趣味の研究、地域の歴史といった多少個人的色彩の強いものという思い込みがあるが、本書は自費出版本というには立派な内容である。その証拠と言っては失礼であろうが沖縄の出版社は自費出版でもこの本を出すことを「拒否」したのである。それでは、この原稿は如何にして世に出たのか? なんと、著者自ら出版社を立ち上げて出版したものであり、「究極の自費出版」である! それだけでも心意気に感じるものがあるではないか。

拒否されるからには、明らかなでたらめで出版社の品位を汚すものか、大人の事情で隠されている真実を暴露するものかのどちらかであろう。私が、沖縄について先のような疑問と怒りを持って勉強を始めた時に出会ったブログが「狼摩人の日記」でありブログ主の江崎氏に多少傾倒していることから氏の推薦がある以上、拒否された理由は「真実の暴露」であろうと、江崎氏に一冊送って頂いたのである。

内容を一読し、最近のオスプレイ配備問題などの沖縄の現状に触れるものも言及して欲しかったが、書かれているものについては至極まっとうなものであり拝読に値すると言わせて頂く。

 

さて、本書には

第1章 琉球処分は何を処分したか

第2章 命どぅ宝とソテツ地獄

第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果試算の真っ赤な嘘

第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ

第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない

第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか

 

として、又吉氏の論考が記述されている。

それぞれの章において、私たちが沖縄の言論の中心的意見として理解しているものとは正反対とも思える論考が展開されており、胸のすく思いがする。

以下に第1章から第3章に対する私の所見を申し上げたい。

 

l 琉球処分は何を処分したか

琉球処分とは、明治政府が琉球王国を排して沖縄県とする一連の手続きであるが、元沖縄県知事であった太田昌秀氏は「こんな沖縄に誰がした」「沖縄は新付の『植民地』以外のなにものでもなかった」としている。

これに対して又吉氏は、実質的に薩摩藩の属国であったが中国との貿易上、形式的に独立国としての体裁を保っていたに過ぎなかった琉球王国を、本土の各藩が廃藩置県によって中央集権体制下の県になったように琉球王国が琉球藩となり沖縄県なったのだと解釈している。

特に「琉球処分は沖縄の近代化の始まりであった」と積極的に評価している姿勢を私は高く評価する。

 

l 命どぅ宝とソテツ地獄

 「命どぅ宝」は沖縄の反基地運動の中から出てきたものと誤解していたことが本書で理解できた。 また、「命が宝」であるならばその命を外敵から守ってくれる軍隊は感謝するべき存在と思うが、沖縄では違うらしい不思議なことだと思っていたが、虐げられ続けてきた沖縄の民衆がソテツを食ってでも飢えをしのいで生き延びる中での言葉と知れば、何はともあれ「自分だけ」は生き延びようとする自らを励ます言葉と知れば、「命どぅ宝」の命とは「自分の命」だけであり、他人の命への尊重が無いことがわかるのではないだろうか。

 だからこそ沖縄の左翼は、日本各地から沖縄防衛のために個人的には何のゆかりもない島に展開した日本軍と軍人の名誉を毀損することを恥とも思わない心根なのだろうと妙に納得できた。

 「命どぅ宝」とは結局のところ自分の命だけを守る思想であり、国を守るため自らの命を顧みず質・量ともに勝るアメリカ軍と果敢に対峙した数多の兵士、敵艦に突っ込む特攻隊員に対する尊敬も感謝も生まれないだろう。

それは同時に今現在我が国の防衛に貢献してくれている自衛隊及び米軍に対する正当な評価を生むこともないだろうし、我が国の防衛に有用と思われる米軍のオスプレイの配備を当然のこととして歓迎する気持ちも生まれない。 

自らの命が危険にさらされていることを認識する必要があるが、その危険を排除するため自らの命を顧みず任務にあたる自衛隊・米軍の存在とその有難さをかみしめる必要がある。

 

l 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果試算の真っ赤な嘘

 

一昨年沖縄に旅行したがその折に普天間基地を見下ろす高台の上に行き普天間基地を眺めた、バスガイドさんの説明に耳を傾けると、元の普天間の住民はごく少数であったらしい、しかし普天間基地が返還されると普天間はもっと発展すると言う。

 私は、普天間基地がなくなれば、軍人が居なくなり、普天間基地に勤めていた日本人も解雇されるか、辺野古移設であれば辺野古に転勤することになり、街からは人口が流出するだけであり、そのような場所に新たな住民が増えるとも思えないと反論したが、彼女は再開発することで経済効果を高められると主張していた。

 多分のこの県議会事務局の試算を信じているのであろう。

 

 この試算の基本となっているのが、返還された米軍の牧港住宅地区を再開発した那覇新都心であり、面積は214haである。又吉氏は、県議会事務局は計算の根拠を示していないが、沖縄の全ての米軍用地を返還されれば、那覇新都心と同じに再開発することで9155億円余の経済効果が得られると計算したのではないかと看破している。

 那覇新都心だけを見れば、発展しているように見えるが、それは他の地域に住んでいた人が那覇新都心に移転したのであり、他の地域は人口が減少し経済規模が縮小しており、沖縄県としてみれば経済が発展したとは言い難いと指摘している。

 当然他の地域において再開発しても、沖縄県としての経済発展は見込めないのであるが県議会事務局の試算ではすべての地域で那覇新都心と同じ経済効果が得られるとしてこれらを全て積み上げることで、基地がないほうが豊かになれると県民に誤解させようとしているが、米軍基地があることによる、地代、雇用、米軍へのサービスによる収入があっての沖縄経済だとの認識をしており真に正しい認識と言わざるを得ない。

 いずれにせよ沖縄の人口は戦後一貫して増加しており、戦前は60万人を超えることはなかったが現在は約130万人であり、増加しているのである。つまり現状の沖縄経済はより多くの人口を養う力があるのである。その経済力は何処から来るのか、結論から言えば米軍が居ることによってもたらされる地代、雇用、米軍へのサービスと国からの補助金である。

 沖縄でも、米軍基地のない宮古島、石垣島、八重山などでは人口は減少しているのである。

 

l 結 論

以下の章については割愛するが、沖縄の心とされてきたものが必ずしも今の沖縄の人々の心情でもないことを、2年前に訪問して町の方と話した時に感じており、沖縄の新聞等に見る沖縄の心とはある特定の意図を持つ集団が、ごく普通の沖縄人を誤った方向に誘導しようとする試みだと思うに至ったが、この特定の意志を持つ集団と普通の沖縄人の乖離を説明する資料がどこにもなく、そんなものだとあきらめていたところで本書に出会い、大いに啓蒙されたと申し上げたい。多くの方に読んでいただきたいと思うところである。

         ☆

沖縄の出版界から

出版を断られた

問題の書!

これを読めば、

沖縄の見方が変わる!

『沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:税込み1575円

ネット販売註文先 ezaki0222@ybb.ne.jp

※住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします。

 

目次

第1章 琉球処分は何を処分したか

第2章 命どぅ宝とソテツ地獄

第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果の試算は真っ赤な嘘

第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ

第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない

第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか

 

【送金方法】

代金は【税込み1575円+送料160円】で

一冊1735円になります。

代金の振込みは次の郵便貯金口座に振り込んで下さい。

郵便貯金口座以外の銀行から振り込む場合、振り込み手数料が発生するようですので
できるだけゆうちょ銀行から送ってください。

名義人 江崎 孝 (エザキ タカシ)

記号 17050   番号 5557981

1人でも多くの方に読んで頂くため、口コミ宣伝を宜しくお願いいたします

 

【追記】

一般銀行をご利用の方は

下記の郵便貯金口座にお振込みお願いいたします。

【店名】七○八 (読み ナナゼロハチ)

【店番】708 【預金種目】普通預金 【口座番号】0555798

【名義人】 江崎 孝 (エザキ タカシ)

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秦 郁彦
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