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最近の沖縄タイムスは少しおかしい。
読者の石原昌光さんのコメントを借りると、
「沖縄タイムスの編集部は冷房の効きでもわるいのでしょうか?」ということになるが、逆に冷房が効きすぎて脳みそがフリーズしたのではとも疑いたくる。
正論を述べる「読者の声」が続いているのだ。
同じく読者の義挙人さんも興味をもたれている昨日の沖縄タイムスの読者欄を紹介します。(太字強調は引用者)
沖縄タイムス 20107月25日 オピニオン面 読者の声 久高貞夫さん=73歳 (宜野湾市) 身近な問題をまず解決して 伊波洋一宜野湾市長に尋ねたい。 安全保障問題に関して一言の発言もないのは意図的ですか。 あなたは沖縄県民に選挙された市長ではなく宜野湾市民にのみ選ばれた市長です。 そこを自覚し現状では不可能な県外、国外移設を論じた時間を浪費する前に宜野湾市民の最も身近な問題、すなわち普天間基地の危険性、騒音の早期撤去、市民の安心・安全な生活、福祉等の発展を最優先にとらえ、その解決に心血を注ぐべきです。
辺野古案は普天間周辺より人口密度、危険性が少ない上一度は移設を容認した辺野古住民、名護市にいま一度、宜野湾市民の心情を斟酌(しんしゃく)してもらい県、国に働きかけ早期移設実現に働きかけてもらいたい。 それが宜野湾市長としての義務です。
今のあなたの基地問題に対する姿勢は、多くの住民、とりわけ飛行ルートの住民の切なる願望を等閑視するパフォーマンスにしか見えません。 これ以上われわれ市民を我慢させないで欲しいと思うのはわたし一人だろうか。 次期県知事選出馬のうわさがあるがその前にやるべきことが山積みしていることを忘れないでもらいたい。 ◇ なるほど、伊波宜野湾市長は「米軍基地は国外撤去」と叫ぶことはあるが、撤去した後の安全保障に言及したことはない。 また、実現困難な「普天間移設を国外撤去」を主張することが基地の固定化に繋がり、結果的に宜野湾市民に基地公害を与えているということにも言及することはない。 「安全保障問題に関して一言の発言もないのは意図的ですか」と問われても一言の弁解もできないだろう。 伊波市長は、久高さんがご指摘のように宜野湾市民に選ばれたはずなのに、県を代表するならまだしも、国を代表する総理大臣か外務大臣のつもりで、毎年アメリカに基地返還の交渉に行くことが良く知られている。 アメリカと外交交渉するつもりらしいが、自分の本分を忘れるのもここまで来ると喜劇といわざるを得ない。 我が住む宜野湾市の市長ながら、ロバにまたがり巨大風車に突進するドンキホーテを連想して思わず失笑してしまう。 今回の鳩山首相の迷走劇ですっかり時の人になり、宜野湾市を訪れる政府要人等に、得意げに「売り物」の「世界一危険な基地」を「世界一危険な小学校」の屋上から案内するお得意のパフォーマンスは、すっかり有名になった。
お馴染み!「売り物の基地を」セールス中の伊波市長の
お得意のポーズ。 「さー、これが世界一危険な基地ですよ!」
↓ そこで調子をこいた伊波市長、すっかり舞い上がってしまい、自分が日米合意の中心人物と錯覚してしまった。 外務大臣や総理大臣も知らない普天間基地のグアム移転に関する怪しげな「伊波文書」を見せびらかし、世間を混乱させたことは自分の立場を忘れたパフォーマンスの極地であった。 一昨年も、ハワイ在の米太平洋軍司令部に「普天間基地返還交渉」にアポ無しで訪問し、文字通り門前払いを喰って良識ある県民の失笑を買ったことは記憶に新しい。 米太平洋軍、宜野湾市長を門前払い(琉球新報 2008.7.29) 米太平洋軍司令部で要請文の受け取りを拒否される伊波洋一宜野湾市長=28日午前、キャンプ・スミス 写真を見ると、本当に(文字通り)門前払いで、米軍司令部の建物の中には入れてもらえなかった模様。(失笑) 「門前払い」を喰らって、することがなくなった伊波市長ご一行五人は、仕方なくホノルル市役所を訪問して助役に面談したという。(タイムス) 突然、遠い沖縄からの客が五人も押しかけては、ホノルル市の助役さんもさぞや迷惑だっただろうに。 以前からパフォーマンスが得意の伊波市長だが、勿論外務大臣でもなければ県知事でもないしその権限もない。 宜野湾住民の安心・安全な生活、福祉等の発展を最優先にとらえ、その解決に心血を注ぐことこそが、宜野湾市の市長に与えられた職務であることは久高さんのご指摘を待つまでもない。 ところがこの人物、自分が「普天間基地」の固定化の張本人であるにもかかわらず、基地が宜野湾市にあることは憲法違反だとして国を提訴すると言うから何をかいわんやである。 ⇒伊波市長が立候補断念?国を提訴で 久高さんの投稿は、筆者を含む全宜野湾市民の声を代弁しているかのようで日頃の胸のつかえを見事に落としてくれた。 伊波市長の本分を忘れたパーフォマンスについて触れた過去エントリーを次にリンクする。
⇒四面楚歌の宜野湾市長 沖縄タイムスが又梯子をはずした? ⇒ジュゴンの命か住民の安全か 伊波市長のハワイ訪問 ⇒最強の偽善者は伊波市長!「基地は財産」 県知事選へ立候補! 【おまけ】 昨日(7月24日)の沖縄タイムスの「読者の声」です。 「元死刑囚」に違和感を覚えた M・Sさん=65歳 (那覇市、カラーコーディネーター) 金賢姫さんが来日し、横田めぐみさんの両親などと面会した。報道するとき、普通、敬称をつける。 NHKテレビは「キムヒョンヒ元死刑囚は・・・」と連呼している。
わたしは、違和感を覚えると同時に人権侵害ではないか、と思った。 当人は確かに不法行為をしたが、韓国においてはその罪は問わない決定がをしているし、わが国においても、いろいろいきさつはあったとしても、法務大臣が入国を許可した。 従って、不法行為の結果として生じた「死刑囚」を呼称するのは不適切なことと思う。
元、をつければいいのか、というとそうではない。 「元法務大臣」「元国会議員」ということとは訳が違う。 相撲中継で「元不良○○の山」と報道するだろうか。 ちなみに、新聞は「元北挑戦工作員」と記載して、かつての不法行為についてはふれていない。 熟慮の結果だとおもう。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。
沖縄タイムス 20107月25日 オピニオン面 読者の声 久高貞夫さん=73歳 (宜野湾市) 身近な問題をまず解決して 伊波洋一宜野湾市長に尋ねたい。 安全保障問題に関して一言の発言もないのは意図的ですか。 あなたは沖縄県民に選挙された市長ではなく宜野湾市民にのみ選ばれた市長です。 そこを自覚し現状では不可能な県外、国外移設を論じた時間を浪費する前に宜野湾市民の最も身近な問題、すなわち普天間基地の危険性、騒音の早期撤去、市民の安心・安全な生活、福祉等の発展を最優先にとらえ、その解決に心血を注ぐべきです。
辺野古案は普天間周辺より人口密度、危険性が少ない上一度は移設を容認した辺野古住民、名護市にいま一度、宜野湾市民の心情を斟酌(しんしゃく)してもらい県、国に働きかけ早期移設実現に働きかけてもらいたい。 それが宜野湾市長としての義務です。
今のあなたの基地問題に対する姿勢は、多くの住民、とりわけ飛行ルートの住民の切なる願望を等閑視するパフォーマンスにしか見えません。 これ以上われわれ市民を我慢させないで欲しいと思うのはわたし一人だろうか。 次期県知事選出馬のうわさがあるがその前にやるべきことが山積みしていることを忘れないでもらいたい。 ◇ なるほど、伊波宜野湾市長は「米軍基地は国外撤去」と叫ぶことはあるが、撤去した後の安全保障に言及したことはない。 また、実現困難な「普天間移設を国外撤去」を主張することが基地の固定化に繋がり、結果的に宜野湾市民に基地公害を与えているということにも言及することはない。 「安全保障問題に関して一言の発言もないのは意図的ですか」と問われても一言の弁解もできないだろう。 伊波市長は、久高さんがご指摘のように宜野湾市民に選ばれたはずなのに、県を代表するならまだしも、国を代表する総理大臣か外務大臣のつもりで、毎年アメリカに基地返還の交渉に行くことが良く知られている。 アメリカと外交交渉するつもりらしいが、自分の本分を忘れるのもここまで来ると喜劇といわざるを得ない。 我が住む宜野湾市の市長ながら、ロバにまたがり巨大風車に突進するドンキホーテを連想して思わず失笑してしまう。 今回の鳩山首相の迷走劇ですっかり時の人になり、宜野湾市を訪れる政府要人等に、得意げに「売り物」の「世界一危険な基地」を「世界一危険な小学校」の屋上から案内するお得意のパフォーマンスは、すっかり有名になった。
お馴染み!「売り物の基地を」セールス中の伊波市長の
お得意のポーズ。 「さー、これが世界一危険な基地ですよ!」
↓ そこで調子をこいた伊波市長、すっかり舞い上がってしまい、自分が日米合意の中心人物と錯覚してしまった。 外務大臣や総理大臣も知らない普天間基地のグアム移転に関する怪しげな「伊波文書」を見せびらかし、世間を混乱させたことは自分の立場を忘れたパフォーマンスの極地であった。 一昨年も、ハワイ在の米太平洋軍司令部に「普天間基地返還交渉」にアポ無しで訪問し、文字通り門前払いを喰って良識ある県民の失笑を買ったことは記憶に新しい。 米太平洋軍、宜野湾市長を門前払い(琉球新報 2008.7.29) 米太平洋軍司令部で要請文の受け取りを拒否される伊波洋一宜野湾市長=28日午前、キャンプ・スミス 写真を見ると、本当に(文字通り)門前払いで、米軍司令部の建物の中には入れてもらえなかった模様。(失笑) 「門前払い」を喰らって、することがなくなった伊波市長ご一行五人は、仕方なくホノルル市役所を訪問して助役に面談したという。(タイムス) 突然、遠い沖縄からの客が五人も押しかけては、ホノルル市の助役さんもさぞや迷惑だっただろうに。 以前からパフォーマンスが得意の伊波市長だが、勿論外務大臣でもなければ県知事でもないしその権限もない。 宜野湾住民の安心・安全な生活、福祉等の発展を最優先にとらえ、その解決に心血を注ぐことこそが、宜野湾市の市長に与えられた職務であることは久高さんのご指摘を待つまでもない。 ところがこの人物、自分が「普天間基地」の固定化の張本人であるにもかかわらず、基地が宜野湾市にあることは憲法違反だとして国を提訴すると言うから何をかいわんやである。 ⇒伊波市長が立候補断念?国を提訴で 久高さんの投稿は、筆者を含む全宜野湾市民の声を代弁しているかのようで日頃の胸のつかえを見事に落としてくれた。 伊波市長の本分を忘れたパーフォマンスについて触れた過去エントリーを次にリンクする。
⇒四面楚歌の宜野湾市長 沖縄タイムスが又梯子をはずした? ⇒ジュゴンの命か住民の安全か 伊波市長のハワイ訪問 ⇒最強の偽善者は伊波市長!「基地は財産」 県知事選へ立候補! 【おまけ】 昨日(7月24日)の沖縄タイムスの「読者の声」です。 「元死刑囚」に違和感を覚えた M・Sさん=65歳 (那覇市、カラーコーディネーター) 金賢姫さんが来日し、横田めぐみさんの両親などと面会した。報道するとき、普通、敬称をつける。 NHKテレビは「キムヒョンヒ元死刑囚は・・・」と連呼している。
わたしは、違和感を覚えると同時に人権侵害ではないか、と思った。 当人は確かに不法行為をしたが、韓国においてはその罪は問わない決定がをしているし、わが国においても、いろいろいきさつはあったとしても、法務大臣が入国を許可した。 従って、不法行為の結果として生じた「死刑囚」を呼称するのは不適切なことと思う。
元、をつければいいのか、というとそうではない。 「元法務大臣」「元国会議員」ということとは訳が違う。 相撲中継で「元不良○○の山」と報道するだろうか。 ちなみに、新聞は「元北挑戦工作員」と記載して、かつての不法行為についてはふれていない。 熟慮の結果だとおもう。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。