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在沖米海兵隊、14年のグアム移転断念
2010年7月24日
【米ワシントン23日=与那嶺路代本紙特派員】在沖米海兵隊のグアム移転について、米政府が人口増による現地の社会基盤整備の遅れを理由に、2014年の完了期限を事実上断念したことが23日、分かった。米海軍が22日に環境影響評価(アセスメント)の最終報告書の概要を地元に説明。「公益事業や道路などの基盤整備に時間がかかり、期限内の建設が間に合わない」と明記した。グアム移転に関連し、日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の辺野古移設も、14年完了が先延ばしされる可能性が高まってきた。
最終報告書の全容は1万ページに及び、30日に正式公表する。昨年11月に公表した環境影響評価案に寄せられた住民意見を基に、修正を加えて作成した。海軍グアム統合計画室の担当者が22日現地を訪れ、地元有力者に概要を説明した。
概要は「(建設労働者らの流入で)大幅な人口増加が予測されるが、既存インフラの許容量では耐えきれない」と指摘。建設事業について「日米は14年の計画完了を目標にしているが、そのような急激な建設速度では立ちゆかなくなる」と懸念し、軍、政府、グアム州政府の間で期限を再調整する考えを表明している。
懸案となっていたグアム北東部の海兵隊の実弾射撃訓練場については「歴史文化財との境界線内では訓練しない」などとしている。
当初、建設事業の最盛期には人口が約8万人に増加すると予測されていたが、概要では約4万1千人と下方修正した。 ■グアム移転で「履行努力を」 仲井真知事
【名護】在沖米海兵隊のグアム移転に関し、米政府が2014年までの達成は難しいとの見方を示していることについて仲井真弘多知事は23日、「目標をいったん変えると、しょっちゅう(変わってしまう)。もともとの再編の骨格部分がある。普天間だけでなく、それはそれでしっかりやってもらわないと」と述べ、着実な履行に努力すべきだとの認識を示した。
名護市内で開かれた、市議選野党候補激励会への参加後に、報道陣の質問に答えた。 ◇ 角を矯(た)めて牛を殺す、という諺がある。 説明するまでもないが、牛の曲がった角を直そうと手を加えているうちに牛を殺してしまうこと。 それが、転じて、少々の欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまう例えを言う。 仲井真沖縄県知事が、「普天間移設」に関して、「県外がベストだが、実現性を考えれば辺野古がベターである」と述べた。 これは、基地公害の緊急避難を考えた極めて現実的な主張であり、むしろ本来なら一番の当事者である伊波宜野湾市長こそ緊急避難を考えるべきなのだった。 だが肝心の伊波市長は、いたずらに実現困難な[国外」を主張し、原案の「グアム一部移転」の話しさえも駄目にしてしまった。 何事にも完璧を求めていたら実現は困難であり、ましてや相手のある交渉ごとに完璧を求めていたら全てを失うことは、政治は勿論ビジネスの世界でも常識である。 ところが普天間基地の「グアム移設」に主張する伊波宜野湾市長は、自民党政権が試行錯誤の結果苦渋の決断をした「辺野古移設」に反対し、実現不可能と思われる「グアム移設」を執拗に主張し続けてきた。 彼の脳裏には、交渉が長期化してその分だけ宜野湾市民が迷惑を被るという考えは一欠けらもない。 米軍側が主張する「辺野古移設とグアムへの一部移転」とはセット」という条件提示にも聞く耳を持たなかった。 宜野湾市民の安全は放置して、次期県知事を狙う伊波市長について、 義挙人さんは、市長の人気の要因は、「アメリカに唯一 モノ が言える人」と、皮肉をこめてコメントされている。 その伊波市長がメア米国総領事(当時)に、「モノを言い」して見事に一本取られたやり取りを、当時の記事から再現してみる。 「クリアゾーン(土地利用禁止区域)」を滑走路両端に設けているが、実際は、ゾーン内に小学校や住宅がある。市はこれが米軍自身の安全基準違反になると指摘し、同飛行場の運用停止を求める。」
伊波市長訪米、米基準違反を追及へ(2008.7.26) 米海軍省作成の「普天間飛行場マスタープラン」のクリアゾーンを宜野湾市の航空写真に重ねた図 伊波市長: 「普天間基地内は、クリアゾーン(土地利用禁止区域)」を滑走路両端に設けているが、実際は、ゾーン内に小学校や住宅がある」 「これは米軍自身の安全基準違反になる」 「普天間飛行場の運用停止を求める」 メア総領事: 「滑走路の近くの基地外に、なぜ、宜野湾市が建設を許しているのか」 「基地外の民間住宅地の建築許可は宜野湾市の管轄だから、これを許可した宜野湾市の責任こそ問われるべきで、米軍基地に責任を問うべきではない」 アメリカにモノの言える伊波市長も、これではヤクザの言いがかりと同じではないか。⇒ゆすり、たかりはマフィアの生業 メア総領事の見事な一本勝ちである。 ところが、伊波市長を応援する沖縄紙の報道はこうだ。⇒“無理解”メア氏 「近くに建設許す宜野湾市に疑問」 メア総領事は宜野湾市の「モノ言い」に対して、前にもこんなことを言っていた。 「米政府は日本の基地外の建設に何も権限がない。日本政府と県と市がコントロールしているので、米側は何もできない。普天間の滑走路の南の進入灯の近くにタワーができているが、これも安全の面で米側からはよくない。でも米側からは何もできない」 ところが、日本語の達者なメア総領事、言わんでよいことも、つい口に出してしまった。⇒ メア総領事 宜野湾市長訪米効果を疑問視 その結果がこれだった。 ⇒「メア氏は退島を」 普天間爆音訴訟原告団、要求決議を可決 そして、新聞にはこんなことも書かれた。⇒メア発言 こんな米総領事、要らない そして基地外にはこんなこともされた。⇒在沖米総領事館に火炎瓶: 「そんなに危険と思う基地の側に鉄塔を作る方が危険だろう」と言ったら、再度「メア、出て行け」の大合唱が起きかねない。 そこで防衛省をクッションにして、「民間地の鉄塔 撤去要請/防衛局 」ということになった。 その「危険な鉄塔」を報じる記事がこれ。 沖縄タイムス 2008年8月12日(火) 朝刊 1面
民間地の鉄塔 撤去要請/防衛局
宜野湾市大謝名/米軍機の安全で
【宜野湾】宜野湾市大謝名に設置された個人所有の高さ約四十メートルの電波塔に対し、沖縄防衛局が隣接する米軍普天間飛行場を離着陸する米軍機の事故防止を理由に、撤去を求めていたことが十一日、分かった。専門家によると、法律に違反しない建物に、米軍基地運用の妨げとなるとして国が撤去を求めるのは異例だという。(略)
危険な滑走路を含む基地の側に鉄塔を作ることは、危険地域をより危険にすることになると思うのだが。 そんな理屈は伊波市長には通用しない。 危険を除去したかったら、「飛行場での飛行禁止」を叫べば済むことだ。 ⇒沖国大「飛行禁止」要求/普天間ヘリ墜落4年 確か、沖国大も危険を承知で近くに建設されたはずだが・・・。 伊波宜野湾市長よ、世界一危険とされる普天間基地に隣接する普天間住民から、危険性を除去するのが基地移設の目的ではなかったのか。 宜野湾市民の基地公害を放置し、角を矯めて牛を殺す愚行を一刻も早く止めて欲しい。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。
最終報告書の全容は1万ページに及び、30日に正式公表する。昨年11月に公表した環境影響評価案に寄せられた住民意見を基に、修正を加えて作成した。海軍グアム統合計画室の担当者が22日現地を訪れ、地元有力者に概要を説明した。
概要は「(建設労働者らの流入で)大幅な人口増加が予測されるが、既存インフラの許容量では耐えきれない」と指摘。建設事業について「日米は14年の計画完了を目標にしているが、そのような急激な建設速度では立ちゆかなくなる」と懸念し、軍、政府、グアム州政府の間で期限を再調整する考えを表明している。
懸案となっていたグアム北東部の海兵隊の実弾射撃訓練場については「歴史文化財との境界線内では訓練しない」などとしている。
当初、建設事業の最盛期には人口が約8万人に増加すると予測されていたが、概要では約4万1千人と下方修正した。 ■グアム移転で「履行努力を」 仲井真知事
【名護】在沖米海兵隊のグアム移転に関し、米政府が2014年までの達成は難しいとの見方を示していることについて仲井真弘多知事は23日、「目標をいったん変えると、しょっちゅう(変わってしまう)。もともとの再編の骨格部分がある。普天間だけでなく、それはそれでしっかりやってもらわないと」と述べ、着実な履行に努力すべきだとの認識を示した。
名護市内で開かれた、市議選野党候補激励会への参加後に、報道陣の質問に答えた。 ◇ 角を矯(た)めて牛を殺す、という諺がある。 説明するまでもないが、牛の曲がった角を直そうと手を加えているうちに牛を殺してしまうこと。 それが、転じて、少々の欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまう例えを言う。 仲井真沖縄県知事が、「普天間移設」に関して、「県外がベストだが、実現性を考えれば辺野古がベターである」と述べた。 これは、基地公害の緊急避難を考えた極めて現実的な主張であり、むしろ本来なら一番の当事者である伊波宜野湾市長こそ緊急避難を考えるべきなのだった。 だが肝心の伊波市長は、いたずらに実現困難な[国外」を主張し、原案の「グアム一部移転」の話しさえも駄目にしてしまった。 何事にも完璧を求めていたら実現は困難であり、ましてや相手のある交渉ごとに完璧を求めていたら全てを失うことは、政治は勿論ビジネスの世界でも常識である。 ところが普天間基地の「グアム移設」に主張する伊波宜野湾市長は、自民党政権が試行錯誤の結果苦渋の決断をした「辺野古移設」に反対し、実現不可能と思われる「グアム移設」を執拗に主張し続けてきた。 彼の脳裏には、交渉が長期化してその分だけ宜野湾市民が迷惑を被るという考えは一欠けらもない。 米軍側が主張する「辺野古移設とグアムへの一部移転」とはセット」という条件提示にも聞く耳を持たなかった。 宜野湾市民の安全は放置して、次期県知事を狙う伊波市長について、 義挙人さんは、市長の人気の要因は、「アメリカに唯一 モノ が言える人」と、皮肉をこめてコメントされている。 その伊波市長がメア米国総領事(当時)に、「モノを言い」して見事に一本取られたやり取りを、当時の記事から再現してみる。 「クリアゾーン(土地利用禁止区域)」を滑走路両端に設けているが、実際は、ゾーン内に小学校や住宅がある。市はこれが米軍自身の安全基準違反になると指摘し、同飛行場の運用停止を求める。」
伊波市長訪米、米基準違反を追及へ(2008.7.26) 米海軍省作成の「普天間飛行場マスタープラン」のクリアゾーンを宜野湾市の航空写真に重ねた図 伊波市長: 「普天間基地内は、クリアゾーン(土地利用禁止区域)」を滑走路両端に設けているが、実際は、ゾーン内に小学校や住宅がある」 「これは米軍自身の安全基準違反になる」 「普天間飛行場の運用停止を求める」 メア総領事: 「滑走路の近くの基地外に、なぜ、宜野湾市が建設を許しているのか」 「基地外の民間住宅地の建築許可は宜野湾市の管轄だから、これを許可した宜野湾市の責任こそ問われるべきで、米軍基地に責任を問うべきではない」 アメリカにモノの言える伊波市長も、これではヤクザの言いがかりと同じではないか。⇒ゆすり、たかりはマフィアの生業 メア総領事の見事な一本勝ちである。 ところが、伊波市長を応援する沖縄紙の報道はこうだ。⇒“無理解”メア氏 「近くに建設許す宜野湾市に疑問」 メア総領事は宜野湾市の「モノ言い」に対して、前にもこんなことを言っていた。 「米政府は日本の基地外の建設に何も権限がない。日本政府と県と市がコントロールしているので、米側は何もできない。普天間の滑走路の南の進入灯の近くにタワーができているが、これも安全の面で米側からはよくない。でも米側からは何もできない」 ところが、日本語の達者なメア総領事、言わんでよいことも、つい口に出してしまった。⇒ メア総領事 宜野湾市長訪米効果を疑問視 その結果がこれだった。 ⇒「メア氏は退島を」 普天間爆音訴訟原告団、要求決議を可決 そして、新聞にはこんなことも書かれた。⇒メア発言 こんな米総領事、要らない そして基地外にはこんなこともされた。⇒在沖米総領事館に火炎瓶: 「そんなに危険と思う基地の側に鉄塔を作る方が危険だろう」と言ったら、再度「メア、出て行け」の大合唱が起きかねない。 そこで防衛省をクッションにして、「民間地の鉄塔 撤去要請/防衛局 」ということになった。 その「危険な鉄塔」を報じる記事がこれ。 沖縄タイムス 2008年8月12日(火) 朝刊 1面
民間地の鉄塔 撤去要請/防衛局
宜野湾市大謝名/米軍機の安全で
【宜野湾】宜野湾市大謝名に設置された個人所有の高さ約四十メートルの電波塔に対し、沖縄防衛局が隣接する米軍普天間飛行場を離着陸する米軍機の事故防止を理由に、撤去を求めていたことが十一日、分かった。専門家によると、法律に違反しない建物に、米軍基地運用の妨げとなるとして国が撤去を求めるのは異例だという。(略)
危険な滑走路を含む基地の側に鉄塔を作ることは、危険地域をより危険にすることになると思うのだが。 そんな理屈は伊波市長には通用しない。 危険を除去したかったら、「飛行場での飛行禁止」を叫べば済むことだ。 ⇒沖国大「飛行禁止」要求/普天間ヘリ墜落4年 確か、沖国大も危険を承知で近くに建設されたはずだが・・・。 伊波宜野湾市長よ、世界一危険とされる普天間基地に隣接する普天間住民から、危険性を除去するのが基地移設の目的ではなかったのか。 宜野湾市民の基地公害を放置し、角を矯めて牛を殺す愚行を一刻も早く止めて欲しい。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。