■八重山日報2012年5月24日
報酬総額640万円 11年度、早朝講座などで 基準決まるまで無報酬県立八重山高校(新垣治男校長)で2011年度に、早朝講座などを担当した教員に保護者から支払われた報酬総額は約640万円であることが23日、同校への取材で分かった。同校PTAは今年度も、教員への報酬を盛り込んだ進路指導費予算を総会で承認している。ただ、県教育委員会が報酬のあり方に関する検討を進めており、同校とPTAも近く検討委員会を発足させることから、同校は当面、無報酬で早朝講座などを続行。報酬のあり方について明確な基準が示されるのを待って、報酬の受け取りを再開する方針。
早朝講座などを担当した教員が保護者から報酬を受け取る慣習は1988年から続いてきたが、教員が職務外で報酬を受け取るには本来、兼職兼業願いを県教委に提出し、許可を得る必要がある。そのため県教委は各県立高校に対し、当面、報酬の受け取りを中止するよう通知している。
同校によると、PTAの11年度決算では、進路指導費のうち「講座費」は総額659万円余で、このうち約640万円が早朝講座や放課後講座などを担当する教員への報酬。12年度の講座費には、講座を受講する生徒の増員を見込み、680万円が計上されている。
文科省は今月9日の通知で、早朝講座などが?教育課程の一部として実施しているとみなせる?生徒が必ず参加しなければならないような運用が行われている?教職員の勤務時間と連続するなど、勤務時間中の職務との区別が明確でない―場合などについて、兼職兼業願いが提出されていても、報酬の受け取りは不適切と指摘した。
これについて新垣校長は、同校の早朝講座について?全生徒の参加ではない?教員が手作りしたプリントなどを使用し、教科書を使用していない?早朝講座は午前7時半から8時20分までで、1校時は9時10分から始まるため、教職員の勤務時間と連続していない―と指摘。兼職兼業願いを出せば、報酬の受領が認められるという見解を示した。
現在、無報酬で続行している早朝講座などについても、20日のPTA総会で進路指導予算が承認されていることから、県教委や検討委員会の方針を見極めた上で、後日改めて報酬を受領する方針。
ただ「報酬額の妥当性などについては、県教委や検討委員会の結論を見て判断したい」としている。
同校によると、早朝講座などの報酬をめぐる問題が表面化したあと、PTAからは「早朝講座は続けてほしい」「頑張ってください」などと激励する声が寄せられている。「批判は1件もない」という。
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>現在、無報酬で続行している早朝講座などについても、20日のPTA総会で進路指導予算が承認されていることから、県教委や検討委員会の方針を見極めた上で、後日改めて報酬を受領する方針。
兼業願いを出さずに教員がPTA会費から報酬を受けるという慣例は1988年から続いていると言うから、本島の各高校も大同小異で20数年も法令無視の悪習が続いていたことになる。
文科省は報酬の受け取りよ止めるように指導しているが、学校側は兼業届けさえ出せば過去の法令違反はウヤムヤにして「続行する」様子がうかがえる。
又しても発狂新聞の絶大な支援を受け、文科相に対する八重山の反乱が始まるのか。
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八重山の状況を石垣市の読者が報告して下さっているので、紹介します。
以下引用・
今朝の「八重山日報」のWEBページ
http://www.yaeyama-nippo.com/2012/05/24/
報酬総額640万円-11年度-早朝講座などで-基準決まるまで無報酬/
八重山高校のいわゆる0校時の教員報酬640万円、単年度で640万円ですか。
唖然呆然のため息ものです。
なお、記者取材に、同高校は「続けてほしい。」「頑張ってください。」など、
激励の声は寄せられているが、「批判は1件もない」と答えているようです。
「批判は1件もない」は、「わが子を人質」にとられたも同然の状態の中、
学校、教師の批判はできようはずもありません。
義家議員の動画にも同様な趣旨のご発言があります。
保護者間の大学推薦獲得争いの話しを聞いたことがありましたね。
実に嘆かわしい限りの学校現場、教育現場の状況のようです。
【追記】
1 本日の「八重山毎日新聞」、教科書問題はスルーですね。
2「八重山毎日新聞」、本日の「不連続線」コラムの筆者、木曜日担当は
いつものブランキ八重山洋一こと「糸数用一」
書き出し
「瀬長亀次郎さんの未発表原稿が見つかったという。・・・▼私は50年も以上前の
高校生だったころ瀬長さんの演説を聴いたことを思い出す。・・・・▼私は頑張って
けっこう前方にいたように思う。・・・・▼内容は米軍の圧制についてで、・・・
live from hand to mouth と英語のフレーズとウチナー口を交えながら独特の口調で
『われわれは抵抗しなければならない』と訴えていた▼・・・状況を的確に判断し、
その時その場に応じた抵抗の方法を案出し実行し、その太いバックボーンで沖縄を
支え導いてくれたのだ。」 そうです。
ブランキ八重さん、あの時50年も以上前の高揚感が今も続いている化石詩人。
英語は覚えていて、ウチナー口のフレーズはウチナーなのに記憶にないのですか??
当時の英語のフレーズを覚えていたのですか、単なる英語を知ってる知識のひけらかし??
「アラブの春」は、昨年の2月。
ブランキ八重さん、現在、エジプトは大統領選挙の最中のようです。
今のエジプトへ行き、革命騒擾後の民衆の生活実情など見聞して、
その後にどうぞ書き物をしてください。
抵抗で民衆の血が流れる、興奮すること請け合いです。
それから抵抗して牢獄に繋がれるのも憧れでしたね。
3 八重山毎日、本日の一面左の見出し「無関心層の増加」
「変わる八重山の姿」シリーズ、自衛隊問題?
見出し「無関心層の増加」、「平和行進、参加しにくい」
「面倒くさい」・・・・、「平和行進に戸惑い」・・・・
波照間議長は「ただ、そこ(政治的なもの)を抜きにすると・・・」と頭を抱え、
別の幹部も「自己満足になっているんですかね」と考え込んでしまった。
道を歩けない、と思う市民、行進に参加しない目覚めた市民の状況が
今着実に起こりつつあるようですね。
八重、上地と仲間らの「八重山毎日新聞」の物書きらは、
市民との乖離に気づいていない化石脳思考停止状態のままです。
石垣島読者より
☆
【おまけ】
光と影さんが同じ問題を取り上げておられるので、これも一部抜粋し紹介します。
おまけの方が充実している?(汗)
以下引用です。
☆
ミスリードを誘う新聞 [ゼロ校時報酬]基地返還と絡めず検討を5/12沖縄タイムス 文部科学省は、早朝講座(ゼロ校時)などで教員が報酬(授業料)を得るのは不適切との見解を全国の教育委員会に通知した。ことし3月の県調査では、45校の県立高校で早朝講座や放課後の課外授業などで教員に報酬が支払われており、県内の学校現場に与える影響は大きい。
文科省の通知は、ことし3月の参院決算委員会で、義家弘介氏(自民)が沖縄の県立高校で早朝講座を担った教員にPTA会費の一部が支払われていたことを問題視したことが発端だ。
県内の県立高校で行われてきたゼロ校時の報酬問題に対応するもので、教科書を使った通常授業と同じような形式の場合や1時間目の前など勤務時間と区別があいまいなケースを不適切としている。
ただ、全国でゼロ校時をめぐる報酬支払いの実態はばらばらだ。本紙の調べでは沖縄を含む13県がPTA会費などから報酬を出しているが、13都道府県は無報酬で、時間外講座の考え方がない自治体もある。
全国一律の通知で解決できる問題ではなく、各自治体や学校現場が抱える課題も複雑多岐にわたる。
通知に従って無報酬とした場合、ゼロ校時の継続には教員のボランティアに頼らざるを得なくなるが、ただでさえ厳しい勤務実態に照らせば現実的ではない。ゼロ校時の存続が難しくなれば、学校現場の混乱を招きかねない。
県教育委員会の対応が難しいことは理解できるが、結論を急ぐべきではない。現場の実情を踏まえ、慎重に判断すべきだろう。
もともと、ゼロ校時は学力向上対策の一環として始まった。長年慣行的に続いており、教員の肉体的、精神的負担の大きさは想像に難くない。教員など学校関係者の熱意に支えられてきたことは紛れもない事実で、早朝から生徒と向き合う教員にPTAが報酬を支払ってきた。県内の多くの学校関係者はゼロ校時の必要性を認めており、存続を望む声も強い。
県教委は、文科省の通知が県内の学校現場を萎縮させたり、教員の意欲を失わせないように配慮すべきだろう。学校現場の混乱を招いたり教員、保護者に悪影響を及ぼすようなことになればまさに本末転倒だ。
むしろ、教員や学校関係者の熱意に頼ってきた県内の学力向上対策のあり方について幅広く議論するきっかけにしたい。
ゼロ校時の報酬問題の背景の一つには、厳しい財政状況で教育予算が十分に確保できないことがある。課外授業にかかる人件費では賄えないため、PTA会費で報酬を支払わざるを得ないような事情があったからだ。
ゼロ校時などの課外授業は沖縄だけでなく、全国で実施されている。文科省はなぜ、課外授業が恒常化しているか、学力向上との兼ね合いをどう保つべきかなど高校教育の在り方も今後議論すべきではないか。
よりよい教育環境をつくるため、国の積極的な取り組みが問われている。
これだけを読んでいると
学校の先生達には時間外手当が出ていないんだな、だったらPTA会費から捻出するのも仕方ないのでは?
と思う方が大半ではないでしょうか。
日教組とグルになっている新聞は教育委員会等とグルになって新聞読者をだますのに一所懸命です。
沖縄タイムスさん、論点をずらすのはやめましょう。
教員がPTAからお金をもらわなくても給与として既に支払われている事をなぜ報じない!
義家議員の詳しい質問内容はあとに貼ってあります 3月9日参議院決算委員会 義家議員質問動画を見ていただくのが一番ですが
くれば の ひとり語りブログ
3月9日 自民党義家議員の質疑より その2 〜沖縄の高校がPTA会費で教員に「手当」〜
で解りやすく書かれています。
〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○義家氏
勤務時間管理がなじまない、教員は。
それはそうですね。例えば、授業の空き時間中は何をしているのか、
あるいは放課後生徒とおしゃべりしているときは仕事なのかどうなのか、
〜線引きがなじまないから
時間外手当を支給しないこととして、
その上で教員の職務と勤務実態の特殊性を勤務時間の内外をまたがって包括的に評価して、全教職員一律に支給する手当として給特法で本給の4%が支給されることになったわけです(教職調整額)。
また人確法に基づいて、
教員全般に給与平均の1.5%定額の義務教育等教員特別手当が支給されるようになったわけです。
〜
では、
例えば高校において、学校が独自に学力向上を目的とした一時間目の前に行う早朝講座、早朝テストの監督、〜
これは教員の時間外手当相当として支給されている調整額のほかに別途の手当が支給される制度になっていますか。
お答えください。
○政府参考人(布村幸彦君)
教員の本来の勤務時間内の業務であれば、
給与あるいは教職調整額で支給されているという形になります。
○義家氏
つまり、そのために教職調整額で上乗せ分があるわけですよね。
教育活動をしてもらうために一般の公務員より上乗せた給料をもらっている。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
勤務時間管理がなじまない教員の時間外勤務への対応は
時間外手当という形ではなく
勤務実態の特殊性を踏まえた上で、給特法で本給の4%が支給されることになっている(教職調整額)。
また、教員全般に給与平均の1.5%定額の義務教育等教員特別手当が支給されるようになっている。
◆一時間目の前に行う早朝講座や早朝テストの監督などの勤務についても
教職調整額上乗せ分の範囲内
だということが上記でわかります。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
〜ここで義家氏より沖縄県民一人当たりの県民所得と高校教員の平均給与
の比較が行われます〜
■2/29に内閣府から発表された2009年度の一人当たりの県民所得、
沖縄県、四十七都道府県中、下から二位の <204万5000円>
■沖縄の高校教員の平均給与
41歳9か月で、給料35万4200円、プラス手当5万1112円、
トータル40万5312円、ボーナスは給与の4.5か月分、
トータルで <645万6000円>
これに扶養手当と住宅手当と通勤手当が出る。
○義家氏
ただでさえ県民の平均所得の3倍以上の給料をもらっている教育公務員が、
何と保護者から集めた金でこれを裏手当として、
講座をやったら幾ら、
この早朝講座に対しては何千円という形で
保護者から徴収したPTA会費から何と教員それぞれに充てられていたという信じられない実態であります。
まさに収賄に該当する、そんな実態であろうと思います。
沖縄県では、
現在多くの学校で生徒の学力向上を目的としたゼロ校時が導入されています。
生徒の学力、学力テスト、いつも一番低い。
その中で、学力向上をしていこうという必死の努力も一方である。
しかし、
このゼロ校時は教員が通常の勤務時間より早く出勤するため、
何とこの導入から23年間、
その高校ではこの手当を保護者からの拠出金で賄ってきたという
歴史があります。
その内訳いわく、
早朝講座一回やると3000円、
それから早朝テスト監督1500円、
補充という教科1000円、
遅刻指導1000円、
放課後の授業60分3000円、90分4500円、
夏季講座90分3000円、‥という形で、
PTAの納めた会費から
何とそのまま教員に言い値でお金が裏手当として出ているという事実が
保護者の告発によって私に寄せられたわけです。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
◆一時間目の前に行う早朝講座や早朝テストの監督などの勤務についても
教職調整額上乗せ分の範囲内
であるにも関わらず
沖縄の高校では保護者から徴収したPTA会費から「裏手当て」として
教師にお金が流れていたことがわかりました。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
○義家氏
PTAが認めたんだとか、
そんなおかしなやじが出ていますけれども、
これはPTAが問題にしているんですよ。
我々の拠出したお金が一体どうなっているのか、
今までその内訳さえ学校は示してこなかった、
これを示してくださいとじりじりと交渉した結果、やっと出てきた、
この23年度、一体どうなっているかといえば、
進路指導費として何と予算額1725万2000円が計上されています。
これPTAが出したお金ですよ。
そして、現在まで、
1342万2000円が裏手当として
PTA会費から学校の教員に直接現金で支払われているんですよ。
そして、学校の教師がそれを申請して、
そしてそれに対して判こを押して支給されるという証拠の書類を
本日出そうと思ったら、
それを出すのはまかりならぬと言っているわけですよ、
今詳細をつかんでいないから。
この中で詳細を明らかにしようとしたら、
民主党自身がそれは駄目だというわけですよ、
こんな大きな問題があるのに。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
上記のような実態が浮き彫りになりました。
義家氏はこれにあわせ証拠となる書類を提出しようとしていましたが
それはまかり通らないというのが民主党の答えでした。
実態の詳細を明らかにしようとした義家議員。
それは駄目だという民主党。
おかしいですね。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
加えて
義家氏は、この質疑内で以下のような発言をしています。
○義家氏
今回、その証拠となる学校提出資料や、
そしてようやく学校側が公開した収支報告書も
この決算委員会に出して国民の皆さんにこれはおかしいんじゃないですかと示そうとしましたところ、
民主党の理事は、
まず、どこの学校なんだ、誰が持ち込んだ、誰が持ち込んだ資料なんだと。この保護者は自分の子供を人質に取られているようなものなんですよ。
しかし、こういう不正が行われていたら、これは看過できることではない、
その思いで、勇気で今具体的な資料を私のところに届けたわけです。
それに対して、日教組、まあ日教組王国ですよ、沖縄は。
まさに日教組問題でもあるんですよ、この手当の問題、裏手当の問題というのはね。
主任手当拠出金事業とほとんど変わらないんですよ、構造が。
それにもかかわらず、
その資料をこの決算委員会に証拠資料として出すことは拒むと。
誰が出したのか教えろ、どの学校なのか教えろと、そういう形の因縁を付けて組織ぐるみで隠蔽しようとしていると。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
もしかしたら子供や自分に何かあるかもしれない。
しかしこの実態は看過できない。
そう考えた人物が義家議員に資料を届けたからこそ、
今回の問題が明らかになりました。
しかし
民主党はこの資料の「中身」より、
明らかになった「問題そのもの」より、
「書類の出元」が気になるようです。
沖縄は日教組の影響がとても強い地域です。
勇気を出して告発をした人がいます。
日教組は民主党の支持母体です。
「出元」を明らかにすれば、何が起こるでしょうか?
加えて
民主党はこの資料の提出を拒んでいます。
「問題を明らかにし、解決して欲しい」から届けられた資料
「問題を明らかにし、解決する為に」資料証拠として提出したい義家議員
それを拒む 民主党
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
以下、要約は必要ないと思います。
是非読んでください。
○義家氏
様々な思いの中で、
親だって疑問に思いながらもこれまで慣例的に
普通の平均のPTA会費以上のお金をずっと拠出してきた。
そして、それがそのまま教育公務員である先生方に
一時間幾らでどんどんどんどん払われている。
まして、この夏季講座の募集、
これクラスで出されたものですけれども、
この夏季講座に参加者を募っていますよ。
これだって、1人1こま3000円取っているんですよ。
先生方にとっては、公務員の先生方にとっては勤務時間中なんですよ。
その勤務時間中に講座と称して学校の教室を使って、
そして子供たち、親たちから金を取って授業をする。
これ、どう考えてもおかしいということを、
誰々が認めたからなんという問題じゃなく、
これ考えなかったらとんでもない問題ですよ。
平野大臣、もう一度、これ、本当に問題ないんですか。
○国務大臣(平野博文君)
PTAというのは、
PTAという構成をしている組織がその集めたお金をどう支出する、
どうするかというのは、
私どもとしてそれはいかぬとか言うべきことではまずないと思います。
先ほど申し上げましたように、
教員が勤務時間中、これはちょっと私の考え方からいくと勤務時間中ということについてはいかがなものかと思いますが、
それ以外のところについては先ほどの教特法について申し上げたと、こういうことでございます。
○義家弘介君
夏季講座、勤務時間中じゃないですか、勤務時間中じゃないですか。
つまり、
学校という場所を使ってアルバイトしているんですよ。
これ、保護者たちは許されないと言っているわけですよ。
しかし、
子供たち人質に取られているからなかなか大きな声を上げられずに今日まで来たわけですよね。
中略
その上で、あなたたちしっかり考えなきゃいけないのは、先生方、
この交渉の折にこう言っているんですよ。
高教組の先生が立ち上がって、つまり日教組教員ですよ、
ゼロ校時を廃止したら生徒が深夜徘回するようになる、
ゼロ校時を廃止したら授業に付いていけない生徒が発生する、
ゼロ校時を廃止したら学力が低下し、大学合格者が確実に減る、
手当が廃止されるならもう協力しない、
教員にただでやれというのは労基法に抵触する、
総会にかければいいじゃないか、総会で決めよう
と、
正常な訴えをしている人たちを教師という立場を利用して
更にこういう脅しに似たことを言っているわけですよ。
これは本当にとんでもない事実です。
そして、ある元校長先生言っていました。
この事実は知っていますと、
しかし組合(日教組)が強くて、
手当を出さなかったらどんなに学力向上のためにやろうとしても先生方が協力してくれないんですよと。
子供たち、何のために高校があるのか、
何のために教育があるのか。
あるいは、ある教師はこう言っていましたよ。
高校無償化で負担が減ったんだから、
そのぐらいの負担は保護者がするべきだと。とんでもない話ですよ。
高校無償化の検証も平行線で、
全く譲歩の姿勢も内容の検証もできていませんでしたが、
この問題も含めて改めて検証してまいりたいと思っております。
私からは以上でございます。ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜
勤務時間管理がなじまない教員の時間外勤務への対応は
時間外手当という形ではなく
勤務実態の特殊性を踏まえた上で、給特法で本給の4%が支給されることになっている(教職調整額)。
また、教員全般に給与平均の1.5%定額の義務教育等教員特別手当が支給されるようになっている。
◆一時間目の前に行う早朝講座や早朝テストの監督などの勤務についても
教職調整額上乗せ分の範囲内
で既に支給されているところへPTAからもらうとなると
給与の二重取りということにならないでしょうか?
また、
ゼロ校時を廃止したら授業に付いていけない生徒が発生する、
ゼロ校時を廃止したら学力が低下し、大学合格者が確実に減る、
というのは本来の授業が不十分という事なのではないでしょうか?
この実態を生徒が知れば知る程先生の事が信じられなくなりますね。
レストランでステーキ200gを注文しました。
出てきたステーキは150gしかなくまた、味付けも???でした。
そこで「おかしいのでは?」というと
「肉の追加は有料です」「再調理も有料です」と言われるのに似ていませんか?
わかった!
新聞も追加料金を支払えば正しい情報を載せた新聞を配るのでしょうね!
お時間のございます方は動画
⇒3・9参院決算委(自民党)義家弘介
もしくは議事録をご覧ください
3月9日 参議院決算委員会議事録
【おまけ】2
「うらそえ文藝」第17号が発売された。 話題騒然で売り切れ間違いないので早め購読することをお勧めする。 スリリングなその内容を「編集後記」はこう述べている。 「編集後記」 ●対談「沖縄思想が対応する現実問題」では、まず「反復帰論」が、四十年前ならいざ知らず、失礼だが現在では、果たして論ずるに値するのか疑問だ。 特別企画の宮城能彦と星雅彦の対談はでは、およそアイロニカルに応答を交わしている。●何かの応援を得て、反復帰論を復活させ、異分子を逆襲、糾弾するかも・・・。
●「時事評論」の五氏の論調は、それぞれの立場から真摯な発言をしている。 左翼思想の中心的指導者である福地広昭は「県民侮辱の発言」として怒りをぶちまけている。 それに対し、評論家の津嘉山武史は、この問題の裏に隠された、陰謀を暴露しながら反駁している。 実在の人物を出して、この問題の欺瞞性を衝いている。 ●どのような真剣さで、相手の理論の拠点を崩せるかが問題だが、伺いたいところだし、その対峙には興味はつきない。 ●メア氏は外交官らしくないという見解がある。 その差別発言をするイヤな奴だという人間性批判の声がかまびすしい。 オフレコ報道のルール違反を指摘しながら、水口義朗は琉球新報を擁護するような論調だ。 また、政府をゆさぶる別の効用を喜んでいる風情である。(略) (星雅彦) ●(略) ●時事評論「ゆすり犯す」の五氏の論文は刺激的で論争的で物議を醸しそうな勢いである。 こ・これは怖いよ〜。(大城宜武) ☆ 『うらそえ文藝』 第17号 2012年 5月 ■特別企画 沖縄思想が対応する現実問題 宮城能彦 VS 星雅彦 ■時事評論 「ゆすり・犯す」 県民蔑視の「ゆすり」と「おかす」発言 ・・・・・・・・・・・・・・・・福地曠昭 「メア・ごまかし発言」と「田中氏・犯す発言」・・・・・・・・・・・・津嘉山武史 琉球新報のオフレコ報道は掟破りか・・・・・・・・・・・・・・・・・・水口義朗 沖縄新左翼の源流ー「琉大マル研」の生成と展開ー・・・・・・仲本太郎 ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦!・・・・・・・・・・・・・・・・江崎 孝 ■本土復帰四十周年・沖縄から 復帰四十年 「教育はどこへ行く?」「日の丸」「君が代」の強制は危険
・・・・・・・・・・・・・・・・・宮城 鷹夫 国旗国家と子どもたちの未来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・錦古里正一 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします