今朝の沖縄タイムス第二社会面のベタ記事の小さな見出し。
「教科書としての姿勢危険」
日弁連元委員、育鵬社版を批判
沖縄タイムスの八重山教科書関連の最近の記事に一時の勢いがない。
発狂しまくったあのエネルギーは何処へ置き忘れたのか。
「公民科は国民視点で」 育鵬社版反対で講演 住民の会 育鵬社版公民教科書の問題点を指摘する小笠原さん(左)=24日夜、市健康福祉センター子どもと教科書を考える八重山地区住民の会による講演会「このままでいいの?公民教育と育鵬社版教科書」が24日夜、石垣市健康福祉センターで開かれた。弁護士の小笠原彩子さんが講師を務め、公民科や育鵬社教科書の問題点を述べた。
八重山地区住民の会は、教科書問題で石垣市と与那国町の採択した育鵬社版公民教科書に反対。この日の講演会は、子どもたちに真実に基づく教科書を手渡すために学習を深めるのが目的。
小笠原さんは、公民科について「国民視点で、憲法を活かした国づくりをどう取り組むのかを学ぶことが大事。基盤は『わたくし』にある」とした上で、育鵬社版公民教科書は「国のために何ができるかを考えて行動するといった意識を持つ人間を育てることが教科書のベースにある」と指摘した。
また育鵬社版公民教科書で、天皇や自衛隊について多くのページが割かれていることに「ページづくり自体が極めて政治性の高い、偏頗(へんぱ)な教科書だと感じる」と述べた。
八重山地区住民の会は、今後、月1回のペースで「公民教科書学習会」を開催していくことを発表し、参加を呼び掛けた。
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全国的話題となった八重山教科書問題の震源地である石垣市で弁護士が教科書問題の講演をするという。講師は係争中の裁判の代理人である井口博弁護士かと思いきや、小笠原彩子という東京からわざわざ南の島までやってきた女性弁護士らしい。
主催が「子どもと教科書考える八重山地区住民 の会 」(共同代表 仲山忠亨)というのだから、あの有名な「ゾンビの会」。
性懲りもなく良くやってくれるとも思うが、ならば仲山忠亮共同代表の実弟の仲山忠克弁護士が適任と思われる。
仲山弁護士は石垣市民を散々扇動しておいて、裁判となったら敵前逃亡。 せめて講演会の講師くらい務めて罪滅ぼしをして欲しいものである。
八重山教科書問題は、昨年の7月から8月23日の協議会選定の日までは、沖縄紙が批判キャンペーンの標的にしていたのは「つくる会系歴史教科書」だった。
沖縄紙の当時の論調は専ら歴史記述の問題に絞られ、「住民虐殺」「集団自決」それに「戦争マラリヤ」などが紙面を飾っていた。
慶良間の集団自決を記述せよと主張する採択協議会委員に対し、崎原与那国町教育長が、集団自決は麻文仁をはじめ全島各地で行われたのに慶良間の集団自決だけを取り上げるのはおかしい」と発言したのは記憶に新しい。
だが、8月23日の採択協議会で歴史は帝国書院版に決まると、俄然議論の焦点はその日選定された育鵬社版社会教科書に絞られた。
ところが、新聞の攻撃の対象はは歴史教科書のときのように記述内容を標的にするのではなく、採択手続きと言う法的問題に摩り替わった。
係争中の裁判も内容ではなく法的手続き論が争点である。
ところが上記記事によると、等級からやってきた小笠原弁護士は、国が認めた(検定済み)教科書の内容に踏み込んで、石垣市と与那国町が採択した育鵬社版社会はケシカランといちゃもんをつけている。
小笠原彩子氏はコテコテの反日左翼弁護士で、『週刊金曜日』の定期購読者の獲得に奔走したり、「南京大虐殺」の大嘘をばら撒いた本多勝一氏が文藝春秋提訴したときの弁護団に名を連ねていたというから筋金入りの反日変態左翼に違いない。
では、井口弁護士や仲山弁護士をさておいて、はるばる東京から小笠原弁護士が南の島までやってきて洗脳講演をする理由は何か。
16年にわたり栄華を誇った極左政権の破廉恥大浜ペンギン市長が、「自業自得」で保守系の中山市長に放逐され「南の島の極左王国」が崩壊した。 そして玉津教育長が登場し、長年独裁権力を謳歌していた沖教組による教育行政の支配に風穴が開いた。 教科書問題の勃発である。 教科書問題でも完敗したことに対し、反日変態左翼勢力が危機感を感じた。
これが小笠原彩子氏という筋金入りの反日変態左翼弁護士を住民洗脳のためにはるばる石垣市へ送り込んだ理由である。
負けても負けても性懲りも無い「ゾンビの会」の面々。
嘘つきは弁護士の始まりといいますよ、
ご用心、ご用心。
【おまけ】
葛西臨海水族園から脱走したフンボルトペンギン=7日(東京海上保安部提供)(共同)
逃亡ベンギンは無事捕獲されたようだが、南の島の破廉恥ペンギン市長は、ヤンブルの診療所でヤンバルクイナと縄張り争いをする程度で、大人しく「やんばるの赤ひげ先生」と一部に尊敬されていた。
ところが県議選が目前に迫り、昔の血が騒いで居ても立っても折れなくなったのか、やんばるを脱走して故郷の石垣島へ泳ぎ着いて、昔の盟友・高嶺善伸候補(沖縄県議会議長)の応援に這い出してきた模様。
雉も鳴かずば撃たれまいに、というが「ペンギンも鳴かずば打たれまいに」。
以下は石垣市の読者の石垣情報です。
☆
仕事の合間、合間に新聞記事から拾って書き綴っています。
まず、八重山毎日新聞2012.5.24(本日の社会面、添付PDFファイル1)
見出し
「離島ターミナル 駐在所の設置を」「業者が八重山署に要請」
石垣離島ターミナル内のテナント設置24業者は、
小禄重信八重山警察署長にターミナル施設内に警察官駐在所の設置を要請した。
万引き、置引き、施設内飲酒、自転車盗難、ホームレス増加などを指摘し、
「関係者は怒りどころか恐怖すら感じている」ことから要請したようです。
数次往復ビザの中○国、在日の不審者らが石垣、八重山郡域に流入しているか?
治安が相当悪化しているようです。「辺野古テント村」状態になるのは困りもの。
しかし、自衛隊反対、ガレキ受入れ反対、原発反対などと叫べば食えるとなれば、
不審な流入者は増えることはあっても減ることはない。
地域住民の生活安全確保のため油断は大敵、不正な選挙票の移動もなりません。
石垣市経済振興公社の真栄田義世専務は、
「制服警官の皆さんがいてくれるだけで犯罪の抑止力になる。・・・略」と述べ、
警察官駐在を要請したとのこと。
ところで、平和9条教徒らは、この「犯罪抑止力」の記事、
どのように読み、思ったのか、ぜひご感想をお聞きしたいものですね。
次は、呼びかけ記事、前大濱長照市長、パネリストに登場です。
(添付PDFファイル2)
県議選告示前のこの時期に「地域医療を考えるシンポジウム」ですか、・・・。
「地域医療を考える」他の予定候補も掲げる政策ですが、ある現役特定候補
(T県議会議長)の専売特許政策であるかのように、市民に誤認させるタイトルと
出演者です。そして、あの琉球新報記者が司会者ですから、
まあ、T予定候補者の応援会のようなものでしょうか。
それにしても、もう政治の世界には顔を出すものでない、
と思いますが、PAC3自衛隊配置問題でTVに出演して
何か安田診療所大濱医師が政治的物言いの発言をしていたようだし、・・・。
もうこれ以上、石垣市のために恥を晒すな、
それがご自身のためでもある、と言いたいのです。
石垣島読者より
【おまけ】2
「うらそえ文藝」第17号が発売された。 異論を許さぬ「全体主義の島沖縄」で唯一イデオロギーに囚われない自由な議論を展開する文芸誌として、「うらそえ文藝」はいまや沖縄の自由な言論の最後の砦となりつつある。、 今回も異論反論を尊重する編集姿勢は少しも揺るがず、編集長星雅彦氏と沖縄大学教授の宮城能彦氏が、新川明氏や川満信一ら県内の著名な論客を遡上に乗せて、ソフトな口調ながら皮肉を込めて見事に料理しているのは小気味よい。 話題騒然で売り切れ間違いないので早め購読することをお勧めする。 スリリングなその内容を「編集後記」はこう述べている。 「編集後記」 ●対談「沖縄思想が対応する現実問題」では、まず「反復帰論」が、四十年前ならいざ知らず、失礼だが現在では、果たして論ずるに値するのか疑問だ。 特別企画の宮城能彦と星雅彦の対談はでは、およそアイロニカルに応答を交わしている。●何かの応援を得て、反復帰論を復活させ、異分子を逆襲、糾弾するかも・・・。
●「時事評論」の五氏の論調は、それぞれの立場から真摯な発言をしている。 左翼思想の中心的指導者である福地広昭は「県民侮辱の発言」として怒りをぶちまけている。 それに対し、評論家の津嘉山武史は、この問題の裏に隠された、陰謀を暴露しながら反駁している。 実在の人物を出して、この問題の欺瞞性を衝いている。 ●どのような真剣さで、相手の理論の拠点を崩せるかが問題だが、伺いたいところだし、その対峙には興味はつきない。 ●メア氏は外交官らしくないという見解がある。 その差別発言をするイヤな奴だという人間性批判の声がかまびすしい。 オフレコ報道のルール違反を指摘しながら、水口義朗は琉球新報を擁護するような論調だ。 また、政府をゆさぶる別の効用を喜んでいる風情である。(略) (星雅彦) ●(略) ●時事評論「ゆすり犯す」の五氏の論文は刺激的で論争的で物議を醸しそうな勢いである。 こ・これは怖いよ〜。(大城宜武) ☆ 『うらそえ文藝』 第17号 2012年 5月 ■特別企画 沖縄思想が対応する現実問題 宮城能彦 VS 星雅彦 ■時事評論 「ゆすり・犯す」 県民蔑視の「ゆすり」と「おかす」発言 ・・・・・・・・・・・・・・・・福地曠昭 「メア・ごまかし発言」と「田中氏・犯す発言」・・・・・・・・・・・・津嘉山武史 琉球新報のオフレコ報道は掟破りか・・・・・・・・・・・・・・・・・・水口義朗 沖縄新左翼の源流ー「琉大マル研」の生成と展開ー・・・・・・仲本太郎 ドキュメンタリー作歌上原正稔の挑戦!・・・・・・・・・・・・・・・・江崎 孝 ■本土復帰四十周年・沖縄から 復帰四十年 「教育はどこへ行く?」「日の丸」「君が代」の強制は危険
・・・・・・・・・・・・・・・・・宮城 鷹夫 国旗国家と子どもたちの未来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・錦古里正一 【おまけ】3 「うらそえ文藝」を読んだブログの紹介。 ☆
「うらそえ文芸」と沖縄の言論 (1) http://plaza.rakuten.co.jp/tohno/
「うらそえ文芸」の第17号を送っていただいた。まだ最初の宮城能彦氏と星雅彦氏の対談しか読んでいないのだが、期待に違わぬ刺激的な対談である。もはや沖縄の自由な言論の砦といっていいような気がする。従来からこの雑誌は言論の自由、異論反論を尊重する編集姿勢だったのだが、編集長・星雅彦氏の後記をみると、今号では特に「多様な意見」というそれ自体が持つ価値を最大限に尊重しているようである。
「沖縄の声」という言葉があり、中央マスコミもよく使うのだが、沖縄を北朝鮮のような単一の思想の地域だと思っているのだろうか。バカにしないでほしい。実際には多様な意見があるのである。そうでなければ反基地闘争の旗手の一人であり、県知事選挙でも現職に肉薄した伊波洋一氏が、普天間のある宜野湾市で、新人の保守系候補に負けるわけ無いのである。ところが現在残念ながら、県内で最大の言論機関である二つの新聞は、ほとんど異論を許さない状況になっている。いつからなのか現時点でははっきりしないが、いわゆる「集団自決」をめぐる教科書問題あたりだろうか、全く異論を排除するようになってしまった。
もともと二紙とも反基地、護憲の立場を基本的な論調としていたが、以前は米軍基地を肯定的に捉える「沖縄イニシアチブ」などの意見も採り上げたし、紙面を通じて議論を掲載するようなこともあった。またかつて私は大城立裕氏の側に立ち、新川明氏に対して批判的な論評を書いたが、ちゃんと載せてくれた。というより当時の担当記者は「こういうのをもっと書いてほしい」とすら言ってくれたのである。
http://plaza.rakuten.co.jp/tohno/3010
http://plaza.rakuten.co.jp/tohno/3011
ところが現在では座間味・渡嘉敷でのいわゆる「集団自決」において、「軍命は無かった」という調査結果を発表しようとした上原正稔の連載が唐突に打ち切られてしまった。現在「琉球新報」との間で裁判が行われている。一体何でこんな事になってしまったのか。これではまるで戦前の沖縄言論の裏返しである。
私はしばらく静観しており、今年の星雅彦氏あての年賀状に「言論の自由のためにがんばって下さい」などと書いたが、何を言ってるんだ俺は?俺もがんばれよ。ということで今思っていることを書いたのである。
「うらそえ文芸」の第17号については全部ちゃんと読んでから、また書こうと思う。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします