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昨日(19日)の八重山日報は第一面トップを次の見出しで飾った。
日米中は相互理解を
シンポジウム
安全保障で専門家論議
「尖閣は中国領」に反発も
日米中の安全保障の専門家がシンポジウムを開き安全保障の論議をしたという記事である。
沖縄の復帰40周年記念式典の数日前、北京で行われた日中首脳会談で温家宝首相は、尖閣は中国にとって「核心的利益」と聞き捨てならぬ発言をしている。
この時期に日米中の安全保障の専門家がシンポジウムを開くと言うのだから時宜を得たといえる。
行われた場所が尖閣諸島を行政管理地区にする石垣市というのも、絶好の時と場所を選んだ企画といえる。
筆者はこのニュースで二つの驚きを覚えた。
先ず一つは、尖閣問題の行政管理者である石垣市に乗り込んできて「尖閣は中国領である」と主張する中国人専門家の図々しさにも驚いたが、それよりも八重山日報が一面トップを飾ったこのニュースを沖縄タイムスが完全にスルーしたという事実に驚いた。
これでは本島に住む県民は、石垣市で行われた日米中の安保シンポジウムに関して完全に知る権利を奪われたことになる。
ちなみに琉球新報は未確認だが、ウェブ記事を見る限りではこのニュースは完全に黙殺されている。
しかしよく考えてみると、石垣市は昨年来の教科書問題で、中国に親しみを覚える親中派のグループ(極悪複合体)が、「尖閣は日本の領土である」と明記した教科書を忌避し、中国の主張をそのまま記述した教科書を採択すべきと大騒動を引き起こした場所。
発狂3紙の報道を見た中国の専門家が、中国の主張は少なくとも石垣市では多くの市民の市民の支援を受けるものと錯覚して意気揚々と乗り込んできたとしても仕方が無い。
そこで石垣市民の前で「尖閣は中国の領土」などとKY発言をして会場の市民の反発を買ったのだろう。
慶田盛竹富町教育長や「教科書訴訟」原告になった母親らが、この中国の専門家の主張を聞いたら心中快哉を叫んでいただろうに。
何しろ自分らが国に逆らってまで採択した教科書に記述の通り中国人専門家が主張してくれたのだから。
かくして東京書籍版社会教科書は、中国人専門家の「検定」を見事にクリアしたことになる。
■八重山日報 一面トップ
2012年5月19日
日米中は相互理解を 安全保障で専門家論議 「尖閣は中国領」に反発も シンポジウム 安全保障をテーマに論議した日本、米国、中国の関係者=18日夜、市民会館中ホール「アジア太平洋の海上安全保障と日米中関係」をテーマにした八重山防衛協会、在沖米国総領事館共催のシンポジウムが18日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、尖閣諸島問題などをテーマに3国の軍事専門家などが協議した。相互理解の重要性を指摘する声が相次いだが「尖閣諸島は中国領」とする中国の専門家に対し、フロアから反発の声が上がる場面もあった。
中国上海の同済大学教授、夏立平(シャ・リーピン)氏は「尖閣諸島はだいぶ前から中国領であり続けている。(証拠となる)18世紀の正式な文書がある」と主張。米政府が、尖閣諸島は日米安保の対象とする見解を示していることについて「米国は、誤解を与えるような政策はやめるべきだ」と批判した。
ただ「中国は、話し合いでこの問題を解決したいと考えている」とも述べ「この地域での安全を維持するため、米中、日中の間で、より多くの人的交流をしなくてはならない」と呼び掛けた。
フロアの住民からは「中国の主張に根拠はない。唯一の解決法は、中国が民主的になり、よその島を取ろうとするのをやめることだ」などと反論する声が相次いだ。
一方で、東シナ海や南シナ海の安全保障の論議について「この島で、そんな論議は必要ない」という住民もいた。
元海上自衛隊海将の香田洋二氏は、南シナ海の中国とフィリピンの紛争について「両国が一触即発になったとき、米国は原子力潜水艦を浮上させた。それだけで(紛争の)抑止力になる。力と力が平和を維持しているという側面がある」と述べ、中国に対し、米国と関係各国が緊密に連携して対処すべきという考えを示した。
米国のシンクタンク、パシフィック・フォーラムCSISからは、エグゼクティブ・ディレクターのブラッド・グリッサーマン氏とジャスティン・ゴールドマン氏が出席。
グリッサーマン氏は「大切なことは友人だけでなく、敵となる可能性のある意見までもきちんと聞くこと。それぞれの見方を尊重して、2度と過ちを犯さないようにすることだ」と相互理解を求めた。
☆
>フロアの住民からは「中国の主張に根拠はない。唯一の解決法は、中国が民主的になり、よその島を取ろうとするのをやめることだ」などと反論する声が相次いだ。
この声は育鵬社版教科書の支持者だと思われるが、むしろ日本国民の総意を表した声だと筆者は受けとめる。
>東シナ海や南シナ海の安全保障の論議について「この島で、そんな論議は必要ない」という住民もいた
南シナ海での中国の狼藉行為や東シナ海の制覇を目論む中国の野望を論議しなくて、「そんな論議は必要ない」と公言するとは、石垣市には中国の工作員が多数住み着いているという、ぺマ・ギャルポ桐蔭横浜大学教授(チベットからの帰化人)の言葉が真実味を増してくる。
中国は、恫喝に屈せず断固と立ち向かってくる相手には、それがどんな弱小国でもたじろぐもの。
最近なではベトナムやパラオの勇断の例があるが、北朝鮮に対してもこの体たらくである。
<東子さんのコメント。
「「血で固めた同盟」に緊張走る 北朝鮮船が中国船拿捕、1500万円要求」
(J-CAST 2012/5/18)
http://www.j-cast.com/2012/05/18132611.html?p=all
『中国が北朝鮮に対して核実験を行わないように自制を求めている矢先での事件で、両国関係が悪化する可能性もある。中国外務省の洪磊報道官は5月17日の定例会見で、中国外務省「北朝鮮側とは密接に連絡を取り合っており、出来るだけ早く解決したい」』
北朝鮮との関係悪化を恐れて穏便に解決したがっている中国。
日本には、日本人を拉致して、恫喝。
この差は、どこから?>
東子さんの御指摘の通り、中国人船長を逮捕した後、菅民主党政府は一体何を行ったか。
報復として中国が行った「フジタ社員の違法逮捕」という恫喝行為に菅首相は怯え、たじろいだ。
仙谷官房長官主導で中国人船長を不起訴、釈放と言う屈辱的愚挙にでたことは記憶に新しい。
尖閣と言う重要案件をめぐって火花を散らした「中国人船長の逮捕劇」は日本側が中国に平伏すと言う屈辱的結果でその幕を下ろしていた。
中国というヤクザ国家はベトナム、パラオ、北朝鮮などの弱小国家でも強気にでられると態度を保留。
日本のような弱気一辺倒の国には嵩にかかって強気にでる、といった国である。
中国の本性を知る記事。
⇒中国で「人造豚耳」販売 業者を聴取2012年5月19日 10時48分 全国
【おまけ】
先ほど今朝の沖縄タイムスを斜め読みしたら、二面で石垣発のこんな見出しがベタ扱いで掲載されている。
「日米中 相互理解が重要」
軍事専門家ら意見交換
不都合なニュースは黙殺するのが得意の沖縄タイムスだが、昨日の八重山日報に一面トップで大きく報道されたら、これ以上頬カムリも出来ない、と判断したのだろう。
一日後れにしては何のフォローも無い気の抜けたような見出しには。思わず笑ってしまった。
【おまけ2】
昨日の琉球新報は「復帰40周年」は屈辱の日と捉える新城沖国大客員教授が、高校生の洗脳に必死な様子を伝えている。
⇒「自立の気概を」復帰の内実を問う 新...(2012.5.18)
<糸満高校3年の阿部清良さん(17)は講演を聞き「今日の講話で、米軍基地の存在、米軍兵士による犯罪など復帰して40年たつ今でも、なぜ改善されていないのかと疑問を持つことができた。>
【おまけ3】
石垣島の読者のコメントです。
☆
天皇皇后両陛下のイギリスご訪問の旅、
有意義な滞在日程をお過ごしになられよう、
日本国民の一人として祈りおります。
いつもブログを拝読し、多方向の情報を知ることができますこと、
狼魔人様始め、集う読者の皆様に心より感謝申し上げます。
まず、東子様へ
> Unknown (東子)
> 2012-05-16 18:25:12
> 今夜、20:00よりBSフジ「プライムニュース」
> 石原都知事 出演
> 「領土問題 他」について
石原都知事出席のご紹介の番組、フジBSプレミアム、
最初からすべて見終えました。
番組情報のご提供ありがとうございました。
ところで、八重山毎日新聞5/12「不連続線」コラム
http://www.y-mainichi.co.jp/news/20045/
筆者、鬚川修記者が「作家と都知事の二足のわらじを履く石原氏が、
人々を惹きつける術を心得ての言動に思えてならなかった。」と
揶揄し愚弄する部分の表現、「二足のわらじを履く」のもとの意、
「博ち打ちが目明しを兼ねる」から転じて、「一人が相反する二つの仕事をする、
異種類の複数の仕事をすること」とあります。好意的には使わない表現ですね。
石原都知事に対する非礼極まりない、鬚川記者の思い上がったこの書き物に、
憤慨した読者の一人です。その後、中山石垣市長に生意気にも偉そうに意見など
書き、自己主張もせずに悪意な印象に留めている、卑怯な物書きです。
フジBSプレミアムの番組中、司会者の問いに、石原都知事は明快に答えていましたね。
「政治から小説の題材が生まれる、小説を書いていると、政治の世界にいろんな自由な
発想が湧いてくるる。」趣旨の発言があり、また、猪瀬副知事についても言及し、
「猪瀬副知事、優秀なノンフィクションライターであリ、やたら数字に強くて、
官僚らの数字誤魔化しなど見抜く力は抜群に優れている。これまで物を書いてきたから
でしょうな。」の趣旨も述べていましたね。
石原知事は、もともと芥川賞受賞作家、鬚川記者の「二足のわらじを履く」表現は
非礼千万もの。僅かな行数に誤字を書いて気づかない鬚川記者のような程度(低度)の
物書きが、相手の人物を知って書き物をするべきだとつくづく思わされたのです。(八重調)
ついでに、藤原正彦著「国家の品格」にも本物のエリートについてて述べいた一節を
思い出しました。八重山毎日新聞(読者のため)鬚川記者に、ご紹介しますね。
【抜粋引用】
真のエリート、その二つの条件、
第一に、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、何の役にも立たないような教養を
しっかり身につけていること。
第二に、「いざ」となれば国家、国民のため喜んで身を捨てる気概があること。
と書き記しています。石原知事のご立派さについて、これで理解できないなら、
その低度の低脳です。鬚川記者ももうちっと日本語の漢字勉強してくださいね。
5月17日2012
昨日の八重山毎日新聞「不連続線」コラム、
筆者ブランキ八重山洋一こと「糸数用一」
http://www.y-mainichi.co.jp/news/20086/
・・・・・【引用】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5月15日、日本復帰40周年である。14日の新聞は、米軍が公道を使ってPAC3展開訓練を
始めたと報道している。沖縄の現状の象徴であろう▼よく「本土に復帰して良かったと
思うか、悪かったと思うか」というようなアンケートが行われるが、これは本来なら
無意味な調査であるべきであった▼特に今年のような復帰後40年もたっておれば、
沖縄の人間がごく普通にこぞって「本当に良かった」と思えるような場面があふれて
いなければならなかったはずである▼40年前の復帰記念式典を思い出す。私は東京で
テレビを見ていた。屋良琉球政府主席は東京での式典には参加していなかった。
式典の終わりに突然、当時の佐藤栄作首相が「テンノーヘイカ、バンザーイ」と大声一発、
高々ともろ手を上げたのには実に驚いた。彼の頭の中には、どんな形であれ、
沖縄を日本に取り戻したという領土意識しかなかったのであろう▼その天皇は敗戦後
すぐ連合国最高司令官マッカーサーに対して「米軍が沖縄を長期間占領し自由に使用する
ことは日米両国の利益にかなう」と申し出た当人である(いわゆる天皇の沖縄メッセージ)
▼式典当日、沖縄ではどしゃ降りの雨だったという。その雨が今も降り続いているのか。
いや、雨以上の何かが今もなお、重く重く降り続けているのだ。(八重洋一郎)
・・・・・【引用終わり】
沖縄の祖国復帰40周年を祝う気持ちはなく、むしろ執念深く呪って書き綴っています。
「親中派」の、いまなお左翼革命思想の妄想、亡霊にとりつかれた老齢の筆者が
地元新聞の一般読者に共産主義革命の害毒コラム記事を垂れ流しています。
コラム筆者、もともとは詩人。ネット上から拾った写真添付します。
朝日新聞主催の詩人賞の受賞歴があるだけに、反日の朝日新聞調の論旨、論調ですね。
中ごろに筆者の記憶として、次のように書いています。
> 「当時の佐藤栄作首相が「テンノーヘイカ、バンザーイ」と大声一発、高々ともろ手を
> 上げたのには実に驚いた。彼の頭の中には、どんな形であれ、沖縄を日本に取り戻した
> という領土意識しかなかったのであろう」
式典に「テンノーヘイカ、バンザーイ」の発声があったして別に違和感はないと思いますが、
筆者「ブランキ八重山洋一」は暴力革命思想家ですから、反天皇思想が透けて見えることと、
> 「沖縄を日本に取り戻したという領土意識しかなかったのであろう」
と「領土意識」を強調して書く言葉に、筆者の反日、反体制、親中派思想の左偏化石脳の
硬さぶりがよく判ります。
ところで、40年前の復帰記念式典の「不連続線」コラム筆者ブランキ八重山洋一の記憶、
「佐藤栄作首相の『テンノーヘイカ、バンザーイ』」の記憶は、確かでしょうか?
「ニッポンコク、バンザーイ、バンザーイ」の記憶違い、思い違いではないでしょうか。
もし記憶違い、思い違いの事実誤認もあって、反天皇思想、領土意識などと書き、
読者を反体制に印象操作、誘導して、自己の思想を押付ける表現は、公器たる新聞の
コラムに許されない表現と思われますので、当時の映像資料などで事実確認したく
思っていますが、・・・・。
【追記】
1 ヒジャイさんのブログの結び、
「表現の自由が民間社会で弾圧されているのが沖縄だ。」
皆が支援します。その時までめげずに堪えて、
出版元を調査されてください。
2 黒島編集長の「民族主義に回帰」、意味不明な捨て台詞な結びを疑問に
思っていましたが、昨日の「ねずきちのひとりごと」ブログ「歴史を学ぶことは
民族を学ぶこと」に解かりやすく書いてありました。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1508.html
3 惠先生の講演を聴講するため、これから空港に向かいます。
石垣島読者より
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