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回想!ペテン会議

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よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします   今朝の沖縄タイムスは社会面左トップに教科書を手にして笑顔を見せる竹富町立大原中の生徒たちの写真を載せ、次の大見出し。

【教科書の岐路 八重山の採択】

≪竹富 東京書籍版配る≫

新年度に間に合う

■教科書配布に立ち会った慶田盛教育長のコメント
「新しい教科書に頬ずりするような子どもの姿を見て、なぜ国は有償というペナルティを課すのか、という思いを強くした」

■担任教師
「先輩たちのおかげで使うことが出来る。特別な意味がある教科書よ」

            ☆

過日の「住民監査請求」の具志孝介監査委員の発言で気になる発言があったので、記録しておく。

具志監査委員
「騒動はあったが、結果的に竹富町には無償の育鵬社版教科書と有償の東京書籍版教科書と2種類の教科書が届く」

慶田盛教育長は以前から「(育鵬社版は)子どもたちの手に触れさせない」などと暴言を吐いていたので、例え無償でも育鵬社版が生徒たちの手に届くとは考えられなかったが、今朝の沖タイの(記事を見る限り、具志監査委員の「2種類届く」の認識は事実誤認だと考える。

竹富町の教科書の有償給付を誇らしげに報じる沖タイの記事には、事情を知らない子どもたちが不憫という以外は、バカバカしくて何のコメントも無い。

人間の記憶は危ういもの。 昨年行われた「9・8全教委協」から既に4ヶ月模型化している。

その直後のエントリーを再掲する。

どうやら「ペテン劇」と罵っていたようだ。(笑)

          ☆ 県が首謀のペテン劇、全教委会 2011-09-10 21:32:01


■八重山日報社 9月10日

「逆転不採択」は無効
2市町教委、改めて見解

 育鵬社の中学公民教科書が3市長教育委員会の多数決で逆転不採択となった問題
で、石垣市教育委員会の玉津博克教育長は9日、取材に対し「私たちの採択権を完
全に奪われた。きのう(8日)の会議は違法であり認められない」と述べ、育鵬社
版の不採択と東京書籍版の採択は無効だという見解を重ねて示した。与那国町の崎
原用能教育長も同じ考えで一致。両市町は今後、文部科学省に決定の不当性を訴え、
3市長教育委員会の会議を主導した県教育委員会の責任を追及する構えだ。

県教委の「不当介入」指摘
 8日に開かれた3市町教育委員会の会議で、市教委は「(育鵬社版の)採択の意見は曲げない」、
与那国町教委は「全会一致が前提」という条件で採択に向けた協議入りを認めた。しかし、実際に
は県教委の指導のもと、いずれの条件も多数決で「なし崩し」になったとしている。
 県教委は7日に作成した文書で、採択に向けた協議入りの条件は「3市町の了解」だと明記して
いた。この点について玉津教育長は9日、条件が無視されたことを挙げ「3市町の間で了解は成立
していない」と指摘。崎原教育長も「教育委員会の決議(条件)を受け入れずに、強引に採択協議
をした。違法性がある」と強調した。
 県教委の一連の指導について玉津教育長は「全く予想外の不当介入。彼ら(県教委)が主導して
(3市町教育委員の)会議を作っていったは明らかだ」と述べた。市教委はすでに8日、県教委の
不当介入を訴える要請文書を文科省に送付している。
 各都道府県は16日までに教科書の需要数を同省に報告しなければならないが、市教委、与那国
町教委はすでに育鵬社版の需要数を県に報告している。
 今後、東京書籍版に変更して報告し直すよう県教委から指導が入る可能性があり、市教委は、そ
の時点で決定の無効を確認するためのアクションを起こすことを検討している。

         ☆

誤解を恐れず断言すると、県教育委は玉津、崎原両教育長をペテンにかけて全教育委協会に出席させたことになる。 

先ず県側は、半ば強引に、教科書採択に関し何の法的根拠も持たない全教委総会を仲本会長に招集させた。

玉津、崎原両教育長が出席を拒むのを、県は、協議することに意味があるといった甘言を弄して両教育局長をしぶしぶ参加させた。

総会が開会されると同時に閉会し、直ちに全教委委員会を開会宣言し、オブザーバーで参加したはずの狩俣県義務教育課長が次のような趣旨の宣言をした。

「当委員会は3教育委員会の全教育委員が出席しているので教科書採択委員会の場とみなす」と。

確かに全教委委員会の会議を、『義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律』(無償措置法)第十三条四項にある「協議」の場とすることが出来る。(文科省の「確認文書」? )

しかし、同会議を、『無償措置法』にある「協議」の場とするには、三市町教育委員会がそれぞれ委員会で、そのことに「合意」することを前提
とする。(同確認文書?)

全教育委員が一同に会して合意すればよいという意味ではない。

勿論、石垣市、与那国町の両教育委員会はこれに合意はしていない。

そして両教育長が「合意できない」として採択決議に反対するのを尻目に、強引に多数決で採決した。 

これでは玉津、崎原両教育長が、県の狩俣課長と仲本英立全教委協会長が仕掛けた罠に見事にはめられたようなものだ。

が、例え事後であっても両教育委員会でそれぞれの合意がない限り、全教育委の会議が法的根拠を持つことはない。

この詐欺的手法による採択決議はさて置いても、この会議が「教科書採択の場」とみなされるのは、あくまで三市町村教育委員会がそれぞれの委員会で合意するが不可欠の条件であり、最初から玉津、崎原両教育長が頑なに異議を唱ていた全教育委が、採択協議の場とみなされる法的根拠はまったくないのである。

ましてや狩俣課長が「みなす」と宣言するなんて、一体何様のつもりだ。

勿論、8日同委員会で決議した採択決議は無効である。

県主謀のペテン劇に加担させられた仲本全教委協会長もさすがに後味が悪かったのだろう。

正直に「後味が悪い」だって。(爆)

八重山教科書採択、平和・人権貫く勝利 合議ならず後味悪さも  琉球新報2011年9月9日

 

【付記】

県教委が吹いた笛で踊らされピエロの役回りを演じた仲本英立全教委協会長(石垣市教育委員長)は、このペテン劇の直後任期を残して石垣市教育委員長を辞任している。(引責?)

よっぽど後味が悪かったのでしょう。

 

■■沖縄県祖国復帰40周年記念大会についてお知らせ■■

 

政府や沖縄県は特定の限られた人々で復帰40周年の式典を行う予定です。

当然の事ながら、祖国復帰40周年は、県民あげ、国民をあげて祝うべきものと思います。

私共は、以下のように県内外の有志により、祝賀行事の実行委員会を立ち上げ記念行事を企画致しましたので、多くの方々の参加をお願い申し上げます。

◆日の丸パレード (自由参加)

5月12日(土)11時30分普天間宮集合 同45分出発⇒徒歩20分⇒宜野湾市民会館着

*小旗を用意しております。国旗の持参は大歓迎*300人程度の参加を予定しております。

 

◆記念大会 

5月12日(土)会場:宜野湾市民会館 

入場料:500円 会場1200席

オープニングセレモニー:13時30分 

県内外の有識者挨拶

特別提言:ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授「我が祖国チベットと沖縄」

基調講演:津川雅彦(俳優)
       「日本人の誇り―沖縄県祖国復帰40周年を迎えて」

琉球・国まつり太鼓 若手30人による演舞

閉会16時

 

◆祝賀レセプション

16時15分より

会場:ジュビランス(宜野湾市民会館向い)

会費:4,000円(検討中)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主催:沖縄県祖国復帰40周年記念大会実行委員会

連絡先:波の上宮内 090−6831―0989 坂本まで

          Fax098(868)4219

 

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