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琉球新報社説
民間地銃携行 一体、何を守るのか
2012年4月7日
一体何から何を守るのか。長距離弾道ミサイル発射とみられる北朝鮮の「衛星」打ち上げに備え、防衛省が石垣島に展開した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の警備で、陸上自衛隊員に実弾を装填した小銃や拳銃を携行させることが明らかになった。自衛隊施設以外では国内で初めてのことだ。
PAC3が配備されているのは石垣港の新港地区で、自衛隊基地ではなく民間地だ。PAC3の発射台が空を向いて置かれているのも異様な光景だが、住民が平穏に暮らしている市街地のすぐそばで、自衛隊員が銃を携行する風景は尋常ではない。戦場なら敵の攻撃をかわすために必要かもしれない。しかしここは国内だ。住宅地に隣接する場所で携行する銃は住民に向けられることにならないか。
銃の携行は自衛隊法第95条の武器を防護するための武器使用が根拠になっている。防衛省が国会に提出した資料では95条による武器使用を「警察比例の原則」に基づくものだと記されている。警察比例の原則とは警察権行使を最小限にするものだ。PAC3の警備による自衛隊員の銃携行は警察権行使と同じ水準であることが分かる。
それならば、警備は警察に任せるのが筋ではないだろうか。実際に新港地区の入り口には5日から複数の警察官が配置されている。さらに自衛隊員が銃を携行する必要が果たしてあるのかとの疑問が湧く。
2001年の米中枢同時テロの後、在沖米軍基地のゲートにはライフル銃で武装した兵士が警戒に当たり、テロ直後には本紙記者がゲートで銃口を向けられ、カメラを奪われた。昨年10月の米軍によるPAC3移動訓練では基地内でライフル銃を携行した憲兵隊が金網越しの県道で取材をしていた記者に写真撮影を中止するよう要求した。
基地の島・沖縄が軍事色を次第に強め、その気配が基地のない石垣島まで広がることに違和感を覚える。国内初の実施も沖縄で実績作りをしているのではないかと疑ってしまう。
そもそもPAC3の配備は住民の安全を守るのが目的だったはずだ。それにも関わらず、民間地域で自衛隊が銃を携行するとなると、市民に不必要な不安や懸念を広げるだけでなく、守るべき住民を敵視しているとも受け取られかねない。これでは本末転倒ではないか。
☆
昨年の東日本大震災の翌12日、内閣府が自衛隊・防衛問題に関する世論調査の結果を発表した。 それによると91・7%の人が「自衛隊にいい印象を持っていると」と答えている。
かつて「自衛隊は日本の恥だ」といったノーベル賞作家がいた。
「自衛隊は殺人集団」と述べたペンギン市長もいた。
琉球新報の社説は依然として大江健三郎氏や破廉恥ペンギン市長と同じレベルの自衛隊観を持っているようだ。
自衛隊の防衛行動には憎悪をむき出しで、中国軍や北朝鮮軍の暴挙には何も感じない琉球新報。
民意を無視してイデオロギーで社説を書くとこのような恥知らずな文を書くことになる。
>一体何から何を守るのか。
本気で書いているのだろうか。
琉球新報のような発狂新聞に扇動されたテロ集団から、PAC3を守ろうとしているに決まっている。
その際キチ外テロ集団に丸腰で対処せよというのか。
PAC3に対し税金の無駄使いという向きもあるが、高価なPAC3をテロ集団に破壊されることこそ税金の無駄使いではないか。
国民が血税を注いだPAC3だからこそこれを守るために銃の携行は当然のこと。 それに銃の携行はテロ集団に対する抑止力にもなる。
>PAC3の発射台が空を向いて置かれているのも異様な光景だが、住民が平穏に暮らしている市街地のすぐそばで、自衛隊員が銃を携行する風景は尋常ではない。
バカバカしくてまともに反論する気は無いが、空からの落下物を迎撃するのに発射台を、空に向けずに何処に向けよというのか。(怒)
>戦場なら敵の攻撃をかわすために必要かもしれない。しかしここは国内だ。住宅地に隣接する場所で携行する銃は住民に向けられることにならないか。
社説を書いた人物、現在の戦場を関が原合戦の頃の戦場と同じであるという化石的思考の持ち主なのか。
昔の戦場は戦士たちが戦う特定された場所であり、農民たちは遠くからそれを眺めて、どちらが優勢なのか話し合っていた。つまり戦場と住民の住む場所は別れていた。
だが現在は弾道ミサイルなど兵器の発達で、遠くから狙えば何処でも一瞬にして戦場になる。琉球新報よ、いい加減にしなさい。
>警備は警察に任せるのが筋ではないだろうか。
筋ではない!(怒)
警察はあくまで国内事件を取り扱うもので、銃携行した警察官に今回のような国防事案を任したら、ろくなことは無い。
昭和8年に大阪で起きた「ゴーストップ事件」で、警察と軍隊の勢力争い顕著になり、軍隊が権力回復に躍起となり軍隊暴走の遠因となった。
国を守る任に当たる自衛隊を丸腰にし、それを銃携帯の警官が守る・・・これほど自衛官のプライドを傷つけるものは無い。
琉球新報よ、民意からかけ離れた大江健三郎氏や破廉恥ペンギン市長と同じ思考で自衛隊を見るのは、そろそろ止めなさい。
読者は君たちが考えるほどバカではない。
参考:
「ゴーストップ事件」について触れた過去エントリー。
【付記】
本エントリーヒロシさんからコメントを頂いたが、筆者の不注意により削除されました。スミマセン。
改めて下記に紹介いたします。
ブーメラン ヒロシ
敵対行為をする国に対してではなく自国の自衛隊に対して「帰れ」「ごくつぶし」「税金泥棒」などという(左翼)団体は本末転倒ではないだろうか。(笑)
国民の生命を守る為に頑張っている方達に対してこのような社説は本末転倒ではないだろうか。
実際、昨年の震災救助で2万人近くの人を救助した。これは自称11万人大会に参加した実人数と変わらないほど多くの人命救助を行った。
【おまけ】
今朝の琉球新報は稲福政俊記者の署名入りで、こんな恥の上塗りをしている。稲福記者といえば懐かしい。 沖縄タイムスの又吉嘉例記者と並んで、昨年来の八重山教科書でデタラメ記事を垂れ流し、県民を誤解と混乱の坩堝に追い込んだ張本人である。
あれだけ発狂記事を垂れ流しても県民を騙すことが出来ないと悟って大人しくしていると思ったら、PAC3問題でゴギブリのように這い出し、再度県民を扇動しようと無駄な抵抗をしている。
ちなみに文末でコメントを取っている人物も八重山教科書問題ではおなじみの「ゾンビの会」代表仲山忠亮氏。
もう一度言う。
読者は、稲福記者ほどバカではない。
2012年4月8日
自衛隊の車両がずらりと並び「基地」の様相を呈しているPAC3配備地=7日午後1時ごろ、石垣港の新港地区
【石垣】渡辺周防衛副大臣の視察に合わせ、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備されている石垣港の新港地区内の一部が7日、報道陣に公開された。PAC3発射機や化学防護車、野営用のテント、自衛隊車両がずらりと並び、普段は工事車両や砂利置き場以外何もない民間地が即席の「基地」に様変わりした。
北朝鮮の長距離弾道ミサイルとみられる「衛星」の打ち上げに備え、北の方角に向けられた発射機2基、隊員が宿泊するテントはおよそ100張り。そのそばには自衛隊車両やヘリが並ぶ。渡辺副大臣の訪問を受けた化学防護車の隊員はガスマスクを装備し、万全の体制で準備していることをアピールした。
「MP(ミリタリーポリス)」の腕章を付けた隊員が所々に配置され、周囲を警戒。迷彩服を着た隊員が隊列を組んで行進する姿も見られた。
石垣島にPAC3が搬入されたのは5日。その後、新港地区に向かう道路は警察によって封鎖され、一般の人が近づけないようになった。同日、新港地区の砂置き場で遊ぼうとしていた小学生の男児2人が知らずに自転車で警察の検問を越えようとして止められた。
「ミサイルが来ているのは知ってたけど、砂置き場まで行けなくなっているとは思わなかった」。男児は無邪気に答えたが、その時点で自衛隊員が銃を携行していることは地元関係者に知らされていなかった。
渡辺副大臣は「国を守るという観点から、ご協力、ご理解いただきたい」と強調するが、銃携行の詳細を明かさないなど一般市民へ十分な情報は公開されていない。
「自衛隊の施設外にこれほど大展開するのは初めて」(渡辺副大臣)だが、「衛星」への不安感からか、住民は「常駐部隊配備の地ならし」と感じていても、目立った抗議行動はなく「PAC3配置で安心感が出た」との声も聞かれる。
平和憲法を守る八重山連絡協議会の仲山忠亨(ちゅうきょう)会長は「市民に不安感があり、これまでと違って抗議行動はやりづらい」と吐露。「防衛省は北朝鮮の『衛星』発射を利用し、自衛隊基地配備の布石を打っているとしか考えられない。これほど大げさに展開する必要があるのかと思う」と危機感を募らせた。(稲福政俊)
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