沖縄防衛局長だけが問題か 宜野湾市職労も選挙運動を呼びかけWEDGE 2月3日(金)12時12分配信
報道によれば更迭される見通しだという。真部氏が特定の候補を支持する講話はしていないとしても、聞いた側の職員の受け止め方は違うかも知れない。中立であるべき公務員が選挙において特定の候補に肩入れをすることは厳に慎むべきであるから、誤解を招くような振る舞いをした真部氏にも一定の責任はあるだろう。
しかし、翻ってみて、選挙にあたって公務員が特定の候補に肩入れをするような動きがこれまでになかったであろうか。問題となっている宜野湾市長選をめぐる文書を記者は入手した。文書は今年1月25日付。宜野湾市職員労働組合の執行委員長の名前で、組合員である市の職員に対し、市長選の2人の立候補予定者のうちの一方を応援する選挙活動をするよう呼びかけたものだ。
この市長選では、沖縄県議会議員の佐喜真淳氏(47歳)=自民・公明推薦と元宜野湾市長の伊波洋一氏(60歳)=社民・共産・社大推薦の2人がすでに立候補を表明している。
文書は「政治闘争(宜野湾市長選挙)の取り組みについて」と題して、「イハ洋一さんの勝利を目指し、支持者獲得1人20人以上を取り組みます」、「イハ洋一さんの勝利を目指し、組合員1人あたり週2行動に取り組みます」などの行動目標を挙げ、組合としてこれらの行動に取り組むので、「組合員のみなさんのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」としている。
さらに、チラシや支持者カードを配布するときに受けるであろう質問に対する想定問答まで用意されている。ここでは、伊波氏がかつて宜野湾市長を辞任して10年11月の沖縄県知事選に出たにもかかわらず、再び宜野湾市長選に立候補するのはなぜか、と聞かれた場合には、「これまで行ってきた市民サービスの継続と拡大・充実、また『普天間基地の早期閉鎖・返還』と『県内移設反対』という、宜野湾市民の『ゆるがない意思』を今後も貫くためです」と答えるように指示している。
実際にこの呼びかけを受けて、市の職員らは伊波氏への投票を呼びかける運動を開始しており、宜野湾市の市民は記者の取材に、平日の日中に呼びかけをされたと証言する。だとすると、勤務時間中に選挙活動をしていた疑いすら出てくる。
これまでにも公務員の労働組合による選挙活動への関わりをめぐってはたびたび問題にされてきた。2010年には北海道教職員組合が前年に行われた衆議院選挙で民主党の候補の陣営に多額の組合費を「選挙対策費用」として渡していたことが発覚し、委員長代理や書記長ら4人が逮捕される事件があった。この選挙の際には、組合員が勤務時間中に活動を行っていたことも明らかとなり、北海道教育委員会が調査に乗り出す事態となった。
昨年11月の大阪市長選でも市の職員組合の一部は橋下市長の当選を阻止するために、平松邦夫前市長を支援。橋下市長の当選後に、市労働組合連合会の中村義男執行委員長が傘下の大阪交通労組が市庁舎内で政治活動をしていたことを認め「当然あってはならないこと。組合として責任を感じている」と謝罪している。
このほかにも公務員の労働組合が選挙において特定候補の支援活動をすることは選挙のたびにみられてきた。宜野湾市の職員組合でも常態化していたという。はたして責任を問われるべきは沖縄防衛局長だけなのだろうか。 ★ >昨年11月の大阪市長選でも市の職員組合の一部は橋下市長の当選を阻止するために、平松邦夫前市長を支援。橋下市長の当選後に、市労働組合連合会の中村義男執行委員長が傘下の大阪交通労組が市庁舎内で政治活動をしていたことを認め「当然あってはならないこと。 これまでやりたい放題を続けていた沖縄の極悪複合体も、大阪の橋下氏の教育委員会への挑戦や、市労組への挑戦で逆風が吹き始めたと書いた。 今年になってからの沖国大の惠隆之介氏に対する不当な解雇も、彼ら極悪複合体の焦りの表れだと見ることが出来る。 そんな矢先の防衛局長「講話」の共産党議員への情報流出だ。 確かに真部局長の「講話」は極悪複合体に漬け込まれる不用意な言動であり、その脇の甘さを責められても仕方がない。 だが、内容の確認もないままに、更迭を叫んだ発狂2紙の狂態は、あまりにも異常ではないか。 これでは後任として防衛局長を務める人がいなくなる恐れがある。 誰が考えても「局長講話」より悪質と考えられる宜野湾市職労の「市ぐるみ政治闘争」の方が悪質ではないか。 ところが本日(4日)になっても沖縄2紙はこのより悪質な「市ぐるみ政治闘争」を報道する気配さえない。 県民は地元のニュースを本土紙から情報を得なければならない。 県民ぐるみの情報封殺だ。 >宜野湾市の職員組合でも常態化していたという。はたして責任を問われるべきは沖縄防衛局長だけなのだろうか。
去った先週の金曜日、ある市民の方から市役所の駐車場に「選挙カー」がとまり、近くの事務所へ市民会館の前を通り歩いていたとのこと。
時間は、4時半ごろ 当然市役所は開庁時間です。市役所を利用する方の庁舎駐車場を選挙事務所の駐車場の代わりにつかうとは信じられない。
市民の方からも私物化だと怒っていました。
車には「自治労沖縄県本部」の文字がありました。
市民会館を利用する人が車を止めるのは理解できますが、選挙事務所の駐車場として市役所の駐車場を利用するのは非常識です。
市民はちゃんと見ています。
宜野湾市庁舎管理規則第4条(禁止行為)(7)庁舎に用務のない者が駐車すること。
2 市長は、違反した者に対しては、ただちに庁舎から退去させ、または当該物件の撤去を命ずることができる。とあります。
ちなみにこの車両は夜中の9時頃まで駐車してあったそうです。
こういう行為はもう止めましょう。
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報道によれば更迭される見通しだという。真部氏が特定の候補を支持する講話はしていないとしても、聞いた側の職員の受け止め方は違うかも知れない。中立であるべき公務員が選挙において特定の候補に肩入れをすることは厳に慎むべきであるから、誤解を招くような振る舞いをした真部氏にも一定の責任はあるだろう。
しかし、翻ってみて、選挙にあたって公務員が特定の候補に肩入れをするような動きがこれまでになかったであろうか。問題となっている宜野湾市長選をめぐる文書を記者は入手した。文書は今年1月25日付。宜野湾市職員労働組合の執行委員長の名前で、組合員である市の職員に対し、市長選の2人の立候補予定者のうちの一方を応援する選挙活動をするよう呼びかけたものだ。
この市長選では、沖縄県議会議員の佐喜真淳氏(47歳)=自民・公明推薦と元宜野湾市長の伊波洋一氏(60歳)=社民・共産・社大推薦の2人がすでに立候補を表明している。
文書は「政治闘争(宜野湾市長選挙)の取り組みについて」と題して、「イハ洋一さんの勝利を目指し、支持者獲得1人20人以上を取り組みます」、「イハ洋一さんの勝利を目指し、組合員1人あたり週2行動に取り組みます」などの行動目標を挙げ、組合としてこれらの行動に取り組むので、「組合員のみなさんのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」としている。
さらに、チラシや支持者カードを配布するときに受けるであろう質問に対する想定問答まで用意されている。ここでは、伊波氏がかつて宜野湾市長を辞任して10年11月の沖縄県知事選に出たにもかかわらず、再び宜野湾市長選に立候補するのはなぜか、と聞かれた場合には、「これまで行ってきた市民サービスの継続と拡大・充実、また『普天間基地の早期閉鎖・返還』と『県内移設反対』という、宜野湾市民の『ゆるがない意思』を今後も貫くためです」と答えるように指示している。
実際にこの呼びかけを受けて、市の職員らは伊波氏への投票を呼びかける運動を開始しており、宜野湾市の市民は記者の取材に、平日の日中に呼びかけをされたと証言する。だとすると、勤務時間中に選挙活動をしていた疑いすら出てくる。
これまでにも公務員の労働組合による選挙活動への関わりをめぐってはたびたび問題にされてきた。2010年には北海道教職員組合が前年に行われた衆議院選挙で民主党の候補の陣営に多額の組合費を「選挙対策費用」として渡していたことが発覚し、委員長代理や書記長ら4人が逮捕される事件があった。この選挙の際には、組合員が勤務時間中に活動を行っていたことも明らかとなり、北海道教育委員会が調査に乗り出す事態となった。
昨年11月の大阪市長選でも市の職員組合の一部は橋下市長の当選を阻止するために、平松邦夫前市長を支援。橋下市長の当選後に、市労働組合連合会の中村義男執行委員長が傘下の大阪交通労組が市庁舎内で政治活動をしていたことを認め「当然あってはならないこと。組合として責任を感じている」と謝罪している。
このほかにも公務員の労働組合が選挙において特定候補の支援活動をすることは選挙のたびにみられてきた。宜野湾市の職員組合でも常態化していたという。はたして責任を問われるべきは沖縄防衛局長だけなのだろうか。 ★ >昨年11月の大阪市長選でも市の職員組合の一部は橋下市長の当選を阻止するために、平松邦夫前市長を支援。橋下市長の当選後に、市労働組合連合会の中村義男執行委員長が傘下の大阪交通労組が市庁舎内で政治活動をしていたことを認め「当然あってはならないこと。 これまでやりたい放題を続けていた沖縄の極悪複合体も、大阪の橋下氏の教育委員会への挑戦や、市労組への挑戦で逆風が吹き始めたと書いた。 今年になってからの沖国大の惠隆之介氏に対する不当な解雇も、彼ら極悪複合体の焦りの表れだと見ることが出来る。 そんな矢先の防衛局長「講話」の共産党議員への情報流出だ。 確かに真部局長の「講話」は極悪複合体に漬け込まれる不用意な言動であり、その脇の甘さを責められても仕方がない。 だが、内容の確認もないままに、更迭を叫んだ発狂2紙の狂態は、あまりにも異常ではないか。 これでは後任として防衛局長を務める人がいなくなる恐れがある。 誰が考えても「局長講話」より悪質と考えられる宜野湾市職労の「市ぐるみ政治闘争」の方が悪質ではないか。 ところが本日(4日)になっても沖縄2紙はこのより悪質な「市ぐるみ政治闘争」を報道する気配さえない。 県民は地元のニュースを本土紙から情報を得なければならない。 県民ぐるみの情報封殺だ。 >宜野湾市の職員組合でも常態化していたという。はたして責任を問われるべきは沖縄防衛局長だけなのだろうか。
沖縄2紙が県民をツンボ桟敷に置きながら、その一方で局長「講話」を大騒ぎすればするほど、その報道姿勢の異常さに県民は憤りを覚えるだろう。
【おまけ】 宜野湾市役所が勤務中に「市職労ぐるみの選挙違反」をしている証拠を、呉屋等宜野湾市議のブログより転載します。 2012年02月03日 市民は見ているぞ! ご訪問ありがとうございます。去った先週の金曜日、ある市民の方から市役所の駐車場に「選挙カー」がとまり、近くの事務所へ市民会館の前を通り歩いていたとのこと。
時間は、4時半ごろ 当然市役所は開庁時間です。市役所を利用する方の庁舎駐車場を選挙事務所の駐車場の代わりにつかうとは信じられない。
市民の方からも私物化だと怒っていました。
車には「自治労沖縄県本部」の文字がありました。
市民会館を利用する人が車を止めるのは理解できますが、選挙事務所の駐車場として市役所の駐車場を利用するのは非常識です。
市民はちゃんと見ています。
宜野湾市庁舎管理規則第4条(禁止行為)(7)庁舎に用務のない者が駐車すること。
2 市長は、違反した者に対しては、ただちに庁舎から退去させ、または当該物件の撤去を命ずることができる。とあります。
ちなみにこの車両は夜中の9時頃まで駐車してあったそうです。
こういう行為はもう止めましょう。
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