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琉球新報 2011年12月1日
【東京】八重山地区の中学校公民教科書をめぐる採択問題で、文部科学省が期限とした11月末までに県教育委員会から必要冊数報告がなかったことを受け、同省の森裕子副大臣は12月1日の定例記者会見で、竹富町教育委員会に対して12月末までに対応方針を決め、文科省に報告するよう求めることを明らかにした。一両日中に県教育委員会へ通知文書を出す。
12月末の期限を過ぎた後も竹富町教委が東京書籍版を採択するとした従来方針を堅持した場合の対応については、森副大臣は明言を避けた。11月末の期限と同じく12月末を新たな報告期限と定めた法的根拠は示していない。
☆
◯◯◯さんのコメント
◯ッサイクな森のバ◯アのツラを見せるのは読者の皆様におかれましては恐縮至極でございますが、本日の記者会見の内容がうpされていましたのでリンク貼っておきます。
このツラをどアップで見続けるのは拷問に近いと思いますので教科書についての発言部分も同時に貼っておきます。
2:00〜15:30 19:00〜21:00 30:20〜32:30
http://www.youtube.com/watch?v=JrQmxmfrRMo&feature=channel_video_title
感想:地教行法49条があるにも関わらず極悪複合体の総本山の沖教委とその手下の竹教委に是正勧告の一つも出せない無法者の日教組内閣はさっさと解散して消滅しろ!!
☆
◯◯◯さんが怒り心頭なのももっともである。
日教組の支援を受ける文科大臣と日教組のドンを擁する日教組内閣の指導力など所詮この程度のもの。
指導する文科省も指導される県教委も、一見お互いに対立しているように見えるが、それぞれ背後の日教組(沖教組)の顔色を窺いながらの発言だという点では見事に一致している。
文科省が提示した教科書の必要冊数報告期限は、8月末、9月16日、11月末と3度にわた無視された。
県教委が監督官庁の指導を3度にわたり踏みにじるということは前代未聞の出来事だといえる。
仏の顔も三度までというが、仏ならぬ「日教組内閣」の指導は、県教委が12月末の期限を踏みにじった場合はどうなるのか。
会見に出席した記者の誰一人も期限までに県教委が答えをだすとは信じていない。
つまり沖教組の走狗である県教委が、指導力を発揮して竹富町教委を説得できると信じるものはいないはずである。
だとしたら四度目の期限無視にはどう対処するのか。
案の定記者団から、期限までに決まらなかった場合の文科省の措置について質問があった。
が、 森裕子文部科学副大臣は「年を越しても、決着しないということは避けたい。竹富町においては、ご判断を早めにしていただきたい」と述べ、再び決まらなかった場合の措置については、「ここで話すのは適切ではない」と日教組に遠慮し明言を避けた。
亮太さんのご指摘のように文科省が竹富町単独を名指しで対応方針の報告を求めたのは今回が初めてであり、その点では僅かながら一歩前進した発言といえる。
その一方で◯◯◯さんが再三指摘するように、文科省に伝家の宝刀である是正勧告を期待したいのだが・・・。
是正勧告とは、県や市町村教委の怠慢などによって、児童・生徒が教育を受ける権利が妨げられている状況を国が是正することを定めた地方教育行政法49条に基づく対応のことで、自民党文部科学部会から解決の目途の立たない現状を鑑みて是正勧告発動の議論で出ている。
第49条 文部科学大臣は、都道府県委員会又は市町村委員会の教育に関する事務の管理及び執行が法令の規定に違反するものがある場合又は当該事務の管理及び執行を怠るものがある場合において、児童、生徒等の教育を受ける機会が妨げられていることその他の教育を受ける権利が侵害されていることが明らかであるとして地方自治法第245条の5第1項若しくは第4項の規定による求め又は同条第2項の指示を行うときは、当該教育委員会が講ずべき措置の内容を示して行うものとする。沖縄県教委や竹富町教委が常識のある普通の教育委員会であれば、たとえ育鵬社版が気に入らない教科書ではあっても、事ここに至っては文科省の指導に従うだろう。
最悪の場合県教委が竹富町教委を説得できず年を越したとしても、文科省の地教行法大9条の発動により是正勧告をしたら、それに従うだろう。 だが、県教委も竹富町教委も、極悪複合体のメンバーであり、到底常識のある普通の教育委員会であるとは考えられない。 彼らは、監督官庁の是正勧告より沖教組や「発狂新聞」の非難の目を恐れ、イデオロギーのためには児童生徒の教育の妨げになることを屁とも思わない異常集団なのだ。 伝家の宝刀の地教行法第49条も強力な罰則規定がないので、彼らが是正勧告を無視することは火を見るより明らかである。 現行法で強力な罰則を適用できない以上、文科省が明言している「8.23八重山採択地区協議会」の協議を適法とし、東京書籍版は「有償給付」という措置は、必ずしも満足は出来ないとしても次善の策としてはやむを得ない措置だろう。 金を出せば我侭が取る悪しき例を作るのは良くないので、育鵬社で押し通し東京書籍の有償給付などの姑息な手段は拒否しろ、という)強硬意見もある。 だが教科書が無いまま新学期を迎える生徒のことを考えれば、「有償給付」はあくまでも緊急避難的措置であり、早急に罰則規定も含む法令の改正により、次回からは今回のような「吾がまま」を完全に排除することは言うまでもない。
外交・安全保障問題が民主党政権のアキレス腱だといわれていたが、今回の八重山教科書問題で日教組に迎合する民主党政権にとって、教育問題もアキレス腱であることが露呈した。 【おまけ】 ■八重山日報 12月1日
教科書問題
県教委 冊数報告せず
石垣市と与那国町
きょうにも文科省に「情報」
八重山地区の公民教科書問題で、文部科学省が県教育委員会に対
し、3市町で使用する公民教科書の冊数を報告するよう求めた期限
の30日、県教委は、3市町で公民教科書が一本化できていないと文
科省に報告した。育鵬社版で県教委に冊数の報告を済ませている石
垣市、与那国町教委は、県教委が冊数を報告しなかったことを疑問
視。1日にも「情報提供」という形で、文科省に直接冊数を報告す
る方向で検討している。
文科省に冊数を報告しなかったことについて、県教委義務教育課
は、「3市町からの冊数の報告がそろっていないため」と説明して
いる。県教委は28日、3市町の教委に対し、改めて公民教科書の冊
数を報告するよう求める通知文を送った。
東京書籍版を採択した全教育委員による9月8日の協議が有効だ
とする「見解」を添付しており、事実上、東京書籍版で冊数を報告
するよう求めていると見られる。
また29日には、中野吉三郎委員長が、教科書採択に関する法律の
不備を訴え「3市町に教科書の無償措置を行う特別措置をしていた
だけるものと信じております」とするコメントを発表した。
公民教科書について文科省は、3市町で同一の教科書を採択でき
ない場合、八重山採択地区協議会の選定に従って育鵬社版を採択し
た石垣市、与那国町は無償、東京書籍版を採択した竹富町は有償と
する方針を示している。
玉津博克石垣市教育長は、県教委が冊数を報告しなかった理由を
「竹富町教委に引導を渡すように受け取られるからではないか」と
推測。「県教委は、育鵬社版を採択するよう竹富町教委を指導して
ほしい」と述べた。
教科書問題「泥沼化」
石垣・与那国の不信感募る
県教委は30日、3市町で使用する公民教科書の冊数を文科省に報
告せず、育鵬社版を無償、東京書籍版を有償とする文科省方針に
「抗議」する姿勢を続けた。東京書籍版の採択に固執する姿は、教
育行政に求められる中立性や公正性からかけ離れており、教科書問
題はさらに長期化の懸念が強まった。
県教委は3市町教委に対し、9月から今月28日まで、3回にわ
たって教科書の冊数を報告するよう要求。しかし「同一の教科書が
報告されていない」として、冊数を文科省に報告していない。
育鵬社版で冊数を報告している石垣市、与那国町教委は「いつま
で報告を先送りするのか」(崎原用能与那国町教育長)と、県教委
に対する不信感を募らせる
県教委が3市町の教委に示した「見解」では、八重山採択地区協
議会が答申した育鵬社版を採択す料指導助言することは、3市町教
委に対する「採択権の侵害行為」であり、同一の教科書を採択する
ために行われる3市町の協議の「妨害行為」だと主張した。
一方で県教委は、東京書籍版を採択した全教育委員による協議が
有効だと再三訴え、事実上、東京書籍版の採択を市教委、与那国町
教委に求め続けており、言動が矛盾している。崎原教育長は「育鵬
社版はだめだ、という県の腹は読めている」と批判する。
問題が長期化する中、住民が市教委を提訴し、育鵬社版に反対す
る集会が繰り返されるなど、保革のイデオロギー闘争色も増してい
る。「泥沼化」と言えそうだ。
(仲新城誠)
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