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琉球新報2011年11月28日
教科書採択について意見交換する大城浩県教育長(左)と(右奥から)玉津博克石垣市教育長、慶田盛安三竹富町教育長、崎原用能与那国町教育長=28日、県教育庁(写真省略)
八重山地区で来年度から中学生が使用する公民教科書が一本化できない状態が続いている問題で、大城浩県教育長と玉津博克石垣市教育長、慶田盛安三竹富町教育長、崎原用能与那国町教育長が28日、県教育庁に集まり、意見交換した。大城教育長は教科書一本化のための再協議を促したが、玉津教育長と崎原教育長は応じず、話し合いは物別れに終わった。【琉球新報電子版】
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これほど結果がわかりきった「話し合い」も珍しい。
崎原与那国町教育長がいみじくも喝破していたように、これは県教委が自分の無為無策を糊塗するため、文科省に対し仕事をしたというアリバイ作りをするために3教育長が利用されたというのが「話し合い」の真相。
県教育長が、自分が不当介入した「9・8全教委協」の協議を違法と認め、竹富町教委に「8・23八重山採択協議会」の選定に従うように指導すれば一件落着のはずだが、いまごろ上げた拳を引っ込めると、今度は「発狂3紙」に裏切り者呼ばわりされた挙句、場合によっては竹富教委や沖教組に県教委は提訴されることだってありうることである。
そりゃそうだろう、竹富町にしてみれば、これまで県教委の絶大な援護射撃が合ったからこそ、これまで頑張ってきたわけであり、土壇場になって梯子を外されては、訴えたくなる気持ちも分からないわけではない。
ここまできたら「極悪複合体」の面々は毒を喰らわば皿までの心境で、手に手を取って地獄への坂道を転げ落ちて行く以外に選択肢はないだろう。
おりしも大阪では「君が代起立斉唱条例」を作った橋下徹氏の大阪維新の会が大阪ダブル選挙で圧勝し、国政を変えんばかりの勢いである。 「極悪複合体」の面々にとっては全国的に逆風が吹き始めたようである。
何しろ国が認めた教科書を「戦争に導く教科書」「戦争賛美の教科書」などと異常な考えを持つ「極悪複合体」にとって、君が代に起立して斉唱するなど戦争賛美の儀式以外の何物でもないはずだから。
石垣市でも中山市長ー玉津教育長のラインで「教育改革」の」一端として大阪府に倣って「君が代起立斉唱条例」でも制定してはどうだろうか。
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