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教科書問題は、閣議決定により国方針が確定したにも関わらず、石垣市では極左勢力が「ペンギン王国」の再建に命がけの戦いを挑んでいる。
歴代教育長で組織する「ゾンビの会」などペンギン市長の残党がこれほど教科書問題に抵抗する理由は、玉津教育長の教育改革こそが「ペンギン王国」崩壊の象徴であるからである。
ペンギン市長の16年間は、極左政権の強力な庇護の下、教科書採択など何の問題もなく沖教組の指定する教科書を調査員という名の教員が採択していた。 勿論、これを指導助言すべき県教育委も地域の教育長も極左ペンギン市長の顔色を窺って絶対服従であり、これをチェックするはずのメディアも見て見ぬ振りを決め込んでいた。 タケシの箴言「赤信号、皆で渡れば怖くない」をこれほど見事に体現した実例を筆者は他に知らない。
「ペンギン王国」時代に経験した甘い汁は教科書採択だけではない。
教育行政、沖教組、メディアの極悪共同体は、公務員就職に強力なコネを持つようになり、親戚縁者や知人を市町村の職員に口利きするという強大な就職利権が発生するようになる。
「どこそこの誰さんが某氏の口利きで市役所に入った」といった話が、「ペンギン王国」時代には日常茶飯事に聞かれたという。
そのような「ペンギン王国」の夢よもう一度、と叫ぶ勢力が、次期市長選を見据え、当面の目標として玉津教育長の教育改革の潰しに掛かっている。 玉津教育長をを潰せば、任命責任で中山市長も潰れる・・・これが「ペンギン王国」再建を夢見る強化勢力の構想である。
したがって、教科書問題で国の方針がどのように決まろうが、とりあえず「悪代官・玉津」のイメージ造りというゲリラ戦に持ち込んで教育改革を妨害しようという魂胆が記事の見出しから垣間見れる。
■八重山日報社 10月8日
12月も「教科書議会」に」
野党が警告、玉津教育長非難
教科書問題で石垣市議会の野党連絡協議会は7日、市議会野党控え
室で記者会見し「12月議会も教科書採択問題が大きくクローズアッ
プされる」(大浜哲夫会長)と、引き続き玉津博克教育長を追及する
考えを示した。公開される見通しの八重山採択地区協議会の議事録な
ど、新たな攻撃材料をそろえ、野党として12月議会も「教科書議
会」になるという決意を示したものだ。
野党連絡協が発表した声明では
(1)採択協議会が教科書の内容を十分に審議していなかった
(2)調査員(教員)による教科書の「1種絞りこみ」は客観的な根
拠がない
(3)玉津氏の協議会運営が独善的で、教育長としての能力と資質に
欠ける
などと非難。
教科書無償措置法と地方教育行政法の優劣関係について答弁が二転
三転したことなどを挙げ、発言が行政執行者としての能力、教育長と
しての品位に欠けるーとした。
石垣三雄氏は「協議会運営そのものの不当性が明らかになった。玉
津改革の真相が、市民に明らかでない」と改革を疑問視。
育鵬社の公民教科書を不採択とした9月8日の全教育委員による協
議については、宮良操氏が「(有効だと主張する)県教委の立派な答
弁を、心底支えたい」と強調するなど、一致して「有効」という見解
を示した。
宮良氏はまた、議事録が公開されていないことについて「情報公開
は基本中の基本。資料がなければ作ってでも見せるべきだ。(議事録
は非公開)まるで戦前の行政だ」と批判した。
池城孝氏は育鵬社版について「平和憲法に否定的な教科書。調査員
が推薦しないのは当たり前だ。その教科書を選定した説明責任を求め
る」と批判論を展開した。
「1種絞り込みは事実」
野党批判に教育長
教科用図書八重山採択地区協議会会長の玉津博克石垣市教育長は7
日、市議会の野党連絡協議会が「調査員が教科書を1種に絞り込んで
いた客観的な証拠はない」と批判したことについて「1種に絞り込み
が行われていたことは事実であり、否定しようがない」と述べた。八
重山日報社の取材に答えた。
教科書無償措置法と地方教育行政法の優劣については、無償措置法
に基づいて教科書を採択するべきだとする義家弘介参院議員に対する
政府の答弁書を引用し「無償措置法が優先されるという説明に間違い
ない」という認識を示した。
記者の目
市長も照準
教科書問題で記者会見した野党は、12月議会でも引き続き追及を
続ける構えを示した。9月議会では、予告していた「教育長不信任案
」が不発に終わったが、12月議会では協議会議事録の公開などを受
けて、新たな攻撃材料をそろえて臨む考えだ。教育長だけではなく市
長も照準に「市政全般にかかわる大きな問題に発展する」と宮良操氏
■八重山毎日新聞 10月9日
県紙報道
玉津教育長「教科書見たと言えばよい」発言
記者会見急きょ中止
委員「そう言った」と証言
教科用図書の選定過程で玉津博克石垣市教育長が「教科書を見なく
ても見たと言えばいい」と発言したと7日付県紙が報じた件で、玉津
教育長は同日午後、記者会見を開くと報道各社に伝えたが、急きょ中
止した。一方、協議会委員の平良守弘氏(八重山PTA連合会長)は
「そう言った」と証言した。
同日午後3時ごろ、市教委の職員から「報道の件で午後4時から記
者会見をする」と連絡があったが、その後中止すると伝えた。
中止の理由について玉津教育長は詳細を明らかにしなかったが、議
事録を確認する必要があると判断したとみられ、職員にボイスレコー
ダーの内容をチェックさせていた。
平良氏は、本紙の取材に「7月19日の連絡会で僕は、130冊余
の本を全部は読めないと何度も繰り返して言い、だから調査員の報告
書を参考に本を見るしかないと言ったが、玉津教育長が読んでなくて
も読んだと言えばよいと言った」と話した。
■八重山毎日、その他の見出し
教科書問題
「混乱の原因は玉津教育長」
野党が会見
教育長としての姿勢批判
☆
■「県教委&オール沖縄」vs国・文科省
9日の八重山毎日の関連記事で注目されるのは、次の見出しの囲み記事。
≪「教科書問題」 訴訟準備の勉強会≫
自治の視点で教科書を決める住民の会
判断力を失った県教委が血迷って国を訴えることもありえない選択肢ではないと考えていたが、弁護士を呼んで「・・・住民の会」が訴訟の準備の勉強会とは驚きである。
一体誰が誰を訴えるのか、記事中に次の文言があるので、県教育委と連名で「住民の会」も国を訴えるつもりなのか。
≪幸いにして沖縄県教育委員会は一貫した信念で文科省と対峙(たいじ)し、「オール沖縄」での後押しが必要であることを示しています≫
おそらくは「住民の会」が自分の名で提訴するというのではなく、尻込みしがちの県教委にプレッシャーを掛けるのが目的の集会だと考えるが、どうだろうか。
それにしてもこの手の左翼活動を「オール沖縄」などと勝手に名乗られるのは大迷惑である、
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