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記者の資質の差歴然!八重山日報と八重山毎日の

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 久々に八重山日報の秀逸な記事の紹介です。(後半)

何度も繰り返すが八重山教科書問題は閣議決定により次のように決着はついている。

(1)8月23日の八重山採択地区協議会の協議は有効である。

(2)9月8日の全教委協会の協議は無効である。

誰が見ても明白な政府見解に至る騒動の過程を本日(7日)の八重山日報が詳しく解説しているので後半に引用したが、その前に口汚しとして八重山毎日新聞の寝ぼけた社説を紹介する。

八重山毎日を含む「発狂3紙」は、政府見解を自分等の都合の良いように解釈し、素人文科大臣が失言するたびに「政府見解が二転三転」などと寝言を言い続けているが、総理大臣の名で出された閣議決定が二転三転したら今頃野田内閣は吹っ飛んでしまっているはずだ。

未練たらたらで往生際の悪い八重山発狂新聞が、こんな意味不明の社説を書いて全国に恥を晒している。

 2011年10月5日
■八重山毎日新聞  社説

宙に浮く中学公民教科書 文科省、県教委は早急に着地点示せ

■文科省が混乱に拍車
 中学校の公民教科書採択をめぐる動きが先月16日の国への報告期限を最後にこう着状態に陥っている。育鵬社を採択した8月23日の地区採択協議会の決定と、東京書籍を選定した9月8日の3市町教育委員全員協議の決定に対し、中川正春文科相の発言が二転三転してぶれているためだ。
 その点、県教委は、開会中の県議会でも改めて大城浩教育長が、「8日の全員協議こそが有効。これが八重山の総意」と答弁するなど、ぶれる文科相とは対照的にその姿勢は一貫している。それはそうだろう、全員協議は3市町教委がそれぞれ違った決定をしたのに対し、県教委として文科省の指導も仰ぎながら6時間の議論の末、ようやくたどり着いた結論だからだ。
 それを中川文科相が恐らく地元のこうした経過の誤認、官僚の誘導、自民部会の圧力などがあったのか、それを簡単に否定。あとは両方協議は整っていないと発言を二転三転。一方で森裕子副大臣は当初から採択協議会が有効と述べるなど、文字通り文科省自体が“閣内不一致”状態を露呈するのだから混乱するのは当たり前だろう。
 いわば八重山の教科書問題はまず玉津博克石垣市教育長の恣(し)意的な地区策定協議会運営に振り回され、今は文科省の一貫しない対応に混乱させられている状態にある。

■着地点は見えず
 石垣市は独自に採択の意向も示すなど竹富町、与那国町の3市町教委とも自らの決定の有効性を主張したままこう着状態が続き、今のところ着地点は全く見えない。 
 この間、市議会や県議会では同問題が与野党双方から取り上げられたが、解決の糸口は全くつかめなかった。その中で市議会一般質問では、与野党ともに揚げ足取りのやり取りが目立ち、市民から議員として品位を問われる苦情があったのは双方反省事項だろう。

 さらに玉津教育長に対しては、与党議員数人からもそのふんぞり返った議場内での不遜(ふそん)な態度や「調査員という名前の者ども」発言など、その言動に苦言があった。立派な教育者、改革者として評価されるなら、子どもたちの視線も視野に入れ直ちに改めるは改めるべきだろう。でないと逆に単なる“偽善者”といわれかねない。
 この問題解決に向けて県教委は「全員協議の有効性」を主張して文科省の指導待ちの状態にある。
 これに対し文科省も、中川文科相が同一地区内は同じ教科書を採択するという教科書無償措置法と、採択権限は市町村教委にあるとする地方教育行政法の兼ね合いで法解釈を詰め、最終的に結論を出す意向を示すも、それはいつかその目処や見通しは不透明だ。

■新たな枠組みで採択を
 確かにこのようにもつれにもつれた糸をほどくのは容易でない。それならこれまで両方の採択に関わった皆さんは総退場してもらい、今回は特例で委員を新たに選任、新しい枠組みで採択しなおすことは不可能なことなのか。その場合、委員の選任方法が課題だ。 
 この問題では中立の公明の大石市議が、国、県、地元関係者が一つのテーブルについて対話の必要性を指摘していたが、確かに大切なことだ。特にこの問題はそうした勢力が地域を“狙い撃ち”しているふしも見られ、今後も起こりうる要素がある。文科省や県教委は、今回その欠陥が問題になっている法整備をきちんとして、ちゃんとした解決策を示さなければ、県内各地で今後も同じような混乱が予想される。

             ☆

この期に及んで、こんな無知蒙昧な社説に一々反論するのは、あまりにもバカバカしいのであえて反論はしない。

イデオロギーで思考が硬直してしまうと、物が見えなくなってしまう典型的な例として永久保存版である。

一方、同じ地元石垣に社屋を構えながら当初からバランスの取れた視点で、県民の知る権利を守ってくれた八重山日報が、問題が決着し、後は県教委の出方を待つだけの時点で、八重山教科書問題を質疑応答形式で分かりやすく解説している。

八重山発狂新聞の記者は是非とも、八重山日報の解説記事を虚心坦懐に熟読すべきである。

さもなくば同じ過ちを繰り返すことになる。(涙)

 

■八重山日報社 10月7日

教科書問題
どちらが「有効」「無効」

全委員協議から1ヶ月


 教科書問題は、育鵬社の公民教科書を不採択とした3市町の全教育
委員13人による協議から8日で1ヶ月。協議について国と石垣市、
与那国町教育委員会は無効、県と竹富町教育委員会は有効を主張し、
双方譲気配はない。それぞれの主張の根拠や今後の見通しはどうか、
一問一答形式でまとめた。
 A 何をもとめているの?

 B まず知っておくべきことは、八重山地区の教科書採択のルー
ル。3市町が別々に教科書を選ぶと教科書を無償配布する国の業務が
煩雑なので、3市町で「八重山採択地区」を作り、教科書を一本化
することになっている。3市町の代表などが「八重山採択地区協議
会」という組織で協議し、そこで得られた答申をもとに、3市町の
教育委員会が同一の教科書を採択する。このルールに従って、八重山
採択地区協議会は8月23日に育鵬社版を選定したんだ。

 A でも、協議会の委員が直前に入れ替えられたとか、非公開の協
議で、多数決で育鵬社版が選ばれたとかいう批判があるよ

 B 協議会の委員にどういう人を選ぶべきかという決まりは法律に
なくて、その地区の自主的な判断に任されている。協議会会長の玉津
博克石垣市教育長が提案した委員の入れ替えは、協議会の臨時総会で
承認されていたんだ。あと、教科書選定の協議は過去もずっと非公開
で公開された例はない。多数決で決めるルールも、協議会の規約に定
められている。

 A じゃあ、協議会の答申に法的な問題はないの。

 B 文科省の森裕子大臣は「協議会の規約に基づいて正式に決定さ
れた答申は一つで、それに基づいて採択されるよう努力してほしい」
と述べた。文科省は、答申に法的な問題はなかったという認識を示し
ている。

 A それなら、なぜ9月8日に、3市町の全教育委員が集まったの?

 B 石垣市、与那国町教委は答申通り育鵬社版を採択したが、竹富
町教委は育鵬社版を不採択とし、東京書籍版を選んだ。この時点で、
3市町で同一の教科書を選ぶというルールに違反してしまった。その
打開策として、3市町の全教育委員が集まることになったんだ 

 A どうして全教育委員なの?

 B 教育委員には、教科書を選ぶ最終的な権限と責任がある。県教
委は、全教育委員が集まった場が「最も民主的な教科書採択の場だ」
と宣言した。そこで多数決で、育鵬社版の不採択と東京書籍版のの採
択が決まった。

 A 国はどうして、この協議が無効だと判断したの?

 B 文科省によると、この協議が認められるためには、3市町の教
育委員会がそれぞれ事前に「この方法で教科書を採択していいです
よ」と合意しなくてはならない。石垣市、与那国町は「合意していな
い」と主張している。

 A でも、教科書採択の権限がある教育委員が全員集まっているん
だから、県教委が言うように、一番民主主義的な決め方じゃない?

 B 実は問題がある。この論法でいくと、たとえば八重山のどこか
で大きな問題が起きたときに「八重山全体の問題だ」ということで、
石垣市、竹富町、与那国町の有権者全員をひとまとめにして、住民投
票をしていいということになる。結局、数が多い石垣市の意見が常に
通り、竹富町や与那国町決定が、すべてひっくり返されるということ
になりかねない。

 A そういえば、何か変な話だね。

 B 多数決で決めますよという事前のルールもなく。多数決で決める
というやり方を多数決で決めている。このやり方について、義家弘
介参院議員は「民主主義じゃなくて数合わせだ」、玉津教育長は「各
自治体の独立権の侵害だ」と指摘している。この「多数決」はいろい
ろな問題をはらんでいるんだ。

 A 確かに、このやり方を認めると、日本中のあちこちで、いった
ん決まった教科書採択をひっくり返せるね。

 B 文科省は協議の実態をきちんと把握し、妥当な判断を下したと
いえる。

 A 文科省の判断を受けて、県教委はどう対応したの?

 B 文科省は先月15日に、協議会の答申に従って採択するよう県
教委を指導したが、県教委は、協議は有効だという3市町教育委員長
の主張を根拠に、指導に従っていない。問題をずるずると長引かせて
いるんだ。

 A これからどうなるの

 B 教科書を無償配布する権限は国にあるので、最終的には国の判
断が優先されると思われる。文科省が県を指導して来週で1ヶ月にな
るが、違法状態が放置されたままなので、市教委は「来週までには、
国が何か動きを見せるのではないか」と推測している。


教科書問題
協議会議事録を公開へ
委員名には慎重姿勢

 来春以降使用される中学校教科書を選定した八重山採択地区協議会
会長の玉津博克石垣市教育長は、協議会議事録の公開を委員に諮るた
め、来週にも協議会を招集する方針を固めた。議事録は3市町教育委
員会が同一の教科書を採択したあと公開することを協議会で申し合わ
せているが、情報公開請求が相次いでいることを受け、改めて委員に
考えを聞く必要が生じた。協議会で公開は承認される見通しだが、委
員名の公開については、事務局の市教委は慎重な姿勢を崩していな
い。
 玉津教育長は6日、「隠し立てしているわけではないので、公開す
るのはやぶさかではないが、クリアしないといけない条件がある」と
指摘。協議会で改めて同意を得る必要があるという考えを示した。
 公開の対象となるのは協議会総会、役員会、教科書を選定した会合
の議事録。膨大な量になり、議事録に記された発言が正確かどうか、
8人の委員に確認してもらう作業が必要になるため、協議会で公開が
決定した場合でも、実際に公開できる状態になるのは今月下旬以降に
なる見通し。
 委員名についても公開を要求する声があるが、市教委は「委員の家
族にも嫌がらせが及んでいるという報告がある。由々しき事態だ」(
前花雄二教育部長)と、育鵬社版に対する反対運動の過熱を懸念する。
 前花部長は、委員名が外部に漏れている現状も含め「(関係者の)
守秘義務の観点から検証する必要もある」と指摘している。

           ☆

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