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石垣市議会の論戦は市長選の前哨戦

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[視点]八重山教科書:混乱解決へ国は努力を
沖縄タイムス 2011年9月29日 14時50分  

 八重山の教科書採択をめぐり、中川正春文部科学相の発言がぶれている。

 13日の閣議後会見で、石垣、竹富、与那国の3市町すべての教育委員による8日の協議を「整っていない」と発言。28日の衆院予算委員会では、これまで言及しなかった8月23日の八重山採択地区協議会の選定(答申)も、無効との見解を示した。

 だが、森裕子副大臣が同じ場で「合意は得られていると私は思っている」と述べ、大臣との意見の相違を露呈。二転三転する発言は、マスコミや議員らの追及の矛先をかわす“その場しのぎ”にしか映らず、省内、政府内で共通認識があるのかも疑わしい。

 これでは、教科書問題に真剣に向き合っていないと言われても仕方ない。

 これまで石垣、竹富、与那国の3市町は、着地点を探して話し合いを重ねてきた。8日の協議は約6時間。その末にたどり着いた地元の結論を、中川文科相はいとも簡単にはねのけた。

 八重山地区では国への報告期限の16日を最後にこう着状態に陥り、頭上で飛び交う大臣、副大臣の「有効・無効」発言をはた目に、今もにらみ合いの状況が続いている。

 だが、3市町の全教育委員が出した結論は、県と八重山が見いだした「地域の意思」であり、解決策だったはずだ。

 矛盾する二つの法律など、教科書制度の整備を怠ったまま、地元だけに責任を負わせる国の姿勢は疑問だ。子どもへの影響を第一に考えれば、同省には混乱の元凶を自ら取り除く努力が求められる。(儀間多美子)

             ☆

負け犬の遠吠えのような「発狂新聞」の独り言を、今更取り上げるのもナニだが、ひと言だけ言わせてもらう。

>3市町の全教育委員が出した結論は、県と八重山が見いだした「地域の意思」であり、解決策だったはずだ。

3市町の全教育委員協が出した結論は、何の法的根拠もない井戸端会議での協議。 そこで県と沖教組が強引にひねり出した「地域の意思」とは、実は「沖教組の意思」ではないのか。

こんな乱暴な解決策では、八重山地域が無理が通って道理が引っ込む世の中になる。世間の物笑いだ。

石垣市に住む知人からメールが入った。 最近石垣市民であることが恥ずかしい、と。

「発狂3紙」の必死の印象操作にも関わらず、良識ある県民は沖教組の専横を先刻承知している。

それにしても、最近、八重山教科書問題の火付け役である又吉嘉例記者の名が見えないが、お元気なのでしょうか。

■市議会論戦は市長選の前哨戦!

大浜前市長が16年の極左政権で残した八重山地区教育界の負の遺産に風穴を開けるべく立ち上がった玉津教育長。

そして玉津教育長を三顧の礼を尽くして八重山高校校長のポストから市教育長に迎えた中山市長。

「中山ー玉津」ラインによる教育改革をめぐって激しい論戦に火花を散らした市議会の一般質問が終わった。

今期の石垣市議会は「教科書議会」といわれるほど教科書採択問題に議論が集中していた。

が、左翼勢力がこれほどまでに「玉津潰し」に懸命になる理由は、問題が保守系教科書の採択のみに止まらないからである。

もし玉津改革を成功させたら、単に八重山地域の教科書採択に止まらず、これまで全県的に沖教組の指令で簡単に採択されてきた違法行為が白日の下に晒される恐れがあるからである。

そうなれば再来年に行われる市長選での市政奪還は困難になる。

市議会の論戦でも何とかして玉津教育長を「法令無視の独裁権を強行する傲慢な男」という印象操作に懸命である。

抵抗勢力は玉津教育長の「法令無視の強引な手法」を追求するが、これらは全て「発狂新聞」のデタラメ記事を根拠にしている。 逆に返り討ちにあっているのが現状である。 一例を挙げると協議会の議事録を公開していないと追及するが、玉津氏は採択確定後に公開すると述べるに止まらず、以前の歴代教育長(ゾンビの会)の採択時には議事録の存在さえ無いことを指摘している。

さらに住民の理解云々と追求しても、これまで教科書の展示会が存在することさえ知らなかった住民が、今回の改革で初めて展示会の存在を知ったというだけでも住民の理解は、以前に比べて大きく前進しているではない。 これまで教科書採択は教員任せ切りでわれ関せずだった住民が、これほど教科書採択に関心を持つようになっただけでも以前よりは大きく前進していることは自明である。

市議会における反対勢力は、明らかに2年後に控えた市長選挙を睨んで発言をしている。 次期市長候補と目されている高嶺善伸県議会議長を擁立市議グループが質問に立って、「中山市長ー玉津教育長」ラインを「好戦的独裁主義者」のイメージ付けするため、必死の質問をしているのが読み取れる。

ちなみに玉津攻撃の急先鋒である長浜市議は高嶺県議長の義弟である。

高嶺県議長は石垣市出身であり、市議時代は大浜前市長とは盟友関係にあったといわれる。大浜前市長の「婦女暴行疑惑の」のときは、親類である被害者の女性市職員に相談を受けたが握り潰したという。

大浜前市長によって築きあげた「ペンギン王国」(革新天国)の奪還のため、高嶺県議長は教科書問題の勃発を「中山ー玉津」ラインを打ち崩す絶好のチャンスと捉え、各左翼集会には足しげく参加し顔と名前を売るのに必死の様相である。

9月20日、石垣市健康福祉センターで行われた「9・8 八重山地区全教育委員による採択教科書を子どもたちの手に!」 住民集会にも、高嶺県議長は駆けつけて気勢を上げている。

【夢よもう一度!
どさくさ紛れに極左政権の奪還を狙う高嶺県議会議長】

■八重山日報 9月29日

教科書問題
市議会質問要旨

池城氏  教育長は義家参院議員とどいう関係か。

前花教育部長  義家参院議員とは、これまで一切面識はない。9月
        7日に始めて電話があり、始めて話した。

池城氏  教育長は現場の教員を信用していないのか。

前花部長  順位付けの廃止は教員を信用していないのではなく、教
      育委員会の採択権を侵害する心配があったからだ。複数
      推薦制というシステムは、教員を信用しているからこそ
      取り入れた。

池城氏  政治的な中立を保つのがあなたの仕事。13日の文部科学
     部会に出席したのは教育委員会制度に違反していないか。

玉津氏  県教委義務教育課、竹富町、与那国町教育長も呼んである
     文科省の課長も出席するという情報があったので、何らか
     の解決を図る場になればと思い出席した。

池城氏  あなたは協議会の規約改正も事前協議しなかった。

前花部長  規約改正案は、事前に担当指導主事が竹富町の指導主事
      に手渡した。与那国町にはファックスで送信した。

池城氏  各協議会委員の代表も選んでくれと言ったというが、人選
     はどのようにしたのか。

玉津氏  市教委は全員集まった研修会の場で代表をお互いに推薦し
     て合議で選んだ。

池城氏  委員会の議を経て互選で選ばないといけない。手順を踏ま
     ないでやってきた。(育鵬社の教科書について)「文科省
     の検定を通った教科書は問題ない」と発言した。それでい
     いのか。「世論よりも法だ」言っている。どういう感覚な
     のか。

玉津氏  すべての教科書に文科省と県教委がゴーサインを出してい
     ることを踏まえたうえで選定、採択をしている。全く問題
     ない。世論はもちろん大事だが、協議会の委員は教科書を
     読み、報告書を読み、世論も考えながら選定したと理解し
     ている。選定されたものを採択するという行政行為におい
     ては、法律をきちんと踏まえて判断するのが私の考え。

池城氏  あなたは法も世論も否定している。世論よりも法というあ
     なたの発言に対して、撤回を求めたい。市長は混乱を招い
     た原因は何だと思うか。

中山市長  私は教育行政に関しては教育長に任せている。協議会の
      決定に対して、3市町の採択が異なっている結果に対し
      ては、それぞれの決定事項なので、私から、どうだとい
      うことはできない。

宮良氏  教科書問題で教育現場の混乱と影響は。

前花部長  法と規則にのっとった教科書選定ができた。教科書選定
      と採択は法にのっとって粛々と進めており、教育行政の
      混乱はない。責任をとることもない。

宮良氏  最近、石垣出身と言うのが恥ずかしいという人がいる。島
     のイメージが、リーディング産業の観光にも影響しないの
     か。発端を作ったのはあなたの行政運営だ。

玉津氏  今回の改革の本当の狙いが、なかなかマスコミを通じては
     浸透していない 。この議会を通じて、いろいろな意見を
     お聞きしたり、私どもの思いを伝え、市民の理解を得て、
     県民の誤解を解きたい。

宮良氏  那覇市の教育委員会は(採択地区協議委員会を)人選する
     上で決議を経て派遣している。

仲本教育委員長  (教育委員会で議決すべき事項は)重要かつ異例
         とあるが(委員の人選は)私はその通りだと認識
         している。

玉津氏  教育委員が全員集まった場で、(協議会の規則)改正案を
     提示し、委員をお願いした。私どもは(委員の人選は)重
     要かつ異例の場合ではないと判断している。教育委員長か
     らも、一切反対の意見もなかった。みんなで協議して合意
     の上で委員一人を選んだ。何ら手続きに問題はない。

宮良氏  こういうあなたの態度が問題だ。すべてあなたの法解釈で
     動くのか。教育委員会の代表者は誰なんだ。委員長だ。何
     を考えているのか。

玉津氏  教育長を指揮するのは(委員長ではなく)教育委員会だ。

宮良氏  拡大解釈するなら教育委員会はいらない。教育行政を私物
     化している。我田引水だ。自分が法律だと思っているのか
     あなたの態度は教育長として不適当だ。唯我独樽の教育行
     政の進め方だ。

小底氏  教育長は集中砲火を浴び、さぞ意気消沈しているかと思い
     きや、意気軒昂だ。このバイタリティーは何か。強靭
     (きょうじん)な精神力か、図太さなのか。調査員による
     順位付けのの廃止について、今一度皆さん方のご見解は。

玉津氏  最大の根拠は平成2年の文部省の通知。採択権者が自らの
     権限と責任で適正かつ公正に行う必要があると書かれてい
     る。 

小底氏  21年前は教職員のイデオロギー闘争が激しかったころ。
     日教組の政治的闘争が激しかったゆえに、文部省の通達
     で大いに通用する。しかし現状は、日教組の組織率低下は
     否めない。自分の都合のいいところだけを取り上げて、そ  
     れを文科省の判断として議会の場で述べるのは時代錯誤だ
     古い通達を持ってきて、議会の場で堂々と説明することが
     有り得るのか。

玉津氏  平成13年1月の全国都道府県の教育長を集めた文科省の
     会議の中で、平成2年に通達を出したが改善が進まない。
     指導するということだった。原点は平成2年の通知だ。

小底氏  未来に向かって発展しなければならない市の立場からは、
     あなたとはまともに議論する気持ちになれない。こんな
     手前味噌の解釈をして自らの論理を正当化するような教育
     長は、これからの将来を担う子どもたちにとってどのよう
     に映っているのか。


見出しの紹介

教育長反論に集中砲火
野党「態度悪い」と怒号
教科書問題で攻防

文科相「コンセンサスない」
育鵬社版と東京書籍版採択

 

■八重山毎日新聞 9月29日

見出しの紹介

「どちらも合意に至っていない」
中川文科相 協議会と全教育委員
県教委に一本化のプロセス指導

「速やかな議事録公開を」 野党

対話を呼びかけ
教科書問題で大石氏(公明党)

            ★

玉津改革を苦々しく思っている勢力は、昔の「ペンギン王国」の奪還を夢見る

「ゾンビの会」など、極左ペンギン市長の庇護を受け甘い汁を吸ってきた面々である!

 

 

  ■■講演会のご案内■■

 

Sengoku38こと一色正春元海上保安官からの警告

「今、沖縄が危ない!」

講師: 一色正春・元海上保安官

 

日時:10月1日(土)  開演:13時30分〜

会場:沖縄県護国神社社務所二階

参加費:1000円

主催:一色正春講演会実行委員会

お問い合わせ:090‐6831‐0989 

 

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