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沖縄タイムスがウソの見出しでキャンペーン記事!

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沖縄紙が印象操作で読者を誤誘導するケースにも種々ある。、沖縄戦体験者のインタビュー記事の場合は、相手が高齢であるのをいいことに、印象操作どころか事実を歪曲・捏造して記事を書くのはお手の物であり、「父はアメリカ兵に虐殺された」と証言したのを、「日本兵に虐殺された」と、加害者を入れ替えて公的刊行物に記載されている例もある。

話を八重山地区の教科書騒動に戻そう。 

昨日の沖縄タイムスは第一、第二の両面の大半を使って前日に引き続き「反玉津キャンペーン」のインタビュー記事を掲載しているが、インタビュー相手は現役の教育長であり、どちらも知的レベルの高い方と思われるので、ご高齢の戦争体験者のインタビューのように勝手に事実を歪曲して記事にしたら当然抗議されるだろうし、場合によっては訴訟の対象にもなりかねない。

そこで新聞が使う常套手段が見出しによる印象操作である。

沖縄タイムスは昨日、一昨日と二日連続でお互いに反対意見を持つ玉津会長と、慶田盛教育長のインタビュー記事を掲載しているが、一昨日の記事の見出しを再掲するとこうなっている。

 

「つくる会」系教科書 八重山2教育長は

石垣市・玉津博克さん 
文科省が認めた 問題ない

竹富町・慶田盛安三さん
検定撤回大会 無にできぬ

見出しだけみると、いかにも八重山協議会では「玉津派」と「慶田盛派」で意見が二分しているような印象を読者に与えるが、実際は総員8名の協議会委員が臨時総会を開いて規則に則って粛々と議決をした結果、7対1の圧倒的多数で慶田盛教育長の意見は否決されている。

沖縄タイムスは、あたかも八重山協議会では現在でも意見が対立して紛糾しているように読者を誤誘導している、と書いた。

ところが、である。

同じく両者のインタビュー記事を昨日(14日)の沖縄タイムスでは、恥も外聞もかなぐり捨てたのか、印象操作を逸脱し、明らかな歪曲というより真っ赤なウソの見出しを掲載に及んでいる。 この見出しは沖縄タイムスの願望ではあっても、事実ではない。

沖縄タイムスは圧倒的多数で否決された意見を「八重山協の意見二分」と平気で書いていのである。

こんなウソを書いて恥ずかしくないのだろうか。

八重山協の意見二分

 【2教育長インタビュー】

ー調査員の「順位付け」による報告を廃止した

玉津会長:  「順位付け」は1990年の文部省(当時)通知違反で、まず廃止ありきだった。 教科書の採択権は本来、教育委員会にあるが、昨年の小学校の選考時には、「採択調査員」が「採択教科書」「採択理由」を報告していた。 「採択」という冠が付けられ、協議会や教育委員会に対する拘束性を持っていた。教科書は協議会の権限と責任で選ばなくてはならない。 教員の専門性は順位のない複数推薦制度で吸い上げたい。

慶田盛教育長:  「順位付け」がなぜわるいのか。 県内の他の地域も、みんな「順位付け」をしていて問題はない。 過去の採択結果の何がいけなかったのかという客観的分析もなく、結果論ありきで廃止となった。 教科書採択で最重要なのは専門的な教科書研究。 調査員は学校現場で一番教科書に触れる、教えるプロだ。 従来の協議会でも、調査員の細やかな細やかな報告を基本に議論してきた。 その中にも大体において、調査員がいいという結論になったということだ。 2004年の閣議決定でも学校現場や地域の実情に合わせるよう、採択地域の小規模化を促している。

ー協議会委員から、学校現場の経験がある教育委員会の専門職員を外し、必ずしも教育経験者ではない教育委員と学識経験者を加えた。

玉津会長:   協議会委員は9科目の教科書を読まねばならない。事務方を外し、時間的余裕が合って見識が高い人に入ってもらった。調査員の報告と合わせ、さらに幅広い判断が出来るのではないか。

慶田盛教育長:   委員は短期間で最低66冊の教科書に目を通さねばならず、十分に出来るはずがない。 だからこそ専門性の高い調査員に「順位付け」させる。 教育研究に重点を置かない協議会では話にならない。

ー県教育委から協議会委員の中に校長と3市の指導主事を入れ、専門家の意見による協議の充実を図るよう要請があったが、聞き入れなかった。 

玉津会長:   私自身としては校長代表を加えてもよかったが、協議会の総意として受け付けないということになった。 ただ組織の構成にまで介入しないでほしい、という気持ちはある。

慶田盛教育長:   要請の有無にかかわらず、学校現場を知っている校長と指導主事は本来、委員に入れるべきだった。県要請を受け、委員に加えてももよかった。

ー実質的に採択教科書を決める選定が委員の無記名投票で行われる。責任の所在が不明にならないのか。

玉津会長:   狭い地域社会でもあるし、無記名にすることできちっと自分の意見を表明できる。 協議会委員もお互いに原則非公開を確認した。 われわれは協議会の総意として「この教科書になりました」と開示すればいいのであり、だれがどの教科書を推薦したかはわからなくてもいい。 協議会名簿は公開しないが、議事録はしっかり公開する。 

慶田盛教育長:  文部科学省は「開かれた採択」を促している。これほど市民の関心が高まっている中では、無記名投票をやめ、協議会自体を公開すべきだ。 現在は保護者代表1人が委員に加わっているが、父母代表や校長、教頭など学校関係者を多く入れて議論を深めることにより、より意味がある協議会になる。

       ☆

繰り返すが沖縄タイムスが仕掛けた「教科書騒動」は県が介入したにも関わらず、きわめて民主的な手続きで、協議会の総意として慶田盛教育長の意見は圧倒的多数(7対1)で否決されており、今頃沖縄タイムスに「八重山協の意見二分」などとウソの見出しで騒がれる理由等ないのである。

上記インタビューに答える玉津会長の意見は理路整然としており、再反論の余地はないはずである。 一方の慶田盛教育長は否決されたのに沖縄タイムスに脅され、いやいやインタビューに応じたという印象で、すべてが曖昧で説得力が皆無である。 左翼系の方々は集団で紋切り型の文言を叫ぶのは得意であっても、個別の議論になると馬脚を表すという典型である。

例を挙げると、冒頭の「順位付けがなぜわるいのか。 県内の他の地域も、みんな順位付けをしていて問題はない」という発言でも、論理のかけらもない。これでは泥棒を咎められた悪ガキが「泥棒がなぜわるいのか。 みんな泥棒をしていて問題ない」と開き直っているのに等しいではないか。

ビートたけしの「赤信号皆で渡れば怖くない」と同じ理屈ではないか。 到底教育長の言葉とは信じ難い。

玉津会長が、順位付けと入っても、それに拘束性があり、調査員の順位付けをそのまま鵜呑みにしてきた従来方式は、採択権者である協議会委員の職務怠慢であり、それを改革しようと説明しているのだが・・・やれやれ(溜息)。

読解力のある読者なら玉津会長の説得力ある説明のみで充分なのだろうが、玉津会長の「順位付けは1990年の文部省(当時)通知違反で、まず廃止ありきだった」という意見の正当性を裏付ける「1990年の文部省通知」を抜書きしておく。

 教科書採択の在り方について(報告)

平成2年3月6日
教科書採択の在り方に関する調査研究協力者会議 

<採択は,採択についての権限を有する者の責任において,適正かつ公正に行われる必要があり,このため採択における適正,公正の確保の徹底を図るとともに,このことについて採択関係者の一層の自覚を促すことが必要である。>

<また,教職員の投票によって採択教科書が決定される等採択権者の責任が不明確になることのないよう,採択手続の適正化を図ることも重要である。>

 

 沖縄タイムスが、これまで「玉津潰し」キャンペーに使ってきた悪意に満ちた見出しの数々を、一部抜粋し紹介する。

「教育の私物化だ」

「現場尊重崩すのか」

「尖閣隠れみのの八重山に触手」

県民総意 軽視する動き

これらすべて玉津会長のことを名指しているのだとしたら大笑いである。(爆)

石垣市民が選んだ教科書採択協議委員が、極めて民主的な手続きで決定した事項を、

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