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県の指導は内政干渉!玉津協議会長

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昨日12日の沖縄タイムスの紙面から八重山地区の教科書採択に関する記事が消えた。

全面敗北を認めたのか。

対照的なのが琉球新報。

社会面のトップを玉津協議会会長のインタビュー記事で大きく飾った。 

八重山教科書問題、つくる会系「問題ない」 協議会長「県民感情とは別」
琉球新報 2011年8月12日      
 【石垣】教科書調査員による順位付け廃止や無記名投票の導入など、教科書採択に関する手続きを大幅に変更した教科用図書八重山採択地区協議会の玉津博克会長(石垣市教育長)は10日、琉球新報のインタビューに応じ、沖縄戦における集団自決(強制集団死)の記述で軍命の存在を明記していない「新しい歴史教科書をつくる会」系の歴史・公民教科書について「文科省の検定を通っており問題ない」との認識を示した。軍命の有無については「(教科書検定意見撤回を求める県民大会の)県民感情は理解できるが歴史的事実は別問題だ」と述べた。
 現場教員を極力排除し、教育委員らで構成する協議会委員が投票制で教科書を採択する手法は、つくる会系の教科書を採択した横浜市などの事例と重なるが、玉津会長は「自ら考え出した」と強調した。
 玉津会長は現場教員が担う調査員が順位付けし、上位を採択していたこれまでの手法を「順位付けが拘束性を持ち、協議会で質の高い議論ができていなかった」と批判し、調査員の報告は順位のない複数推薦とし、協議会委員8人による無記名投票で決する手法を導入。各教育委員会の担当課長ら教職員を協議会委員から外し、教育委員や学識経験者を委員に入れている。
 一連の変更について八重山地区の歴代教育長や大学人有志らが集団自決の軍命を明記しない歴史・公民教科書を採択する動きと捉え、つくる会系2社の教科書を採択しないよう求める運動が起こっているが、玉津会長は「特定の教科書を採択するために動いているわけではない。記述に問題があるなら文科省に言うべきだ」と批判した。
 集団自決の軍命については「あったと思われているのもあるし、なかったと思われているものもある。どのような文脈で軍命が出てくるのかも考えないといけない。言い過ぎてもいけないし、言わないのも足りない」と説明。2007年の教科書検定意見撤回を求める県民大会の県民感情については「十分理解しているが、県民の感情と学問的な事実を教科書がどう表現すべきかという点は分けて考えないといけない」と述べた。
 一連の変更を他の委員の了解を得ずに実施したことや、規約に定めた役員会を経ずに調査員を委嘱したことなどから、県教育委員会は話し合いで採択することや委員の追加を指導、要請したが、玉津会長は「内政干渉だ」と批判。特定の教科書を採択すべきでないという大学人有志や歴代教育長らの指摘は「思想信条の自由がある。委員の責任と権限で何を選ぶかは決める」と説明した。

             ☆

筆者は玉津会長と直接の面識はない。 だがこのインタビュー記事を読んで、県の介入やメディアの妨害にも挫けず、教育の改革を目指す信念の人と見た。

左翼勢力の激しい妨害を覚悟の上で、敢て渦中の栗を拾い、教科書採択協議会長に就任したのは、長年、極左ペンギン市長の独裁で左翼教師の言うがままの従来方式に風穴を開ける強い意志があったのだろう。

インタビューへの回答は全てもっともな正論であるが、これが沖縄の左翼新聞の記事として読むと、ことさら新鮮に感じるのは筆者だけだろうか。

「軍の命令(強制)」の記述のない教科書に批判があることに対し、「文科省の検定を通っており問題ない」あるいは、「記述に問題があるなら文科省に言うべきだ」と批判したことも、ごく真っ当な意見であり、新報記者も返す言葉も見つからなかったのだろう。

沖縄紙の常套句である「県民感情」についても「県民の感情と学問的な事実を教科書がどう表現すべきかという点は分けて考えないといけない」と述べ、教科書採択権者としての冷静な態度を示している。

また県が介入してきた件についても「内政干渉」のひと言で切り捨てているのもわかり易い。

従来の左翼教師に丸投げ方式を廃止すると聞いて、急遽現地まで乗り込んだ県教育委はまるで顔に泥を塗られたようなものである。

相手が玉津会長のような硬骨漢であることを知らずに乗り込んだ狩俣義務教育課長もとんだ大恥を晒してくれたものである。

これまでの歴代教育長の下で、左翼教師に丸投げしていた無責任な採択方を、協議会委員の責任と権限で決めるというのだから、県は支援こそしても反対する理由等ないはずなのだが。

琉球新報のウェブ記事は上記のみだが、実は紙面には次の見出しの記事が併せて掲載されている。

教育委は困惑

「市民に説明を」

教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)が、県教育委員会の指導・助言にもかかわらず玉津会長の方針通りに教科書採択を進めることに対し、県教育委は困惑の度合いを深めている。 義務教育課の狩俣課長は「県の権限では指導・助言以上のことは出来ない。 同協議会が主体的に話し合いで決めた結果ならば、状況を見守っていくしかない」と述べる一方、「協議会は、今後住民に対する説明責任を果たすべきだ」との認識を示した。

まったくそのとおりで、協議会が主体的に話し合いで決めた結果なら、県が口を出す権限はないのだ。 県は、沖縄タイムスの反玉津キャンペーンに乗って、わざわざ恥をかきに石垣くんだりまで出かけたようなものである。

担当課長が、負け犬の遠吠えのように「住民に対する説明責任云々」といっているが、まさか「住民」とは「ゾンビの会」の面々のことではないだろう。

前政権の歴代教育長が「住民の会」を立ち上げ、教科書採択協議会に圧力をかけたり臨時総会の会場に押しかけ騒動を引き起こしたと書いたが、彼らは「住民の会」の名をを借りた極左ペンギン市長の残党であり。「ゾンビの会」の名称が相応しい。

 

その「ゾンビの会」などを後押して、石垣市民を赤い色に染めるべく扇動しているのが八重山毎日新聞である。

以下に引用する社説を読めば、彼らの主張が地方紙の主張というより、左翼活動家の作文といった方が相応しいと誰もが気付くだろう。

八重山は“ハト”がたくさん住む平和な島、と主張したいらしいが、八重山は「16年の長期にわたり独裁ペンギンが猛威を振るった極左の島ではなかったのか。

そして極左ペンギン市長に平伏して、いや、むしろ後押ししてきたのが八重山毎日新聞ではなかったのか。

今回の教科書騒動でも八重山毎日は、「赤旗」でも赤面するような青臭い社説を書いている。

 社説  八重山毎日新聞 8月3日

<八重山は“ハト”がたくさん住む平和な島だが…>

■タカ派急増?
 6月は沖縄戦終結の「慰霊の日」で沖縄が“鎮魂の月”だったが、8月は6日に広島、9日に長崎がそれぞれ66回目の「原爆の日」を迎え、そして15日は「終戦記念日」と、日本全国が二度と再び戦争があってはならないと平和を求めて“鎮魂”の祈りに包まれる月となる。

 特に今年は東日本大震災で多くの人が犠牲となったばかりか、この大地震で安全神話がもろくも崩れた福島第一原発事故で、戦争とはまた違った新たな“被爆”の恐怖が日本中を覆い、被爆地の広島、長崎の人々の思いは今年はいつもと違った複雑なものだろう。平和と核廃絶と同時に、原子力発電の在り方も当然「脱原発」で議論が進められなければならないだろう。

 ところで「平和」を求める鎮魂の8月を迎えて思うに、この国は今どこに向かって進んでいるのだろうか。

戦後も66年を迎え、政治家も戦争を知らない戦後世代がほとんどを占め、右傾化が急速に進んでいるという。自民党だけでなく、民主党の中でも「集団的自衛権の行使」を堂々と主張する若手グループが現れるなど、この国の未来が懸念される状況になっている。
 それでは八重山はどうか。石垣市は昨年3月の保守市政の誕生を背景に右傾化の流れが加速し、タカ派が急速に目立ってきたように見える。

■尖閣、自衛隊で活発化
 一般的にタカ派とは、主に領土問題など外交や安全保障面で武力をもってもと強硬な政治信条を持つ集団や人々を指し、逆にハト派は穏健な話し合い路線の集団や人々を指す。
 八重山は尖閣問題を機に、市議が数人強硬上陸、さらに全国規模の「尖閣を守る集い」がおよそ500人が参加して石垣市で初めて開かれ、また右翼が日の丸を玄関に掲げて市庁舎を訪れるなど、従来の革新市政で見られなかった光景が常態化しつつある。
 さらに自衛艦や米艦船の入港をめぐっても、従来は民主団体が反対のこぶしを振り上げるのが通常の光景だったが、これが今では反対の声以上に「歓迎」の声が大きくなっている。

 宮古、八重山への自衛隊配備で地ならしと環境づくりも狙って自衛艦や米艦船の入港も増え、さらに今では防衛協会が積極的に表に出て来るなど、2年目を迎えた中山保守市政下でタカ派や保守陣営の勢いは急加速している。
 これに対し平和団体はかつての勢いを失い、迷彩服の自衛隊員が日常的に街を闊歩(かっぽ)する姿を見るのは極めて現実味を帯びたものといえる。

■教科書採択問題もその流れ
 現在中学の教科書採択をめぐる問題が急浮上している。保守市政で選任された玉津博克石垣市教育長が規約の手続きを踏まず調査員を選任したり、協議会委員と事前協議なく教科書の順位付けを廃止したりというのが大きな疑念と反発を受けているが、これも前述の流れと一緒なのか。
 もしこれらが日本が行った侵略戦争や植民地支配を正当化し、沖縄戦の集団自決強制などの事実を歪曲(わいきょく)化するタカ派的思想の、「新しい歴史教科書をつくる会」系列の教科書を採択するための布石なら、やはりそれは教育の与える影響からして憂慮すべき事態といえる。関係者の良識を信じたい。

 保守・革新という言葉が「死語」化するほど日本国中が総保守化する中、日本最南端のこの平和な島々は、八重山らしくこれまで通り平和の象徴「ハト」の多く住みつく島であり続けてほしいと鎮魂の月を迎えて改めて思う。

             ☆

ペンギン市長時代を懐かしむような論調の八重山毎日新聞に反対して、石垣市の良識ある市民が「マスコミを見守る会」を立ち上げたと聞く。

そして次のような文言の横断幕を石垣市内に張ったとの連絡が入った。

場所は、しおかいマンションと新川グリーンランドスポーツセンターの橋の2ヶ所。

★横断幕の文言はこれ↓

 

共産党新聞赤旗と八重山毎日新聞の主張は

ほとんどが同じ「赤旗・毎日新聞!」

国旗、国歌、自衛隊、憲法問題、すべて同じ見解!【マスコミを見守る会】

 

なるほど、「八重山毎日新聞」は上記社説を読んでも分るとおり教科書問題でも「赤旗」と同じ見解のようだ。

ならばいっそのこと「赤旗・毎日新聞」あるいは「赤旗・八重山版」と改名したほうが、読者に対して正直なのではないだろうか。

 

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