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■ペリー提督も沖縄の戦略的価値を認めていた
那覇の国道58号を北上し泊高橋交差点を左折して海側に向かいしばらく進むと、左手に慶良間諸島への発着港である泊港北岸待合所がある。 道路を挟んだ右側に外人墓地があるが、その一角に墓標にしては一際大きな記念碑が目に付く。
碑にはこう刻まれている。
「一八五三年六月六日ペルリ提督上陸之地」
1853年、ペリー提督が浦賀に来訪した際、その主要な目的は、燃料補給のためと教科書では習った?が、実際は米国の中国侵略の足がかりとなる中継点を確立することにあった。
日本への 航海に先立ち、ペリー艦隊は、燃料の補給点を確保するために沖縄に数回寄港している。
結果的にペリーは大砲で恫喝し日本の開港に成功するのだが、仮に日本が開国を 拒否した場合に、米国は当時琉球王国であった沖縄を日本の代替港として確保することを狙いとしていた。
アメリカはペリー提督の浦賀来訪時から、沖縄の戦略的優位性を認識していた。
モンロー主義のため東アジア進出に遅れを取ったアメリカが南北戦( 1861年 - 1865年)でさらに遅れを取り、中国分割を行うヨーロッパ列強に対し、門戸開放と機会均等を提唱したのは明治維新に約20年遅れの1899のことである。
第二次大戦における、沖縄の戦略的意義がいかに大きいかは、日米両軍が壮絶な地上戦を行った沖縄戦、そして戦後の米軍基地の集中をみれば一目瞭然である。 沖縄タイムスが「海兵隊不要論」を展開するのには先ず、沖縄の戦略的価値の否定に始まる。 それは同時に沖縄宿命論の否定でもある。 何故なら沖縄タイムスは沖縄に基地が集中する理由は沖縄の地政学的有利性に基づくものではなく、沖縄差別に基づくと主張しているからである。 それには「沖縄が悲惨な戦争被害を受けたのは、宿命的に現在の場所に存在したからであり、そのため北上する米軍の攻撃を真っ先に受けたのであって、何も日本が「捨石」にするためわざわざ沖縄を現在の位置に他から移動させ、日本防衛の盾にしたわけではない」という論を、否定せねばならない。 その結果として次の論も否定せねばならない。 「“唯一の地上戦”を経験した沖縄戦で日本軍が敗北したわけだから、被占領地の沖縄に米軍基地が多いのは仕方が無い」という論。 かくして沖縄タイムスのなりふりかまわぬ「海兵隊否定論」が強引な形で展開されるのである。 手元に沖縄タイムスの屋良朝博記者が書いた『地理的優位性はもう通用しない』と題する米軍基地に関する小論がある。 そこで屋良記者は、お得意の「米軍基地の75%が沖縄に集中」説を披露し、沖縄の地理的優位性についてこう述べている。 《米国にとって差し迫った脅威は、冷戦時の固定した敵対関係から、対象を特定することすら難しい国際テロリストに変った。 すると「地理」を理由に在日米軍施設の65%を沖縄に押し付ける論理が行き詰る。
そもそも「地理的優位性論」は説得力が弱い。 沖縄で最大の基地ユーザーである海兵隊は岐阜県と山梨県に駐留していた事実はあまり語られない。》 そして、返す刀で保守系有名ジャーナリストの日高義樹氏の著書を次のように切りつけてみせる。 日高氏は「勘違い」していると。 《■イルージョン 著書で、沖縄の米軍基地について良く見かける記述がある。
「アメリカ海兵隊が第二次世界大戦中、最も効果的に使われ、勇敢にだったのは太平洋における戦闘である。 南太平洋の島々の日本軍と戦闘を繰り返し、1945年6月6日、沖縄を防衛していた日本軍を破ったあと、沖縄に広大な基地をつくり、以来、アメリカ本土並みの駐留体勢を取り続けている」(日高義樹著「日本人が知らないアメリカひとり勝ち戦略」、162頁 PHP研究所)
おそらく著者は海兵隊が沖縄を占領し、現在に続く基地建設の主役を演じてきた、と認識しているのではなかろうか。
典型的な勘違いだが、日米両政府にとっては好都合だ。 基地集中の合理的な説明を免責されるからだ。》 「“唯一の地上戦”を経験した沖縄戦で日本軍が敗北したわけだから、米軍に占領された沖縄に米軍基地が多いのは仕方が無い」という論に反論するため、 屋良記者は日高氏の著書をわざわざ引用し『勘違い』だとして切って見せているが、屋良記者ほどの軍事オタクが沖縄戦での米海兵隊の活躍を知らぬはずは無い。 これは知らぬ振りをして意識的に日高氏の著書を誤読し、読者をミスリードする沖縄タイムス独特の高等戦術と見るが、穿ち過ぎだろうか。 屋良記者の論考には、「おそらく」等の文言を使って自身の憶測を述べ、結局それで重要部分を結論付けをするのが、特に目につく。 屋良記者が本当に無知なのか、或いは無知な振りをする高等戦術を使ったかはさておいて、太平山さんが見事に反論してくださっているので以下に引用する。 狼魔人さま
>沖縄タイムスの軍事オタク・屋良朝博記者を投入して反論しているようだが・・さらに彼は「沖縄海兵隊不要論」の根拠として次の事実を挙げている。
(1)沖縄の海兵隊は沖縄戦時には沖縄には存在しなかった<
上記に関して、屋良朝博記者は本当に軍事オタクなのでしょうか?私は「沖縄の海兵隊は沖縄戦時には沖縄には存在しなかった」を聞いて、ハァ〜ッと開いた口が塞がらず、このドアホが!とステッキで脳天を一撃したい衝動にかられましたよ。
地元沖縄出身でしかも新聞記者をやっていて、今まで沖縄戦の何を学んできたのでしょうか、屋良朝博記者は。
米海兵団に配属され、太平洋戦争に従軍した戦史家ビーニス・フランクが著した「Okinawa」ではこう記されています。
>・・沖縄は、位置からいって戦略的に重要な場所である。連合軍にしても、日本軍にしても、作戦を考えるとき、かならず、この沖縄の位置が基本になっていた。(略)
統合参謀本部は”氷山“作戦のために、史上最大の海軍兵力を集中した。(略)この島が占領されるまでに、合計54万8000人の陸軍、海軍、海兵隊員、318隻の戦闘艦艇と、人員揚陸用の舟艇をのぞいた補助艦船1139隻が使用されたのである。<
ちなみに、1945年4月1日に読谷海岸に上陸した海兵団は第10軍バックナー中将麾下の第3海兵軍団(ガイガー少将)指揮下の第6海兵師団、第1海兵師団である。上陸開始後1時間内で海兵隊を含む1万6000人以上の戦闘部隊が上陸したと記されている。
太平洋の島々での戦いはアメリカ海兵隊と帝国陸軍の戦闘であると言っても過言ではなく、ガダルカナル、マキン・タラワ、ペリリュウ・アンガウル、硫黄島の戦いは特に有名である。軍事オタクでなくともそれは常識であるからして屋良朝博記者がそれを知らないはずがない。
知っていて嘘をついたか?ついでだが10〜13年ほど前だったか、慰霊の日の教材に使用された沖大か沖縄国際大か知らないが、沖縄戦に詳しい有名なA教授の沖縄戦記述に関して、戦艦大和は潜水艦攻撃により撃沈されたとあった。沖縄の反戦教授の軍事知識レベルが知れるというものである。
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第二次大戦における、沖縄の戦略的意義がいかに大きいかは、日米両軍が壮絶な地上戦を行った沖縄戦、そして戦後の米軍基地の集中をみれば一目瞭然である。 沖縄タイムスが「海兵隊不要論」を展開するのには先ず、沖縄の戦略的価値の否定に始まる。 それは同時に沖縄宿命論の否定でもある。 何故なら沖縄タイムスは沖縄に基地が集中する理由は沖縄の地政学的有利性に基づくものではなく、沖縄差別に基づくと主張しているからである。 それには「沖縄が悲惨な戦争被害を受けたのは、宿命的に現在の場所に存在したからであり、そのため北上する米軍の攻撃を真っ先に受けたのであって、何も日本が「捨石」にするためわざわざ沖縄を現在の位置に他から移動させ、日本防衛の盾にしたわけではない」という論を、否定せねばならない。 その結果として次の論も否定せねばならない。 「“唯一の地上戦”を経験した沖縄戦で日本軍が敗北したわけだから、被占領地の沖縄に米軍基地が多いのは仕方が無い」という論。 かくして沖縄タイムスのなりふりかまわぬ「海兵隊否定論」が強引な形で展開されるのである。 手元に沖縄タイムスの屋良朝博記者が書いた『地理的優位性はもう通用しない』と題する米軍基地に関する小論がある。 そこで屋良記者は、お得意の「米軍基地の75%が沖縄に集中」説を披露し、沖縄の地理的優位性についてこう述べている。 《米国にとって差し迫った脅威は、冷戦時の固定した敵対関係から、対象を特定することすら難しい国際テロリストに変った。 すると「地理」を理由に在日米軍施設の65%を沖縄に押し付ける論理が行き詰る。
そもそも「地理的優位性論」は説得力が弱い。 沖縄で最大の基地ユーザーである海兵隊は岐阜県と山梨県に駐留していた事実はあまり語られない。》 そして、返す刀で保守系有名ジャーナリストの日高義樹氏の著書を次のように切りつけてみせる。 日高氏は「勘違い」していると。 《■イルージョン 著書で、沖縄の米軍基地について良く見かける記述がある。
「アメリカ海兵隊が第二次世界大戦中、最も効果的に使われ、勇敢にだったのは太平洋における戦闘である。 南太平洋の島々の日本軍と戦闘を繰り返し、1945年6月6日、沖縄を防衛していた日本軍を破ったあと、沖縄に広大な基地をつくり、以来、アメリカ本土並みの駐留体勢を取り続けている」(日高義樹著「日本人が知らないアメリカひとり勝ち戦略」、162頁 PHP研究所)
おそらく著者は海兵隊が沖縄を占領し、現在に続く基地建設の主役を演じてきた、と認識しているのではなかろうか。
典型的な勘違いだが、日米両政府にとっては好都合だ。 基地集中の合理的な説明を免責されるからだ。》 「“唯一の地上戦”を経験した沖縄戦で日本軍が敗北したわけだから、米軍に占領された沖縄に米軍基地が多いのは仕方が無い」という論に反論するため、 屋良記者は日高氏の著書をわざわざ引用し『勘違い』だとして切って見せているが、屋良記者ほどの軍事オタクが沖縄戦での米海兵隊の活躍を知らぬはずは無い。 これは知らぬ振りをして意識的に日高氏の著書を誤読し、読者をミスリードする沖縄タイムス独特の高等戦術と見るが、穿ち過ぎだろうか。 屋良記者の論考には、「おそらく」等の文言を使って自身の憶測を述べ、結局それで重要部分を結論付けをするのが、特に目につく。 屋良記者が本当に無知なのか、或いは無知な振りをする高等戦術を使ったかはさておいて、太平山さんが見事に反論してくださっているので以下に引用する。 狼魔人さま
>沖縄タイムスの軍事オタク・屋良朝博記者を投入して反論しているようだが・・さらに彼は「沖縄海兵隊不要論」の根拠として次の事実を挙げている。
(1)沖縄の海兵隊は沖縄戦時には沖縄には存在しなかった<
上記に関して、屋良朝博記者は本当に軍事オタクなのでしょうか?私は「沖縄の海兵隊は沖縄戦時には沖縄には存在しなかった」を聞いて、ハァ〜ッと開いた口が塞がらず、このドアホが!とステッキで脳天を一撃したい衝動にかられましたよ。
地元沖縄出身でしかも新聞記者をやっていて、今まで沖縄戦の何を学んできたのでしょうか、屋良朝博記者は。
米海兵団に配属され、太平洋戦争に従軍した戦史家ビーニス・フランクが著した「Okinawa」ではこう記されています。
>・・沖縄は、位置からいって戦略的に重要な場所である。連合軍にしても、日本軍にしても、作戦を考えるとき、かならず、この沖縄の位置が基本になっていた。(略)
統合参謀本部は”氷山“作戦のために、史上最大の海軍兵力を集中した。(略)この島が占領されるまでに、合計54万8000人の陸軍、海軍、海兵隊員、318隻の戦闘艦艇と、人員揚陸用の舟艇をのぞいた補助艦船1139隻が使用されたのである。<
ちなみに、1945年4月1日に読谷海岸に上陸した海兵団は第10軍バックナー中将麾下の第3海兵軍団(ガイガー少将)指揮下の第6海兵師団、第1海兵師団である。上陸開始後1時間内で海兵隊を含む1万6000人以上の戦闘部隊が上陸したと記されている。
太平洋の島々での戦いはアメリカ海兵隊と帝国陸軍の戦闘であると言っても過言ではなく、ガダルカナル、マキン・タラワ、ペリリュウ・アンガウル、硫黄島の戦いは特に有名である。軍事オタクでなくともそれは常識であるからして屋良朝博記者がそれを知らないはずがない。
知っていて嘘をついたか?ついでだが10〜13年ほど前だったか、慰霊の日の教材に使用された沖大か沖縄国際大か知らないが、沖縄戦に詳しい有名なA教授の沖縄戦記述に関して、戦艦大和は潜水艦攻撃により撃沈されたとあった。沖縄の反戦教授の軍事知識レベルが知れるというものである。
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