1月6日の日曜討論で安倍首相が辺野古での土砂投入について、絶滅危惧種のサンゴを別の浜に移したと述べた。
デニー知事が、安倍発言は「フェイクニュース」として噛みついた。
安倍首相は次のように発言した。
「土砂を投入していくに当たってですね、あそこのサンゴについては、移しております。また、絶滅危惧種が砂浜に存在していたんですが、これは砂をさらってですね、これもしっかりと別の浜に移していくという、環境への負担をなるべく抑える努力もしながら行っているということであります」
https://www.j-cast.com/2019/01/07347439.html?p=all
これに対しデニー知事が安倍首相がウソを付いていると、次のようにツイートした。
「安倍総理...。それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません。だから私たちは問題を提起しているのです」
https://www.j-cast.com/2019/01/07347439.html?p=all
安倍首相はウソなど言っていない。
安倍首相が「絶滅危惧種」「環境への負担をなるべく抑える」などと述べているのに、反安倍勢力が「埋め立て予定地すべてのサンゴ」に置き換えて批判しているのだ。
移植は事実(沖縄タイムス)名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は6日、県が先月、特別採捕を許可した辺野古側の埋め立て海域で見つかった「オキナワハマサンゴ」9群体を採捕し、埋め立て区域外に移植したと発表した。護岸で囲われた埋め立て区域のサンゴの移植は全て完了。
2018年8月7日 00:00
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/295212
◆東子さんのコメント
新報と手をつなぐ毎日の、新報の「サンゴ記事」の後追い記事。
「安倍首相のサンゴ移植発言が波紋 政府、打ち消しに懸命 2019年1月10日 20時12分(最終更新 1月11日 03時26分)」
http://mainichi.jp/articles/20190110/k00/00m/010/220000c
>実際に防衛省沖縄防衛局が移植したのは土砂投入区域外の一部のサンゴ。
>首相による「印象操作」と受け取られかねない発言だけに、政府は打ち消しに懸命だ。
土砂投入区域に移植すべきサンゴは、ない。
ないにもかかわらず、移植したのは土砂投入区域外の一部のサンゴだから、土砂投入区域内のサンゴは移植していない。
という印象操作をしているのは、毎日、新報の方だ。
【参考】
「辺野古護岸工事、準備作業に着手…政府 =沖縄 2018年4月3日5時0分」
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180403-119-OYTNT50208/
>今回作業を行う区域内にはサンゴが生息しておらず、移植のための「特別採捕許可」を翁長雄志知事から得る必要がないとされている。
「辺野古で新たな護岸工事に着手 2018年04月09日 11時57分」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180409/5090002528.html
>辺野古の埋め立て予定地では希少なサンゴが見つかっていて、防衛局は沖縄県に対し、サンゴの移植を申請していますが認められていません。
>ただ、9日着手した護岸の内側には移植を求める必要があるサンゴは見つかっていない
◆「辺野古で新たな護岸工事に着手 2018年04月09日 11時57分」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180409/5090002528.html
>辺野古の埋め立て予定地では希少なサンゴが見つかっていて、防衛局は沖縄県に対し、サンゴの移植を申請していますが認められていません。
>ただ、9日着手した護岸の内側には移植を求める必要があるサンゴは見つかっていないということで、防衛局は、サンゴの問題を避けながら護岸の建設を進める狙いです。
「辺野古で新たな護岸工事に着手 2018年04月09日 11時57分」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180409/5090002528.html
>辺野古の埋め立て予定地では希少なサンゴが見つかっていて、防衛局は沖縄県に対し、サンゴの移植を申請していますが認められていません。
>ただ、9日着手した護岸の内側には移植を求める必要があるサンゴは見つかっていないということで、防衛局は、サンゴの問題を避けながら護岸の建設を進める狙いです。
「外側の希少サンゴ移植せず工事へ 2018年04月09日 18時22分」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180409/5090002536.html
>一方、埋め立て予定地の外側で見つかった希少なサンゴについて、沖縄防衛局は投入する石材の量を減らすなどの対策をとったうえで移植しないまま工事を進めることを決めました。
>辺野古では埋め立て予定地の外側でも希少なサンゴが見つかっていて防衛局は沖縄県に移植の許可を求めていましたが許可されていません。
>これについて、9日沖縄防衛局で冒頭を除いて非公開で開かれた国の有識者委員会で防衛局側が今後の方針を説明しました。
>このなかで防衛局の担当者は建設を進めている護岸の先端に水の濁りを防ぐための枠を何重にも設置したうえで、投入する石材の1日あたりの量を減らすなどの対策をとることでサンゴへの影響を防ぐことができると説明しました。
>防衛局によりますと、これに対して出席した有識者から異論は特に出ず、了承されたということです。
>また、9日は、海上から資材を搬入する船をこれまでより1隻増やし2隻体制にすることも了承されました。
「辺野古新基地:サンゴ保護・4重に汚濁防止枠 防衛局が検証せず実施 2018年4月20日 07:43」
普天間移設問題・辺野古新基地 辺野古埋め立て 沖縄防衛局
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/240295
>ある委員は「汚濁防止枠はダム貯水池の濁水防止で使われており、かなり効果がある。海岸での工事でも効果があるだろう」などと紹介。
>異論は出ず、委員会として了承した。
2倍の汚濁防止枠、1回の土砂投入の削減による運搬費の増額。
こういうことで、建設費は膨らむ。
沖縄県が移植許可をすれば、↑の費用は、発生しなかった。
沖縄県は、建設費の膨らみを辺野古移設反対の1理由にしているが、膨らむ原因は県にある。
◆「 ファクトチェック フェイク監視 安倍首相発言、波紋広がる 土砂投入巡り「サンゴ移植している」 現工区は対象外、識者批判 2019年1月10日 11:38」
安倍晋三 サンゴ サンゴ移植 辺野古埋め立て NHK テレビ討論番組 菅義偉
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-859359.html
>安倍首相の発言後、インターネットでは「発言はでたらめだ」などの指摘が相次いだ。
>一方、沖縄防衛局は「あそこ」というのは埋め立て区域全体だとして安倍首相の発言は間違いではないと主張する。
新報、白旗www
>日本自然保護協会の安部真理子主任は
>サンゴの移植については「そもそも大きさや、生息する水深で区切って移植するか判断することがおかしい」と強調した。
はい。論点ずらし。
>本紙などが区域内でサンゴの移植がなかったと報じたことについては「(報道に基づいた質問に)答えることは政府としてしない」と一顧だにしなかった。
wwww。
相手にされなかったことを幸いと、今日はだんまりの新報。
「あそこ」とはどこのことかはっきりしないから、「安倍総理はデマを発言」?
ははは。
「あそこ」とはどこのことかはっきりしないを理由にするなら、「現在進行形の埋め立て地の外側の」と広げるのも、駄目でしょ。
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