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きょうの八重山日報一面トップ
台湾統一地方選
与党民進党が大敗
蔡氏、党首辞任を表明
中国の影響力増大も
国民党が巻き返しに成功
米中貿易戦争がエスカレートしている最中、「台湾地方統一選」で国民党が巻き返しに成功し蔡総統率いる民進党が大敗した。
これで中国の台湾支配が顕著になってくる。
米国の対台湾政策が注目される。
米中国交回復は「台湾問題棚上げ」によって実現された。
したがってこの棚上げ問題にうかつに触れれば米中国交回復はご破算になる。
トウ小平はそれをよくわかっていて「棚上げ」路線を続けた。
だが、現在の習主席は、航空会社に「台湾」表記を改めさせようとするなどの圧力を加えた。
さらに、米国を刺激するように、国家主席の期限を撤廃し、独裁者の毛沢東を目指すなどと発言している。
フィリッピンが中国の一帯一路政策に取り込まれ、台湾までもが中国の影響下に入ると、ますます国防の最先端に在る沖縄の役割が重要になる。
言うまでも無いが、沖縄の米軍基地問題も台湾問題とリンクする。
沖縄の与那国島と台湾との間は直線距離で100キロ強しかなく、戦前は小舟で住民が行き来していたという。
垂直離着陸輸送機オスプレイは時速約500キロで飛行するから、台湾まではおおむね20分ということになる。
共産主義中国政府、左翼系マスコミらが「反基地」「反オスプレイ」を叫ぶのも当然だ。
米軍基地反対の先頭に立つ沖縄2紙が中国工作員の巣窟と言われる所以だ。
沖縄の米軍基地が極めて重要なのは、台湾に米軍基地を置けないという事情がある。
米軍そして米国政府は当然、中国の台湾侵略の野心を承知しており、彼らが騒げば騒ぐほど、台湾防衛のために沖縄の基地を強化し、同時に中国に強大な抑止力を与え続けるのは当然の成り行きだ。
デニー沖縄県知事は、日に日に変化する国際情勢を尻目に、「辺野古阻止を全身全霊で実行する」などとピント外れの言動を続けている。
デニー知事も、そろそろ翁長知事の亡霊から解き放たれる時期ではないだろうか。
「二択」による欠陥だらけの「県民投票」など、もっての外である。
ボイコットすべきである。
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