きのうの沖タイ一面トップの大見出しを見て、一瞬驚いた。
それが、これ。
シュワブに実戦常駐部隊
米軍海兵隊 数百人規模か
辺野古移設で問題になっているキャンプシュワブを拡張して、実弾訓練場にでもするかと思った。
そもそも、米海兵隊は従来沖縄に常駐しており、そのすべては実戦部隊に他ならない。
米海兵隊はけっして玩具の銃で兵隊ごっこをしているわけではない。
一面トップの大見出しの意味する所は、キャンプシュワブ内の人員配備の問題であり、沖縄防衛を任務とする米軍基地としては人員配備の強化で防衛の強化に繋がるわけだから喜ぶべきことではないか。
しかし、沖タイが米軍基地の機能強化を歓迎するはずは無い。
米軍基地機能の強化は中国にとっては脅威になるからだ。
沖タイは、「米軍基地機能の強化」を一面トップに派手に報じることにより、米軍基地自体が「拡大強化」されるかのような印象操作をしているのだ。
何のため?
「県民投票」で「米軍基地反対」の票を多くするためだ。
沖タイはこれまで「辺野古移設」を「新基地建設」とデタラメな表現で読者を誤誘導してきた。
最終的には「米軍基地」⇒「戦争のため」⇒「人殺し訓練場」・・・、と「米軍基地」こそ諸悪の根源として報道してきた。
では、「県民投票」では何が争点か。
それは「辺野古米軍基地移設のための埋め立て」の賛否である。
沖タイが目論んできた「米軍基地=諸悪の根源」というキャンペンが成功するなら「県民投票」で、基地反対派が勝利するのは目に見えている。
そして、今日の沖タイ(30日)6面の特集記事の見出しがこれ。
【沖縄の針路 8】
父は米兵でも基地反対
人を殺す軍事施設はいらない
親富祖愛さん デザイナー
沖縄2紙は、「県民投票」に向けて、このような「反米軍基地キャンペーン」を展開するだろう。
沖縄の言論界を支配する沖縄2紙が不公正な報道する環境で行われた「県民投票」を民意といえるだろうか。
ちなみに「県民党投票」は、公職選挙法の適用が無い状況下、多数決で行われる。
参考