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昨日福岡高裁那覇支部で行われた「依田さん暴行事件」の控訴審の第一回公判を傍聴した。
刑事事件は検事が被告の罪状を追及する裁判。 冤罪で起訴された被告人は、証拠物件を提出し無罪を主張する。
今回の裁判は辺野古で農業と民宿を営む依田啓示さんが、辺野古で違法な道路封鎖をした反基地活動家に業務を妨害された依田さんと活動家のトラブルが原因だ。 民事訴訟と異なり、開廷前から過激派に備え、傍聴人には金属探知機で危険物検査をする物々しさ。
公判は午後3時に開廷した。
被告の依田さん側は徳永弁護士他二名の弁護団が検察側の高裁検事1人と対決した。
裁判長による被告依田さんの本人確認が終了し、依田さん側が準備した膨大な証拠を準備書面として提出してあったが、裁判長はこれを却下、証拠として採用せずに議論の無いまま結審とした。
判決日は10月10日にきまった。
議論をしないままの結審なら、判決は一審判決通り検察の勝訴だ。
その間僅か3分間の茶番劇だった。
第一審で議論しなかった反基地活動家の違法な道路封鎖(私的検問)についての証拠物件は、検証するどころか一顧だにされず却下された。
反基地活動家の違法な道路封鎖を控訴審の土俵で取り上げ審議した結果の結審ならまだ納得できる。
だが被告側の反論、証拠申請をすべて却下したままの結審なら、判決は一審判決を受け継ぎ原告の検察勝訴は判決を見る間でもない。
日本は三審制のはずだ。
ところが、昨日の控訴審を見る限り、沖縄における刑事裁判は一審で確定することになる。
「検察の勝訴率99・9%」
「裁判長は原告の検察庁という巨大権力の面子に配慮し、よっぽどの事が無ければ検察に敗訴を言い渡さない」
「刑事裁判では、検察と裁判所は予定調和の判決を下す」(検察と裁判所はグルだ)
「法廷で検事に正義を求めるのは、法廷を知らない素人」
「法廷で検事が求める正義とは、検察が正義と判断した正義のみ」
裁判官「法律と犯罪捜査のプロである検事が一旦起訴した事件を、法律しか知らない弁護士が覆せるわけは無い」
これらのコメントは法廷小説や法廷ドラマでよくみる文言だが、昨日の依田さん暴力控訴審」を見た限り、実際の法廷でも「検察不敗の神話」が生きていると実感した。
辺野古の活動家の違法な抗議活動を看過する警察のゆるい取締りを見て、「辺野古は無法地帯」と嘆く県民は多い。
だが、社会正義が通用せず「検察の正義」だけが罷り通る沖縄の刑事裁判も「無法地帯」と言わざるを得ない。
地域住民の依田さんが違法な私的検問により業務妨害され、結果的に犯罪者に仕立て上げられる。
これが「検察の正義」なら、日本の法廷の三審制は機能していないことになる。
理不尽な「検察の正義」を粉砕するため依田さん支援のキャンペーンを展開する決意をした。
10月19日の判決は予定調和の「検察勝訴」だろうが、当然、依田さんは最高裁に上告の予定。
同時に、違法な道路封鎖をして依田さんに業務妨害をした挙句、依田さんを犯罪者に仕立て上げた反基地活動家を相手に損害賠償の民事訴訟を刑事訴訟と平行して二本立てで戦う予定とのこと。
なお民事の「辺野古私的検問訴訟」の第一回口頭弁論は10月12日の予定。
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